2014年7月30日水曜日

「聖なる酔っ払いの伝説」の入口

だいぶ前のこと本屋さんで「聖なる酔っ払いの伝説」白水社という本を
見つけました。
“聖なる”と頭にあるのに惹きつけられて、早速読んでみたのでした。


読んだ頃はまだ若かったのですが、若いなりに味わい深い内容に、
感動した覚えがあります。
それからずいぶんと時間が経ち、


ある日、弟が「聖なる酔っ払いの伝説」って映画知ってる?
と尋ねてきました。


小説が素晴らしいのよ、
と答えたところ、


小説もいいのかぁ、DVD貸してあげるわ。
と返事が返ってきました。


そして観たDVD。
主演のルトガー・ハウアーが素晴らしい演技です。
映像もストーリーもじっくり、しっとり、じんわりとマッチしています。
ずっしりと重い内容なので、好みはあるかと思います。


人の心を受け止めるのは、ほんとはとても辛く、大変なことですが、
互いがあって人間社会が成り立っているので、
多少は心のゆとりをもって人と接していく・・・
そして本も映画も音楽もそのような心を汲み取っていければ、
理想に近づいていけるように思われます。
そんなことを言う権利は全くない私ですが。

雷ゴロゴロ、でも降らず

今日は雷付きの大雨が降る・・・と聞いていましたが、
雷の音は鳴ってはいるものの、
一滴の雨も降らず。


お庭はどこかの野原のように雑草が生い茂り、
少しは咲いているお花も隠れてしまうほど。
きゅうりとナスはシーズンが終わってしまいました。
美味しかったので、残念。
フルーツトマトは今頃になって甘みが増してきました。
野菜を育てるのは難しいですね。
農家の方に頭が下がります。


ドリンク剤を飲みながら、今日の休みまで乗り切ってきましたが、
日曜日に出かけていたこともあり、さすがに今日はぐったりで、
ぐうぐうと寝ていました。
夜になって「嵐の夜の読書」を少しだけ。


普段の日は45分くらいしか読書タイムをとれないので、
どの本もなかなか進みません。
池澤夏樹さんの書評を読んでいたら、
これだけの本を読む時間と体力と能力が・・・と、憧れが。
そうなのですよね、小説ももっと読みたいし、古典も読みたいし、
文化人類学の本も読んでみたいのです。
関心だけは溢れていて、実は寝てばかりという実態であります。

2014年7月29日火曜日

「蜘蛛の巣」を読んでいました

フェミニスト風を吹かしてみると、
返って考えなければいけないことが膨れ上がって、
ますます頭の中が煮えています。
これは子供のころから不思議に思い、
足を踏み入れるには能力が足らないと思うようになり、
それでもついついニュースなどには反応してしまう、
“雰囲気フェミニスト”の宿命でしょう。


さて、何気なく手に取ったヨーゼフ・ロート。
「蜘蛛の巣」を読みだすと、止まらなくなりました。
これは短編集ですが、最後まで読むことになりそうです。
正確で、端的な文章。
しっかりとしたリズム感とテンポ。
内容は重く、テーマがしっかりと沈んでいます。


この短編集のタイトルは「聖なる酔っ払いの伝説」。
素晴らしい映画もありますね。
かつて白水社の単行本で読んでいて、
とても好きな小説だったので、
文庫化されたのを機に求めました。


楽観的なことを求めているのに、
なぜか重いテーマの小説を読んでしまう、
自分が自分でわからないです。

2014年7月28日月曜日

緑陰の図書は

今週の末には8月になりますね。
カレンダーがどんどん進んでいきます。
真夏です、緑陰の図書の季節です。


今読みかけの本のことは忘れておいて、
真夏には何をテーマに読もうかと考えてみました。


手元のタブッキが読みたい、
パヴェーゼの「月と篝火」は彼の最高傑作らしい、
などなどで、
決まりました!
8月は“イタリア月間”といたしますぅ。


この時点でうきうきです。
まず須賀敦子さんが編集された「イタリアの詩人たち」から始めようと思います。
詩が苦手なので、この本はきちんと読んでいません。
が、ぽちりぽちりとページを繰ってみましょう。
巻末には堀江敏幸さんの解説もあります。


それから、上記のタブッキ「いつも手遅れ」
パヴェーゼ・・・余裕があれば秘蔵のカルヴィーノ。


イタリアの古典は全く読んでいません。
ダンテは色々な訳が出ていますから、生きている間に一度は読んでおきたいかな。
歴史のあるところですから、
奥が深いと思うのです。
今頃になってイタリアに惹かれている私。


フランス文学はどんどん先に進んでいるので、
最近の作品はなかなかついていけません。
相変わらず古い作品を読み続けていますが、
読めていない作品も多く、
昔の全集のリストを眺めていると、
まだまだだなぁと思われるのでした。

2014年7月27日日曜日

今日は用事で出かけましたが、新聞を読んでいると

今日は早めの散髪へ出かけてきました。
仕事で日中におつかいに出かけることが増えると、
髪が紫外線のためか、バサバサになってしまいます。
日傘もさしているのですが。
気分を変えて、ちびまるこちゃんカットにしたい!と伝えると、
1年はかかりますねぇと・・・
白髪交じりのまるこカット、どうでしょうか。
いや、そこにたどり着く前に切ってしまう可能性大です。
大阪弁で言う“イラち”なので。


他にも大阪での用事をいくつか済ませて、
すっきりしたはずなのですが、
朝と夜に読んだ朝日新聞の女性の仕事についての記事、
「女が生きる、男が生きる」が
重くのしかかっています。


資格を持っていても、
仕事が無い、
定収入で生活が成り立たない。
副職を持ってどうにか食べている。
同じ年頃の男性が契約社員から正社員になるのを横目で見ている。
そうなのです、女性の賃金は大変低いのであります。
平均年収約250万円。
男性の半分。


どうしてこういう事態になっているのか、
自分なりに追跡、分析してみたいところです。
自分の首を絞めるようなものでしょうか。
社会が急に変わるわけでもありません。


して、昨日の日経新聞プラス1の記事。
「夫の実家に帰省したときに気をつけたいこと」
この記事書いた人20年くらい感覚が違っていませんか?


