2017年12月30日土曜日

2017.12.30

きょうはお掃除などをしているうちに時間が経ってしまって、
自分の用事は何もできずに終わってしまいました。


HelloweenというドイツのHMバンドをかけながら、
ハイテンションでお掃除、拭き掃除、磨き掃除などをやっておりました。
大掃除というほどではなく、
家にはあまり物がないので、
あっさりと埃やカビをぬぐう程度ですが、
テンションを上げ過ぎた感ありでしょうか。


私の部屋はファイルと本ばかりあるので、
ファイルの整理を暇があればしているのですが、
いくらでも溜まりますし、時間が経って視点が変わると、
また整理をしたくなってくるのです。
おかしな趣味です。


夜ごはんの後には、おせちの定番となった牛肉サラダを作成。
これが結構手間がかかるので、
すっかり疲れてしまいました。
現在、夜11時、頭痛がきています。
明日こそは、PCの入れ替えをすべく、
さっさと寝ることにいたします。
おやすみなさい。

2017年12月29日金曜日

2017.12.29

今日から年末年始のお休みに入りました。
とりあえず、今日はカットに行ってきました。
お正月用の甘い物担当でもあるので、
百貨店もまわって、調達。
食料品売り場は凄い人ごみでした。
帰省用のお土産がメインでしょうか、お菓子売り場が凄いことに。
ご挨拶用に買われる方もいることでしょう。
お酒売り場が人気の阪神百貨店では、長蛇の列。
通り抜けるだけでも大変でありました。
我が家なぞはささやかなものです。


このお休みの間は、ゆっくりとすることがメインです。
楽しい本でも広げてみようかと考えました。
クリスティー「茶色の服の男」
これは、中学生の頃、まだ小学生だった弟がプレゼントしてくれた本。
とっくに手元には無く、好きな内容であったこと、
クリスティーを再読しようと思っているところだったので、
こちらを入手。
ジェイン・オースティン「エマ」
これはちくま文庫版を。
これで3回目か、4回目ですが、
エマの言動に苦笑しながらも、眼が見開かれていく過程は、
なかなか興味深いものです。
3冊目に考えているのは、
ディーネセンの短編集です。
少しだけでも読めれば良いかな、と思っています。
この作家の作品もいろいろと読んでみたいと常々願っておりました。


ジョン・ル・カレも無事に読了できたことですし、
この一週間は、明るめの本を読んで、
気楽に過ごすことにします。


後は、できるだけ規則正しい生活をすること。
きちんと眠ること。


おっと、まずその前にこのパソコンの入れ替えをせねばなりません。
これは、明日の仕事になりそうです。

2017年12月20日水曜日

ただいま、Mr.ギラムと歩いています

Mr.ギラム、ジョン・ル・カレがお好きな方なら、
すぐにおわかりいただけるかと思います。
スマイリーの片腕として活躍していたギラムのことです。


ジョン・ル・カレの新作「スパイたちの遺産」。
この本がスマイリーたちの後日談と知ったので、
文庫化を待てず、入手して、さっそく読み始めました。


ちょうど半分くらいまできました。
いつもながら、とても面白く、どこへ話が行くのか、
ハラハラしながら、でもじっくりと読んでいます。


ほんとは、体調が悪い時に、こういう暗く、重い小説はいけないですね。
すごくダークなんですもの。
かといって、明るい小説はあまり好きではありませんから、
困ったものです。
手元にある明るめの小説は、
オースティンの「エマ」の再読くらいでしょうか。
そうですね、
精神的に良いのは、個人的嗜好からいうと、
クリスティーくらいがいいのかもしれません。
節度があり、暗くなく、テンポも良く、結末も悲惨なものは少ないです。


ところが、今読みたいと思っているのは、
「ジェーン・エア」と「アンナ・カレーニナ」「白痴」とくるので、
元気になれない理由は嗜好にもあるかと。
モリエールやラブレーを読んで笑えるユーモアが欲しいです。


知らなかったことが一つ。
昨日、本屋さんでユルスナール「アレクシス/とどめの一撃」の
新装版が並んでいたのです。
エゴン・シーレの表紙でした。
もうすでに他の本を購入した後だったので、手が出ず、
ため息をつきました。
どうして、エゴン・シーレを使っているのかな?と思いながら、
再び歩いておりました。


また、ギラムと歩いてみることにしましょう。

鼻風邪、通院、忘年会

体調がすぐれないところへ、この寒さだからでしょうか、
鼻風邪を引いてしまいました。
風邪であると、具合が悪いことが誰にでもわかってもらえるので、
そういう意味では、助かります。
月曜日には内科のお医者さんに診ていただいて、
お薬を処方していただきました。
これで乗り切れる~、とほっとしました。


さて、火曜日はまだ熱っぽかったのですが、
月一回の通院日でした。
日々の体調の記録を表にしてお渡ししていまして、
それをご覧になるなり、
今月は全滅やなぁ・・・とつぶやいておられた先生。
頭痛、腹痛、不眠(寝つきが悪いだけでなく、夜に目覚めてしまいます)
メンタルがフラットで低飛行、これ以上悪くなると、
薬、パキシルを増やすかしないと・・・と言われ、
お正月休みもあるので、お薬は現状ままで、
回復に努めたいです、とお願いしました。
原因となっている仕事については、
絶対に無理をしないこと、と約束をさせられた次第です。


仕事は無理をしてばかりではないのですが、
集中し出すと、ついついのめり込んでしまいますし、
気になることや、自分の担当には目配りは当然ですし、
達成感もありますね。
なので、ついついテンションを上げてしまいます。
で、ぐったり、朦朧、しんどい、の連発、悪循環です。
どうやって、仕事の量、質をコントロールするばいいのでしょう?


通院の後は、抜けられない職場の忘年会に出席です。
風邪がまだ治りきっていないので、と言い訳をして、
遠方へ帰る方と早めに切り上げさせていただきました。
宴会場所は私が以前連れていっていただいたお店で、
その関係からそちらを使わせてもらったので、
様子が気になっておりました。
幸いにも、メニューも充実、お酒もしっかりと濃く、
テンポよくサービスしていただいて、よかったかな、と。
この時期は、お店をチャージするのが大変ですね。


私の席は親しい人に囲まれていて、
安心感があったので、それにも救われました。
生ビールもいいですが、
飲み放題のときは、ハイボールが美味しい。
丁寧に仕込んだ宴会料理をいただいて、
美味しいハイボールをよばれて、ほっとしつつ、
早めにお店を出られて、さらにほっとして、
ようやく帰宅しました。
とても長い一日でありました。

2017年12月10日日曜日

しばらくは

普通に生活することはできるのですが、
本調子になりません。
頭がぼんやりとしています。


何もする気にならなくて、
昨日は映画「猫が教えてくれたこと」を観に行くつもりだったのに、
手前まで行って、止めてしまいました。
もう一息が足りません。


で、よくよく考えてみましたが、
やはりここ半年のオーバーワークがたたっているのかと。
忙しいので、さらに今のうちにこれもやって、あれもやって、などと、
次から次へとデスクワークの嵐に自ら巻き込まれています。


せっかくお薬も増やしているので、
しばらくはしっかりペースダウンして、
仕事は最低限度に抑えて、
体調を整えて、
来年に備えたいと思います。


睡眠時間をきちんと取ることも必要ですね。
ぼんやりしているのではなくて、
ちゃんと寝ること。
とはいえ、かなり寝ているんですが、足りていないようですので。


後は音楽と本とLoveに頼りたいと思います。
それが頼みの綱でございます。

2017年12月8日金曜日

50歳最後の日

今日でとうとう節目と思っていた50歳が終わります。


Happy♪Enjoy♪Love♪ のつもりでしたが、
どうでしょうか。


心持ちは、いつもそうありたいと思っていたのに、
ついつい好きなことにすがりついてばかりで、
よたよたと歩いていたような気がします。


助けを求めてばかり。
仕事では、そんな状況がずっと続きました。
これは自分ではどうにもならない部分が多いため、
仕方が無いかもしれません。
自分としては、求められていることに応えられるように、
努めたつもりですが、果たしてどうでしょうか。
現状はこれ以上業務が増える(職場の人数が増えるなど)と
もうギブアップかと思います。
それにペイは下がりました。
これは、会社の判断ですから、そういう社員でしかないのでしょう。
仕事に関しては、納得できないことが続いています。


体調はひどく落ち込むことが無かったことが、
これまでにないことだったでしょう。
追い詰められたときには、
助けて下さる方もいて、
励ましてくださる方もいて、
好きなことに逃げ込むこともできて、
かろうじて凌げたような感じでもあります。
ただ、心の不安定さはかなり消え去り、
落ち着いていられたかもしれません。


読書は、ほんとにすっきりとしてしまいました。
読まなくては、と思うこともほぼなくなり、
時間のあるとき、好きな本だけを読むようになりました。
無理な読書は所詮無理、とあきらめも出てきました。
その分、荷が軽くなったようにも感じています。
自分にとっての基本の本、作家がいる、ということが、
心の支えにもなっていて、
それは自分から去ってしまうことはないという確信も
落ち着いていられる理由かと思います。


ツィッターのおかげで、
色々な出会いや、未知のミュージシャンを知ることや、
知らない場所を覗く楽しみ、写真の魅力、
猫の知らなかった様子など、楽しみが大きく増えました。
それは本当に嬉しいことです。
一気に世界が広がったと言えるでしょう。


悪いことばかりではなかった50歳でしょうか。
半ばで、やりたいことが新たに出てきましたが、
それが中途半端であることが、自分への今の不満です。


人間関係については、
家族を始め、職場でも、様々な出来事があり、
一口では言い表すことができません。
いいこともあれば、悪いこともあり。
これは一生続くことは、皆に共通したことですね。


もっと楽しく過ごしたいと願ってはいたのですが、
そういう気楽さはまったくありませんでした。
性分もあるでしょうか。
もう少し気楽に生きてみたいです。
気持ちが軽くなるような感じ、です。
そうすれば、もっとフットワークもよくなるような気もします。


年齢的には、落ち着きがあって、人生のキャリアを積み、
身体的には下降線となるにともない、
じっくりと人生を味わうように、という方向性かと思いますが、
社会の高齢化もありますし、
まだまだ生きることに、こだわっていきたいというところです。


そういうわけで、テーマは51歳も続行です。
心と身体が健康になるように、強くなれるように、
この社会を生き抜いていけるように、
努めたいと思います。

2017年12月5日火曜日

「ミンネのかけら」

「図書」11月号から、冨原眞弓さんの連載が始まりました。


「ミンネのかけら」というタイトル。
1980年代にフランスに留学されていたころを
振り返っておられます。


冨原さんは、ここしばらくトーベ・ヤンソン、ムーミンに関する書物や、
翻訳でお目にかかることが多いですが、
本来はシモーヌ・ヴェイユ研究の専門家でいらっしゃいます。


そういう私も、かつてトーベ・ヤンソンの島暮らしに関するエッセイを読んで、
同じ人だろうか?と不思議に思ったのでした。


ムーミンを愛するシモーヌ・ヴェイユの専門家、と聞くと、
興味を持たれる方も多いのではないでしょうか。


そういう人でいらっしゃるので、
留学時代のエピソードそのものも、
理知的で、楽し気な気配を映し出す微細な文章にも、
早々に引き込まれてしまいます。


誰しもがもっている出会いやエピソード。
それらを織りなす人間性と流れる時間。
実体験と意識を表現するだけの能力。


こちらのエッセイを2回読んだだけで、
再び、ムーミンやシモーヌの文章に触れたくなってくる、
そういう気持ちです。


でも、「ミンネ」とは、どうしてでしょう?

2017年12月3日日曜日

バースデー・カード

会員となったばかりの国立国際美術館。
ときどき会報が送られてきて、
現代アートの難解な解説に頭を悩ませたり、
催しの内容をチェックしたり、と楽しませていただいています。


昨日は、いつもと違って長3の封筒がポストに入っておりました。
開けてみると、綺麗なクリーム色のカードが。
誕生日月なので、バースデー・カードだったのです。


その上、その中には招待券が。
いつでも使えるチケットです。
凄い。


とても綺麗な美術館らしいデザインのカードがあまりにも嬉しくて、
家族に報告(ほとんど自慢ですね)をしました。


美術館にお礼を伝えたいくらいです。
ありがとうございます。
大切に使わせていただきましょう。

2017年11月29日水曜日

おそれながら・・・

昨日の待ち時間に、
スティーブン・ミルハウザー「魔法の夜」を読んでおりました。
ミルハウザーはほんとに好きです。
自分に想像力と表現力、文章力があれば、
ミルハウザーのような短編を書いてみたい。
とよく思います。


書くということで言えば、
先日読んだテジュ・コール「オープン・シティ」。
自分らしい文章を書くことができれば、
こんな小説を書いてみたい、と思ったのです。
私小説のような部分もあり、
主人公の在り方にとても共感できたのでした。
そして、それを精緻で冷静に、客観的に表現する。
このように納得できる作品は意外とあまりありません。
読むことよりも、
書いてみたい、という欲求を生み出す読書でした。


読むことと書くことは異なると思うので、
実際には書くことなどできないのでしょうが、
カルヴィーノやタブッキの短編などにも、
このような作品が書けたなら、と感じさせられます。


いつか、本当の、独り、の時間が持てるようになったら、
書くことを試してみるかもしれません。

11月も終わりに近づき

11月も明日でおしまい。
明後日からは師走。
12月は好きな月です。
嬉しいことをいろいろ計画できるから。
計画を立てては、断念し、見直しの繰り返し。
とても諦めが早いので、断念するのが早い。
いいところもあれば、情けないところでもあります。


昨日は通院日でした。
11月に入ってから、好んで聴いている音楽が、
胸に沁み込んでこないことを不思議に感じるようになりました。
同じものばかり聴いているから、飽きてきたのかな?と思ったり。
また別の部分で、自分のモチベーションは仕事以外は上がらない!
ことに焦りを感じたり。
お腹が痛くなることも増えているし、どうしたんだろ?
そんな風でしたが頭痛が無いので、気にしないでおりました。
ところが、先週のこと、感情の動きがフラットになっていることに、
気がついたのです。
同時に眠れなくなっておりました。
これは、まずいぞ、ダウンの予兆・・・。
タイミング良く、診察日でしたので、先生にご相談。
ぎりぎりのところで、お薬増量で、ペースダウンを指南されました。
しばらくは、またお薬を少し増やして、
意識してペースダウンをするようにして、
ほどほどにやっていくことにいたします。


お薬とペースダウンで体調が安定するのですから、
それも一般の人並み、と言う程度ですが、
ほっとするというか、安心するというか。
それで油断してしまわないように努めなければなりませんね。

2017年11月23日木曜日

新たな波乱と緊急ミーティング

一昨日のこと、午後になって急に新しい方が配属されることを
知らされました。夕方来るから、というのでした。
あらあら。


手続き関係も含めて、関係者に問い合わせたりしていると、
実は困ったさんであることが判明。


困ったさんがお越しになる部署の側面もあるのでした。


心して、夕方ご対面、事務所をご案内しておりました。
きさくな方で、こちらが質問すると、
明るく正直に話してくださいました。
個人としてもいろいろとあるようです。


メンバーが増えることで、私の業務もさらに増えますし、
注意すべき点も増えることになりそうです。


ため息をつきつつ、
夜は親しい仲間との緊急ミーティングへGO。


これは、親しい仲間うちで深刻な悩みを抱えている人がおりまして、
その詳しい話を聞くためでした。
が、意外とご本人は落ち着いていて、
具体的にどう対処していくか、かなり多面的に考えておられたのです。
現実的なことも十分に考慮されておられたので、
これは大丈夫そう、と皆ちょっと一安心。


そして、今日配属になった困ったさんの話をしながら、
会社の動き方や、考え方などを皆で復習です。
よくわかっているつもりでも、ときどきついていけなかったりするので。
このように、相談や率直に話のできる方々がおられるので、
ほんとうに助かっています。
そうでなければ、完全にお手上げです。
皆に支えられて、どうにかやっている、そんな状態です。


さて、明日から新なメンバーを加えて、スタートです。
ひとつひとつクリアしていきましょう。

2017年11月19日日曜日

あいかわらず

相変わらず仕事に追われる日々です。
以前なら、一か月のクールで計画ができたのですが、
今は、その合間に新たな仕事が入ってきて、
ルーティンをするのも間に合わないくらいです。
その上に、事件も勃発するので、対応も必要。
そもそも、全体の様子、動きを把握していないと、
ミスが出てしまう業務担当なので、
気持ちがいつもせかせかしています。


