2009年8月10日月曜日

「のだめカンタービレ」

今日は「のだめカンタービレ」22巻の発売日でした。
もう説明の必要がないくらい人気のある漫画ですね。
今回はどのような展開になるのか、大変待ちわびていたので、
速攻読み×2回を繰り返し、ほっとしています。

この漫画の魅力はストーリー、ネタ、キャラクターと
色々とあり、人の数だけ読み方があると思います。
絵の中から音楽が流れ出すように感じられるところも
大きな魅力の一つですね。

ピアノを習って十数年目のことでした。
グレン・グールドの音に慄いた頃です。
せめて一音だけでもと、
ピアノの蓋を開けて、
ドの音を鳴らしてみました。
ゆっくりと、
丁寧に、
何回もタッチしてみました。
でも、いくら鳴らしてみても、
間の抜けた音しか鳴りません。

音楽が遠いことを知らされて、
ピアノから、少しずつ遠ざかってしまいました。
音楽というものが、どういうものなのか、
楽器を弾くことがどういうことなのか、
また、何が必要なのか、
何一つわかっていなかった頃の話です。

ピアノの音を聴くたびに
複雑な思いがありましたが、
のだめの弾くピアノの音は、
憧れの音色なのです。

透き通った、人の心に届く音で、
自分の全てを投入にして、メロディーを奏でる 、
のだめは心をまっさらにしてくれる、
そう感じながら、
今、読んでいます。

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