日本の社会は男性が中心として成り立っています。
それが維持される限り、
賃金問題も解決されないでしょうし、
今の若い女性が専業主婦を目指したがるのも避けられないでしょう。
一方で、就業人口が減っていくことがはっきりとしています。
さて、どうするべきか。


自分も同じ立場に立ったことがありますし、
現在も低賃金の契約社員というカテゴリーに含まれています。


一つ思っていること。
よく、離婚するな、旦那に辛抱しろ、と言われますが、
それは子供のためであったり、収入を得られないとわかっているからであったり、
理由は様々ですが、
それを女性が言うときには「自分も同じように辛抱してきたから」で、
男性は、女性は男性の言うことを聞くべきだ、男性の方が優れているから、と
考えているからのように感じます。
これは、経験論です。


でも、ひどい男性もたくさんいますからね。
女性のみなさん、パートナーを選ぶときには、冷静に、慎重になさってくださいね。

2014年7月25日金曜日

この暑さ!

7月とは思えない熱暑、炎暑。
みなさ~ん、大丈夫ですか~?


奈良も37℃を越えました。
おつかいに2回出かけたのですが、
汗が止まらず、頭はぼうっとするし、身体は熱るし、
もう参りました。


昨日から緊急事態が重なり、
さらに頭は混乱しています。
こうなるとルーティン業務が片付かなくて、
机の中に一杯隠してあります。
順番に片付けていきましょう、
と自分に言い聞かせながら、帰ってきました。


しばらくは、この暑さをどうにかして凌いでいく。
それが最優先、
合言葉にしたいですね。

2014年7月23日水曜日

気が付かぬうちに夏になっていました。

今年は6月頃にとても暑い日が続きましたね。
その後は梅雨に入りましたが、
大雨の日は少なくて、困ることもあまりありませんでした。
そうやって毎日暑い暑いと声を掛け合ってきていたせいか、
ここのところの30℃は、当たり前の暑さに感じてきました。
慣れてきているのでしょうか。


蝉もジージー鳴いて、
とんぼも気楽そうにすらり、すらりと飛んでいます。
庭には蝉の抜け殻がたくさんあるのですが、
どこかへ飛んで行って、快適なところで鳴いている様子です。


これくらいの暑さはがんばろうと、先日日傘もささずに、
行ったり来たりしたところ、夕方には頭が痛くなって、
気分が悪くなってしまいました。
熱中症の第一段階なのでしょうね。
急いでポカリを飲んだり、エアコンの送風の強いところに腰をかけていました。
夜には落ち着いたので、ほっといたしました。


W・CUPに気が向いている間に夏になっていたのかもしれません。
今のところ不調はそれくらいですんでいます。


夏がきたことを楽しむために、
おちついてカレンダーと本の背表紙を眺めたいと思います。
私の会社は夏休みが無いので、
夏の味わい方を日時とか、場所とか、何をするかとか、細かく計画を立てる楽しみがあります。
夏の夢ももちろんあるのです。
いくつかの外国の海を観ることと、南国の海で泳いでみたいです。
夢をかなえられるのはいつのことでしょうか。

本格的な夏到来

梅雨も明け、本格的な夏がやってきましたね。
日中が30℃を越えるのは奈良でも当たり前になりました。
職場でエアコンをかけていますが、
しばらくいるとなんだか息苦しく、むっとしてきます。
通気性が悪いのでしょう、プレハブを改修しただけの建屋なので、
仕方がありません。


お家でも半分くらい雨戸を閉めて、陽を遮っています。
午前中エアコンをかけないでいると、ぐ、ぐるじい・・・


ということで、
午後はエアコンをつけて、またまたお昼寝。
その合間に、4冊かけもちの本読みです。
「嵐の夜の読書」
「だから日本はズレている」
プルースト第9巻
「ハンナ・アーレント」
少しずつ齧っています。


暑いけれど、気分はましです。
夏バテしないように、しっかり食べていますから、
また成長してしまう可能性大。


夏休みに入って、バスも電車も人が減りました。
学生さんはいいのですが、
小さい人を連れたお母様方が苦手なので、ほっとしています。
とっても幼稚園が多い地区なのです。
なので、ホームでは小さい人にぶつからないように注意が必要です。
あぶない、あぶないよ。


スタバも空いているかと思いきや、
こちらは勉強をするための学生さんや社会人が、
しっかりと冷たいものを持って席をキープされています。
ま、いつもどおりドトールさんにお世話になりますか。

「特捜部Q 知りすぎたマルコ」

「特捜部Q 知りすぎたマルコ」 ユッシ・エーズラ・オールスン著 吉田薫訳
ハヤカワ・ミステリ1885


「特捜部Q」も第5弾までやってきました。
今回は、またしてもスケールの大きなお話です。
大手銀行の融資偽装と、それに関わる殺人隠ぺい。
イタリアからやってきたクランとよばれる詐欺グループの暗躍。


今回の主役マルコはとっても頭の良い15歳。
詐欺グループからわけあって脱出しますが、
偶然、融資偽装に関わる殺人について知ることになり、
クランから追われるだけでなく、
融資偽装をしていた奴らから、プロに命を狙われることに。
それが、マルコは只者ではない!
頭を使って情報収取をしながら、かつての記憶も駆使しながら、
コペンハーゲンを舞台に戦いに挑みます。


さて、特捜部Qの方はカール、アサド、ローセに新入りが加わります。
その生意気な新入りをカールがちょいちょいと料理。
カールのタフさと、繊細さと、口の悪さがアサドとローサと噛み合って、
とっても面白い。
それにお家に帰れば、仲間が待っています。
彼女の存在もとっても大きい。


主役の人々がとても人間的に描かれているので、
ついつい感情移入して、読むうちにどんどん盛り上がってしまいます。


カールが背が高いってことを始めて知りました。
腹筋が少々残っていることも。


カール達とマルコとの接触もなかなか凝っています。
最後につじつまが合うように書かれているのが、
不思議なくらいたくさんのエピソードが詰まっています。
今回もとっても面白かったです。

