2010年3月11日木曜日

「グーグーだって猫である」

「グーグーだって猫である」 大島弓子著 角川書店

このグーグー・シリーズも5巻までやってきました。
3巻を文庫で買った後、
4巻を飛ばして新刊の5巻を購入、
大きな版の方がゆったりとしていて、
大島さんの雰囲気と似合うなあ、と
思いながら読みました。

続いて奥から1,2巻も引っ張りだしてきて、
つい読みふけってしまいました。

大島さんは本当に心優しい方です。
細かに揺れ動く気持ちを絵に託して、
大らかに描いておられます。

大変な経験もたくさんされているのに、
そういったことから生じる苦しさをも、
正直さに包んで絵の中に取り込んであるので、
読み手も素直に受け取ることができるように思います。

大島さんが多くの読み手に恵まれておられるのも、
うなづけるところですね。

明日、4巻を買いに行こうと決めました。

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