長々と(だらだらと)進めていた作業の第一段階が終了しました。
作業というのは、ユルスナールの年譜の作成です。
作成といっても、岩崎力さんがまとめられたものを写すだけなのでした。
読むだけでなく、わざわざ写そうと思ったのは、
流れに沿って辿るだけに終わらずに、
ユルスナールがいつごろ、いくつのときに、どういう仕事をしたり、
旅行をしていたりしていたのか、把握してみたかったからなのでした。
作業はexcelにまとめてみました。
後で加工がしやすいかと考えたのですが、
現時点では、これ以上さわりようがありません。
ユルスナールの劇的な人生を辿ってみると、
ますます伝記が読みたくなってきます。
彼女は常人ではありません。
偉人、異人と両方です。
ひととおりユルスナールの人生に目を通してみて、
さて次はどうしようかと。
きっかけになった「とどめの一撃」を読みほぐすことでしょうか。
ユルスナール・セレクション3の堀江敏幸さんの解説
“「避けがたい歪曲」のかたち”を読んでみると、
読みの方向性に誤りは無いようだし、
このまま納得のいくところまで掘り下げてみるのも
面白いのではないかと思っています。
それにしても堀江さんはさすが、研究者で作家であります。
解説に解説が必要なくらい難しい~。
堀江さんのように、自分の言葉で語ることはできなくても、
自分なりの読みができるようになりたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