2014年7月21日月曜日

「海街ダイアリー」第6巻 “四月になれば彼女は”

定評のある漫画ですので、ご存じの方も多いと思いますが。


登場人物が多く、彼らの生活や仕事が互いに交錯し、
話が深く、複雑になり、読み手側の思い入れもその分増していきます。


舞台は鎌倉。
長女の幸は市民病院に勤める看護師。病院の様子も描かれます。
次女の佳乃は地元の信用金庫に勤めるOL。大酒飲みというのがポイント。
三女の千佳はスポーツ店に勤めていて、アフロヘア。理由は・・・。
四女のすずが実質の主人公。上の三人とは母親が違いますが、
第一巻目で、鎌倉に引っ越し、一緒に生活することとなりました。
中学生でサッカーチームに所属して、活躍中。


以上の4人を取り巻く職場の人々、街の人々、サッカー仲間たちは、
内面深く付き合っていて、自然な描写の中に、
人間の生死が日常性を帯びて描かれています。
現実にはこううまくはいかないですから、
それだけに、彼らの交流がうらやましく、生活ぶりも楽しげで、好感が持てます。


著者の吉田秋生さんはすっきりとした線を描かれる画もすばらしく、
ユーモアのセンスもタイミングよく、
ストーリーテラーとしても有名な方ですね。


こういう漫画をたくさん読みたいと思うのですが、
なかなか見つけることができません。
お勧めがありましたら、お願いいたします。

よく寝ました

この2連休、よく寝ることができました。
すごく気持ちが楽です。


内職は、机の上の本を整理すること。
「ハンナ・アーレント」中公新書は再読の必要あり。
難しいですが、入門書として最適かと思いましたし、
せっかくですから、もう少し丁寧に読んだ方が良さそうです。
「図書」6月号と7月号をぱらりぱらり。
積んであったプルーストを本棚へ格納。
数枚買ってきたバルテュス展の絵ハガキを眺めつつ、
もう一度行こうかと迷ったり。
須賀敦子全集の月報を読み返そうかと、
積んでみたり。


みすず書房から届いた本は、
「嵐の夜の読書」池澤夏樹著 この人の書評はとてもわかりやすく、
  そして親近感を持たせてくれるので、読むこと自体が楽しいのです。
「ヴェイユの言葉」冨原眞弓編 シモーヌの本には何回も躓いています。
  せめてエッセンスくらいは味わえたらと、ほとんどあきらめ状態です。
「統合失調症の有為転変」中井久夫著 中井さんのお仕事を振り返られた本とのこと。
  専門家の経験談を知ることができれば、と思いました。
「新エディターシップ」外山滋比古著 「思考の整理学」のその先に書かれたのは、
  どのような内容なのか、参考になるのでは、と思いまして。
「アラン島」 これは母のオーダーでした。


ハードカバーばかりですし、じっくり読む本が並びました。
他にも心理学の本を4冊も借りていますし、
固めの本も数冊棚上げしています。
さて、この夏はどこから手をつけようかな。

2014年7月20日日曜日

「失われた時を求めて」第8巻 

「失われた時を求めて」第8巻 “ソドムとゴモラⅡ”
マルセル・プルースト著 鈴木道彦訳 集英社文庫


第7巻の後半でバルベックへ出かけた主人公。
アルベルチーヌとせっせと逢瀬を重ねて、
母を悲しませていました。
その流れでバルベック滞在の模様がこの巻でも引き続き描かれます。


場所は地元の名士カンブルメール侯爵の別荘、ラ・エスプリーエール荘。
借り手はヴェルデュラン夫妻。
ん?貴族の別荘を借りるほどの立場になったのか、ヴェルデュラン。
スワンとオデットが出会ったのはヴェルデュラン夫妻のサロンでしたね。
そこへ出かけるには軽便電車で、こちらもどのような電車であったか、面白いところ。
この別荘と軽便がこの本の大きな舞台となります。
なにしろシャルリュス男爵とヴァイオリンニストのモレルが主役です。


シャルリュスの実態がこの本であきらかになります。
モレルはヴァイオリンが上手であることと美男子であることだけが美点の、
ひどい人間です。
そんな男に惚れてしまったシャルリュス男爵、哀れです。


ヴェルデュラン夫妻が少しずつ社交界で力をつけていっていることから、
社交界の構図が少しずつ変わってきていることがわかります。
以前であれば、シャルリュス男爵もここには来ることはなかったでしょう。


そして主人公“私”は傍らで彼らを観察し、
晩餐会に出入りする人々を眺めつつ、
シニカルにかたり続けます。
この巻はとても“私”は饒舌で、活動的です。


アルベルチーヌに対する気持ちも次の巻への布石となっていますが、
正直に告白すると、あまりよくわからないです。
この気持ちの揺らぎがこの小説の醍醐味でもあるわけですが、
アルベルチーヌに関しては、気持ちの動きが矛盾を多くはらんでいて、
ついていけないのでした。
デリケートな“私”とはお友達になれませんね。


単純に言えば、恋愛に関してはさっぱりわからないのです。
男性側の気持ちともなれば、ますますです。
そのため読書の上でも色々と支障があります。


さて、この巻では避暑地における一つの社交界のパターンが見られ、
人間の可笑しみを笑う余裕があればいいですし、
哀れむ気持も十分堪能できるでしょう。


で、主人公“私”は何をしているのでしょうか?
人間観察と恋愛だけが、避暑地の用事でしょうか。
最近、“私”のことが気になってきました。
この本の主題は“私”が知覚する人間社会と時の流れと思って読んでいるのですが、
だいぶ経つのに、まだ基本軸がぼんやりとしていて、
読むのが難しいところです。
残り5冊。
どのように物語は展開していくのでしょうか。

2014年7月19日土曜日

ちょっとばかり二日酔い

今朝はお寝坊しないように気をつけて6時には起床。
一日身体が重かったです。
でもどうにかノルマをこなして、
帰り支度を始めたところで、緊急事態発生。
残業となりました。