入社したときとは、まったく違うので、
違う会社にいるような気もしますが、
社内には知った方がたくさんいるので、
不思議な感じです。


というわけで、緊張が解けたら、
またしてもお腹がイタイタ、神経性胃腸炎。


そんな一週間を過ごした後は、
水曜日もお休みではあるのですが、
日曜日は解放感があるのか、
ぐっすり寝て過ごしております。
今日もほぼ寝ておりました。


一応最低限度のことはしているのですが、
有意義とは言い難い休日。
やりたいことはたくさんあるので、
もったいないですね。


これから年末にかけては、
公私ともやることが増えるので、
やりたいことは、年末年始の休暇までおあずけになりそうです。


そう、このパソコンも実はハードディスクが壊れかけていまして、
買い替え必須の状態です。
パソコンも生活必需品、消耗品のようなものですね。

2017年11月15日水曜日

秋の健康復活きっかけ記念日

少しずつ冷え込んでくるようになりました。
今週末には奈良北部も氷点下の予報がでています。


ツィッターをしていると各地の様子をリアルタイムで
見ることができるので、
もう北海道や東北では雪まじりであったり、
関東でも紅葉を過ぎ、落葉の季節になっているのを
冬が近づいていることを感じながら“いいね”をしています。


それにくらべればまだ関西はましでしょうか。


先日は、私の健康復活きっかけ記念日・・・だったのでした。
自分にとってはとても大切な秋の一日なので、
喜びをもたらしてくれた場所へお散歩に行ってきました。
そうそう、この公園だったわ、とか、
今日は人がいなくてひっそりしてる、
明るい時間に眺めると様子がずいぶん変わってる、
またあの喜びを味わうことはあるかしらん、
などと思いにふけりながら、大阪市西区をてくてく。


ほんとにありがたいことに、
あの2年ほど前まで悩んでいた身体の重さや倦怠感は、
感じなくなっています。
前頭葉の頭痛もずいぶん減りました。
今仕事はハードではありますが、
コントロールしているせいもあるかもしれませんが、
ダウンすることも少なくなりました。
そして今のところ、というか未だに恋は続いています。
ツィッターで共通の趣味の方たちと繋がって、
♡マークを連発したり、写真を送り合ったり。
恋に合わせて、感謝の気持ちもプラスされて、
エスカレートしている状態です。


まずは心身の健康。
それがあって、仕事ができて、趣味も楽しめます。


ずっと秋冬が苦手でしたが、
秋が深まってくると、楽しかった思い出と喜びが浮上してくるので、
大切なシーズンになってきました。
秋風も情けない気分になるのが嫌いでしたが、
これも秋の風物詩。
落葉する木々を眺めながら、
思い出にふける今日この頃です。

2017年11月12日日曜日

ビオラの植え時

日曜日、穏やかな日よりでしたね。
毎年のことなのですが、
我が家の狭いお庭にビオラを植える時期がやってきました。


秋になると、
母はビオラを求めて、あちらこちらの花屋さんへ出かけています。
車に乗らない家なので、持ってくるのが大変。
生駒にあるお気に入りの花屋さんでは、
土と一緒に配達してもらいます。
その様子を見ていて、今年はちょっとお手伝いしようかと考え、
今日は親子3人でお花屋さんに行ってきました。


先週は一株100円だったビオラが、
もう半額になっています。
ということは、この時期に売ってしまいたいということでしょう。
種類も数も豊富だったので、
ほいほいとカゴに入れて、
おまけに父はシャクナゲの苗を選んだりして、
3人で持って帰ってきました。


この時期に植えたビオラは、5月頃まで楽しむことができます。
苗も成長して、緑鮮やかですし、
冬の寂しげなお庭を彩ってくれるお花です。


他のお花も植えてみたらいいのにな、と思う私。
でも、母はビオラがいいというのです。


この時期には球根の仕込みもしなければいけません。
私の窓の下にはオギザリスが繁茂しています。
これらをやっつけて、チューリップの球根を植えましょう。
次の連休くらいにできればいいな、と思っています。



2017年11月9日木曜日

薔薇の実

庭に一つ薔薇の実が落ちていました。


薔薇の樹は6本。
秋の花の時期も終わり、剪定をしていたようです。
実を見るのは初めて。
これは食べれるのだろうか・・・?と
母と眺めておりました。


調べてみると、
薔薇の種類のよってはローズヒップのお茶として
利用できるようです。
基本的には、この実の中の種を植えて、
育てることができるとのこと。
なんと、薔薇を種から育てる。
ちゃんと大きくなるのでしょうか。


今は、私の部屋のガラス瓶に立てて飾っています。
秋冬の風情です。


しばらくのうちに、
ほぐして土に植えてみるかどうか、
決めなくてはいけません。
さて。




2017年11月8日水曜日

秋も深まりつつある中で

11月に入り、ようやくお天気が安定してきました。
まだ少し暖かくて、過ごしやすいですが、
立冬も過ぎて、寒さとともに紅葉も鮮やかになってくることでしょう。


会社の裏手の桜もぱらりぱらりと葉を落とし始めました。
ハート型のツル性の葉っぱはもうすっかり黄色に染まっています。
一番幅をきかせている葛はまだまだ元気。
これが枯れるころに本当の冬がやってきます。


いつの間にか今年も秋がやってきて、
今年は明るく始めたはずなのに、
まったく違った様子となってしまったことに焦りを感じています。
このまま流されてしまうと、
また来年同じことをつぶやくことになるでしょう。


春に仕事の内容が大幅に増え、
半年経った今はだいぶ慣れてはきましたが、
仕事量は増える一方で、
次々と事案も舞いこんでくるため、
その対応にも忙しい日々です。
毎日、夕ご飯をすませると、ついうたた寝してしまいます。
休みの日も、最低限度のことだけで、
後は寝てしまっています。


残業を控えるために、日中テンションを上げているのも、
かえって疲れてしまっているかもしれません。
仕事は確かにやりがいはあります。
自分にしかできない仕事を任され、
一つ一つクリアしていくのは、醍醐味があります。
しかしながら、会社人間として生きていく気はありません。
健康を維持して、
公私のバランスを保つことができてこそ、生活だと思っています。
なので、どうにかして、今の状態から脱出したいのです。


時間や体力の問題だけではなく、
雇用の問題や、収入の問題も大きく、
現状打開に向けて準備をしていますが、
これも体力がついていかずに、なかなか前に進みません。
でも、これが鍵です。
こじ開けないと、このままで、終わってしまうことでしょう。


このブログが滞りがちであるのも、
本を読めていないこともありますし、
お休みの日は寝てしまっているからでした。


今年は仕事以外何もしていなかった、一年でした。
素敵な一年にしたかったのに、
目標どころか、何一つ前に進むことがなく、
ほとんど忘れてしまっている状態でした。


現状の自分を見直すためにも、
少しずつでも、このブログを更新していくべし、
と考えているところです。

2017年11月3日金曜日

「婚約者の友人」 フランソワ・オゾン監督

「婚約者の友人」 フランソワ・オゾン監督


1919年の戦後のドイツの町で。
戦争で婚約者を失ったアンナは、
身寄りが無く、
婚約者の両親と暮らしています。
失意の中、つつましやかな生活を。


そんなある日、
婚約者であったフランツのお墓の前で、
泣いているフランス人男性を見かけます。


彼はフランツのパリ時代での友人だと考えたアンナとフランツの両親。
彼を迎え、暖かくもてなします。
彼とフランツとの思い出に胸をつまらせる彼ら。
フランス人を快く思っていなかった父親も、
心を開き、彼を招くようになります。


アンナと彼は町を歩き、
野原を歩き、フランツの話をしながら、
思い出にふけります。
アンナはフランスびいきだったフランツのおかげで、
フランス語が堪能です。


笑顔が戻った彼らと、彼=アドリアンですが、
アドリアンはなぜか表情に影が浮かびます。


その影の正体とは。


それを知ったアンナは。


正体を知られた彼は、
フランスへ帰ってゆき、
事実を抱えたアンナは、
フランツの両親に本当のことを話さず、
独り、苦しみを抱えることになります。


ここまでがお話の前半です。


全体がモノクロームで戦後と彼らの心象風景を
写しだしたような静かな画面が続きます。


この後、
想像できるような展開が起こり、
さらには、想像もできないような事実の展開がされていきます。
これは話してしまうと、
まったく映画の意味をなさないので、
止めておきます。


タイトルは「フランツ」ですが、
主人公はアンナです。
秘密を抱えているのはアドリアン。
アンナは知らずにいた事実を知るたびに、
精神的に強くなっていきます。
婚約者を失った悲しみにくれるだけの女性ではなくなっていくのです。


フランソワ・オゾンの作品はいくつか鑑賞していますが、
同じような映画は一つとしてありません。
そして完成度が素晴らしい。
もちろん私自身が共感できる映画ばかりではないのですが、
テーマ、映像、台詞、演出などはもちろん、
心象風景の映像の見事さは素晴らしいですし、
細やかな部分も見逃せない丁寧なつくりです。
密度の濃い映画の作り手として、
今回も見逃せないと思い、観に行ったのです。
私はテレビや映画ではそうそう泣かされることは無いのですが、
今回はかなりつらかった。
さすがに泣かされました。
そして振り返って、アンナを力づけたいと思わされ、
力づけられるのは、こちらの方なのだと気がつきました。


戦争を語る映画として、観ることも可能です。
ミステリーと評されていますが、
私はそうは思いません。
人生には謎はつきものですから。


個人的には、フランツの両親が素晴らしい人たちであることに、
感動させられました。
特別なことは何もないのですが、
普通の人々の心のあり方が美しいのです。



たいへん、素晴らしい映画です。
ただ、心が元気な時にご覧になっていただきたいです。
とても心が重くなる映画でもあります。



2017年10月29日日曜日

和歌山・田辺へ遠足に

先日、雨がざぁざぁ降り続く中、研修がありました。
会社が所属している協会主催のバス・ツアーです。
目的地は和歌山県田辺市。


田辺市は白浜より山手に入ったところで、
市の90%を山林が占めているそうです。
どんなところでしょう、なかなか行くことのできないところへ、
連れて行ってもらいます。


朝8時、大阪市内某所に集合、
毎年ながらこれがなかなか大変なのです。
駅から歩いて15分はかかるところで、
雨の中とぼとぼ。
ぎりぎり間に合いました。
ちょっと待ってください、まだやることが・・・。


私の会社からは女子4名の参加でしたので、気楽です。
眺めも今一つなので、お隣のMさんと話しっぱなし。
和歌山に近くなると緑が深くなってきて、
しっとりした雰囲気が出てきました。
山越えをして、紀の川沿いに出てきました。
熊野古道沿いの旧家に向かいます。
これまでいくつか江戸時代から続く家を見せていただきましたが、
今回は、市が管理しているということもあるためか、
たいへん手が行き届いており、見ごたえがありました。
メンテナンスは大切ですね、痛感いたしました。


京都とはまた違う雰囲気やね、と話しながら、
目的地、田辺のお食事処へ進みます。
バスで1時間半くらいでしょうか、ようやく到着。
いつも専任のコンダクターの方が趣向をこらしてくださるお食事、
今回はさて・・・。
と期待に胸を膨らませすぎて、見事に沈没しました。
私だけではなくて、向かいに座られていた男性陣も無言。
おまけにアルコールもわけあって出なかったので、
盛り上がりに欠けるお食事会でありました。
これは大変残念でありました。


午後はさらに山の中へとバスは進み、
檜の間伐材の加工工場へ。
実物を見学しながら、丁寧に説明をしていただき、
実際に触ってみたり、普段は出来上がったものばかり見ていますから、
新鮮ですし、目から鱗もたくさんありました。


その後には、実際にこの木材を使った田辺市内の学校の視察です。
まだ学校は授業中の時間。
なのでお昼はアルコール抜きだったのでした。


その学校は2階建てのこじんまりした建物ですが、
ほぼ90%を木造で作られており、(耐震、耐火基準のためRCを一部使っています)
それはそれはよく考えられ、丁寧に作られた、
地元の方々の愛情の詰まった学校でした。
大きな柱もあれば、小さな机や椅子まで無垢材と集成材で作られています。
もちろんコストはかなりのものだったようです。
これらの話を、教育委員会の方々や、校長先生自らしてくださり、
ご案内いただきました。
私たちみんなが育てていく義務がある子供たちの教育現場を、
これほど歓待して迎えてくださるとは、かえって申し訳ないくらいでした。


田辺の山の中、まだまだ雨は強く、暗くどんよりした天気は、
残念な限りですが、再びバスに乗り込み、帰路につきました。
サービス精神満載のコンダクターK氏は、
昼食の保険として用意いたしました!と言って、
田辺のめずらしい餡餅を用意してくださっていて、
その上、お待たせいたしましたと、一番搾りを配っていただき、
帰りの道のりは長かったものの、和んだ雰囲気となりました。


さすがに雨中、道路は混んでいて、予定よりかなり遅く
大阪に着いたのはもう19時。
バスはゆったりとしていて窮屈さはありませんでしたが、
座りっぱなしは疲れてしまいました。
このツアーに参加するのは3回目。
ツアーやバス移動は苦手ではありますが、
この企画でないと訪れることが不可能な場所ばかりですし、
参加される方も静かにされていて穏やかですし、
こんな気楽な研修は遠足に違いありません。


解散後、Mさんと二人で出来たばかりの広々としたスタバで、
暗くなった外を眺めながら、
会社の話などをして、和んでから、
ほんとうに解散、帰宅したのでした。

2017年10月28日土曜日

奈良・新大宮《L'oiseau Bleu》

大阪市難波から近鉄奈良線に乗って35分、
終点奈良の一つ手前の駅、新大宮で下車、徒歩5分のところ。
フランス風ビストロの《L'oiseau Bleu》(青い鳥)があります。


まずビールを。
フランスで最もポピュラーだというビールに。
癖のない味、まずまず重みもあって、飲みやすいです。
このお店に誘ってくれた弟は、
もう少しフルーティな味わいのあるビール。
彼が次に頼んだビールが美味しかった。
どうして、銘柄を控えておかなかったのでしょう?


アントレに、鴨のコンフィ。
あっさりと仕上げてあり、鴨が苦手な人でも大丈夫な感じです。
たっぷりあったので、2人では多いほど。


次には自家製ソーセージ。
各自一本ずつにしたのですが、これもフランクフルト並みの大きさ。
ハーブがとても効いていて、独特の味わい、めっちゃ美味しい。


山盛りの人参のサラダ。
人参と干しブドウをドレッシングであえてあるのですが、
とっても美味しくて、ばりばりとあっという間に平らげてしまいました。


このあたりでカラフェでワインを頼みました。
きちんと新しい封を切って、銘柄を説明してくださったのですが、
私にはとんちんかん、もったいない。
たいていのお料理に合いそうな飲みやすい赤ワイン。
フルボディではない、ということだけはわかりました、それだけ。


始めに頼んであった煮込み料理を待つ間に、
何がよいかシェフにお尋ねしたところ、
お肉が続いているので、サーモンは?
とのお返事で、サーモンいただきましょか?
これが、もう今まで食べたことないようなサーモンでした。
厚みがあり、味付けも上品で、もう参りました。


ここまでくると、最後の煮込み料理はさてさて・・・。


ラムとジャガイモのアルザス風煮込みでございます。
陶製のお鍋にカットしたラム、その上にはスライスされたジャガイモが
ぎっしり詰まり、蓋が浮かないようにパン生地で留めてあります。
もうジャガイモもホクホクで、スライスしてあるのが好きなだけに
お出しをかけながらいただくと、フォークが進む、進む。
ラムは好みがあるでしょうが、豚でもいいかもしれません。
蓋と留めてあったパンをぱりぱりと剥がして、
お出しにつけて食べると・・・もうすご~い美味しい~。


ひゃ~、久しぶりに美味しいのいただいたね~、と
弟と2人で満足しつつ、帰路についたのであります。


このお店は菖蒲池にデリのみ扱う小さな店舗もあり、
そちらでは一度いただいたことがありました。
美味しいことがわかっていたので、
弟に誘われた時には、即OKだったのです。


奈良に小さなフランスあり、
そんな素敵なビストロです。



2017年10月15日日曜日

選挙、投票に行きましょうね

このブログをご覧くださっている方々は、
当然、投票に行かれていると思われるのですが、
このような政治状況、国内状況においても、
投票権を放棄する人がいるので、
一言、発言しておこうと思いました。


政権に対する意見、
現政治における意見、
立候補者への意見、
山積みの社会問題、
それらはすべて我々と密接に関係しています。
自分の意見を一票という形で、
表しましょう。


社会問題については、
投票するだけでは間に合わず、
アクションを起こしていかねばならない、と
自覚して動いているのは、
若い方のようです。
立派だな、と思っています。


私もなんとかしたいです。

2017年10月11日水曜日

「ワシントン・スクエア」

「ワシントン・スクエア」 ヘンリー・ジェイムズ著 河島弘美訳 岩波文庫


この作品は1880年に発表されたもので、
ジェイムズの初期の一冊となります。
ウィリアム・ワイラーによって、映画化もされているそうで、
気になるところです。
初期の作品の代表としては、
「ある婦人の肖像」(1881)が挙げられます。
そういう意味で、作品を読み解く際に比較してみるのも一考と、
解説には具体的に記されています。


