2013年12月15日日曜日

寒い日曜日の斜め読み

昨日に引き続いて寒い一日となりました。
幸いなことに体調も落ち着いている過ごしやすい日曜日。

今週の火曜日には、頭痛と風邪とが一度に押し寄せて、
会社でダウン、昼間に内科のお医者さんに連れていってもらったのでした。
でも、すぐに回復し、週の後半には通常どおりに活動できました。
体調のコントロールが一番大切ですね。

今日の斜め読みは、
「とりあえず今日を生き、明日また今日を生きよう」 
なだいなだ著 青萠堂

今年、逝去されたなだいなださんのアンソロジー的な本です。
前半はうつ病に関する話、
後半は“常識”や“老い”などに関する話が収められています。

うつ病の話は、ははぁ・・・と思わせられる内容ですが、
エッセイなので、もう一息結論めいたところが聞きたかったです。

“老い”に関しては、「ちくま」でずっと連載されていたのを読んでいたので、
わかりやすく感じました。
若い世代が“老い”を経験しないで、“老い”の対応を考えるのは、
無理がありますか。
あまりなだいなださんの考えは新聞などで取り上げられることが少いように
思われます。
とても重要な意見がたくさんあるのですが。

共感できる部分が多かったと思うのは、
価値観がある程度共有できるからなのでしょうね。

なだいなださん、もっと長生きされていっぱい刺激的な発言をしてほしかったです。
人には反省するべき点がたくさんありますから。
ここで、ご冥福をお祈りいたします。

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