午後には奈良北部もヒョウかアラレかという大雨と雷に襲われて、
どうなることやらと心配しましたが、
1時間後にはすっかり雨も遠のき、
おまけに暑さも連れ去ってくれました。
今夜はエアコン無しで眠れそうです。


落ち着いてカレンダーを見れば、
もう7月も後半です。
仕事をしていると充実しているような錯覚に陥りますが、
私の本職は読書のはず!?
「特捜部Q~知りすぎたマルコ」も無事読了しましたし、
みすず書房に発注していた本も届きましたから、
そろそろ思考を促す読書に戻るころでしょう。
幸いにも明日と明後日は連休です。
手探りしながら、本選びをいたしましょうか。

明日起きれるかしら

明日は通常どおり、お仕事です。
ちゃんと起きれるか、どうか、
とても心配です。

ショックです

昨日、世界で大きく取り上げられている紛争について、
少し個人的な意見を述べた矢先、
今朝入ってきたのは、
ウクライナ上空でマレーシア航空機が撃墜された模様というニュース。
戦争には民間人も巻き込まれる可能性が大です。
理屈では回避できないこともたくさんあります。
だから正当性を掲げた理屈など取り下げて、
即刻、休戦してほしい気持ちでいっぱいです。


ガザでも地上侵攻が始まってしまいました。
血を血で争うことはなんの解決にもなりません。


何故、人間は同じことを繰り返してしまうのでしょう。


他にも苦しんでいる人がこの地球上にたくさんいるのです。


すべてをつかさどる神に、仏に祈るしかない、
そんな無力な私が悲しい。

2014年7月18日金曜日

ほろ酔いの暑気払い

先ほど帰宅したばかりで、まだほろ酔い加減です。
どうしてこんなに飲んでしまったか・・・それは、
Y部長が私の好きな日本酒をくいくいとついでくださったからです。
(Y部長のせいにしていますが、飲んだ私が悪いのは明白です)


今夜は昔の部署の方々と暑気払いをいたしました。
優しい方々と一緒に飲む嬉しい機会です。
ただ今回は、いつもご参加くださるT取締役とT課長が欠席されていて、
少な目の人数、そして盛り上がりも少々寂しい感じでありました。


それでも、かつての仲間との会合に皆が慣れてくださっていることもあり、
懐かしいやりとりや、つっこみがみられて、
女子一人和んでおりました。


このように楽しい会合ならいつでもセッティングさせていただきますので、
皆様、これからもよろしくお願いいたします。


と、Y部長との帰り道、酔った勢いで内緒話をしてしまったのでありました。
反省。

2014年7月17日木曜日

悲しい出来事は絶え間なく

日本でも悲しい出来事が毎日のように勃発しています。
新聞の社会面を見るのがつらいくらいです。


今日驚かされたのは優勝したドイツ・チームの内の6名が
“ガウチョ・ダンス”を踊ったというニュース。
人種差別という以前に、
アルゼンチンに失礼ではありませんか。
あきれてものも言えません。


ウクライナの情勢はあまり大きなニュースとはなっていませんが、
未だ解決しているわけではなく、
親ロシア派とどのように折り合っていくのか、
目を離せない状況です。


その上、ガザでは凄惨な戦争が起こってしまいました。
このわずかな停戦の間に、
和平への道を切り開いた人々の信念を取り戻してほしいと願います。


理解を越えているのは、
ナイジェリアのボコ・ハラムの誘拐事件です。
誘拐された少女たちはどうしているでしょうか。
イスラム過激派にとっては理屈があるのでしょうが、
卑怯なことはしないでほしい。
人命はどの宗教においても尊いものであるはずです。


どうして神様も仏様も悪事を行う人を放っておくのでしょう。
人間の間で解決しなければならない運命とはいえ、
悲しい出来事はほんとにもうたくさんです。


身の回りでも悪意は存在します。
悪意の意識を持たずに悪事を重ねる人までいます。
人間という生き物の恐ろしさをまざまざと突きつけられると、
平和にのんびりとしていることが、罪のようにも思われてきます。

2014年7月16日水曜日

のんきな水曜日

昨日の京都行と今日のお休みのおかげで、
すっかり仕事のことを忘れて、
のんきに過ごしておりました。


未だW・CUPの余韻に浸り、
ドイツが4年前の優勝チームのスペインよりパスが多く、
成功率も高く、走行距離もぐんを抜いていたことに驚き、


レーウ監督がロナウドに負けず劣らず人気があるのに、
びっくりしたり、


故郷へ戻ったザッケローニ監督が、
日本への感謝を述べていることに感動したり、


フォルランはウルグアイから日本へ戻ってきたのかどうか、
気になったり、


とサッカーのニュースばかり追いかけています。
というのも、広島カープの負けが込んでいるからでもあります。


あとは、「特捜部Q ~ 知りすぎたマルコ」を読んだり、
昨日観てきたバルテュス展を振り返ったり、
筑摩書房から出たばかりの
「ボヴァリー夫人論」 蓮實重彦著(漢字についてはご容赦ください)
が本屋さんに積んであったことを思い出し、
必ず買うぞ、読むぞ、と心に誓ったり、
お昼寝したり・・・
最後にパスタを作って今日も一日が終わりました。


全く生産性がありません。
そろそろ内職に手を付ける時期かと思いつつ、
この暑さだし・・・
モチベーションも波のように押し寄せてくるときもありますが、
ほとんどはこのように凪いでいます。

京都・大阪とぐるっと一回り

昨日はお休みをとってお医者さんへ。
その前に予定していたことがありました。
京都へバルテュス展を観に行くことです。


いつもの出勤時間と同じように家を出て、
京都へ向かいます。
風景が少しずつ変わって、
近鉄から京阪に乗り換えるときには、
すっかり京都らしい風情に。
乗る人の様子もかなり違います。
2時間後、ようやく会場の岡崎は京都市美術館へ到着。