時は19世紀前半、ニューヨークの街が発展途上、
アメリカという国がますます力を増していく時代です。
そのニューヨークで開業医として成功をおさめているスローパー博士、
その一人娘のキャサリン、同居しているぺ二マン夫人に、
モリスという若い男性が織りなす結婚話を題材に、
彼らの心理描写を描いています。


ジェイムズに親しんでおられる方であれば、
テーマや題材、人間関係など、理解が早く、
するすると読めることでしょう。
興味深いことに、とても会話部分が多いので、
気持ちとその表現、また奥底の心理について推察しやすい方だと
思います。
ジェイムズの後期の作品は大変難解ですから、
それを考えると、わかりやすい作品といえるでしょう。


ジェイムズの作品は、一見はわかりにくいゆとりがあるように
感じています。
どれも真面目な作品で、登場人物も正面から描かれているのですが、
作者からの視点が、一定の距離を保っており、
山場の部分でも冷静に読むことができます。
もしかすると、冷静に読めるところが面白くない方もいるかもしれません。
ですが、その距離感により、
登場人物たちを観察し、気持ちを推し量り、彼らの生き方に
同情したり、苦笑したり、いらだったり、と読み手は自由に気持を
動かすことができますし、想像する自由も得ています。


私が読んだ作品は、この「ワシントン・スクエア」「ある婦人の肖像」
「鳩の翼」「金色の杯」「大使たち」にとどまっていますが、
他にも読んでみたいと常に思っています。
お気に入りは「婦人」と「大使」です。

2017年10月9日月曜日

立山へ

先日、立山へ家族4人で旅行に行ってきました。
立山とはよく耳にするものの、ほとんど知らず、
平面地図にて事前準備。


京都から金沢まではサンダーバード、金沢から富山までは新幹線。
富山からとことこと地元の鉄道に乗り、
急傾斜のケーブルに乗り換え、
美女平に着いたところで、もうかなりの標高でした。
富山が一望できる良いお天気でもありました。
そこから高原バスに乗り、くねくねと山を登っていきます。
よく立山の冬の雪の写真を見ることがありますが、
ここがそうだとは思えない静けさ。
信州とはまた違った木々の風景です。
ずいずいと登りついたところは、弥陀ヶ原高原ホテル。
こちらで一泊いたしました。
家族ですから、何をするにも、わいわいがやがやで、
口ぐちに好きなこと言うものですから、可笑しいというか、気楽というか。
ホテル近辺の散策コースを散歩すると、
まだ秋にはなっていない時で、われもこうがたくさん。
後はりんどうがこれから咲こうとしているところでした。
とても空気が気持よい、風が心地よい、清々しいところ。
もちろん周りはさらに高い山々に囲まれて。
雲がかかると高原には霞がかって、さらに美しかったです。


冬には雪が深いので、ホテルは無人になるというほどのところ。
富山市内の夜景が見渡せるというのが人気のダイニングで夕食、
とこれも楽しみにしていたのですが、
なかなかサービスが厳しく・・・落ち着いて食べさせてくれませんでした。
こだわった食材、調理、のわりには、お味も今一つ。
仕方なく、部屋に戻って、飲み直しでございます。
地元のお酒を買い込んで、わいわい飲んでおりました。


次の日は、普通のバイキングのモーニングでほっとしました。
しっかり珈琲を飲みまして、さあ、さらに高いところへ出発です。
なんて、母と私はバスにて終点の室堂というところまで。
父と弟はその行程を散策。
高原というだけあって広々とした空間が広がっています。
ぽつぽつと宿舎があったり。
着いた室堂というところは、それは高い高いところでした。
高台へ登るとまわりは咲き終わったチングルマの草原です。
上からみだがはら池を見下ろすと、
どんよりとした緑色の池が静まっていて、
転げ落ちたらどうしよう?などと考えてしまいました。
ここから先は、本格的な登山コースになり、
山男、山ガールたちがたくさん集っておりましたよ。
黒部ダムへ抜けるコースもあり、ツアーの方も多く見られました。
さて、散策組はライチョウに遭遇したり、と充実して楽しかったようで、
嬉しそうに、遅れてやってきました。
合流したら、もう後は帰るのみ。
ほんとうに残念なことなのですが、こういう自然に囲まれても、
高い峰々を観ても、感動しない自分がおります。
すごく冷めていて、早く地上に戻りたくてうずうずしておりました。
父も母も山が好きで、弟は昆虫観察が趣味なので、
野山に出るのが大好きです。
なぜ、私が自然を楽しめないのか、不思議がられています。


帰り路は、行きの逆をそのまま戻りました。
ただ違うのは、金沢で美味しいものを食べようという企画です。
駅ナカの山さんというおでん屋さんに入りましたが、
これが絶品というほどの美味しさで、
金沢奥が深し~と感動しておりました。
私は金沢は2回目ですが、もっと探検してみたい場所です。
そうそう、途中の富山では少し時間があり、
男性陣が飲んでいる間に、市電を眺めておりました。
市電・トラムが好きなので、富山でも乗ってみたいですね。
気楽な気分で道中も過ごして、最後までおしゃべりしていましたが、
旅にも終わりがありました。
家に帰りつくと、現実感とともに安心感が。


でも、旅とは見聞を広げるものでありますね。
立山がどういうところか、これで自分の意見を持つことができました。
所々にみどころあり。
それだけでも、よい経験ですね。

2017年9月27日水曜日

ご心配をおかけいたしました

先日、会社でミスをしてしまい、
大きな事件として取り扱われておりましたが、
無事、事なきを得ました。


会社の担当者数名で、
関係者への聞き取り調査を行い、
それを元に判断された模様です。
結果、会社としては事件としては取り扱わない、と
結論が出され、
ほっといたしました。


ただ、この事件の発端は会社のOBの人が絡んでおり、
またその人物がコンタクトを取ってくる可能性があるのです。
その際にどうすべきか、という問題があります。


会社にはその点をご相談していたのですが、
出来る限り、関わりの無いように対処すると、
言っていただいています。
自宅に電話があった場合は、
どうすべきでしょうか。


今後の問題はあれ、
まずは、多くの方にご尽力いただき、
まわりの方々にご心配をおかけしたことを、
お詫び申し上げるとともに、
お礼申し上げます。


ありがとうございました。

2017年9月20日水曜日

ヴィクトリア・ケーキをアレンジ

今日は家の人の誕生日でしたので、
先日から作ってみたかったヴィクトリア・ケーキにトライしてみました。
ラズベリーが苦手な人がいるので、
フィリングは自家製の無花果のジャムで。


今使っているオーブンの内部の高さが無いので、
普通のケーキが焼けないというのも、
2段式のヴィクトリア・ケーキを選んだ理由です。


さてさて・・・。


小麦粉が110gとかなり重めです。
お砂糖、バターも同じく。
なので、あまり膨らまない、ずっしりとしたケーキが2枚焼けました。


少し表面をスライスして、ジャムを馴染ませて、サンドイッチして、
しばらく寝かせて。


仕上げには、泡立てた生クリームを添えて、さあ、召し上がれ。


う~ん、かなりのボリュームです。
食べごたえあり。
材料が良いので、お味は普通に美味しいですが、
口当たりもがっしりした感じです。


前にもイギリス風ビール・ケーキ(北野佐久子さんのレシピ)で
作ってみて感じたのですが、
イギリスのケーキは粉がしっかり入るようで、
重みがありますか。


普段はフランス風のレシピ(上野万梨子さんのレシピが多いです)
を使うので、なおさら違いが良くわかります。


風土の違いでしょうか、お料理もずいぶん違うようですね。


個人的には、同じ1対1対1の割合のお菓子でも、
フランス風のカトル・カールの方が好きかな?


今、バターが品薄だそうで、近くのスーパーにはマーガリンしか
ありませんでした。
で、成城石井まで行くと、どうにかカルピス・バターが手に入りました。
バターが無いのも不便ですね、お料理にも使いますし。


本物のヴィクトリア・ケーキの写真を載せておきましょう。
見た目は同じようにできたのが幸いです。



2017年9月16日土曜日

葛の花、露草















秋の花が咲いています。
萩。
葛。
露草。
眼にしているのは、この程度ですが、
風情を感じます。


職場の裏手には、葛が生い茂っており、
今は花が満開です。
この場所に来て、初めて葛の花を知りました。
遠目に見ると、緑の野原に葡萄酒色が点々としていて、
お洒落な感じがします。


その足元には、露草。
今頃咲く花だったかな?と思ったり、
夕方にはしぼんでいることに?と思ったり、
子どもの頃から見慣れた花なのに何も知らなかったのでした。
爽やかな青い色が綺麗です。


あちらこちらには萩が咲いていますね。
萩とくれば、ススキ。
ススキとくれば、月見団子?!


今日からシルバーウィークですが、
台風が接近しているため、
奈良も朝からかなり降っています。
日本列島を縦断しそうなので、
みなさま、お気をつけてください。


台風や、地震、大雨など自然災害は次々とやってくる。
おまけにどこそかのミサイルまで上空を飛んでいる。
被害が出た時にはどういう事態になるのでしょうか。
自分の身よりも、そのことが心配でなりません。
































2017年9月7日木曜日

「オープン・シティ」

「オープン・シティ」 テジュ・コール著 小磯洋光訳 新潮クレスト・ブックス

この本のことを、書き手のことを、何も知らずに読む、
それがいいような気がします。
まっさらな気持ちで、ページを開き、
小説の中に入り込んでいく、
主人公とともに、足を運ぶ。
それがぴったりです。

場所はニューヨークです。
ですから、ニューヨーク特有の特徴が描かれています。
街を歩き、考え、想いを馳せる、
それがこの小説の主な形態です。

主人公は精神科の医者なので、
病院や患者のことも描かれますが、
それ以外のこと、例えば雁の渡りについて、愛聴するクラシック音楽について、
隣人について、街の様子について、人種について、育った土地について、
両親についても、敬愛する先生について語るときも、
ほぼ同じ距離を保っています。
淡々と語られるところが、穏やかでもあり、冷ややかでもあり。

冷ややかと思わせるのは、作者の筆致だけではないでしょう。
重いテーマが繰り返し表層に現れてくるので、
あえて、そのように抑えるようコントロールされているようにも感じます。

とはいえ、冷たい人間というわけではありません。
温かい心を持っているからこそ、理解できる苦しみというのがありますが、
あえて、大声を出さないようにしているようです。

仕事柄だけではなく、読書も好む人間のようです。
歴史や哲学・思想にも精通しており、
自身の考えに照らし合わせるだけでなく、
会話の中にも引用できるだけの知識を備えているのでした。

旅先では、ささやかなアバンチュールもあり、
人間らしいぬくもりを求めるところも。

以前に読んだ小編「シルバーベルク変奏曲」では、
穏やかに、心理や世界観を深く掘り下げる部分が特徴だと思いましたが、
それが全編に行き渡っています。

全体としては、
不条理な生への苦しさを背負う哀しみ、を語っている、
と言ってよいかと思います。
そうなると、読者の好みにより読みづらくなってしまうのですが、
もう一つのこの小説の特徴は、
一人の個人が現代社会の特徴を網羅しているというところにあります。
その点においては、独りよがりにならず、
都会に生きる成人男性の気持ちを代弁しているようでもあります。

個人的に、
このようにじっくりと読むにふさわしい本との出会いこそが、
読書の喜びであると思うところです。
この作家には、いろいろなテーマで書いて欲しいですね。
どのような形で書き表されるか、関心を隠せないでいます。
素晴らしい作家、作品として、推させていただきます。

2017年9月6日水曜日

観てきました「ボブという名の猫」

上映サイクルが実に短い今日この頃なので、
早速、「ボブという名の猫」を観てきました。


主人公の青年の役は、プロの俳優さんですが、
とてもしっくりとしていて、自然な演技が冒頭から引き込んでくれました。
苦しい薬との格闘、寝るところにも、食事にも事欠く苦しい生活。
ストリート・ミュージシャンとして、ギターを大切に抱えて。
ちょうど、クスリを断つべくお医者さんにはかかっているようです。
どうにかして、まっとうに生活したいという気持ちが伝わります。


なのに、実際にはなかなかそうはいかず。
偶然出会った父親ともゆっくり話すこともできない。
父親は新しいパートナーと一緒です。


このあたりもさりげなく、短く、鑑賞者に伝わるようになっています。


お医者さんのサポートで、ようやくアパートに入れた彼。
夜、偶然しのんできた猫、それがボブです。
隣に住む女性は動物好きで、ボブのケガへの対処方法を
アドバイスしてくれたり、と親切にしてくれます。


ボブのケガが治るように、
ボブがきちんと食事ができるように、
彼は努力します。


ストリート・ミュージシャンとして、街頭で歌う彼の横には、
いつもボブがいます。
ボブが見守ってくれているのです。


ここから、いくつかエピソードがあり、
そうそう簡単にはいかないのですが、
彼にはボブがいてくれる。
主人公はほんとうに良い人なのです。
ボブがいることの意味をよくわかっている。
そして、隣の女性とのコミュニケーションについても、
まっとうな判断で行動します。
日々、色々な出来事に遭遇し、
嬉しいこと、情けないこと、苛立つこと、
悲しいこと、をボブと一緒に体験する彼。


そんな彼とボブの活動を目にした編集者が、
本に仕立てることを彼に提案し、
それが本当に本となり、多くの読者を獲得するに至ります。
彼が社会から認められる瞬間でもあるのでした。


今も彼とボブは一緒です。
ボブがいてくれたから。
彼だけじゃない、人は孤独であることも必要だけれど、
ほんとうに孤立してしまうと、生きていくことはできないのです。
独りで苦しんでいる人のことを考えさせる映画でもあり、
ロンドン(イギリス)の低所得者の苦労を垣間見せてもくれ、
喜びを与えてくれる映画でありました。


ありがちな、わざとらしいセリフやカットがほとんど無いことも、
良い点でした。
これ以上深く掘り下げると、ボブとの出会いによる喜びの到来が
薄まってしまうでしょうから、社会派映画ではないことが、
かえって良かったとも思われました。

2017年9月4日月曜日

ありがとうございます

ありがとうございます。
このような情けないブログをその都度ご覧いただいて、
優しいお言葉をかけていただいて、
とても感謝しております。


いつも適切なアドバイスをくださっていることにも、
ありがたく思っております。


今回の件のみならず、
見守ってくださる方々がおられることに、
こんな自分であるだけに、
とても不思議な感じもしつつ、
感謝の気持ちでいっぱいです。


merci,beaucoup...♡

2017年9月3日日曜日

次々と

お仕事の契約更新を前にして、
もうしばらくは今のままがんばって、
次へのステップの準備をしていこうと決心しました。


もう時間的に後が無いです。
そして、体力の問題もあります。
それに加え、定年後も続けられる仕事をしたい、
と考えています。


最後のチャンスだと思い、
やりたい仕事、やってみたい仕事、
いろんなジャンルをピックアップして、
私にできるとすれば、
どのような方法があるだろう、
とあれこれ調べています。


手始めにできることから、
テストもしてみたりして、
なかなか難しいことがわかったりして、
やりごたえがあるわい、などと呟いています。


でも、これからの人生は、
自分で切り開いていくしか方法はありません。
会社に頼っていたままでは、
いつか親を亡くした時には、どうしようもない状態です。


収入の問題もあります。
それに加え、自分の世界を広げたいという希望もあります。
このまま定年を迎えたとしても、
その先どうすればいいでしょう?
年金はあてにはなりません。


自分の気持ちがそのようにシフトしているところへ、
思いがけない事件が持ち上がりました。
会社で大きなミスをしてしまったのです。


そこに至るまでは、数年に渡り人間関係に困っていたことが
関係しており、そのたびに上司にも相談していましたが、
適切な助言、具体的な対応はしてもらえませんでした。
そういうこともあり、そのままになっていた人間関係が絡んで、
ミスをするに至りました。


そこから話は拡大し、会社に助けを求めたところ、
大きな事件となってしまいました。


今は、自分の手を離れ、会社の判断にゆだねている状態です。


これが良いのか、悪かったのか、
それは今の時点ではわかりませんが、
私が懲罰を受けるとしても、
会社がそれまでに至る経緯や、
ミスが起こる実態を理解すること、
今後、私が悩まされてきた人間関係の問題が解消するならば、
それで良いと考えています。


迷惑をかけてしまった人もいます。
その方には申し訳ありませんが、
多少ならずとも、その人にも責任があると、
私は考えているので、
あまり良心の呵責はないのです。


さて、どうなることでしょうか。

2017年8月30日水曜日

時には本の話など

このところ新聞などで本のランキングを見ていると、
一般の文芸書に混じって、この本が入っていることに気がつきました。
「主の変容病院・挑発」 スタニスワフ・レム著 国書刊行会


