2015年1月31日土曜日

脳外科へ

十日間以上ずっと痛み続けている左頭。
昨日の昼間に激痛になり、お薬が効くまでの2時間
ただただこらえておりました。
こうなってくると怖くなりまして、
今日は某大学病院の脳外科へ行ってきました。


CTを撮ったところ、異常は全くみられず、
偏頭痛でしょう、ということでした。
まずは、大きな病気ではなかったことで、
よかったです。


診察は、一粒1,000円のお薬5個と、
ロキソニンを出しておきますから、
様子をみてください。
と、患者の顔も見ずに5分で終わりました。


患者としては、では偏頭痛の場合どのように対処すれば
よいのでしょうか?など、アドバイスを仰ぎたかったのですが、
軽くあしらわれたという感じです。


実際、このような高い薬は、どのタイミングで飲むべきなのか、
また、何故そんな薬が与えられたのか、わかりません。


成果はCTを撮ってもらえたこと。
かなりの対価ですが、仕方がありません。


来週かかりつけの精神科の先生のところへ行くので、
その時にご相談してみましょう。


それにしても偏頭痛は想像していたよりも大変です。
吐き気もしますし、
薬が切れると、ガンガン、ズキズキ。
身体を動かしただけで、ズキズキ。
顔も左半分がひきつった感じがします。


もちろんダンベル体操もできませんし、
健康への道がまた遠くなったのが、つらいところです。

2015年1月28日水曜日

あいかわらず、体調すぐれず・・・

変わらず偏頭痛と思われる痛みに悩まされています。
痛み止めを飲むと治まるので、
これは精神科のお薬とは別の痛みのようです。
次の通院まで我慢して、その時にゆっくり先生にご相談してみようかと、
考えています。


右手に続いて左手も腱鞘炎のため、
もう2週間近くダンベル体操もお休みです。
へんなもので、そうなるとやりたくなる、おかしなものですね。


頭痛のためもあって、読書もあまり進んでいません。
モディアノの「暗いブティック通り」を読み始めていますが、
内容もじっくり、ゆっくりなので、なおさらペースも少しずつ。


多和田葉子さんの「言葉と歩く日記」はようやく半分。
感心しきりの日記です。尋常じゃない。


もちろん、プルーストもバルナブースもお休み中。


またまた寒波もやってくるようですし、
おとなしく過ごすことにします。
仕事もおとなし目にしようっと。

2015年1月25日日曜日

このところ

「もしもし、お忙しいところ恐れ入ります。
 しばらく前から頭が痛く、パンと張ったような痛みが続いています。
 3日前くらいから左頭がズキズキと痛くなり、
 お薬が多いためかと思うので、減らしてもよろしいでしょうか?」


「夕方の3種類のお薬を減らすのは、問題ありません。
 ただ、これまで飲んでこられて異常はなかった薬なので、
 いつもと違う痛みであるならば、脳外科に診てもらうほうが
 よいと思うので、慎重に様子をみてください。」


「わかりました、様子をみながら、調整します。
 必要であれば、お医者さんにも行ってみます。」


と、いうのは土曜日、かかりつけのお医者さんとの電話内容。
このとおり、いつもとは違った頭痛に襲われています。


偏頭痛はほとんど経験が無いので、よくわかりませんが、
それならば、一時で終わるのでしょうか。


日曜日の夜、今のところ変わりなく、ズキズキ。
おまけに左手首がズキズキ。
右膝もズキズキで三重苦。
何もする気になれません。
本を読んでも、頭痛くなる一方ですし。


それでも、ニュースを見れば気が重くなる話で、
もう、イスラム国!何がしたいんや!早く解放しろ!卑怯だぞ!
天災だけでもこれだけ多くの人が苦しんでいるのに、
人間同士で痛めつけあうのは、止めたい。


自分の痛みなぞ、本当の痛みとは程遠いのでした。

2015年1月22日木曜日

雨らしい日

まだ右手がずきずきしていて、
書き物のお仕事に手がつけられません。


今日はよく雨が降った一日でした。
今年の冬は雨が多いような気がします。
浸水するレインブーツの登場する日が多いのです。
役に立たないレインブーツ、
買い替えるしかありません。