幸いなことに、観客が少な目で、
ゆっくり落ち着いて鑑賞することができました。
個人蔵の作品もたくさんあり、
知らなかった作品も、
観たかった作品も、
かなりの点数が並んでいます。
でもなんだか夢のようで、
本物を目の前にしていることにピンときません。
もう一回観ておきたいな。


さて、その後は近くのオ・タン・ペルデュへランチに。
本格フレンチ・デリ・・・京都の老舗フレンチ・ベルクールの姉妹店ですから、
お味はお墨付きです。
川のほとりでのんびりいただきます。
しっかり焼き菓子のお土産も調達しました。
お腹をこさえて、ハーブティで一服すれば、
京都にもう少し過ごしていたくなってきます。
あぁ、気持ちいい。


平安神宮の大鳥居のたもとのバス停で、
すくい上げてもらって、次は四条烏丸へ。
この日京都は祇園祭の宵々山でもあって、
着物を着こなした年配の方や、浴衣の若い人も数多く見かけました。
街中にはコンチキチンが流されています。
烏丸に近づいてくると鉾がいくつか見えてきました。
お祭りに縁の無い私は、お祭りというものが不思議な感じがします。
その関係者や地元の人にとっては、大切な行事でしょう。
すごく客観的に、鉾を眺めて、
街の雰囲気は大変よろしなぁと思いつつ、
用事を済ませ、今度は京都行ったらかかせないイノダ・コーヒーへ。
もう少し京都に居りたいなぁとまた思いましたが、
しぶしぶ、阪急電車に乗り込み、大阪へ。


乗り慣れた阪急・京都線。
懐かしい車両。
こちらもよろしなぁ、と思いながら、梅田に到着し、
今度は阪急百貨店へ。
立て替わってからしばらく経ちますが、
ぜんぜん馴染めない私。
でもニールズ・ヤードでアロマを買うのは、こちらが便利。
梅田の開発はどんどん進んでいますが、
茶屋町の方はもう長く行くことがありません。
梅田ロフトに映画館があるのですが、
それすらもごぶさたです。


ようやく、今日のメイン、地下鉄でお医者さんの場所へ移動。
いつものパターンで行く前の時間にジュンク堂へ寄ると、
「特捜部Q」の新刊が出ているではありませんか。
待ってました!ほくほくとして、早々に読み始めます。


肝心なお医者さんとは、通常の生活に刺激があると腹痛が起こること、
最近眠さが波のようにやってくるということを相談して、
お薬の飲み方についてご指南いただきました。
メンタル的には大丈夫そうですね、とおっしゃられ、
「サッカーの日だけ、自動的に早起きしてしまうのです」と言ったら、
笑っておられました。
大丈夫ってことですね。


そこでもう19時。
一日がかりの畿内一周も終わりに近づきました。
最後にまた近鉄にのって、奈良へ帰ります。


旅にでることが無い私。
体力、精神的に難しいし、貧乏であることも関与していますが、
こんな小さな旅で、いつもと違う空気に触れるだけでも、
とてもリフレッシュできました。
しばらくは通院時はこのパターンで、
気分を一新させたいなぁと思うのでありました。



2014年7月14日月曜日

ブラジル大会の終了

終わってみれば、あっという間の一か月でした。
振り返ると、
やっぱり日本代表が一勝もできなかったことが心残りです。
前回大会からの進歩が観たかったのが、
サポーターたちの願いだったと思います。


32か国、どの国も個性があって、興味深かったですが、
過去にはもっと強烈なインパクトが観られたような気がします。
平均化してきているような感じでもありました。
その中で確実なサッカーをしていたドイツが強かったということでしょうか。


ゴールデンボール賞にメッシ
シルバーボール賞にミュラー
ブロンズボール賞にロッベン
申し訳ないですが、順番が違うような。


ゴールデングローブ賞にノイアー
ヤングプレーヤー賞にポグバ(フランス)
フェアプレー賞にコロンビア・チーム


もう長いことメッシについて注意を払っているつもりですが、
ボールタッチが柔らかく、ボールコントロールが素晴らしい、
というあたりしか未だわからず、
天才らしいが、まだ観たことが無い、という悲しい私。


もうかつての派手目のタレントたちは現れないのでしょうか。
現代のサッカーはそういう人を必要としないのかもしれません。
スポーツであり、お祭りであったサッカー・ワールド・カップ。
この先まだまだ進化し続けるのでしょう。


※今回の大会で、ちょっと素敵な人を発見しました。
  どきどき、わくわく、です。

ドイツ、おめでとう!

120分間の死闘となった決勝戦。
ドイツvsアルゼンチン。
どちらも守りに守って、決定的チャンスを潰してきましたが、
最後の最後に、ゲッツェがシュートを決めました。
ドリブルで上がってきたのは誰だったのかな?
あのスピードでドリブルしてきて、正確なパスを出す。
受けるゲッツェはトラップして、GKを見ながら、そのままシュート。
ほんのわずかな数秒です。
すごい技術です。


アルゼンチンも攻めてはいるのですが、
ドイツのカバーで前線最後でパスが通らず、
シュート・チャンスでは、GKノイアーの冷静な動きで封じられる。
“ファンタスティック・フォー”をちゃんと観れなかった、というか、
機能しているところを観たかったのですが、
それが残念です。
アルゼンチンのMVPはDFマスケラーノかな。
破壊力のあるドイツの攻撃の目を次々と封じていました。


ドイツは国内のブンデスリーガで選手たちが育っています。
強さはバイエルン・ミュンヘンで証明済みですね。
国内リーグの底上げが一つの課題でしょう。
それに、内弁慶では話にならないので、
世界レベルを体験すること。
まだまだ日本にはのびしろがあると思うと、
それはそれで楽しみでもあります。
自然に日本のサッカーのことと結び付けてしまいます。


それにしても、
とにかくどこの国の選手もタフ。超人的。
倒れても、腰に手をあてていても、走る、走る。
技術だけでもなく、精神的にも体力的にも強くなければ、
上位に上がることはできないのです。
今回の大会はドイツの優勝で幕を閉じましたが、
また明日から、新たな挑戦が始まると思うとわくわくしてきます。