決して手頃な値段とも思えない、レムの選集の完結本です。
本好きの人はわかっているなぁ・・・と読めもしないのに、
満足感がありました。
この選集は、ブック・デザインもかっこよく、店頭でも目立ちます。
私は短編集を選んで読んでみたのですが、
SFはほんと、駄目です、がっかりです。
ジェイムズ・P・ホーガンなども、一度は読んでみたいのですが、
たぶん無理でしょう。


一応、この「主の変容病院・挑発」の書評だけ、切り抜いておきました。
こういう本がある、ということを心に留めておくために。


さて、各社のPR誌が届き始める月末です。
わくわくしながら、広げますと、
新潮社「波」の9月号には、自分好みの本の話題がわんさかです。
なんと、マーガレット・ドラブルの翻訳が進んでいるそうです。
「昏い水が押し寄せてくる」という邦題、
老境を描いたものだそうで、クレスト・ブックスのようです。
「碾臼」の他には長編を読んだことが無く、
好きな作家でありながら、読むチャンスがなかなか無かったので、
とても嬉しく、楽しみです。
他には「スタート・アップ」の書評があり、これは勉強になりそう、だとか、
とんぼの本の「ブリューゲルの世界」は、全体像を掴むのによさそう、
だとか、端っこの他出版社の広告を見て、思い出すことがあったり、
アトスについての本が7月に刊行されていることを知ったり。
いや、ギリシア正教に関心があるわけではありません。
アトス、と聞いたら・・・ついつい、です。
どこから命名したのか、気になっておりまして。


筑摩書房はあいかわらず、読みたくなる本がいっぱい。
「フランス現代史 隠された記憶」 ちくま新書
「分解するイギリス」 ちくま新書
「暮らすように旅するフィレンツェ」 古澤千恵著
後は、早稲田文学のバックナンバーも取り扱っているようで、
やはり堀江さんの責任編集号が見てみたい、と。
「ちくま」はこのところ、役に立つ、勉強になる、といった内容の連載が
目立ちます。そういう傾向にしてあるのでしょうか。
とはいえ、難しいので、そう簡単に目をとおすことはできず、
上野先生、もう少し噛み砕いてください!とつぶやいてしまいます。


小説の連載などは、その作家の作品に直接触れることができる、
よいチャンスです。
個人的にはあまりヒットは無いのですが。
逆に、これはあかんわ、ということのほうが多いです。
今回目にしたのは、
「○○ちゃん、カウリスマキ好きだったよね。」
という、一つの行動を決定した一言が書かれた小説でした。
はっきり言って、本人に向かって大切なことをそんな風に言う人おらんで。
そうか、この作家はデリカシーが今一つ欠けるんだ、
などと、厳しいジャッジが下されたのであります。
いや、私にデリカシーがある、というわけではありません。
ただ、決め手の一言に、その表現は無いやろ、ということです。
私なら、そう言われたら、反抗しそうですから。


などと、本を読んでいないのにもかかわらず、
本の話題はキャッチしながら、
楽しんでいるのでありました。
月に2回、大阪へ出かけるときには、
必ず書店にも寄っています。
以前ほど大量に買うことはありませんが、
2,3冊程度、気になる本を入手しています。
本屋さんは、一番落ち着くところです。

2017年8月28日月曜日

ボブという名の猫

先日より公開になっている映画「ボブという名の猫」。


半年くらい前のことでしょうか、
小さな本屋さんで、表紙を見て何気なく手に取りました。
表紙には、青年が猫を肩に乗せている写真がありました。
なんだろう?と思ったのです。
もともと猫好きということもあるでしょう。


ぱらぱらとしてみると、
本当の話で、ストリート・ミュージシャンの青年が、
猫との出会いによって救われる、という内容のようでした。


興味はありましたが、
買うまでには至らず。


すると、この本は本国イギリスでベストセラーで、
映画化される、というニュースが。
それも猫はほんとうにボブが出演しているとのこと。


先日からイギリスの貧富の格差に自分のアンテナが揺れているところで、
これは映画も観るべきだし、
本も読まなくては、と気持ちが動きだしました。


ツィッターを始めて半年以上になりましたが、
なぜか猫の様子の写真のUPがとても多いのです。
もちろん他の動物もUPされるのですが、
圧倒的に猫が多い。
で、様子を観ていて、さらに猫好きが深まってきています。
人とのコミュニケーションで思いがけない様子が観られますし、
猫そのものの様子が、もう人と一緒、と思われるほど。
わんこも好きだけど、
にゃんこは一緒に暮らしてみたい。


まず、映画を観に行ってこようと思っています。

2017年8月25日金曜日

久しぶりの飲み会(^^♪

昨夜は、I課長を囲む会でした。
以前の上司であるI課長と、YちゃんとTちゃんの4名。
いつも参加してくれるKさんは都合がつかなくて、残念。
 
今年の3月くらいから、集まろう、と企画しては潰れ、
声を掛け合って4回目にしてようやく実現しました。

なにせI課長はおしゃべり上手な方。
一人次々と話題を展開して、しゃべる、しゃべる・・・。
で、優しい方なので、それぞれに、あれはどない?と尋ねてくれます。

もちろん会社の話題も豊富で、危険信号が点滅していました。
この仲間でなら、遠慮なく気になっていることも聞けますし、
たいていの話題に皆が、うんうん、と頷いて、笑いこけて。

できることなら、ここでお披露目したいくらい、
面白い話がたくさんです。

社内ではあまり口を開かないTちゃんも、
ぽつぽつとおしゃべり。

先輩肌のYちゃんは、
落ち着いているけど、つっこみ方は関西人。

そういう私はげらげらと笑っているばかり。

あっという間に、気が付いたら23時。
大阪で飲んでいたので、慌ててお開きとなりました。

楽しかったね~、とYちゃんと二人で奈良行の電車に乗ったのでした。

処暑

8月23日は処暑でありました。

旺盛な太陽も次第に衰え、暑熱も退く
という意で処暑と言い、天地清く爽やかとなる。

とあります。(日めくりカレンダーより)

蝉も、ジージー組に、ツクツク組が加わりました。

赤っぽい蜻蛉もすぅーっと飛ぶようになりました。

雷と夕立もやってきたり。

そろそろ夏も終わりかな。

季節は動いていきますね。

2017年8月20日日曜日

「ルネサンス 女の肖像」続き

日経新聞朝刊十選「ルネサンス 女の肖像」のご報告が
途中でしたので、最後までお伝えしておきます。


八回目 ブロンズィーノ「ルクレツィア・パンチャティキの肖像」
九回目 アルテミジア・ジェンティレスキ「悔悟するマグダラのマリア」
十回目 レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」


ブロンズィーノはメディチ家の公式肖像画を描いていたということで、
そのうちの一点だそうで、とても詳細で意味深い画です。
右手で押さえているのは聖書でしょうか。


ジェンティレスキは女性で、カラヴァッジョの画家仲間の娘だそうです。
画風はそのせいか、カラヴァッジョに似た感じでしょうか。
フェミニズムを自覚した主題を、高い表現力によって作品化した、
近年注目を集めている画家だそうです。


ラストは、もうこれしかない、という「モナ・リザ」。
観れば観るほど不思議な画。
ルーブルで観たことがあるのですが、
(防弾ガラスで囲われていました・・・)
あまり大きな画ではありません。
ダ・ヴィンチが少しずつ手を加えて続けていたといいますね。
何を示しているのか、
何を言いたいのか、
女性の持っているものすべてが注ぎ込まれているようにも観え、
怖いくらいです。
ダ・ヴィンチの作品は、どれも正確、精密な描写によるものであるからか、
妙に生々しく、迫ってくるような情念のようなものを感じます。
軽やかさと正確さとのバランスが良いように思われて、
とても好きなのは「白貂を抱く貴婦人」でしょうか。
4点ほどしか観たことがないですし、
大作を知らないので、これ以上のことは言えませんけれど。


気に入った絵というのは、
吸い込まれるように魅せられて、
いくらでも眺めることができますね。
そのこと自体が不思議だと、いつも思ってしまいます。

2017年8月17日木曜日

夏休みの終わり

奈良の大文字焼きも終わり、
京都の五山の送り火も行われました。
お盆も締めくくりですね。


帰省のニュースや、花火の話題、高校野球と、
夏の話題がピークでありました。


関西はお天気が続いていますが、
関東は雨続きで、大変なようですね。
夏に陽射しが無いと、あちらこちらで困るばかりです。


4日間のお休みも終わりとなり、
明日から無事に仕事モードに戻れるのかと、
心配なくらいです。
また、仕事に翻弄されるのが怖いと思い、
そういう事態にならないように、
自分をコントロールしたい、と晩夏の誓いをいたしました。


さて、昨日は国立国際美術館へ「ブリューゲル展」を
観に行ってきました。
が、さすがに夏休みのお盆休みです、すごい人ごみでした。
自分としては、観る状況ではない、というところで、
もう始めから、出直そうと決めて、本日はチェックのみ。


人ごみを縫って、どのような作品が出ているか目を配り、
めずらしいと思われる木像数体、
15世紀の肖像画は精密ですばらしい状態、
ブリューゲルに影響を与えたという角度から展示されていたボスの作品、
油彩2点と複数の版画を確認、
憧れのパテニィールを2点発見!、
最後にブリューゲルに到着しました。
「バベルの塔」は100人近くの列。
想像よりも小さな絵でしたから、
あれだけ緻密に描かれていることを考えると、
気が遠くなりそうです。
どの作品も、次回にじっくりと観たいと思っています。


日本でも15、16世紀の作品の展示会が増えて、
嬉しい限りです。
中世くらいになると、本場に行かねばならないでしょう。
美術として考えれば、建築物も観たいのです。
ロマネスク様式の教会が観たい、と願っています。


外出したのは、それくらいでして、
後は、片付け、調べもの関係、昼寝・・・でした。


困ったことに、
頭がず~んと痛いのがずっと続いております。
先生にはお知らせはしているのですが、
自分で調整してよい、とのことだったので、
お薬も微量に増やしているところです。


お休み中も、寝ることを重視していたのですが、
なんだか、気持ちに元気が出なくて、
それも悩みです。
頭痛、ロー・テンション、これくらいで食い止めたいです。


気持ちに元気が無いので、
本を読む気持ちになかなかならず。
頭が回らない、という感じです。


せっかく元気になりつつあるところなので、
これ以上、心身を削ることなく過ごしたい、と思っているところです。

2017年8月13日日曜日

夏休み初日

昨日は職場は休暇体制を取っていましたが、
隣の部署は動いているということもあって、
ひとり、出勤して、静かにコツコツと作業をしてきました。


誰にも話しかけられることもなく、
電話を取る必要もなく、
つまり中断されることがないので、
作業に集中することができました。


作業というのは、通常業務以外の、
片付けやファイリング、資料の準備などが中心だったからです。
普段はなかなかできずにいて、
たっぷりありまして、実はまだ終わっておりません。
まだ実際の業務にかかるまでに、
資料やデータを整えなくては。
それでも、少しは前に進んだかな、と気持は楽になりました。


そして、今日から4連休させていただきます。
掃除をして、いろいろな片付け。
新しいことを始めようと目論んでいるので、
そのための準備も含めて。


現状のままでは、身体ももたず、頭打ちになる、と自覚したので、
なんらか風穴を開けるべく、もがいております。


夜になってから、
「図書」のブリューゲルの記事を読んだり、
オースティンのTVのテキストを読んだり。


先日からは「土佐日記」をぽつりぽつり読んでいます。
実に読み応えあります。
訳文を読んでから、本文を読んで、解説を読む。
気持ちが落ち着きます。
それに文章が洗練されていることもあり、
気持ちが清々しくもあります。
テキストは角川文庫。
文庫だと気楽に、寝転がって読めますね。


後は、大好きな音楽を聴きながら、うとうとしておりました。
どんどん本から離れていきます。
今は特にかもしれませんが、
頭を使うことに疲れてしまっています。
なので、この休み期間は、
仕事のことを忘れようと思っています。

2017年8月11日金曜日

日経十選「ルネサンス 女の肖像」

7月の下旬から日経新聞朝刊では、
十選「ルネサンス 女の肖像」が連載されています。


最初のうちは良く知った名の画家たちが続いていたので、
読むだけにしていたのですが、
途中から、知らない画家も登場してきたので、
振り返ってみることにしました。


一回目は・・・切り抜きできませんでした。ジョットーだったかと思います。
二回目 ボッティチェリ「春」部分
三回目 ラファエッロ「マッダレーナ・ストロッツィの肖像」
四回目 ジョルジョーネ「老女(ラ・ヴェッキア)」
五回目 ティツィアーノ「若い女性の肖像(ヴィオランテ)」
六回目 アングイッソーラ「画架の前の自画像」
七回目 パルミジャニーノ「若い女の肖像(トルコの女奴隷)」


ルネサンスのイタリア各地の情勢下で描かれた女性たち。
画家たちは、自分たちの個性を存分に発揮していたようです。
単に美しいだけでなく、素晴らしい作品というだけでなく、
そのモデルになった女性たちの人生や、
画家との関係にも思いを馳せると、
一つの肖像画が大きなタブローとなっていきます。


アングイッソーラは女性の画家で、
ヴァザーリも「美術家列伝」において取り上げているそうです。
画才を高く評価され、スペイン王家にも使えたり、
イタリアに帰国後、93歳まで穏やかに暮らしたとあります。
そういう女性もいたのですね。


かと思えば、東方から売られてきた奴隷や愛妾もいた時代、
トルコの女奴隷と見られている女性は、宝飾品をつけない、
愛嬌のある表情で描かれています。


絵画としては、ボッティチェリの作品がとても好きですが、
こうしてまんべんなく目をやってみると、
時代性、歴史、文化等を捉える役目が見えて、
興味深いところです。

2017年8月10日木曜日

ヘレンド展

もう終了してしまいましたが、
先日、東洋陶磁美術館にて開催していました
ヘレンド展を観て参りました。


いただいていたチケットがあったので、
母と二人でのんびりと。


ハンガリーの村、ヘレンドにて1826年に生産がはじまったとされます。
マイセン窯、ウィーン窯に学び、ほどなく高い水準の作品を
発表するようになり、王室御用達窯として認められるようになったそうです。
1851年のロンドン万国博覧会にて、ヴィクトリア女王から注文を受け、
ヘレンドの名は欧州に広がったとのこと。


展示されていた作品は、
1800年代のものから始まり、
凝った細工をほどこしたテーブル用品を中心に、
最近のモダンな鉢などにわたり、
150点がゆったりと、丁寧に置かれておりました。


中国、日本の影響もかなり受けており、
それもコミカルな要素も含んでいるので、
観ているのも楽しいところです。


豊かな色彩感覚によって、
彩られているのも、華やかですし、
細工の出来具合も、それが維持されていることにも、
驚きがあります。


たのしい人形たちもありました。
日本人の子供がお布団にくるまっている様子が3点も!
焼き物の人形はユーモラスであると、
とても楽しめますね。


ヘレンドのユニークなポイントとして、
シノワズリー・スタイルには、おじさんの人形が使われていますね。
その作品自体は少なかったのですが、
以前からおじさんのついたものが何か一つ欲しくって。


なぜだか、洋食器は現実に使う食器としていつも考えてしまいます。
さすがに展示されている作品群はそういうレベルではありませんが、
ヘレンドもシンプルな絵柄のものは、揃えてみたいですね。
あ、あくまでも夢です。
昔、マグカップを購入したことがあったのですが、
阪神の震災で割れてしまい、また夢のレベルとなってしまいました。


ほんとに、綺麗ね、と話しながら見学を終え、
美術館内にある喫茶店に入ってみますと、
なんと、珈琲はヘレンドのカップ!
サンドイッチはロイヤル・コペンハーゲンに!
どちらもお味も美味しく、お店内も静かで、
ゆったりと、川面を眺めながら、いただくことができました。
これは、思いがけないことでしたが、
会期中だけの企画だったようです。
でも、陶磁美術館なのですから、
普段もよい食器を使われているかもしれませんね。
また、訪ねてみましょう、と楽しみが増えた一日でした。

2017年8月6日日曜日

政治の世界も経済界の話題もわかりません

新聞を読んでいても、
迷走する政治家の動きも理解しがたいですし、
株価を中心とした経済界の話も、
生活に直結していないので、
よくわかりません。


難しいことはプロに任せる、という無責任な態度は、
よくないのですが、
少なくとも現在の政局は肝心なことができておらず、
足のひっぱりあいしかしていないようで。


株価の動きは経済の柱の一つですが、
大手企業の動きだけを話題にするのもどうか、と。
それによって、中小企業の受ける影響が大きいわけですが、
いつも決まった企業ばかりピックアップされているようで。
実際、関西ではセブンイレブンはあまり見かけないので、
ちっともピンときません。
なので、大手企業の動きに変化があることで、
どういう企業やどういう人達に影響があり、
それによって、経済にどのような問題が発生するのか、
そこまで分析して記載してほしいです。