ここのところ仕事上では突発的依頼が多くて、
気持とはちぐはぐな状態です。
それに、秋からお願いしている外注屋さんとのやりとりが、
うまくいかず、皆がいらいらい~らしています。
そういえば、高校生の時、「イライラ、イライラしてきた」が口癖の
国語の先生がいました。
怖くてびくびくしておりましたが、のちにはその先生が
校長になったと聞き、大変驚いたものです。


それで、外注屋さんの話、
明日は現段階でのマニュアルを、
当方で作ることにしました。
やってほしいことは、こちらから提示すべし。
口頭では細かくやりとりをしているのですが、
これではあかんとみなしました。


高校生のときみたいに、びくびくしないで、
伸び伸びできるのはありがたいことです。


いつまで生き延びることができることやら。
4月の大編成を前に、内心はびくびくであります。

2015年1月21日水曜日

お疲れちゃん

今日のお休みは、
恐ろしく寝ました・・・あ、いつものことです。
12時間寝て、昼寝2時間半、夕方1時間、夕食後1時間半・・・
ずっと寝ていましたが・・・
お薬が効いているせいもあるかもしれません。


でも先週くらいから、
いや、もうしばらく前から身体の中に『お疲れちゃん』を飼っているような
そんな感じです。
『お疲れちゃん』とはいつも一緒。
なかなか慣れてくれない。


ま、年齢もいいとこ来ていますから、
疲れがあるのは普通のことでしょう。
それでも元気な人を見ると、あれくらい動ければいいな、と思うので、
ダンベル体操して、筋力UPします。


今日はまだ右手が痛いので、ダンベルできませんが。


明日も『お疲れちゃん』と出勤してきます。

2015年1月20日火曜日

なかなか寝付けません

一度眠りだしたら止まらないのに、
寝つきが悪いのが困った癖。
ついお布団の中で色々と考えごとをしてしまいます。
すると、脳の一部では眠たい!と言っているのに、
他の一部では次々と考えが浮かんできて、
眠れない。


今日は右手がかなり痛くて、
仕事も様子をみながらでした。
あまりはかどってはいないです。
明日もまだ書き物とか入力業務をたくさんというわけには、
いかなさそうです。


こういう時って、
ほんとはゆっくりお風呂に入って、
よい香りにつつまれて、
ゆったりと好きな音楽を聴いて、
眠りにつくのが理想ですね。


今日から多和田葉子さんのエッセイにとりかかりました。
多和田さんの神髄が見えます。
手ごわいです。
最後まで読めるでしょうか。

2015年1月18日日曜日

ある冬の日曜日

今週は仕事がたっぷりあって、
きゅーっと詰め込んだためか、
今日は沈没。


おまけにお腹イタイタも発生。


その上、昨日3枚複写の書類を50枚書いたためか、
右手が腱鞘えーん。
いつも一度に書かないようにしているのですが、
ゆっくり書いたら大丈夫かな?と思って試したところ、
やっぱり、筋が痛くなって、現在右手がこわばっております。
明日は続きができないや、で、スケジュールも狂ってしまうわ、
ダンベル体操もできへんわ、ちょっと暗いです。


その分、読書にいそしみまして、
ヨハン・テオリン著「赤く微笑む春」を読了。
テオリンの作品はスウェーデンのエーランド島という所を
舞台にしていて、自然豊かな描写がたっぷり。
それに、好みのじっくり型のミステリで、
ゆっくり楽しみました。


ま、こんな日曜日もあるってことですね。

2015年1月17日土曜日

20年

多くの人々が、
様々な思いを重ねてきた20年。


都市直下型地震の後には、
東日本大震災があり、津波があり、原発事故に繋がりました。


これらの事柄が、
天災の多い日本において、
教訓として活かされることがないと、
次への備えにはならないと思います。


あまりにも多くの苦難と悲しみに、
表す言葉がありません。


そして私自身も境遇に変化があった20年。


命を繋いだ人々は、語り継いでいくことでしょう。

2015年1月15日木曜日

またしても本屋通いが忙しくなりそうです

今夜の芥川賞選考会にて、
小野正嗣さん「九年前の祈り」が受賞作品となりましたね。


もうしばらく経ちますが、
知人に教わって、
面白そうだと読んでみたのが、
「にぎやかな湾に背負われた船」。
すっかりファンになりました。
日経新聞夕刊のコラムでは、
楽しい日常の様子なども書かれていたりして、
作品とのギャップに少々驚いたり、
なかなか興味深い人だと思わされています。