2014年7月13日日曜日

「海街ダイアリー」6巻を読んだり

日曜日の朝も6時に目が覚めて、まず3位決定戦をチェック。
が、ブラジルはもはや身体も重く、決めを欠くばかり。
対するオランダは死闘を重ねた後だというのに、
がんがん走っています。
いいチームだと思います。
いいメンバーも揃っています。
私的には今大会のMVPはロッベンでしょうか。
オランダの攻撃陣の屋台骨。
ブラジルにとっては、つらい試合でしたね。
コロンビア戦ですべてが終わってしまっていたようです。


今夜の決勝戦、アルゼンチンvsドイツは、
攻守のバランスが良く、コンディションも良く、
ポテンシャルも高いドイツが一枚上と思われます。
メッシについては、技術は素晴らしいし、
バルセロナではその力を存分に発揮できるようですが、
代表チームでは、どうでしょう?
ゴール・チャンスを作るだけって。
で、そのメッシにまかせっきりという現状も解せません。
ディフェンスがしっかりしているというのは、
強いチームでは当たり前ですか。
現代のサッカーを体現しているドイツの試合を、
もう一度観てみましょうか。


雨の中、お庭の雪柳に蝉の幼虫が登ってきていました。
ものすごくゆっくりと動いて、
足場と位置を確かめています。
今晩、羽化するのかな?


しばらくぶりに吉田秋生著「海街ダイアリー」第6巻が出ました。
1回目はざっくり通して、
2回目はゆっくり、じっくり。
お話の中に出てくる人達のように、
率直に本音を語りあえて、
相手の気持ちをすくえる鋭敏さが備わっていれば、
もっといろんなことがうまくいくだろうな、と思ったのであります。
好きなシーンや台詞もところどころあって、
そのページを開けては、読んでいます。


ここしばらくお薬を増やして飲んでいて、
少しずつ落ち着いてきて、正常な生活ができるようになってきました。
と思ったら、今週に入ってから異常な眠気に襲われるようになり、
仕事中にも、隙があったら、こくん、こくんと寝てしまっています。
どの薬を減らしたら、よいのかよくわからないので、
これまたお医者さんに相談ですね。
お休みの日もすやすやと寝てばかり。
気持がいいので、このまま寝続けることができたら・・・
どうなってしまうのでしょう?ちょっと怖いですね。

2014年7月10日木曜日

なぜか目が覚める

寝坊助の私が、なぜかW・CUP中は目が覚める。
日中眠いですけど。


ただ今、アルゼンチンvsオランダ、前半終了。
とても緊迫した試合です。
どちらもよく動き、ボールの動きも早い。
スピードがもう普通のレベルではないので、目が離せません。
これはクオリティの高い試合になりそうです。


さて、台風ノグリー、今日は西日本を横断しそうですね。
今、九州の西。
雨が強い一日になりそうです。

2014年7月9日水曜日

台風ノグリー

大きく勢力の強い台風ノグリーが沖縄に大きな被害をもたらし、
日本本土に近づいてきています。
皆様ご注意ください。


梅雨前線も影響し、
今日は奈良北部も大雨でした。雷付き。


洗濯物はあいかわらずエアコンのドライの臭いを発しています。
最近のお家は浴室にカワックがあるそうですが、
どれくらいの乾燥力があるのでしょうか。


明日から何を読もう、と悩んでいます。
文庫の方が持ち歩きに便利だけど、
難しい本はお家でしか、よう読まん。
単行本はなおさらです。
手持ちのタブッキ「いつも手遅れ」が、暖かな感じで読みたい気分ですが、
今タブッキを始めてしまうと、またはまってしまいそうです。
おとなしくプルースト9巻の続きでも読みましょうか。


もとから、怖い話や悲しい話は苦手ですが、
このところ、つらい話も重くてなかなか読む気になれません。
気持がどーんと落ち込んでしまいそうな感じがするのです。
大切な本は読んでおいたほうがいいのですが、
体調と相談しながら、楽な方に逃げるばかりでなく、
慎重に選んでいきたいと思います。

ここしばらくの読書

ここのところ日本の現代文学をせっせと読んでおりました。
読みたい気持ちと偶然とが重なったせいでもあります。


「家守綺譚」 梨木香歩著 新潮文庫
  この本についてはご報告しましたね。
  偶然、父が読んでみようと言い、買ってきたのであります。


「海うそ」 梨木香歩著 岩波書店
  
   これも父が購入してきたもの。
   梨木さんの最新作です。
   これまでのファンタジー色が薄まり、リアリティが濃く出ています。
   どこをとっても読み応えがあり、梨木さんの特徴である自然描写と、
   主人公の心理がうまく絡み合っています。
   舞台設定、構成、筋もバランスが取れていて絶妙です。
   梨木さんの代表作となりそうに思われます。


「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ著 集英社文庫
   初めてタイトルを書店で目にしたときには、あきれてしまったことを覚えています。
   そのうち、軽めのタイトルと内容がどうも違うらしいとわかり、
   堀江敏幸さんのゼミ生であった朝井さんについても関心が出て、
   読んでみたところ・・・とてもとても良い小説です。
   高校生たちが主人公なのですが、心理の掘り下げ、
   彼らを彩るまわりの描写、丁寧さ、著者の思い入れ、
   ほれぼれしながら読みました。


「星やどりの声」 朝井リョウ著 角川文庫
   続いて文庫化された朝井さんの作品ですが、
   これは、かなり工夫とテストを兼ねて書かれたように感じられます。
   ところどころほころびがありますし、クローズアップに失敗か・・・と
   思わされる部分もあります。
   が、これらはこの先に繋がる挑戦ではないかとも思うのです。
   そういう意味では、かなりの意欲作でしょう。
   解説は堀江敏幸さんで、この本と著者について注意すべき点を、
   丁寧に読みほどいておられます。