物価は上がるという予想があります。
しかし、所得は上がることは予想されていません。
まして労働者の多くを占める非正規社員の賃金は据え置きです。
どうして景気は回復傾向にあるといいながら、
そういうことになっているのか、
メディアも説明してほしいです。


結局のところ言いたいことは、
私たち庶民の生活が苦しい、
ましてや、政治が不安定となると不安が増します。
よろしくお願いしますね。

2017年8月2日水曜日

さらに、考え中です

このブログの趣向を少し変えてみようか、という話もありますが、
それ以上に、仕事が手詰まりになってしまいました。


色々な考え方、意見もありますから、
急に雲隠れすることはありませんが、
変化をする方向で考えていくつもりになっています。


ほんとにやってみたことをするチャンスでもあるかもしれません。
楽観的に言えば、そうでもあるでしょう。


でも、進めば地獄、下がっても地獄かもしれません。
危険な所に位置しているともいえるでしょう。


時間をかけて、
可能性を考えていこうと思っています。

2017年7月30日日曜日

書けません

書けないなら、何も書かないでおいたらいいのに、
わざわざ、書けないです、と書く。


身体も気持ちもいっぱい、いっぱいです。


この仕事、もう続けられないかもしれない、と思ったりしています。


一年くらいは、仕事の状況をみたいとは思うのですが、
とにかく割が合わない。
自分に負荷をかけるのは、人生に一回で十分ですので、
これ以上は無理です。

2017年7月23日日曜日

夏らしさ

ぎらぎらと照り付ける陽射し、
うるさいくらいジージーと鳴きつづける蝉たち、
足元から燃え立つような暑さ、
緑は青々としていますが、
これが晩夏になると焼けたような色になりますね。


梅雨も明け、
湿度もおさまり、
夏らしい天気が続いています。


北海道や東北では大雨だったり、
先日は東京で雹が降ったりしましたね、
集中的に異常気象が観られるのも、
不思議ではなくなってしまいました。
突然の気象の変化には、
私たちは対応ができませんね。


暑い、といいながらも、
それよりも仕事をこなす方が大変な状態にあります。
何をするにも、ひととおりではなく、
手間と時間がかかる仕事ばかりです。
後回しにしている業務も、パンク状態になってきて、
周りから不満の声が出始めましたが、
とてもそこまで手がまわりません。
根本的に仕事と時間の配分を見直して、
何かを切り捨てなければならないでしょう。
その上に、新しい業務が次々とやってきますから、
集中することも難しく。
上司は一人でこなしてもらわんとあかん、と考えているようで、
そう見られているからには、自分で考えねばなりません。
悩むのも馬鹿馬鹿しいので、
事務的にこなしている日々です。


暇が欲しいわけではなく、
ただ、もう少し余裕が欲しいのです。
マシンではないので。
気持ちにゆとりが無いと、
何もうまくまわらなくなってしまいます。


それに、
ゆとり、がないと、うっとりできません。
うっとり、がないと、体調がまた悪くなってしまいます。
嘘みたいな、本当の話。
ちょっとだけでいいから、
夢を見るゆとりをください。

2017年7月19日水曜日

映画の真実 「ヒトラーへの285枚の葉書」

近日公開される映画評を読んでいて、
ふと気が付きました。
この「ヒトラーへの285枚の葉書」は、
ハンス・ファラダ著「ベルリンに一人死す」みすず書房
であることを。


この本の案内を読んだときに、
一般のドイツ国民が、
ヒトラーへの反旗を掲げていたことに、
衝撃を受けました。
そんなこと可能だったのでしょうか?
疑問と不安と結末が気になります。


ただ、戦争関係の本を読むのは、
とても精神的につらいので、
小説であっても、避けています。
過去には積極的に読んでいたこともあったのですが。


映画化されるということは、
多くの人に認知されることになるので、
とても大切なアプローチであると思います。


個人的には、
映像に依存せず、文字の方で読んでみたいと、
思います。


現在、イスラム国は首都とされるモスルが陥落したとのことですが、
混乱はますます広がっているようです。
その他にも、紛争は各地で多く確認されます。
戦争そのものを止めさせたい。
防ぎたい。
行わない。
威嚇しない。
人間の浅はかさを思い知るばかりです。

2017年7月17日月曜日

このブログの在り方について考え中・・・

前日には、
ほとんど本を読めない自分を受け入れざるを得ない、
というお話をいたしました。


これまでの人生は本が私を支え、楽しみを与えてくれましたが、
それだけではない人生も開けてきたような感じもします。


本を手放すということではなく、
厳選した本を少しずつでも読んでいければ、
と思っています。


そして、このブログですが、
本のことは引き続き書いていきたいと、
考えています。


先日の診察において、
先生からブログにこれまでの自分の体調、病について、
書いていければ、病気の人を勇気づけられるのでは?
とご意見をいただきました。


これまでも本を読むときに、
病気の影響を感じることは多多ありましたし、
先生のおっしゃることが本当であれば、
自分のことをきちんと書くべきではないかと思われます。


ただ、これはそうそう簡単なことではありません。
私の場合の一つのケースを、
平たく表現しなければ、伝わりくいでしょう。
そして、自分としては、
読書や本との関わりの実体験も書きこんでみたいのです。


本のこと、日々のこと、環境のことと交えながら、
病気のことをどのように振り返りながら、
書いていくべきか、思考、検討中というところです。


ほんとうのことを言えば、
自分のこれまでのことを振り返るのが怖い、のです。
病気が重かったときの辛かったことを思い出したり、
そのまた前の病気になったきっかけを思い出したくなかったり、
マイナス点が自分の気持ちの負荷になるのが、
不安です。


お読みくださっている方々には、
いろいろな関心をもって読んでいただいているかと思います。
不快なお気持ちになられることもある可能性があります。
それも心配です。


考えてみれば、ブログなぞ、自分勝手なものですから、
できるようにすればよいのでしょうが。


どうしよう・・・?
手がかりみたいなものが自分の中に見つからないかな?
と思う日が続いています。

2017年7月12日水曜日

考え中です

このブログはもともと本について書きたいな、と
思って始めたものですが、
この1年半は肝心な本のことがほとんど書けていません。
あれあれ。


生活の中のあれこれ、
仕事でのいろいろ、
ちょっとしたイベント、
それから体調のこと、
そういうことばかりですが、
写真も無いので、なおさら中身が無い。


本を読めない状態は一時的なものだと思っていたのですが、
もしかしたら、以前ほど、読書を必要としていないのかもしれません。
気になる本はなんでも、というところもありましたが、
時間が無い分、そういうことも無く。


昨日は通院日で、
道々歩きながら、ふと気がついたのは、
50歳になったら、フーコーを読もう、と思っていたけれど、
今になってみたら、読めない、というだけではなく、
私自身が、フーコーを読む必要性が無くなっているのでは?
ということでした。
20歳くらいのころから、
宗教、あるいは、哲学に、私が必要としているものがあるのでは?
と考えていました。
入門書をせっせとめくりながら、
30代になったころに出会ったのが、フーコーの思想でした。
フーコーが取り上げた数々のテーマ、思考の数々は、
私が気になっていた事柄を解決するヒントになりそうだと考えたのです。
その時は、深い読書ができない体調でもあったので、
じっくり読めそうな時期として、50代に、と思ったのでした。
ところが、今になってみると、
つまり、体調も良くなりつつあり、思考も楽になってきてみると、
フーコーの思想は、学問として読むには難しすぎ、
なにより、自分自身が頼りにすべきものではなさそうだ、と
気が付いたのです。


というわけで、しばらくはフーコーのことを忘れようかと、
大胆なことを考えています。


そのように、今現在の私自身は、
以前のような読書をしなくなってしまっているのです。


となると、このブログの存在は?


続きます・・・。

2017年7月10日月曜日

NHK・Eテレ 100分de名著 高慢と偏見

この7月はEテレで、
ジェイン・オースティンの「高慢と偏見」を読みとく、
番組があるようです。


月曜日午後10:25~10:50
再放送 水曜日 午前5:30~5:55
           午後0:00~0:25


100分de名著という番組ですが、
これまでも、古典的な作品が数多く取り上げられています。
ここへイギリスの小説、とは意外でもありました。


TVを観ないことを貫いて、
テキストを読むことにしました。


これが滅法面白いのです。
一気に読んでしまいそうになりまして、
せっかくの楽しみがあっという間に終わるのも惜しく、
減速いたしました。


テクスト重視ではなく、
心理学も取り入れられていて、
今はこのように読まれているのだな、と感心しております。
小説は本当に深いですね。
社会的背景などはもちろん、
歴史や文化、生活面も反映されますから、
いかようにも読めますし、
登場人物の心理だけでも、奥が深い。


ジェイン・オースティンという作家を考えてみても、
これだけの要素を含みつつ、
書きあげている、それもペン一本で。
時代背景を考えると、信じられないくらいです。


ということで、「高慢と偏見」を再読いたしましょうか。
これで、何回目でしょう。
少しお勉強させていただいたので、
もっと楽しめるのではないか、と思っています。

2017年7月2日日曜日

暑いシーズンの到来です

雨や曇りの合間には、
強い日差しが照るようになってきましたね。
暑くなるとなったら、容赦がなくて、
それはお空に聞きたいですが、
やっぱり人間がまねいたことですか?


お庭の梅の収穫も終わり、
今年はますます大きな実がなっていて、驚きです。
10㌔近くで、数も多く、
梅干しにするのも大変です。
先日は、買ってきた梅で、
梅酒を仕込みました。
これも楽しみの一つです。


同時にラズベリーも収穫の時期なのですが、
ジャムもシロップもいただくのは私だけなのでした。
これ以上収穫して、作っても、大変なだけ、と
母はもう作る気が無いようです。
ラズベリーは品種によるのでしょうが、
濃い紫色で、見た目はブルーベリーのようです。
酸味はありません。
シロップをミルクで割ったり、ソーダで割ると美味しい♡のですが。


このジャムを使って、
ヴィクトリア・ケーキを作ってみたいな、と思っています。
英国ブーム中の私は、お菓子の気分もシフトしています。
ショートブレッドやスコーンは、もともと大好きですし。


問題はオーブンです。
庫内の高さが無いタイプなのです。
なので、高さのあるケーキ系は作れない。
ヴィクトリア・ケーキなら、高さの無いスポンジを2枚焼くので、
できるかな・・・と、焼く前から、もう食べる気満々です。


困難な仕事の方は、
基本的には変わってはいないのですが、
もう一息で、新しくかかわっている業務が一通り網羅できそうで、
あとひと踏ん張り、というところです。
この夏を越えたころには、
サクサクとできるようになっていれれば・・・と。


日々の助けは、本ではなくて、HR。
Def Leppardに加え、
最近はDreamTheaterをフォロワーさんに教えていただいて、
少しずつ聴いています。
もともとプログレ系は好きですね。
いや、でも浮気はいたしません。
Def Leppardは、私を助けてくれた恩人ですし、
心和む音楽をいつも届けてくれますから。


読書は、夏の計画だけでもしておこうかな、と思っています。
「みすず」の読書アンケート特集を手にして、
またまた著名な方々のおすすめの本をチェックしています。
夏休み、今年はきちんとありそうなので、
一冊くらいは、夏らしい本を読みたいですね。

2017年6月28日水曜日

大宴会!

もう十日ほど経つのですが、
大宴会が催されました。
以前の部署を中心に、当時の社長が退任される慰労会を兼ねて、
総勢28名が揃いました。


当時の会社組織だった時の社長には、
同窓会します、とお伝えしておきまして、
他の方、役員の方々や、部課長の方々、同じフロアにいた女子組には、
送別会です、と盛り上げるためにお伝えしまして。


事前準備は、当時の上司T部長、常にサポートしてくださったKさんに、
幹事を担当していただき、ご相談しながら、
あれこれ通知をしたり、郵便を送ったり、とパタパタ。


途中で、色紙を用意しましょう、となりましたら、
今は、色紙の台紙に各自のメッセージを書いたシールスタイルが中心で、
あわてて、ハンズに出かけて仕入れ、皆さんに配布。


要領が悪くて、後から後から気になることが出てきますし、
出席される方のお返事もいろいろとありまして、
当日まで、パタパタしておりました。


しかしながら、久しぶりの顔ぶれで集まってみると、
もうすぐに、わいわい、がやがや、おしゃべりに湧いています。
もう現役を退かれているかたも、お元気そうで、
今はどんな感じ?とお話をどんどんなされていて、
昔話はもちろん花が咲いて、
お酒を飲むより、食事より、懐かしそうにお話をしている様子が、
とても楽しそう。


主役のH社長はとてもご満足そうでいらして、
楽しまれているご様子。


あっという間に3時間が経過してしまいました。


ご挨拶される方々も、ポイントを押さえた見事なお言葉で、
さすがだな、と感心させられることしきり。


個人的には、現在の私の部署の担当役員の方と、
少しだけ部署の方針の話ができことが、
ご挨拶がわりで、よい機会でありました。


楽しかった!ありがとう!と皆さん、おっしゃってくださって、
ほっといたしました。


幹事のT部長の見事なお手配、
Kさん、O課長の優しいフォローに助けられ、
どうにか、後方事務を終えることができました。
ありがとうございました。


その後で、数人の方から、
ものすごく楽しかったから、またやりましょう!と言われ、
皆さん、満足されたということで、よかったなぁ~と、
ようやく気分が出てきました。


と、後日、事後の用事も終えて、ほっとしていましたら、
H社長から、何と何を用意してください、とお電話やら、
メールで、ご依頼があり、
まだ完全には終わっていないなぁ、と思っているところです。

2017年6月25日日曜日

すぐに買いたい本たち

読めなくても、本屋さんに行くと、
うずうずしてきます。
すぐにでも買って、読みたい!そんな本がたくさん。


入手したい本を並べてみます。


キャサリン・マンスフィールド 「不機嫌な女たち」 (大好きな作家です)
鹿島 茂 「神田村通信」 (以前の本ですが、手に取ると面白そうでした)
鹿島 茂 「役に立つフランス文学」(どんな?と思いますね!)
鹿島 茂 「エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層」(うれしがり!)
阿部 謹也 「中世の窓から」ちくま学芸文庫(阿部さんの本はもっと読みたい)
ブレイディみかこ「花の命はノー・フューチャー」(ただ今注目のライターさん)
岡崎 武志「女子の古本屋」ちくま文庫(たぶん「ちくま」に連載されたもの)


これらに加え、
先日ピックアップしました岩波文庫の名著の数々。
読めそうな本を入手していきたいです。


まだ店頭にある間にもう一度揃えておきたい、ジェイン・オーステイン。
ちくま文庫でほぼ読める状態になっています。


それから、小森教授、石原教授による漱石対談。
石原さんの本は数冊読んでいるのですが、
小森さんのは読めていない。
ここで、お二人の激論を読んでみたいところ。


東秀紀の「アガサ・クリスティーの大英帝国 名作ミステリと「観光」の時代」
ここのところ、のんびりとクリスティを読みたいと思うこと度々です。
つまりは、英国の安定していた時期の良質のミステリを読みたいな、と。


もちろん、新刊本で気になる本もあります。
でも、国内の小説は、さらに絞り込んでいかないと、
きりが無いのと、がっかりさせられることも多いので、
慎重になっています。


それから、学術文庫や、新書は歯が立たないことも多いので、
こちらも慎重に。


ますます読みやすい本に流れていきそうです。


50歳になったら、フーコー、
60歳になったら、日本の古典、
そんな目標は、煙のように消え去っていく・・・。

2017年6月21日水曜日

ほんとに読んでおりません

本を読まない日々、
これは10代のころ、サリンジャーを読んで以来のことでしょうか。
その時は、自分の腑に落ちて、時間が止まってしまったのでした。


今は、HR/HMを聴くのに忙しいのですが、
本を読むときには、音楽はかけたくないので、
仕方がないのです。


先日読んだのは、
「わたしの小さな古本屋」 田中美穂著 ちくま文庫
こちらの倉敷にあるお店は有名ですので、
本好きな方はご存知の方も多いことでしょう。
古本屋さん、できたらいいな、と思ったりしています。
本が好き、という以外にも理由はいろいろありまして。
できれば、珈琲店も併設できたらいいな、とか、
妄想が膨らんでおります。


自分の読書はユルスナールで終わるのでしょうか。
まだまだ読みたい本は山ほどあるというのに。
本を読む自分の先行きが見えません・・・。

2017年6月14日水曜日

運河・・・

昨日は通院日で、
忙しいわりには、体調は維持できています、と
報告いたしました。
表情が明るいので、今のところ大丈夫そうですね、
と言っていただきました。
先生の診断が大きなバロメーターですから、
今月はこれで良し、と安心いたしました。