作品の中では、
上記の長編が一押しですが、
今回の受賞作品は未読です。
他にも読めていない作品があるので、
これを機会に店頭にた~くさん並ぶのではと、
大期待です。
本屋さんに行くのがまたしても楽しみであります。

2015年1月13日火曜日

なぜ生きているの?

なぜ生きているの?


命が尊ばれるということ。


家族がいること。


それ以外に何があるのだろう?


私自身が私の存在の意味を見つけ出せなければ、


生きている意味がない。

「アラン島」

「アラン島」 J.M.シング著 栩木伸明訳 みすず書房


シングという人は、
1871年にダブリンの裕福な家に生まれ、
語学を学び、作家志望でパリの高級ホテルで優雅に悩んでいたところを
同じアイルランド出身の詩人イェイツと知り合い、
その内省的な性格からして、打開できない状況を、
アラン島に行くことで、何か得られるのではないかと、
進められたそうです。


当時のアラン島は、昔の生活がそのまま残っており、
天候に生活を左右された厳しい環境だったようです。


アラン島は3つに分かれており、
シングは特にイニシュマーンという島を主に滞在したようです。
この本では最初の4回の訪問がまとめられています。


何度も足を運ぶほど、
当時の都会とはかけ離れた魅力を放つアラン島。
そこでの体験は、生活に命をかけた人々に繋がるものだったのでしょう。
それでいて、生活する人々は気持にゆとりがあり、
詩を朗誦し、踊り、ゲール語、アイルランド語、英語をあやつり、
カトリックを信仰し、妖精の存在を信じる、
心の豊かさをたたえた日々を送っていたようです。


紀行文としては、そのたたずまいをそのまま伝えるものとして、
厳しさと美しさの共存を描いた秀作だと感じました。
面白いことに、このシングという人は、のちには戯曲家として
名を成す人だそうですが、とても紳士なのですね。
なので、アラン島の人々に対しても紳士として接していたようです。
そして文章にも踏み込んだ表現、文章はほとんどありません。
なので、気持ちよく楽しく読める反面、
シング自身が感じた感情面の起伏に乏しく、
少々物足りなく感じないわけでもありません。


訳者の栩木さんがアラン島を訪問した訳者あとがきが、
不明な部分のかなりを補っており、
この本をさらに興味深く感じられるようになっています。


栩木さんの翻訳文に美しさもこの本の良さの一つだと思われました。

2015年1月12日月曜日

成人の日

20歳を迎えた皆さん、おめでとう。
もう仕事に従事されている方は、すでに大人の感覚が強いでしょう。
学生の方は、まだピンとこないかもしれませんが、
これから世界は広がっており、大海に臨んでいただきたいと思います。


高校生を終える18歳の方が、
成人にふさわしいような気もしますが、
いかがでしょう? 大人の皆様。


そういう私は、
20歳の時にはまだ親の扶養に入っていたため、
まったく成人という気がしませんでした。
選挙権?飲酒?喫煙?。
他にもハードルが必要かもしれませんね。
やはり自分で収入を得た時が、一番気持が入りました。
そういうものかもしれません。


さて、今日のお休みはおまけのお休みという感じで、
こんなに休んでもいいのか?という気分でした。
明日は日中に大阪でTV会議があるので、
忙しくなりそうです。
締切がある仕事もあるので、
たぶん木曜日にはデスクの上は、山積みでしょう。
おそろしや~。


もう、日本水仙も咲き始めましたし、
蝋梅もぼつぼつ咲いてきました。
蝋梅のお花は小さくてとても綺麗ですが、
木が大きくなってくると、大きな葉が茂って大変です。
ということを今さらながら知った次第です。