「星間商事株式会社社史編纂室」 三浦しをん著 ちくま文庫
   三浦さんは先日読んだ「女子漂流」で、どういう方か少しわかるような気がしたので、
   再トライです。
   以前「まほろ駅前多田便利軒」でついていけなかったことがあったのです。
   こちらは、ある会社の女子を中心とした物語で、
   実は、星間商事には隠された過去がある・・・という面白い展開を成しています。
   それと、主人公たちのキャラクター設定のうまさ、
   心理の掘り下げはほどよく、と数多くの作品を生み出している三浦さんならではの
   うまさが光ります。
   素直に“面白かった!”と言って、女子をうたう方にお勧めいたします。


ここのところはこんなところですが、
この上にもう一人の若手の本を読みかけです。
「だから日本はズレている」 古市憲寿著 新潮新書
著者のことは気になっていましたし、
一冊軽めの本を読んでみようかな、と思ったのです。
どのように受け止められるかは、読了してからのお楽しみです。


さくさくと読める本を、面白い、と言って読んでばかりいると、
今度は、じわーっとした本が読みたくなってくる。
食欲と似ていますね。

ちぐはぐ

ブラジル・チームのことではありません。
自分の仕事のことです。


いつもスケジュールを確認して、
徹底して段取りしているつもり・・・なのに、
今週はボロボロでございます。


集めなければならない書類も揃わず、
当人たちも不在、
上司ともタイミングが合わず、
チェックが前に進みません。
できるところまでは手は入れているものの、
もう一段階いかないと、
期限に間に合わない・・・
そういった状況の仕事の山が4つ。
難しい仕事ではないだけに、
じりじりとしてしまいます。


今週はちぐはぐやわ。
焦っても仕方がありません。
やれるところまで、やってみましょう。

観戦中止

ブラジル大会準決勝一試合目。
まだ試合は続いていますが、
ドイツが6点目を決め、
ブラジルが本来の動きができていないところで、
観戦を止めてしまいました。


もちろん、何が起こるかわからない。
とは思います。


が、後半の様子を観ていると、
ブラジルがボールを持っても、
詰めのところでうまく回らない。
ドイツのマークがきちんと機能している。
もう余裕があるのでなおさらです。
ドイツのGKノイアーの鉄壁なガード。


ドイツがボールをカットすると、
あっという間にカウンター攻撃。
両サイドに振り、
リズム良くポンポンとパスが渡ります。


ブラジルが本来の強さが出せず、
ドイツがお手本どおりのバランスの良いサッカーをしている、
そんなところでしょうか。


準決勝でこんな大差がつくなんて、
めずらしいのではないかな。


あくまでも個人的な好みですが、
ドイツのサッカーは面白みを感じられないので、
もともと関心がありません。
強いのと面白いのは別。


ブラジル、地元であるのに残念というしかありません。


明日も南米アルゼンチンと欧州オランダとの対決です。
頼むで~。

前半終了

今、起きました。
で、びっくり仰天。
ドイツがブラジルに5-0でリードしています。


ブラジルがチアゴシウバとネイマールと主軸を欠いていることもあり、
これまでのドイツの戦いぶりから、ドイツが試合を引っ張るか・・・と
予想はしていましたが、ここまでとは。


後半、ブラジルの健闘ぶりを観たいと思います。

2014年7月6日日曜日

雨の日曜日

一週間の疲れがたっぷり溜まっていたのか、
今日は時間があると、寝ていました。
くぅ~と寝てしまえる気持ちよさ。
これでも夜はまた眠れそうです。


ぐっすり寝ている間に、
アルゼンチンとオランダが準決勝進出を決めています。
アルゼンチンの試合の内容をチェックしたいです。
オランダは順調のようですが、
コスタリカが負けなしという快挙を成して、
去っていくことになったようです。


その間にネイマールも自宅へ移動したようで、
微笑んでコメントする姿が流れていました。
いつもこの選手の気持ちのゆとりに感心しています。
22歳という若さでこのスケール感、大らかさ、謙虚さに、
大器の片りんをみています。


さて、ゆっくり寝た後は、少しだけ「海うそ」梨木香歩著を。
金曜日には朝井リョウの「星やどりの声」を読了。
予定どおり現代日本の作品をさくさくと進んでおります。
このように4,5冊読んでみると、ふと、本当に読みたかったのはこれかな?と
思うようになり、じっくり読書の方向に戻っていくのが常です。


今日は午後はずっと雨。
洗濯物がずっしりと重い。
エアコンのドライでも入れようかな。
と、一日ぼんやりとしたまま過ごしてしまいました。

早い回復を祈ります

ブラジルvsコロンビアは、
ブラジルが2-1で勝ち抜く結果となりました。
コロンビアは最後まで積極的な動きを見せ、
ロドリゲスの見事なPKで1点をもぎ取りました。
双方に闘志が溢れ、
見応えのある試合でした。


ただ一つ悲しい出来事が世界中を駆け巡りました。
ネイマールが背中に受けたアタックが、
骨折という事態となり、今後の試合に出れなくなったという、
つらいニュースです。


ネイマールはブラジルのエースであり、スターであり、
若き選手としてサッカーの輝かしい未来を作っていくであろう選手です。


地元ブラジルでの活躍に皆心躍らせていたでしょうから、
彼を観れなくなることが、残念でもあります。


でも、まだ4年後も、8年後も彼はエースであり続けるでしょう。
そう信じて、少しでも早く回復し、ピッチに戻ってくることを祈っています。

2014年7月5日土曜日

起床

今、ブラジルvsコロンビアの前半が終了したところです。
1-0とブラジルがリード。


様子を観ていると、前半7分と早い時間に得点したブラジルは、
余裕があります。
陣形が崩れませんし、ボール回しもゆったり。
ボール保持率も高そうです。
コロンビアは少々焦りが見え、急いで前線に上げようと押しています。
ちょっとでもブラジルに隙があれば、
コロンビアにも得点のチャンスがあるでしょう。


さてさて、気になる一試合目。
フランスvsドイツ。
0-1でドイツの勝利でした。
あのヘッドは凄い、よく決まったと思います。
後半、フランスにも度々ゴール・チャンスはあったようですが、
ドイツGKノイアーに阻まれました。
メルケル・パワーがブラジルにまで・・・なんて。


