昨夜遅くに、プルースト13巻を読了しました。
数年かけて読んできて、
12巻と13巻の「見出された時」はクライマックスとみなし、
前々からとても期待をしていました。
が、読み終えてみると、
プルーストらしく一言一言を重ねているにしかとらえられず、
インパクトが全く感じられません。
これはいかがなものでしょうか。
どこか神経が参ってますかね。
確かに読んでいる途中から、
プルーストは普遍的なことを語ってはいるが、
私の感覚とはかなり異なっていることに、
意識はありました。
そのためか、あまり没入できなかったのも事実です。
隣の部屋に入ってしまい、間違った椅子に腰をかけているような。
これは大変な事態です。
もういちど振り返ってみなければなりません。
なぜ、そうなのか、原因を確認しなければ。
感動を味わえず、ぼんやりしてしまっている状態です。
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