まだまだ寒い日が続きます。
もう寒さは十分だと感じるのですが、まだ一月です。
本番の二月を無事越えることはできるでしょうか。
これ以上着ぶくれすると、100㌔くらいに見えそうです。
こちらもおそろしや~。
風邪も流行っているとのこと、
皆様、ご自愛ください。



「雪の練習生」

「雪の練習生」 多和田葉子著 新潮文庫


第一章『祖母の退化論』では、
“わたし”元サーカスの花形、そして今は事務職で、
あちらこちらに顔出すお仕事をしている実はホッキョクグマが、
一人称で本を書きはじめ、人気作家となり、亡命を2回、
そして東ドイツに辿りついています。
その時には、伴侶がいて、娘のトスカを授かっています。


“わたし”は人間と同じ思考を持っています。
全く同じで、少々食べ物の嗜好が違うくらい。
でも旧ソ連での暮らしはとても大変そうで、
亡命に至るのは自然の流れにも思われて、
全く違和感なく読むことができました。
とっても真面目な“わたし”。


第二章『死の接吻』では、
娘トスカがサーカスで究極の芸を見せるところから、
始まります。
パートナーは人間のウルズラ。
ウルズラを通してサーカスの生活、トスカとの訓練が
書かれます。人間の視点ということになっているので、
とても人間の独特の体臭のような臭さが伝わります。
そして、彼らはその究極の芸で大成功をおさめます。
実はこの第二章もホッキョクグマのトスカが
ウルズラの伝記を書いているという設定です。


第三章『北極を想う日』
トスカは動物園に送られ、伴侶を得、クヌートを生みます。
この章はクヌートが母から離れ、
人間の手で育てられている状況をクヌートの視点から、
描いてあります。
クヌートは実在したドイツのホッキョクグマでしたね。
きっとこの本に描かれているような感じなのかと、
思えるくらい、リアルに描かかれています。


どうしてホッキョクグマになったら、そういうことを考えるのか?
言葉で表現できる多和田さんに改めて感心してしまいます。
素晴らしい想像力と、表現力です。
ホッキョクグマと思っているけれど、それは多和田さん自身でも
あるでしょう。
人間が考えられるのは、このような人間主体の想像力が、
限界なのだと、考えさせられました。
このような作品の場合、単なる小説では済まないような気もします。


多和田さんは、これまで様々な世界を描いてこられていますが、
いつも何のくびきも無く、軽やかに塀を乗り越えてしまわれます。
そして、視点には必ずご自身がしっかり立っておられるのでした。
小説家として、創造者として、大切なことだと思われます。


『ホッキョクグマを想う日』というあとがきがあると面白いでしょうね。

2015年1月11日日曜日

ぐっすり

一昨日のこと、
どんど焼きのために、会社の近くの神社まで出かけました。
その時の寒いことといったら、たまりませんでした。
霙も降ってきていましたし。
ちょっとだけと思って、油断していたのかもしれませんが、
昨日から風邪気味です。


というわけで、今日もぐっすり寝ることに。
昼寝は控えめにしましたが、
夜もいつもどおり休むことにします。


「アラン島」 シング著 栩木伸明訳 みすず書房を読了。
いい本に出会いました。


お正月からの読みかけの本は、
「バルナブース」とプルースト10巻になりましたが、
これらは急いで読む本ではないので、のんびりと参ります。


さて、次は何を読もうかな。

2015年1月10日土曜日

通院と阪急百貨店

一か月に一度の通院日がずれ込んで、
今日ようやく行ってきました。
土曜日の診察は初めてで、
会社に行くより一時間も早く出かけましたが、
もう10人待ち。
診察開始時間で20人は待っていたでしょうか。
待ち時間の間、ぐぅぐぅ寝ておりました。


診察では、この一か月で、
頭痛無し、鬱による体調不良無し、風邪ひき無し、
お腹イタが数回、という報告に基づいて、
先生は“お薬は変更無しで”、と診断されました。
秋冬は冬季鬱などもあり、
体調を崩しやすいそうなので、
まずは大丈夫、というところでしょうか。