さて、待ち時間に読んでいたのは、
「バン・マリーへの手紙」 堀江敏幸さんの本。
のろのろと、というか一日一編という感じです。
ちょうど、運河についての考察でした。


そういえば、運河といわれて・・・見たことが無いです。


パナマ運河、スエズ運河・・・ぱっと思い出すのはこれくらい。
それから、ヴェネツィア。
でも、確かヨーロッパには運河が網目のように広がっていて、
他国とも行き来ができるという話を聞いたことがあります。
想像してみても、なんだかピンとこないのでした。


堀江さんの話では、もちろん日本にもある、とのこと。
小樽や神戸の運河は写真では見たことがありますが、
観光用に保存されているように見えます。


なんだか人工の河って、不思議な感じがします。
川や河をしょっちゅう見ているからかもしれません。
どんな風に使われているのか、一度見てみたいです。
荷物をお船で運ぶ様子はどんなでしょう?
それに、運河をつたってお船で旅をするなんて、
想像しただけで、わくわくします。


堀江さんの「河岸忘日抄」の舞台となっているお船も、
運河に繋留している様子でしたね。


運河の造成にも興味が湧きます。
どういう理由で、誰が、どのように、実際の建設方法は?って。
あまりにも、縁遠いから、想像だけに好奇心が湧くのでしょう。
人は、いろいろな分野にトライするものなのですね。
どうにかして、生きていけるように、ということなのでしょうか。


こういった普段の自分には関係のない事柄はたくさんありますが、
堀江さんの文章を2回目にして、
ようやく運河に反応できた、というところです。

2017年6月12日月曜日

あいかわらず忙しい日々

新しいお仕事が加わって2か月半経ちました。
仕事量は1.5倍というところでしょうか。
さすがに全てはできません。
後回しにできる仕事がどんどん積み重なっていきます。
それをどうすればよいのか、迷っています。
少々残業してこなせる量でもなく、
休日出勤するとなると、身体の方が気になります。
さて、どうしたものか。


残業を回避するように、
お昼休みもほとんど無しです。
ずっと手を動かしております。


何をしているのか、
後になっても、やり終えた業務を思い出せません。
こういう状態は、好きではありません。
頭の中も整理したいです。
あ、書類も整理したいです。


明日からの一週間は、
予定目白押しなので、
さらに忙しくなりますから、
落ち着いて優先順位に沿ってこなしていきましょう。
後のことは、また考えることにします。


恐ろしくハードな割に、
体力と精神状態が比較的安定しているので、
ほっとしております。
これが最も恐れていることなので、
体力がついてきたのかな?と思ったり、
安心したり。
この程度でキープできれば、と思っています。

2017年6月9日金曜日

テジュ・コールは7月発売のようです

テジュ・コール「オープン・シティ」についての閲覧が多いようですので、
追記いたします。


当初は5月発売と広報されていましたが、
新潮社「波」によりますと、
7月の発売のようです。


楽しみですね。

2017年6月7日水曜日

ギンパイソウの季節

白く薄い花びらが優しい銀杯草が咲く時期になりました。
柔らかな葉っぱの中に咲く様子は、
とても綺麗で、儚さを感じさせます。


今日は雨の定休日。
関西も梅雨に入った模様。
7月20日ごろまで続くそうです。
梅雨って難儀な気分ですが、
無くてはならない雨なのですよね。
辛抱、辛抱。


お天気も悪くて、暗いですし、
月曜日も火曜日もどこかしんどくて集中力が無かったし、
疲れがとれていないのでしょうね、
今日は8時間しか起きておりませんでした。
後は、くぅ~すか寝てばかり。
いくらでも眠れるのです。


最低限度の用事はしたので、
今日は寝る日ということで、
終わりにいたします。




2017年6月4日日曜日

何もしない日曜日

今日もさわやかないいお天気でした。
何も考えない日って必要なのでしょうね。
やればよいことは何一つせず、
家の用事や、身の回りの整理だけしかしない日曜日でした。
それだけで、一日が終わってしまうのですね。
よほどの強い意思がないと、
身体を動かすとか、勉強するとか、困難なことはできないでしょう。
頭をからっぽにする、
それが休日なわけですが、
やはりそれは仕事に追われてしまっている証拠です。
キャパが無いのでした。


6月は祝日が無いので、
かえって、仕事はスケジュールどおりに進められるのでは?
と期待しています。
これで、仕事の段取りが落ち着いて、
4月から始まった新しい業務に慣れてくれば、
こんな私でも少しはまともにできるかもしれません。
このあたりで、落ち着いておかないと、
この先が不安ですし、体調も不安定になりそうですから、
よけいなことは考えないで、
まず、仕事も含めて日常をスムーズに動けるように、
気をつけたい、と思っています。


こんな、こんななので、
読書はまったくできずにいます。
本屋さんにもほとんど行けていません。
映画をチェックする余裕も無く。
しばらくは絵画展も行く予定がありませんし。
心を休ませるのに、
音楽だけが頼みです。

2017年5月31日水曜日

うつぎの花

今日は夕立のような天気がやってきました。
雷と大粒の雨、風。
乾燥していたので、お庭の緑は喜んでいました。


薔薇のピークが過ぎ、
カラ―は10本目の花をつけ、
カモミールがドライフラワー化しかけています。
今はうつぎの花が綺麗。
調べてみると、うつぎはたくさんの種類があるようです。
家のは、こんな丸いお花です。
白い花が枝いっぱいに咲いています。
清潔感を感じさせる白さです。

今日は定休日でありました。
いくらでも寝てしまえる、くぅくぅと眠っておりました。

会社では精一杯仕事しているつもりではありますが、
まだまだ要望があるようで、
いつまでたっても、仕事の山は崩れず、
ひと段落する見通しも無く。
明日も会議に、新しい業務の研修、
明後日は大きな行事の受付、と、
どこまで続けられるかな?
自分の体調と精神を守るためにも、
これ以上は難しいところです。

目の前でもそういう人がいたのですが、
体調を崩すまで精一杯されていたのに、
診断書を会社に提出したとたん、
閑職に異動、昇進は同期より遅れ、
今まで必死でやってきたことはなんやねん!と
嘆いておられます。
仕事の従事に関して、政府でも見直しを促してはおりますが、
ほとんどの会社が、まだまだこういうところだと思います。

自分のできることをするだけですが、
歯車がかみ合わなくなると、怖いですね。

もう一つ気になっているのは、
仕事に翻弄されていると、視野が狭くなることです。
自分の会社と仕事しか見えなくなってくる。
読書も滞りがちなので、なおさらです。

広い世界のこと、自分のこと、仕事のこと、家族のことなど、
考えながら、過ごしていきたいところです。

2017年5月26日金曜日

哀悼、そしてお見舞いを申し上げます

各地で起こるテロ。
マンチェスターでは、ISによるテロがあり、
多くの方が命を奪われました。


次の日も、ジャカルタでテロが起こりました。
巻き込まれ、亡くなられた方もおられます。


自爆テロを考えている人たちに、
もう一度考えてほしい、と言いたい。
洗脳されているのでしょう、けれど、
あまりにも、ひどすぎる。


哀しいことが多すぎます。


亡くなられた方々に哀悼を。
被害を受けられた方々、
親族の方々にお見舞いを申し上げます。


家の庭で咲いている、
スパニッシュ・ビューティを捧げさせてください。







2017年5月24日水曜日

マティスとルオー展

あべのハルカス美術館で開催中の
マティスとルオー展に行ってきました。


画風を思い浮かべると全く雰囲気の二人ですが、
深い尊敬と友情で結ばれていたそうです。


マティス(1869-1954)とルオー(1871-1958)は、
1892年国立美術学校のモロー教室で知り合ったそうです。
二つの大戦を挟みながらも、
家族ぐるみでの交流を続け、
数多くの往復書簡が残されているそうです。


今回の展覧会は、そういう二人の交流に焦点を合わせたもの。
初期の作品、
数々の手紙、
変わりゆく画風の作品の数点。


作品の点数こそ少な目ですが(とはいえ140点もあります。)、
ルオーが1895年にはこんな古風な画を描いていたの?
マティスも1896年にはこんな暗めの画を描いていたの?
というめずらしさもありました。


時の流れにそって、
互いに励まし合う手紙が展示され、
生々しい筆跡に温かみも感じられました。


展示方法も工夫されており、
手紙類は壁面に飾られ、
丁寧な解説がされています。


また、楽しいことに、彼らのメッセージの一節が、
壁面に大きく書かれていました。
会場にリズムをもたらしています。


彼らの画業と交流の半世紀を追った美術展、
とてもユニークで、楽しいものでありました。


マティスの色鮮やかな油彩画が目に沁みますし、
ルオーの重いマティエールの宗教画は、
いつも心に残ります。
互いを大切に思いあう友情の足跡が、
さらに彼らの偉大さに重なるのでした。

2017年5月21日日曜日

今日このごろ

今日は日曜日、快晴で、
お洗濯も気持ちよく乾き、
心地よいはずでした。
なのに、テンションが上がらないツキスミ。


理由はよくわかりません。
3月から仕事が忙しく過ごしていますが、
4月に入ってからは、残業も余儀なくしています。
残業は、日本の会社では普通のことですが、
これまで、今の会社ではほとんどしないでおりました。
個人的にも、残業をする体力がありません。
オーバーワークに繋がり、ダウンすることがわかっているので、
極力しないで済むようにしていたのですが、
もう一か月以上、デスクの上は山積み。
その日中にこなさないといけない業務がさらに乗ってきます。
やむを得ず、ちょっぴりですが、残業。


それに、研修、打ち合わせも多く、
単なる事務員か?という感じです。
新しく使うようになったシステムも扱いが難しいですし、
新しい業務もまだ今一つわかっておりません。
受けた研修は復習するようにしているのですが、
具体的に、どのタイミングで、どの作業をすべきか、どの書類が必要なのか、不明。
基本的なことがわかっていない、ということは、
研修の成果が無いというわけで。
毎日、手探りで、どのように進めていこうか、首をひねっています。


という、日が続いているもので、
人間関係の複雑さと兼ねて、
心身ともに疲れているという感じ・・・がします。
気候が良いのが幸いでしょうか。


日々、応援してくださる方たちのお力も借りて、
どうにか乗り切りたいです。
この重い気持ちを根本的に軽くするには
どうするのがよいでしょう。


Happy,Enjoy,Loveはどこへ行った?

ジェイン・オースティン没後200年

2017年はジェイン・オースティン没後200年になるそうです。
イギリスの書店では、オースティンの本がたくさんディスプレイされている様子。


先日、書店で、
「ジェイン・オースティン研究の今」という大きな本を見つけまして、
オースティンは今どのように捉えられているのか、関心を持ちました。


自分としては、オースティンは大好き!でよしとする、と思っておりまして、
研究など、ほど遠いわけです。
あれこれ言われたくない、というのが本音なのですけども。


そうしてくると、また読みたくなってきます。
傑作は「高慢と偏見」でしょうか。
何度読んだでしょう?
「説きふせられて」も「エマ」も大好きです。
生活の中の人々の様子が描かれていますが、
そこはかとなくユーモアも感じられて、楽しい。
もちろん、ストーリーもしっかりしていますし、
好きなところだけをつまみ食いするのも、楽しい。


そうすると、日経新聞朝刊の十選で、
“カントリー・ハウスへようこそ”を掲載している最中で、
先日はオースティンゆかりの“チョートン・ハウス”が
取り上げられておりました。
チョートン・コテージに晩年暮らしていたそうですが、
今はミュージアムになっているとか。
行ってみたいです。
オースティンの作品のヒロインのように、
聡明で美しく生まれてこれるなら、言うことがありませんね。

2017年5月14日日曜日

秘密大作戦はどうなった?

しばらく前に、秘密大作戦を遂行中とお話しましたが、
現在も、忘れているわけではありませんで。


いくつか項目がありまして、
髪を伸ばす・・・これはボブまで伸びました。
もう少し長めにして、パーマをあてたいのです。
フラッパーみたいな。
今は軽やかなふんわりとした感じが主流ですが、
今っぽくない大きなウェーブにしたいな、と。
なぜ?それは秘密。


ちょっとダイエット・・・これも基本の目標は達成しました。
もう一息痩せたいと思います。
痩せる必要ないし、と言い切っていましたが、
困ることも多くて、少しはスマートに、標準くらいに。
ダイエットといっても、おやつを減らしているくらいです。
後、夜ご飯は少し控えめに。
それから、大好きなラーメンを断っています。
いい加減、食べたいな。


メイクを丁寧にする・・・アイメイクはだいぶ慣れてきました。
ちょっとまぶたに湿疹が出るのが難ですが、
そういう時は、適当にごまかして。
でもかゆいです。
皮膚科にも行っておかねばなりません。


スキンケアをきちんとする・・・スキンケアって大好きなのです。
でも、効果が出ているとは言い難い。
歳とともに、シミやら、くすみやら。
ピーリングでもして、すっきりしてみたい、と思うこのごろです。


それから、秘密の作業。
これは、それなりに結果がでまして、
こんなものだろう、と納得しています。


それから、それから・・・いろいろあるのですが、
おわかりいただけたかと思いますが、
女子メニューばかりです。


最後に一番大きな作戦が、
英語の勉強です。
どこから手をつけたらいいのか、
迷って、悩んで、あれこれテキストを手にして、の繰り返し。
で、いざ始めようとしたら、
仕事が忙しくなってしまいました。
とても頭を使う作業には至りません。
毎日ぐったり・・・が続いています。
仕事が少しペースに乗ったら、
今度こそ始めましょう。


どうして、女子メニューが今頃?
それは秘密なので、秘密大作戦、というわけです。


まだまだ、あきらめないで、少しずつでもがんばろう、
と思っています。

今日は日曜日

今日は昨日とうってかわって、快晴の日曜日となりました。
お庭では、芍薬、菖蒲が咲きだして、
薔薇もずいぶん咲いてきました。
どれも花が大きく、見応えがあります。
薔薇を摘んでは、花入れに生けている母は、嬉しそうです。
そうそう、今日は母の日でしたね。
前に私が持っているのを見て、いいわね、と言っていた
ホットマンのシュニール織のタオルハンカチを贈りました。


今では、タオルハンカチが主流ですね。
種類も色々、シックなものから、キャラクターものまで、豊富で、
扱いも楽だし、洗うのも簡単だし、アイロンいらないですし。
私はホットマンのデザインが好きで、
普段は無地の小さなタイプを使っています。


それが、最近、柄の入ったものも可愛いな、と思うようになり、
ポイントでちょこっと使っています。


シュニール織のものを持つようになると、
年齢を感じさせると思っていましたが、
ついにそういう歳になったようです。


先日またしても、女子力が必要ちゃう?と言われてしまいました。
あ・・・、5本指ソックスがばれたのでした。
男性が考える女子力と、女性が考えるそれとは違うように思うのですが、
もう少し、アピールする部分があってもよいのかもしれません。
そういうのは、恥ずかしくて嫌い、と思ってきたのですけども。
若いときは若さで十分可愛いのでは?と思います。
たぶん年齢がいったほうが、
女性らしさを意識すると素敵かもしれません。


たとえば、マリオン・コティヤールを見ていると、若いときよりも、
今の方が成熟した女性を感じさせます。
フランス女性は、40歳以上の方が、
女性の魅力を漂わせていますね。
それって、男性の力もあるでしょう?と思いつつ、
(はっきり言って、日本の男性は女性を褒めるのが下手ですね。)
ドラ・トーザンのエッセイなどを読んでみたりするのでした。


女性らしさ、私の柄ではないのですが、
自分なりに楽しんでみたいと思っています。

2017年5月10日水曜日

5月10日水曜日は定休日

2日出社して、もう定休日。
水・日休みになって、7年ほど経ちますが、
いまだに慣れません。


この2日間、ぎっしり、みっちり集中して仕事をしたせいか、
休み明けの反動か、
今日はぐったりしておりました。
いくら寝ても、頭がすっきりしないし、
身体も重い。
明日はまた研修があるのですが、
ついていけるかしらん。
そのために、GW前にした作業の復習もして、
いちおうひととおりのパターンだけは、頭に入れたつもりですが。


疲れていては、話にならないので、
早めに休むことにします。


いまだ、眠ることしか、疲れをとることができません。
みんな、そうでしょうか?


