「特捜部Q 知りすぎたマルコ」 ユッシ・エーズラ・オールスン著 吉田薫訳
ハヤカワ・ミステリ1885
「特捜部Q」も第5弾までやってきました。
今回は、またしてもスケールの大きなお話です。
大手銀行の融資偽装と、それに関わる殺人隠ぺい。
イタリアからやってきたクランとよばれる詐欺グループの暗躍。
今回の主役マルコはとっても頭の良い15歳。
詐欺グループからわけあって脱出しますが、
偶然、融資偽装に関わる殺人について知ることになり、
クランから追われるだけでなく、
融資偽装をしていた奴らから、プロに命を狙われることに。
それが、マルコは只者ではない!
頭を使って情報収取をしながら、かつての記憶も駆使しながら、
コペンハーゲンを舞台に戦いに挑みます。
さて、特捜部Qの方はカール、アサド、ローセに新入りが加わります。
その生意気な新入りをカールがちょいちょいと料理。
カールのタフさと、繊細さと、口の悪さがアサドとローサと噛み合って、
とっても面白い。
それにお家に帰れば、仲間が待っています。
彼女の存在もとっても大きい。
主役の人々がとても人間的に描かれているので、
ついつい感情移入して、読むうちにどんどん盛り上がってしまいます。
カールが背が高いってことを始めて知りました。
腹筋が少々残っていることも。
カール達とマルコとの接触もなかなか凝っています。
最後につじつまが合うように書かれているのが、
不思議なくらいたくさんのエピソードが詰まっています。
今回もとっても面白かったです。
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