これに気を良くしまして、
後の用事も気楽に動けました。
阪急百貨店、新しくなってから初めていくデパ地下です。
誰に聞いても、すごい、楽しい、何でもある、と噂の所。
目的はフランス菓子のブルトンヌとバターのエシレです。
どちらも美味しそうなものがたっぷり豊かに置かれていて、
わくわくしてしまいました。
両方ともよばれたことがあるので、お味は了解済み。
今日は、自分の好みでチョイスしてみました。


こうなると、美味しいパンとエシレのバターが食べたくなってきました。
お店で手軽に食べられるのは、パン・デュースです!
近々、出かけて、たっぷりいただきたいと思います。


阪急百貨店は、手が届くものもあるけれど、
基本的に高級感を打ち出していますね。
そこは兄弟店となった阪神百貨店とのバランスだと思います。
夢を売るお店、百貨店の原点です。
さすがは、阪急百貨店。


でも贔屓は大丸心斎橋店です。
梅田に出かけた時は、ハービスエントと合わせて、
おすましして行きたいと思います。

Je suis Charlie

フランスで続けて起こったテロ事件が、
ひとまず終結しました。
でも、今回の犯人を断罪するだけでは、
事件が終わったとは言えないのです。
人類は昔から人種、宗教、国家等をめぐって、
常に戦いを続けています。


テロという非道な手段は許されません。
と考えますが、神はテロを承認されているのでしょうか?
人を殺害することを許しているのでしょうか?


これは深く困難な問題に突き当たるので、
これ以上私が語ることはできませんが、
“表現の自由”は守られるべきであることは間違いありません。
少なくとも民主主義の国では。


爆笑問題の政治トークのカットの問題も、
これに繋がると思われます。


そう信じる私はフランス国民にならって、
表題に同じ言葉を掲げました。


テロに巻き込まれて、
命を奪われた方々のご冥福をお祈りいたします。

2015年1月8日木曜日

冬の林

バスの窓から見える木々は、
水気の感じられない枝を伸ばしていて、
寒々とした風景を醸し出しています。
このからっぽにみえる木々たちが、
本当は生きていて、
季節が巡ってくると、
再び葉を茂らすなんて、不思議だと、
毎冬思います。


会社の勝手口の少し先にある林も、
年内はまだ黄金色だったのに、
今は幹と枝しか見えなくて、
その先の景色まで覗けるほどです。


夏の間はあんなに濃い緑だったのに。


私にとっては、寂しげに感じられるこの景色が、
色づいてくれる時期は、
焦らなくても、着実に訪れるのだ。
そう思うと、少しだけ気が休まります。

2015年1月7日水曜日

ナルシスなのでした

始めは、自分の日々の覚書のつもりだったこのブログですが、
完全に自分のための備忘録となっています。


もちろん周りの方のことを書くわけにはいきませんから、
自分のことについて、
自分が感じたことについて、
日記として書いているわけですが、
これはもう自己陶酔に近いように思えます。


確かに日々自分のことを中心に考え、
自分のことしか考えずにすむ生活をしています。
家族のことを考えることはもちろんありますが、
あまり考えるととても重くなってしまいます。


仕事も自分の考えを軸に動いています。
自分に課せられた仕事なので、
コントロールして仕上げるのは自分の責任だから、
とは思っていますが、
自己満足でやっているのではないかという気持ちもあります。


自己陶酔にならずに、
客観的にさりげなく自分の日々のことを、
公開することができれば、一人前のブロガーでしょうね。

今年始めの水曜日

水曜日、まだ2日しか出社していないのに、
疲れに疲れている自分がいました。
昨夜も食後にすぅすぅ。
あまりに眠いので、ダンベル体操を抜いて寝てしまおう、
と思い、お布団に入ったら、
今度は身体がかちかちで、眠れません。
ぐむっと起きだして、気になるところを片付けて、
水曜日のスタンバイをして、
ダンベル体操をしました。
よくできたもので、身体がほぐれて、それに温まりますから、
その後の就寝ではぐっすりと深い眠りに入ることができました。


良く寝た今日はお休みで、とても快適でありました。
と、あまりにここち良さに、お昼寝の後はまたお腹イタイタに遭遇。
でも、お家にいることだし、慣れてもいるので、
落ち着いて対応。
その後しばらくおとなしくしていたら、おさまりました。ほっ。