ベンゼマのボールタッチの感じが好きですね。
もう今回の大会では観れないけれど、
ピッチ上での応援していきたいと思います。
冷静に考えてみれば、
フランスが勝ち抜くためには、
もうワンランク上の何か・・・見えない何かが必要だったのでしょう。
フランス、多色に染まる魅惑に満ちた国。
政情が混沌としていて、右翼が力を増してきていることも、
気になるところです。
それだけに問題も多いのかもしれませんが、
じゃあ日本はどう?って思いますし、
課題があるのはどの国も同じだと思われます。


さて、ブラジルvsコロンビアの後半を観戦するといたしましょうか。

2014年7月4日金曜日

準々決勝

今夜から準々決勝。


フランスvsドイツ
ブラジルvsコロンビア
オランダvsコスタリカ
アルゼンチンvsベルギー


どのカードも今大会で一番見応えがあるだろうと予想されます。
観たい、観たい、すごく観たいです。


とてもシックなユニフォームがなおさら魅力をかきたてるフランスは、
今登り調子です。
各選手たちの個性も発揮されてきました。
デシャン監督の手腕が冴えています。
対するドイツは攻守、結束、体力、スピードと傑出していると思われます。
不安は体調不良の選手が数名出ているという情報。
どこまで体制を整えてくるでしょうか。


今夜のもう一試合、ブラジルvsコロンビアは22歳対決が楽しみなところ。
コロンビアのチーム・バランスがいいことはもう観ておりますね。
ブラジルが国民の結束に押されて、もう一息強さを発揮するか。


考えるだけでうずうずしてきます。
でも寝なくてはいけません。
今日も残業、明日も忙しくなる予定です。
でも、きっと頭の中でボールが飛び跳ねているはずです。

2014年7月3日木曜日

TV会議

本日は予定どおり課長と共に大阪のとある会社へ出かけました。


あまり時間が取れなかったのもあって、
少しだけ丁寧にお化粧直しをしてみたものの、
あんまり変われへんかったです。


出迎えてくださった先の会社では、
お二人がスタンバイ。
そして本番のTV会議。
相手方もお二人で、男性ばかりでした。
デキる女性が出てくるとばかり想像していたので、
ちょっとほっとしたのであります。


TV画面はこちらでも確認ができ、
ぼやけていることがわかったので、一安心。


で、肝心な内容は・・・
相手方のプレゼンだったのでした。
具体的なシステムの紹介などに画像が必要だったようです。
緊張する必要など全くなかったのでありました。


会社に置いてきた山積みの仕事のことを思い出すと、
会議に拍子抜けした自分が情けなかった午後でありました。

2014年7月2日水曜日

初蝉

7月1日の昨日、初蝉の声を聞きました。
奈良北部はかんかん照りの日で、
夏だなぁと空を見上げました。
青い空に白い雲の夏空。
これからはぐんと暑くなって、身体にもこたえますが、
緑が青々としている初夏はすがすがしく、
晴れやかな気分・・・気分だけですが、
気持が良いのでございます。


さて、今朝はアメリカのGKハワードが“俺の攻守を観てくれ!”と
夢枕に現れ、6時の起きてしまったのでした。(もちろんウソです)
お休みなのに。
で、負けてしまいましたが、アメリカの健闘ぶりを観せていただきました。
いや~、16強、ほとんどのチームの力が拮抗していて、
実際、延長戦が多かったですね。
でたらめな私の予想は、幸か不幸か、100%当たってしまいました。
7月3,4日は試合がありません。
お休みをしていただいて、さぁ、準々決勝、まだ死闘が続きます。
後は体力と精神力と集中力が勝負ですね。
プロとはいえ、よく戦いぬけるものだと、感心しています。


本日の読書。
「星間商事株式会社社史編纂室」 三浦しをん著 を読了しました。
とっても面白かったです。
上質なエンターテイメント小説です。


そして、大阪へ散髪に行ってまいりました。
明日、あるプロジェクトのためのヒアリングがあり、
映像による会議を行う・・・TV会議って言ってましたが、
そんなこんなで、身支度に、下準備に戸惑う私です。
大阪で行うのですが、夕方の4時からなのです。
あぁ、目の下のクマちゃんがたくさんいる時間帯・・・
とりあえず散髪はしてきましたが、
もう今から絶望的です。


というわけで早寝いたします。
おやすみなさい。

今、ベルギーvsアメリカ

一試合目のアルゼンチンvsスイスも延長戦の大接戦のようでしたが、
今行われているベルギーvsアメリカも延長戦に入りました。


ベルギーが20本以上シュートを打っているのに、
アメリカのディフェンスが抜群で、1点が取れない。


すごい集中力です。
そして、走る、走る。


16強ともなれば、こんな試合ばかりなんだ。
レベルが高い。


おかしいのが、TV民放の解説陣。
日本がいなくなっていることもあるのか、
目の前の試合を美味しい物でも食べるかのように、
興奮しています。
聞いているだけで、おかしい。
よくわかっている人たちだけに、内容も反応も面白い。
いえ、好みはNHKの落ち着いた、明確な、少々淡泊な報道なのですが。


サッカーは世界共通語だなぁと思います。
世界標準ルールで、これだけ直接的に、対等に向き合えるって素晴らしい。


さぁ、残り30分で、試合は決まるでしょうか。

2014年7月1日火曜日

allez! allez!

ここまできたら、堂々と応援しますよ、フランス・チーム!
ナイジェリア戦を苦戦ながらも突破し、8強入りです。


リベリの不在が返ってバランスを保つ状態になっているようですが、
ここから先は何がキーポイントになるかわからない。


次は強豪ドイツとの対戦です。
どんな試合をしてくれるでしょうか。
とても楽しみです。

集団的自衛権の行使容認

拙ブログをお読みくださっている皆様、
今回の自民党、公明党与党の決定について、
どう考えておられますか?


とても納得できません。


彼らの言い分は屁理屈としか受け取られません。


憲法解釈についても、国民投票を希望します。


もっと検討すべきであると考えています。