ジャン・ベッケル監督(ジャック・ベッケルの息子)の
「画家と庭師とカンパーニュ」を観ました。
主演は画家役にダニエル・オートゥイユ、
庭師にジャン=ピエール・ダルッサン、
この二人が友情を深めていく話です。
小学校の同級生だった二人が再会し、
少しずつそれぞれの現在の状況を知るようになります。
菜園を作るという一つの目標をもって、
お互いの仕事に敬意を払いつつ、
二人が次第に理解し合っていくことを軸に、
話は進展していきます。
こういった、人とある一定の距離感を保つのは大切だけども、
実現するのは、なかなか難しいものだと思います。
ここでは、さりげなく大人の人間関係を描いて、
温かみの残る作品となっていました。
そういえば、
ダニエル・オートゥイユは、
パトリス・ルコント監督の「ぼくの大切なともだち」でも
似たタイプの役柄でした。
ちょっとルコントの方は、
作品そのものが作為的な感じを受けましたが。
久しぶりに映画を観て、
読書とは違った楽しみを堪能できました。
もう少し頻繁に観ることができるといいのですが。
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