本日のパスタは心斎橋のイタリアン・アルバで分けてもらった
牛ほほ肉のワイン煮込みの残りをアレンジしてみました。
我が家風の煮込みパスタになりましたが、
少々、ハッシュド・ビーフに似た味でもありました。


読書は「バルナブース」を少し。
まだ面白さがわかりません。
もう少し進んでみようと思います。


なんだか、ヨハン・テオリンが読みたい気分です。
なぜだろう?
ミステリでは、テオリンより、「月長石」を購入予定なのですが。



「象が踏んでも」

「象が踏んでも」 堀江敏幸著 中公文庫


冒頭は詩「象が踏んでも」ではじまる、
『回送電車』シリーズ第4冊目です。


この『回送電車』シリーズは、
様々な媒体に掲載されたエッセイがまとめられたもので、
堀江さんの散文としては、親しみやすいもの、でありました。
というのは、ここに至って、内容はさらに難しくなっているのです。


日々のさりげない出来事との遭遇から、
あるいは、読んだ本の中から、
一つをきっかけに、堀江さんの中に蓄積されている記憶や、知識等が、
どんどん繋がって話は深く思考を促されるようになっています。


思考をいうのは、たいていぼんやりとして流れていってしまいますが、
堀江さんはそれらを緻密に言葉を選びながら、
文章化しています。
一章を読み終えるときには、堀江さんの言葉や文章から引き出された、
読者の思考やイメージが浮かび上がっていることでしょう。


なにげなく堀江さんの文章に身をゆだねるも良し、
一緒に思考の旅に出るも良し、
新に自分の思考を構築するも良し、
と、一冊の本が自分をあらたに発見する契機ともなっているのでした。

2015年1月5日月曜日

初出はにぎやかに

本日は初出でありました。
とおおげさに言うにはわけがありまして、
暦上、私の部署は休日だったのです。


ですが、ほぼ皆が出そろいました。
ご挨拶が大好きな会社なので、
どなたに顔を合わせても、丁寧に年始のご挨拶。


仕事は朝からハプニングの連続で、
もうお昼にはいつもと同じ状態になりました。
夕方にはぐったり。


帰り着き、食事を終えたら、またうとうと。
もっと効率的にエネルギーを消費したいです。


性格なので仕方がないのですが、
あまりテンションを上げ過ぎないで、
ぼちぼちやってみたいです。
でも手を抜いたら、仕事を失ってしまいますね。
難しいところです。

2015年1月4日日曜日

「密やかな結晶」

「密やかな結晶」 小川洋子著 講談社文庫


この作品は1994年に発表されたもので、
もうずいぶん前にこの世に出ています。
これほどの作品を読んでいなかったなんて、
自分でも出会えてよかったと思える作品でした。


舞台は島。
そこでは不思議なことが起こる。
想像できるでしょうか?
一つずつ物が消えていくのです。
それらは前触れもなく、消える運命だと皆が悟った時には、
皆が手元のそれらを焼却し、この世から消え去ってしまいます。
そして、何よりも恐ろしいことは、それらがこの世にあったという
記憶を皆が失ってしまうのです。


時間の流れのなかで、次々と消え去っていく物たち。
主人公は、父と母を亡くし、また消滅そのものに、
疑問を感じつつも、物が消え去ることから逃れることができません。


親しく気持ちを語ることのできる友人がいることが、救いです。


そしてその友人と大切な秘密を持つことになります。


事件が事件をよぶ展開といい、
大きなハプニングが起こり、はらはらさせられたり、
この不思議な事態を本当にあるように描かれていることに感心したり、
それでも、小川さんの筆が鈍ることはありません。
誇張されることもなく、淡々と物語は進んでいきます。
もちろん人の心のナイーブな部分もきちんと描かれています。


そして、ついに、最後であり、始まりでもある日がやってきます。


実に見事な作品で、言葉を失うほどでした。
というか、私好みの小説ということでしょうか。
息を詰めながらの読書は久しぶりのことでした。

今年の抱負 第4弾

ちょうど2年前になりますが、
方向転換をして、新しい道を模索するために、
勉強を始めます、と宣言をいたしました。


それから日々は経ち、
勉強をぼちぼちと進めているうちに、
様々な情報も入ってきました。


基礎の勉強をすることで、
そのジャンルについて基本的なことを知ることができました。
通信教育でしたので、いくつかの課題を終え、
このあたりで、細かい方向を見極めていかなくてはならないところです。