この調子では、堀江さんの本も、
プルーストのバンドデシネも読むのに一年くらいかかりそうです。
身体が二つ、いや、三つ欲しいです。
一つは仕事と日常生活用、
一つはDef Leppardを聴く用、
一つは読書用。


身体は一つ、一日は24時間。
欲張らないこと、ですね。

2017年5月7日日曜日

長い休暇の終わり

実に長いお休みでした。
こんなに離れていて大丈夫かな、と思うくらいです。
明日から巻を入れないといけませんね。


季節の変わり目にしておかねばならないことを中心に、
ごそごそしている間に日が経ってしまいました。
幸いにもBGMをしっかり楽しめたので、
気持ちは落ち着いた心地です。


相変わらず読書は進まず。
もっと読めるかと思いましたが、
集中する必要がない本しか手にしなかったので。
のめり込むように読むには、
小説が適切ですね。
なんだか、ぐいぐいと引き込まれる小説が読みたい気分です。
何がいいかしらん。
バルザックか、スタンダールか、それともいっそロシア文学か。


ドイツの文学は、かつて読んだことがあって、
今でもトーマス・マンは大切な作家ですし、
ケラー、クライスト、シャミッソー、ホフマンあたりが好きです。
なぜか文豪ゲーテが抜けておりますね。
あまり食指が進まないのですが、
「イタリア旅行」は特別です。
初読時はあまりわかっていなかったと思うので、
またゆっくりと読みたいと考えています。


手元にある小説は、
ドストエフスキー「白痴」、
ディーネセンの短編集、
ミルハウザー2冊等々・・・
このあたりにしましょうか。


明日から、お仕事ですね。
落ち着いて、マイペースで、周りに振り回されないようにしたいです。
冷静でいれば、諸問題も対処できるかな、と思っています。

パリガイド いろいろ

夜、ゆっくりとパリのガイドブックをめくっておりました。


一冊は、
「パリ・スタイル 大人のパリガイド」 村上香住子著 リトルモア


フィガロ・ジャパンでおなじみの村上さんのパリガイドです。
a la modeなとってもお洒落なお店を、
村上さんならではの切り口で紹介されています。
そういう時に行くお店なのか、とか、
いざとなったらこのお店、など、
成熟した大人の女性が訪ねるにふさわしいお店がたくさん。
今の私には必要ないものばかりですが、
パリにはそういった大人の女性の世界があることに、
豊かさを感じさせられます。
素敵です。


もう一冊は、
「パリのすみっこ」 クウネルの旅 マガジンハウス


今はリニュアルされていて、すっかり変わってしまった「クウネル」ですが、
以前の、のんびりとした生活の醍醐味を味わって楽しむ世界観のパリ版を
楽しむことができます。
この本は以前にもご紹介したかと思います。
古いお店のたたずまい、プップおばさんの食卓、
子供たちの楽しみ、隠れた人気のバスめぐり、など、
味わい深い素敵なところがたくさんあります。
写真も好きな陰影深いもので、
じっくりと楽しむことができます。


今、ちょっと英国ブームがきているツキスミですが、
やっぱりパリは憧れと(住んだことも無いのに)懐かしさを感じさせてくれます。
光の入り方もとても好き。
どこか柔軟性や多様性を感じさせる都会というのも好きなところです。
今日は仏大統領選挙があるということを思い出すと、
フランスの良いところ・・・懐深い、したたかさもある、自由と友愛と愛情溢れる国を
みんなで作って、守っていけると素晴らしいな、と願うばかりです。

2017年5月5日金曜日

京都古書研究会 春の古書大即売会

京都古書研究会・・・京都、古書でリサーチすると、
まず出てくるのがこちら。
この研究会が主催する古本まつりは、年に3回あります。
春の古書大即売会
夏の下鴨納涼古本まつり
秋の古本まつり 知恩寺


京都で古書店を覗きたいなぁと思っていたら、
偶然、この春の古書大即売会があることがわかり、
出かけてきました。


個性のある古書店が多数ある京都、
私の場合はそんなにマニアックではないので、
あまり追いかけることはしていません。
古書まつりは、夏と秋を経験しているので、
ちょうどいいかと思いました。


場所は岡崎のみやこめっせにて。
大きなホールにたくさんあります、あります古本たちが。
クンデラの小説と清岡卓行の本が見つかるといいなぁと思いつつ、
自分の好きなジャンルはぱっと目に入るので、
まず眺めて、ありそうなところをではズームインしてチェック。
お、デュラスのこの本は良いなぁ、とか、
プルースト関係の本は結構あるなぁ、とか。
今回は小説系のみに絞っていたので、
さらにチェックがスムーズに。


全体をざっと見終えたのは1時間後。
結構短いですね。
最終的に購入したのは、
ジーン・リース「サルガッソーの広い海」みすず書房。
版元品切だったので、もう手に入らないかと半分あきらめていた本です。


これは、「ジェイン・エア」に登場するロチェスタ―夫人の話です。
昔読んだときに、このロチェスター夫人が可哀そうで、
すごくひっかかっているのです。
それも含めて、「ジェイン・エア」自体も再読したいですし、
今日手に入れた本を読むことで、気持ちも落ち着くかもしれません。


コンパクトなお買いものができて、ほくほくです。


さて、GWだけあって、京都もかなりの人出でした。
それがわかっていたので、ランチもお店に入ることを始めからあきらめて、
(岡崎ではいつも AuTempsPerdu に行くのですが)
大好きなブルディガラでサンドイッチなどを買ってありました。
で、みやこめっせの木陰で、ぱくぱく。
それから、三条までバスと徒歩で移動してTINTINショップへ。
職場用のキーホルダーが必要になっていたので、ちっちゃいTINTINを購入。
三条通りもお店がずいぶん変わっていて、人も多かった。
次に行くのは、イノダしかありません。
暑かったので、コーヒー・フロートにしました。
もうそんな季節なのですね、と店員さんとお話したりして。
イノダの三条通りのお店の円形のお席だったので、
ゆっくりすることができず、再び移動。
大丸で柏餅(子供の日ですものね)をおみやげとして購入して、
切り上げました。
なので、16時に帰宅、というもったいないくらいの早さでした。
もうちょっとのんびりできればよかったのですが、
遅くなると、再び人ごみがラッシュ状態になるので、
これくらいが、いい加減かもしれませんね。


GW、後二日あります。
贅沢というか、違う時期に振り替えてほしいような気もします。
せっかくですから、やりたいこといっぱいすることにしましょうか。

2017年5月4日木曜日

書評、いろいろ

先日、新潮社から松浦寿輝さんの小説「名誉と恍惚」が出版されました。
松浦さんは、学者でもあられますが、
書き手としては、詩人としてスタートされています。
後に手掛けられるようになった小説では芥川賞も受賞し、
また、子供向けと言ってよいような作品もあり、
手ごわい研究書はもちろん、多くの本を発表されています。


その中で、私が読めるのは、エッセイだけ。
和むような親しみのあるエッセイではなく、
このような精神が存在するのかと震撼させられるような、
感覚におちいることが多いです。
それでも、わずかな共通項では、共感できるところがあり、
他の人には見られない透徹した思考に導かれるように、
読んでいる、という感じでしょうか。


小説作品の方は、とても男性的な感覚で書かれており、
暗く、湿った感じが苦手で、
読むことはあきらめています。
そこへ今回の歴史を舞台にした大作です。


どんな本なのか、と新潮社の「波」でストーリーをなぞったり、
あれこれと書評に目をとおしているのですが、
どれも、筋書きを中心とした書評ばかりです。
これでは、あまりよくわからない、と思っていました。
この本の存在意義を知りたかったのです。


そこへ、4月29日(土)の日経新聞の書評欄に、
山城むつみさんが取り上げられていたのを読みますと・・・。
舞台設定の分析、本のポジション、
作家の冒険心を見出し、登場人物の描かれ方を分析し、
この本のポジションと照らし合わせて、
この登場人物たちがどのように描かれているか、
非常に客観的に書かれているのです。


この本の特徴をこれにより知ることで、
自分が読むべきか、否か、判断することができます。


このようにすぐれた書評というのは、
本の意義が伝わるものでなければならない、
のではないでしょうか。


今は本の帯から始まり、色々な形、
ネット上も含めての、色々な場所で、
書評がたくさん存在しますが、
自分が知りたいことをよくよく理解していないと、
辿りつけなかったりします。


もちろん、現物にあたってみるのが一番です。
が、書評を読む醍醐味を味わうのも大切かと思います。


なんて、こんな素人の表面読みの私がいうのは、
はなはだおかしなことであり、失礼なことでもありますが、
少し感じたことを書かせていただきました。

GWは刻々と過ぎてゆく

長いお休みだと思って、
今日は冬物を洗って、片付けよう、とか、
庭の草抜き(どくだみさんが繁茂している場所があります)しましょう、とか、
お休みだから、パスタ作るよ!とはりきったり、
いつもより丁寧にお掃除したり、
などなど、雑用ばかりしているうちに、
日が過ぎてゆきます。
読書は少しだけ、合間をみて、本を広げていますが、
あまりしっかりは読めていません。
お天気が続いて、風が心地よいので、
さらにゆったりとした気分で、
のんびりと何もしていない、というのが実態でしょう。


お庭では3本のつつじが満開になり、
ノースボールや、一年中咲いているような気がするイベリス、
カラ―は4本目が咲きまして、
薔薇も咲き始め、にぎやかな雰囲気です。
あさがおの苗も準備ができているようですが、
カモミールが場所を占領していて、植え付けはまだ先になりそうです。
そろそろチャイブと菖蒲が咲きそうです。
お花は綺麗ですね、気持ちが明るくなります。


今日は、めずらしく両親と3人で、ランチに出かけました。
生駒市の菜畑にある蓮というフレンチです。
一つ一つ手作りで丁寧に作られたお料理は、
盛り付けもひと手間かかっており、
添え物も凝っていて、食べるのがとても楽しい。
ボリュームはありませんが、
女性には豪華なミニ・コースという感じです。
少しワインもいただいて。
最後のデザートが6種類もあり、とっても美味しくて、
これには、父も大喜び。
次は4人で夜に来よう!と父も気に入ってくれた様子で、
よかったです。


と、こんな感じで過ごしております。
ささやかなことでやらねばならないこともあり、
お休みはお休みなりに結構忙しい、と感じたり、
ほんとに疲れはとれているのかしら? と思ったり、
体調をメモしながら、ダイアリーを眺めています。

2017年5月3日水曜日

「図書」岩波文庫 わたしの三冊から

岩波文庫は創刊して90年になるそうです。
そのラインナップが見事であることは、
どなたもご周知ですね。


翻訳小説でクラシックな本を選ぶときは、
まず岩波文庫でチェックします。
翻訳が古く、難解な場合は、あきらめることもありますが、
子供のころから見慣れている岩波を選ぶことが多いです。


さて、今回のわたしの三冊に目を通していると、
同じ本を選んでおられる場合がかなり多いです。
それは、90年前から繰り返されて多くの人に選ばれ、
読まれてくることで、淘汰されているともいえるでしょう。
なので、この冊子ではとてもよい本が選ばれていると、
考えてよいのではないでしょうか。


ここからは、ツキスミの独断と偏見のコーナーです。


是非読んでみたいのは・・・
 「死に至る病」 キェルケゴール (多数の方が選んでおられます。)
 「イリアス」 ホメロス
 「オデュッセイア」 ホメロス
 「イギリス名詩選」 (詩は苦手ですが、数多くの名詩人がいることを考慮しますと・・・)
 「パンセ」 パスカル (“パスカルほど人間存在の抱えた本質的矛盾を根本から
               理解した思想家はいない”・・・基本を学べることができるなら・・・)
              (こちらも多数の方が選ばれておられます。)
 「幸福論」 ヒルティ (“実用一点張りの内容”・・・もしかしたら、私に応用できるかも?)
 「読書案内」 モーム (この本、読んでいないのが自分でも不思議です)
 「水滸伝」 (昔から面白そう、と思いつつ、読めておりません。)
 「永遠平和のために」 カント (実現不可能とは思いつつ、そうであってほしい。)
 「病牀六尺」 正岡子規 (なぜ読んでいないのか、自分でも不明・・・。)
 「トリスタン・イズ―物語」 (Loveの小説はいままで避けてきましたが・・・。)
 「新古今和歌集」 (堀江敏幸さん選。堀江さんは高校生の頃、日本の古典を愛されて
             いたそうで、ここでは、この本を取り上げられています。
             いつか和歌を読みたいと思っているので、そのうちの一冊として。)
 「愛の断想・日々の断想」 ジンメル (ジンメルは以前から気になっているのでした。)
 「ヨーロッパのキリスト教美術」 マール (詩的な文章とありますから、読めるかも?)
 「ヴィヨン全詩集」
 「ロンサール詩集」 (フランス詩もなぞっておきたいのですが、読めるでしょうか・・・。)


再読したいのは、
 「ボヴァリー夫人」 フローベール (もう3回くらい読んでいるのですが、
                      重要だと感じる部分がいつも異なり、
                      常に新鮮な刺激を得ることができるのです。)
 「プラテーロとわたし」 ヒメーネス (とても心穏やかになる本なのです。)
 「みずうみ他」 シュトルム (ドイツ文学も、オーソドックスな作品はとても好き。)
 「ジェイン・エア」 C・ブロンテ (今、再読すると、どのように感じるか、気になります。)
 「坊ちゃん」 夏目漱石 (“舞台はロンドンと考えたい”という意見が!これは新鮮かも!) 
 「外套・鼻」 ゴーゴリ (ロシア文学の短編は好きな作家が多いのです。)
 「朝のコント」 フィリップ (堀江敏幸さん選。再読してみたくなりました。)


以上が読んでみたい!と思った本です。
冊数としては、わずかですが、
簡単には読めない本ばかり。
心の中であたためて終わるか、一度は開いてみるか、
どうなることでしょう。


こういった書物のタイトルを眺めていると、
優先順位がぐっと変わってきます。
やはり古典的な本を読むことの方が、
自分の心のために良いのではないか、と思えてきます。


読みやすい本ばかり手にしている昨今、
もちろん時代性もあり、旬な本も読みたいですし、
和む本も読みたいのですが、
読書に割ける時間はわずかです。
よ~く考えましょう。

ありがとうございます

今夜は、凹んでいるツキスミのために、
以前から大変お世話になっているT部長とKさんが、
集ってくださいました。


GW前にT部長からお誘いがあった時には、
何も考えておらず、久しぶりにお目にかかれることだけを
喜んでおりました。


今日はGWの中日でしたが、
仕事では初めて行う重要な締めがあったので、
そちらをクリアすることに没頭していて、
仕上がった書類を担当者に持参することに、
終始していました。


集まりに遅れて行った私を、
辛目に励ましてくださるT部長、
優しく話に耳を傾けてくださるKさん、
そして、T部長が気にされていたよ、と
Kさんがささやいてくださって、
ようやく大切なことに気がついたのでした。


こうして、見守ってくださって、
暖かく応援していただいて、
もう、言葉がありません。


気が強いツキスミなので、
対等におしゃべりしてしまい、
御二方のお気持ちに応えられたとは到底思えませんが、
とてもありがたく、
感謝しています。


今は自分の置かれた立場を認識して、
求められた役割を果たして、
相手には誠実に対し、
自分の仕事を真面目に取り組むこと。


初心に戻ったつもりで、
出社したいと思います。


T部長、Kさん、
ありがとうございました。

2017年4月30日日曜日

GW前の職場では

実際には、こじれた人間関係はうまくいっていないままなのです。


相性の悪いガミガミおじさんとは、
きちんと接する、に徹しているつもりですが、
相手方の態度は誰に対しても無礼なままで、
とても気分が悪いのです。
この方とは3年近くこのように過ごしているのですが、
上司が“仲良くしろ”とおっしゃったので、
冷たい態度だけはとらないようにしています。
それ以上は私には無理。


もう一つ、
仲良くしていた女子とのいざこざで、
これも上司が“あんたが年上なんやし、仲良くせな”とおっしゃったので、
私から折れました。
“私たちが仲良くしないとこのフロアはうまくまわらないから”と。
それに対し、
“私はなんとも思っていません”とのお返事で。
それなら、これまでどおりよろしくね、と言ったものの、
心中は煮えくりかえりました。
なので、事務的に必要なことは会話していますが、
私自身の気持ちが彼女を許せないのです。
そんな強気なら、なんでも自分でしたらいいでしょ!という感じです。
時間が経たないと、私の気持ちも収まらないような気がします。


そういう肝心な上司は、
ご自身は軽い言葉を発する方で、
それでいて、自分を守ったり、計算がしっかりできる人です。
そういうところが、信用できずにいます。
ずいぶん前からそういう感じの人だと思ってはいたのですが、
自分の上司となったら、なかなかつらいものですね。
それに、仲たがい中の女子を可愛がる傾向があるので、
それなら、なんでも彼女にしてもらったらいいやん!
と思ってしまいます。
現に、私がしていた仕事を、彼女が担当するようになったところ、
やりやすいように、調整してあげているので、
相手によってそんなに変わるの?と拗ねています・・・。


と、こういう面白くないことで、
どのような場所でもありうる人間関係を、
ブログに書いても、誰も面白くありませんね!
申し訳ありません。


ただ、今も会社に行くことに気が重いのでした。
この会社に入ってから、こういうことは初めてです。
人間関係が良いところが、この会社の魅力だったので、
続けてこられたとも思っていますし。