このジャンルの歴史や、現在の状況、
そしてその役割などを知るうちに、
この程度の勉強、知識、またメインの方向に立ち向かっても、
私が望む仕事には全く歯が立たないことがわかってきました。


そもそも私が望む仕事とは?
基本に戻って考えた結果、
メインの筋ではなく、横道の勉強を進めておけば、
いつか役に立つかもしれないと思うようになり、
同じジャンルではありますが、
メインをはずれた方向で、今夏に勉強を再開しようと思っています。


具体的に何の勉強なのか、お話していないので、
さっぱりわからない・・・と思うので、申し訳ないのですが、
もう少し勉強を進めてから、にしたいので、お許しください。


昔から、調律師を聴力が弱いことで断念し、
司書を目指しては、司書にはなれないと言われ、断念し、
インテリア・コーディネーターの勉強をしたところで、
全く才能がないことで断念し、
何一つものにならない私です。


やってみないと納得がいかないので、
足を踏み入れては、あきらめて、の繰り返しですが、
今の仕事をしながら、事務職が一番向いているようにも思えますし、
現在の会社の様子にも関心があるので、
現状をキープすることが、第一だと考えています。
いつまで雇っていただけるかしら?


で、今年の抱負 第4弾、夏からの勉強をがんばる!
といきたいと思っています。

お正月は寝正月でした

年が明けてからの4日間、
不思議なくらい、あれ?私の場合不思議ではない?
昼寝ばかりしていました。
寝正月というのはこのことでしょうか。


いくらでもすぅーっと眠りに入れる、この幸福感。


今日は遅めの初詣に行ってきました。
なかなか願い事をかなえてくれないけれど、
日々への感謝をこめて、お参りです。


今日の読書は、
「献灯使」 多和田葉子著 を読了。
多和田さんの筆力、想像力に圧倒されました。


それから、
「アラン島」の第一章を終了。
「バルナブース」を少し。
プルースト10巻を少し。


もう一冊目を通しておきたかった本があるのですが、
これは次の楽しみに残しておきましょう。


さ、明日からお仕事です。
たぶんすごく冷えているでしょうから、
しっかり重装備で参ります。

2015年1月3日土曜日

「失われた時を求めて」第9巻

「失われた時を求めて」 第9巻
第五編 『囚われの女Ⅰ』
マルセル・プルースト著 鈴木道彦訳 集英社文庫


そうです、アルベルチーヌはついに“私”に囚われてしまいました。
パリの自宅の一室にアルベルチーヌは暮らすようになっています。
“私”の両親は長くコンブレーに逗留しなくてはならなくなり、
留守なのです。


この一巻はまるごと“私”とアルベルチーヌとの生活を中心とした、
“私”の意識が描かれています。


ここまでアルベルチーヌを傍におくことになったのは、
アルベルチーヌの秘密の事情によるものです。
“私”はそれについて悩みに悩んでいる最中。
でも、傍においたところでアルベルチーヌの性癖が変わるわけでもなく、
彼女の心まで捉えることはできません。
ここでは、根気よく“私”の心情を聞いてあげるしかないのです。


恋というのは、このように捕まえることのできない形のないものです。
一つの言葉や態度に接したり、思い出すことで、悶々と悩まされる。
“私”の心を辿ることで、自身の内面を映し出すことにもなるでしょう。


恋に疎い私としては、ちょっとだけ距離をおいて、
からかい半分に読んだことを、著者と訳者に申し訳なく思っています。

5本指のソックス

例年、足先の冷たさに悩まされているので、
今年は冷え取り用にシルクの5本指ソックスを履いています。
この上に綿のソックス、家ではその上にファルケのウールのソックス。
完璧です。とても暖かく、冷えに悩まされることがありません。


毎年タイツだったのですが、
こちらに切り替えて正解のようです。
足の方はその分寒いので、
ヒートテックのレギンスに、ウールのレギンスを重ねています。
万全です。
ウールってほんとに暖かい。
ぬくもりを感じられますね。


そのかわり、シルクのソックスのお洗濯が忙しい。
せっせと手洗いしています。


さて、三が日最終日の今日は、
家族揃ってTV「赤毛のアン」を観ていました。
すっかり筋がわかっているだけに、
ここはこのように演出するのか!?
このセリフはねぇ~!などと皆で口を挟みながら2時間。
弟は原作を読んでいないようで、
“えらい、皆よぅ知ってんなぁ~”と感心していました。
ほめられるような事ではないのですが。


でもTVを観ていると、
大事な時間が失われているような気がして、
焦ってしまうのでした。


で、切り替えて、本日の読書は、
「献灯使」 多和田葉子著 一遍を読了。
「バルナブース」 ラルボー著 詩の部分を読了。
プルースト10巻の冒頭、ヴェルデユラン家での演奏会の冒頭を。
どれもとても刺激的で、堪能しております。


明日は4日ですが、日曜日ですね。
読書の続きとお掃除かな。

2015年1月2日金曜日

今年の広島カープは

優勝一直線!


2年続けてクライマックス・シリーズに進出し、
勝つことへの意欲が定着してきたように感じられます。


この気持ちをさらにグレードアップして、
さらに上を目指してがんばってほしいところです。


年末にはヤンキースの黒田投手のカープ復帰が決定して、
チームもファンも意気が上がっています。


新井選手の復帰もうれしい限りです。
カープが一丸となれそうな予感がします。


栗原選手が戻ってきたら、凄いことになるのではないかと。


緒方新監督も1番を誰にしようかと悩んでおられるようですが、
切り込み隊長に塁に出てもらって、かき回してもらって、
3番でタイムリー、先制点じゃ。
4番には外国人選手が入るような気がしますが、
ここでガツンと大きいのを打っていただきましょう。


というわけで、今年の抱負3番目はさらにカープを応援すること、
であります。



2015年1月1日木曜日

雪が積もっています

元旦から雪なんて、驚いてしまいました。
とても冷たい空気です。


ゆっくりと起きた朝は、
母の手作りおせち料理の数々にお雑煮をよばれまして、
ゆっくり年賀状を拝見いたします。


が、ここで告白いたします。
私の年賀状は暮れも押し詰まった30日に投函いたしました。
ので、日頃お世話になっている方々、久しくお目にかかっていない方に、
申し訳なく思っております。
自分は届いた年賀状をにこにこと読ませていただいています。
なんて勝手な女でしょう。
今年はそういう事態を招かないよう、努力いたします。
今年の抱負、二つ目であります。


さて、年初めに開いた本は
「アラン島」 シング著 みすず書房。
寒い土地のお話だから、冬に読みたいと思っていました。
本の帯に“妖精に注意!”とあって、ついわくわくしてしまいます。
読み始めて初めて知ったのですが、この本は約100年前も書かれたもの
だそうです。
それだけに、ゆっくりしたペースで物事は進み、
近代文明に侵されない文化が残った土地のお話です。


この三が日で、後数冊少しずつでも読んでおきたい本があります。
でも、まだ年間の読書計画は立っておりません。

2015  あけましておめでとうございます

除夜の鐘が聞こえています。


今年のお正月はあっという間にやってきました。
時の流れに意識がついて行っていません。
もっと大切に時間を過ごさねばなりませんね。


今年もきっと寝てばかりの一年だと予想していますが、
仕事では会社が4月に大きな節目を迎えるので、
その関係できっと忙しくなると思われます。
プライベートでは、もう少し計画的に読書をすることですね。
あれこれ体調の加減と気分で選んでしまっているのが、
失敗の元です。
そのためには体調管理がやっぱり一番最初にくるでしょう。
少しでも上向きになれるよう、気を配りたいと思います。
確か去年もそういっていたはずで、、
体調管理の方法もさらに工夫をしたいところです。
ダンベル体操を始めて、筋力がついてくれば、
少しは向上するかもしれませんので、期待です。


相変わらずのツキスミですが、
今年も皆様、よろしくお願いいたします。