それでいて、仕事はさらにシビアな状況にあり、多忙になり、と
どうしたらいいのかな、と考えたりしています。
シビアな仕事はクリアしたい、とは思っています。


今年はhappy,enjoy,loveで過ごしたいと思っていましたが、
思わぬところで試練が待っておりました。


ストレス解消は今のところツィッターで、
色々な方と共通の話題でおしゃべりすることで、
楽しませていただいていますが、
何か前向きなことを考えなくては、
潰れてしまいそうな、不安を抱えている今日この頃です。

GWの始まり

暦通りのお休みがやってきました。
これまでのことを考えると、
お休みに倒れ込むことがなくなったので、
やはりだいぶ元気になってきたのかもしれません。
幸いです。


今日は、お洗濯たくさんと、草抜きの第一弾。
草抜きを毎日少しずつする予定です。
自分の担当のところだけですが。
お庭は、すずらんまで咲いて、
ほんとに楽しい風景です。
もうすぐ薔薇が咲きはじめます。
とっても楽しみです。


堀江さんの「バン・マリーへの手紙」を読んでいたら、
久しぶりに頭を使う読書だったせいか、
眠くなって、寝てしまいました。
でも、気持ちが落ち着く読書は、素晴らしいです。


今月は岩波から「岩波文庫 私の三冊」という冊子が届きました。
多くの方々が三冊をチョイスされています。
気になる本はいつも同じところに落ちますが、
難しい本ばかりですので、未読ばかりです。
ふせんを貼って、絞り込んで、
読む準備をしたいですね。
セレクトした本については、またご紹介しましょう。

2017年4月24日月曜日

5月7日に注目

フランス大統領選挙が始まりました。
第1回投票は、マクロン氏とルペン氏が上位を占め、
5月7日の第2回投票に進むようです。


アメリカのケースもありますし、
イギリスのようなケースもありますし、
(総選挙が待ち構えていますが、野党・労働党は厳しい情勢のようです)
国によって、微妙に状況が異なるので、
まったく同じ結果になるわけではないでしょうが、
排他的な思考は、人間の資質として考えものでは、というのが私の意見です。


オランダはまた別の結論を出しましたし、
ドイツの動向も気になります。


ロシアや中国は独自の路線のようですから、
こちらも気になります。


といって、経済大国のみ注目しているわけにはいきません。
とにかく世界は多様な民族、多様な人種、多様な国・・・で成り立っているのですから、
融和がなければ、自国もままならないでしょう。


国の運営を担おうとする人は、
それにふさわしい人格の持ち主であってほしい、と思うばかりです。

2017年4月23日日曜日

カラ―が咲きました

春らしいおだやかな陽気が続いています。
気持も落ち着きますね。


暖かい日中と少し肌寒い朝夕が苦手、と
嘆く声も聞かれますが。
これくらいの気候がしばらく安定して続くと、
よいのになぁ、と思います。


一つ一つ片付けていこうと考えて、
腰を据えて落ち着いて取り組むようにしていると、
気持がずいぶん落ち着いてきました。
しばらくは、目の前にある仕事に集中して、
気持をゆったりしておくことにします。
どこまで維持できるかは、不明ですが。


GWが近づいていることも、
気持が楽な一因だと思います。
楽しい予定ばかりではありませんが、
仕事から離れることも、
心の休息に必要でしょう。


夕方に庭を眺めると、
白っぽいお花が多いので、
やさしく輝いて美しいです。
白いチューリップ、白い山吹、
水色の勿忘草、ムスカリが少し、
それにカモミールが畑状態。
数年ぶりに、カラーが花をつけました。
それも2輪。
緑の中に、まっ白な固い表情の花は、
たいへん綺麗です。


GWに向けて、読む本も選びました。
心が荒んでいるので、
基本に戻った読書がいいな、と思い、
須賀敦子「塩一トンの読書」、
これは、初期のエッセイほど読み込んでいないので、
丁寧に読むにふさわしいかな、と。
ユルスナール「とどめの一撃」、
出会いの一冊。
また心が揺さぶられることでしょう。
ぱらりとしてみても、つい引き込まれて読んでしまいます。
最後3冊目は、出たばかりの文庫、
堀江敏幸「バン・マリーへの手紙」。
堀江さんのエッセイを読むと落ち着くので、
ゆっくり楽しもうかと思います。
どの本も、再読なのですし、
読了に至らなくても良い、気楽な読書です。
好きな本を読むのは、ほんとうに心の栄養ですね。

2017年4月19日水曜日

心のもやもやは

3月初旬から、
組織の異動やら、
それに関する研修、業務、手続き、
おまけに人間関係のごたごたで、
かなりまいってしまっております。


ここしばらく収まっていた神経性腹痛が、
ここ一週間で4回もおこってしまいました。
まいっているなぁ、とここでも認識。


気持もダークですが、
先日、切り替えしようとしたことが、
少し前向きにできているような感じなので、
強引にでも、明るくしようとしています。


明るく振る舞うことで、
自分のテンションをupしたい、と思うのですが、
カラ元気にならないようにしないと。


一つ一つ対処して、
自分のやりかたでじっくりと進んで行くことにします。
そうでないと、心のもやもやはいつまでも晴れないでしょう。


後は、好きな音楽を聴いて、
好きな人のphotoを眺めて、
ツィッターで好きなミュージシャンの話題を楽しむこと、
しばらくは、そうやってしのいで、
GWには、ゆっくり本を読みたいと思います。
何を読むべきか、
一番好きな作家の本を再読するのがベストでしょう。
須賀さんや堀江さん、ユルスナールを、
少しずつ拾い読みをしようかと。
後はプルーストのバンドデシネを少し。


初めて読む作家や、
集中を要する読書は、
またいつか、にします。
仕方がありませんが、今は仕事に関することに集中しなければいけません。
未読の本がどんどん積まれていきます。
ビジューがたくさんある!と思って、
心の糧とすることにします。

飲み会というのは

会社の行事での飲み会、
歓送迎会や忘年会などの小規模のグループでの飲み会、
有志での集まりの飲み会、
友達との飲み会、
一人飲み・・・
他にも同窓会やら、いろいろと飲む機会はありますが、
義務で出席する飲み会というのは、
あまり楽しめません。


そういう人は多いのではないかしら?


なんでも楽しく飲めてしまう人もいますし、
グループで飲むのが大好きという人ももいますね。


私は人数が多ければ多いほど苦手です。


忘年会や歓送迎会もだめです。


すごく冷めてしまって、
ぼんやりまわりを眺めています。


おしゃべりも弾まない。


単なるわがままですか。
自分の本音を話せる場所でないと、
楽しめないというのは。


昨夜は、そんなあまり気分の乗らない飲み会でした。
幹事でもなかったので、さらに。
ちびちびと飲んであまり酔わず、
おしゃべりもほどほどに、
帰りついて、ほっとしたのでありました。

2017年4月16日日曜日

「離陸」を読んだり、考えごとをしたり

昨日は通院日でした。
待ち時間の読書は絲山秋子「離陸」を。
いろいろな意味で興味深く読みました。
まだのびしろがあると思われる絲山秋子さん。
これからも楽しみにしています。


診察では、ここのところ気になる件がどのように体調に影響を与えるか、を
ご相談しました。
キャパの無い私なので、
一度にいろいろな課題が襲ってくるとパニックになる、ということで、
一つ一つ対処していくのがよいでしょう、とのお話。
ようやく上向きになってきた体調なので、
課題は乗り切っていきたい、のが望ましいのはいうまでもありません。


先日の上司との面談における内容を、
ずっと考えておりました。
客観的にみて、内容がおかしいわけではないのですが、
私という人間が何を考えて仕事をしているか、
理解していただけていないことが、一番の不満でありました。
が、仕方がないですね。
上司にはそう見えるのですから。
その点は、上司に期待することはやめて、
あちらもドライなので、こちらもドライにしたほうがいいかな、と。
つまり普通にしていこう、と思ったのでした。


具体的な指摘事項については、
直せる部分は気をつけて直す、
仲良くしなければ、お互いに困る相手とは、仲良くする、
相性の悪い人には、誠実にする、ことにとどめる、
以上であります。


無理の無いように、
スムーズにやっていこうと思います。
たぶん上司とも相性が悪いのでしょう。
それも仕方のないことです。
わかってくれる人にわかっていただければ、
それで十分だと思わねば。


仕事においては、
たいていの人が私と同じような状況におかれ、
同じように悩み、考えておられると思われます。
人間関係はとても大変ですね。


同時に、
新しいお仕事に慣れること、
新しいシステムをマスターすること、
が課題としてあります。


でも、まず人間関係を軌道に乗せることからでしょうね。
落ち着いて、接することができるようにしたいです。


昨日も通院のためお休みをとり、
今日も日曜日でお休みで、
二日も職場から離れていたので、
ワンクッションおけたような感じです。
花盛りのお庭を眺めて、
鶯の声を聞いて、
ゆっくり寝て・・・、
さ、一週間の始まりです。

2017年4月13日木曜日

叱責

今日は、直属の上司と初めての面談がありました。
徹底的に、常識的に、詰められました。


7年前に今の部署に来て、
走り続けてきたのですが、
どうやら視野が狭くなっているようです。
自分のスタイルに固執してしまっているみたい。
それは、自分を守りながら、
課せられた仕事をやりぬくために、
自分でスタイルを作り上げてきたのですが、
現在の上司には、
印象が悪いようです。
上司いわく、一般的にみて、おかしいんちゃう?と。


確かに、この会社に入社したころは、
穏やかに仕事ができました。
環境もよかったですし、
人間関係にも恵まれていました。


今の部署では、そういうことはありませんから、
自分なりに生き抜くために、
無我夢中だったのですが、
どうやら、行き過ぎのようです。


ちょっと、考えてみたいと思います。


ここのところ、人間関係でうまくいっていないので、
職場にいるのは苦痛ですが、
かつての経験を振り返れば、
まだよいほうだと思います。


少し頭を冷やしてみることにします。


でも、新しい業務の研修や勉強会が次々と予定されていて、
前向きな気持ちも忘れてはいけません。


社会で生き抜くことは、難しいですね・・・。

2017年4月12日水曜日

春の庭

「春の庭」が文庫化されましたね。
ようやく読むことができます。
どういう作品を書く人であるのか、
高い評価を受けた作品を読むことで、
判断させていただこうか、と思っています。


家の春の庭は、
星のように光っていたラッパスイセンたちが終わり、
今度は、花桃、ハナズオウが咲いてきました。
雪柳も今年はよいかんじに花をつけています。
チューリップは球根を植えていなかったので、
ちらほら、という程度です。
控えるは、カモミールです。
たくさん、ぐんぐん成長しております。
大手毬も葉をつけ始めて、父を喜ばせています。
連翹もあったのに、消えてしまいました。
春らしい綺麗な黄色の花で、
ひよどりが蜜を食べにくるのですが、
残念です。
と、眺めながら、自分が植えるとしたら、どんな風かな・・・と
想像することがあります。
やっぱりハーブ系が多いかもしれません。
樹はコブシを植えたいです。


読書はさっぱり・・・です。
嘆かわしいことですが、もう慣れてしまいました。
今は「バン・マリーへの手紙」堀江敏幸著を少しずつ。
堀江さんは、日経新聞土曜日に「傍らにいた人」という書評的エッセイを連載
されていますが、
これが、また、おののかされるほどの凄さです。
取り上げられている作家は、井伏鱒二、安岡章太郎等ですが、
先日は全く知らない作家でありました。
(手元に資料が無く、申し訳ありません)
その作品の読み込みが凄く、圧倒されました。
知っている作品の場合は、よたよたとついていくことが可能ですが、
知らない作品となると、もう目がまわりそうです。
恐るべし、堀江敏幸さん・・・懐が深い。


日経新聞の月曜日の夕刊では、
多和田葉子さんがエッセイを担当されています。
時事的なテーマに沿って、多和田さんらしい複眼的な発想、考えに、
刺激を受けることがよくあります。
これからの人は広い視野と価値観を持つべく、
教養と行動力を持つことになるでしょう。
関心の無い人でも、世界の動きは知っておかないと、
日本が常に安定しているわけではないことは、
周知の事実ですね。


会社で、自分の仕事らしきものを終えてから、
帰って、新聞に目を通していると、
自分が社会の一員であることを認識することがあったりして、
不思議な気分にもなるのでした。

2017年4月9日日曜日

花冷え

奈良北部の桜は昨日満開となりました。
花曇りで、しっとりとしていて、趣のある美しさ。
今日は、少し冷えているので、お花見には少々寒かったかもしれません。
その分、明日も満開の桜を観ることができるでしょう。
会社の裏の横幅10メートル近くある数本の桜は、
あまり見事に咲いているので、ほけ~っとして見上げてしまいます。


風邪ひきはずいぶん良くなりまして、
咳が残るだけになりました。
休まずに凌げたので、ほっとしています。
ここのところは、毎日わけがわからない忙しさで、
自分で自分が何をしているのか、覚えていられません。
明日くらいからは、まともに仕事できるかな。


そんな中、昨日は引き継いだ仕事に関して、
引き継いだ方との間で一悶着がありました。
丁寧に引き継いだつもりが、
かえって、抜けている部分が際立っているようで、
微妙なニュアンスが伝わっていないようです。
それとも、そういうことを理解できない人なのか?
逆ギレされて、ごめんなさい、と謝ったものの、
はらわたは煮えくりかえり、
家に帰って号泣してしまいました。
明日、どういう展開になるでしょうか。
やることはやった、と腹をくくっておくつもりですが、
それは私が思っていることであって、
相手は違うように受け取っていることでしょう。
課長に相談します!と啖呵をきられたので、
様子を見ながら、やっていきましょうか・・・。


まだまだ試練は続く・・・人生はそういうことの繰り返しですか・・・。
野を越え、山を越え、歩いていきませう。

2017年4月5日水曜日

さっそくダウンしました

これまで兼任してきた業務を他の方に引き継ぐことになり、
私は少し解放された気分となりました。
兼任が解けたのは、社内事情によるものですが、
引き継ぎされる方が大変、と思い、
せっせとマニュアルを作っておりました。
できるだけ一人でできるように、と。
私も所属部門は変わりますが、同じ場所にいるので、
いつでもお尋ねいただければ、よいのですが。


というわけで、3月からぱんぱんでした。
おまけにPCはW10に変わるし、
システムのサーバーの入れ替えはあるし、
業務移行作業もありますし、
3月末は手が付けられない状態でした。
PCが動かないと仕事になりませんものね。


4月に入ってからは、
新しい部署としての手続きがいっぱい。
なんでも書面でやりとりする会社なので、
作っては、押印、送る、の繰り返しです。
やむを得ず残業もしていましたら、
このピーク時期に風邪をもらってしまいました。


昨日から発熱、咳、鼻づまりで、
お医者さんに行って、定休日の今日は寝ておりました。


お薬で抑えている感じなので、
この状態なら、明日は出勤できそうです。


仕事は、まだまだこれから、なのですが。
とりあえず、明日は、桜の様子を見てきたいと思います!

2017年4月2日日曜日

開花までもう一息

会社の裏手の桜の樹、
蕾はようやくピンク色になってきました。
明日あたり開花するかしらん。
奈良の見ごろは、たぶん今週末ではないかと予想しています。


桜が満開の時期は、
自分のお気に入りのスポットを巡りたいですね。
電車に乗って眺めているだけでも、
気持が膨らみます。


4月に入って、忙しさ真っただ中なのに、
喉を腫らしてしまいました。
今日はできるだけおとなしくしています。
3月半ばからは、顔にブツブツがいっぱいできていて、
すぐにストレスが顔にでるね・・・と会社の人に言われている始末。


今夜は早めに休んで、
明日からに備えたいと思います。

2017年3月31日金曜日

今日で・・・

今日で、入社以来お世話になった部署とお別れです。
入社当時は170人くらい在籍していたのが、
時代の流れもあって今は50人くらいになっています。
そこから、私たちのチームは離脱することに。


独特のゆったりした雰囲気があり、
この部署から出た人は皆口々に、
あの時がよかった、と話していました。
私たちも同じように、思うのでしょうか。


ちょっと浮世離れしたところもあるのですが、
その中で、私たちは比較的シビアな業務に携わっています。
シビアな業務はそのまま、新しい部署に持ってゆき、
新しい仕事も担当することになるのです。
その新しい部署は相当厳しい環境であることを、
今週の火曜日に本格的な会議で説明を受けました。
ついていけるかしらん。


A3の表にびっしりと埋まった数字を見て、
昔の経験したことを思いだしていました。
このような数字の読み方なら知っている、と。
もう若くはないので、勢いだけで追いかけることはできません。
かつて反省したことや、勉強になったことを、
経験として活かして、メンバーの力になれれば、と思うばかりです。


明日から、新しく、やっていくことにします。