2013年1月30日水曜日

歌声

FMラジオを聴いていたら
「真冬物語」がかかっていました。
うん?この声はキリンジだ。

曲は前から知っていましたが、
美しい歌声に反応して調べてみて納得。
堀込泰行(キリンジ) 畠山美由紀 ハナレグミの
コラボレーションでした。
綺麗なメロディーはユーミンが作曲です。

キリンジを毎日聴いていますが、
キリンジについてはほとんど全く知らないのでした。

ほとんどのヴォーカルを担当するという弟の
堀込泰行さん。
実にいい声をされています。

キリンジは曲も多様だし、
歌詞がユニークで楽しいし、
(歌詞はお兄さんの堀込高樹さん担当だそうです)
3拍子揃っていますね。

歌声が好きなのは、
他に秦基博やペリドッツ(タカハシコウキのソロユニット)。
なぜかハイトーンボイスの人が多いですね。

そのキリンジ、この春に弟さんが脱退するそうです。
ソロ(馬の骨)でされるのだと思うのですが、
キリンジはどうなるんでしょう。

ここしばらく少しずつキリンジのアルバムをインポートしていて、
残りはあと2枚となりました。
どれも豊かな楽曲ばかりで楽しいから、
いずれCDを揃えたいなぁと思っています。

2013年1月27日日曜日

今、雪が降っています

今夜9時ごろから雪が降り出しました。
気温が低いからか、しっかりと積もっています。
明日の朝はバスがちゃんと動くか、少々心配です。

寒かったけれど、陽射しが差して気持がよかった今日は、
月一のカットに出かけました。
大阪に行くことがめったとないので、
大好きな大丸の中をウィンドーショッピング。
綺麗なものがたくさんあって、
目にするだけでも楽しかったです。
不思議と手に入れたいという欲望より、
昔から百貨店を見て回るのが好きです。
うろうろと怪しい女のようです。

先週からめずらしく村上春樹の本を読んでいます。
村上春樹の長編はまったく理解不能ですが、
短編やノンフィクションは読んでいてとても面白いです。
なぜ長編が苦手なのかは不明。
残念ながら、世界観がまったく共有できません。
今読んでいるのは「レキシントンの幽霊」、ずいぶん前の作品です。
うまさに舌を巻いています。
最近の作品も読んでみようかと思わされています。

2013年1月26日土曜日

今冬一番の寒さと山焼きと蝋梅


昨日から冷たい突風が吹き荒れています。
今年一番の寒気だそうです。
明日朝は底冷えでしょう。
いつまで続くのか・・・

なんて、心配しなくても、
季節は少しずつ動いていますね。
暦の上では、今日は1月第4土曜日で、
奈良は若草山の山焼きがあったようです。
残念ながら、
今年はちらりとも見ることができませんでした。
春への第一歩という感じの行事です。

庭では蝋梅が咲き始めました。
とても香しく、姿も品があります。
自然の動きも着実に春へと向かっています。

自分もしっかり歩かなくてはいけません。
とりあえず、仕事も読書も勉強もぽちぽちです。
今週は久しぶりに頭がどーんとダウンしたので、
様子を見ながら、すこぉしずつ進めています。
正直に言うとだいぶ焦っているのですが、
気合をいれたところで、
急に元気な人間になるわけでもないので、
マイペースを貫こうと思っています。

2013年1月23日水曜日

入江春行先生のこと

昨日の日経新聞に入江春行先生が与謝野晶子にまつわる事柄を
集めた冊子を編まれているといういきさつが掲載されていました。

入江先生は与謝野晶子の研究者として、
長く活躍されている方です。
もう大変なお歳かと思われますが、
今もなお晶子の足跡を辿り、晶子を慕う人々の声を集めておられると知り、
かつて先生に教わった頼りない生徒として、
昔のことを思い出した次第です。

私が学生の頃のことですから、20年以上前のことです。
土曜日の午後の授業とあって、学生が集まらず、
たった3人で入江先生の講義を受けました。

与謝野晶子研究という内容でしたが、
主に作品研究というより、晶子のことを何も知らない生徒に、
若き頃の晶子の生き方について、
誠実な態度を持って、根気よく、丁寧に講義くださいました。

それはそれはとても熱い語り口で、
与謝野晶子という女性がどれほど才能と叡智と行動力に優れていたかと
いうことを教えてくださったのです。

当方3人の生徒は、ただ聞き入るばかりでしたが、
晶子の生き方については感心させられることが多く、
驚かされました。

学年末にはレポートの発表がありました。
3人の生徒はいい加減にするわけにもいかず、
それなりにレポート作成をしたと記憶していますが、
専門で勉強したわけでもないので、たいしたことはなかったでしょう。

いつも熱く晶子を語っていた入江先生、
不真面目ではないけれど、ぼんやりと授業を受けていた素人学生との時間を
どのように思われていたのでしょうか。

今は懐かしい思い出となりましたが、
入江先生が今もご健在で、変わらず晶子研究をされていることを、
嬉しく思って新聞を読んだのでした。

2013年1月20日日曜日

日曜日は風邪ひきの日

先週の日曜日はお腹の風邪。
今日は気管支の風邪。
胸が苦しいです。

昨日から咳がつまって苦しかったのでした。
毎日市販の風邪薬ばかり飲んでごまかしているのも、
問題あり。
ここらで、お医者さんにきちんと診てもらって、
根本的に治そうと思います。

ここのところとても冷えますね。
一年で一番寒い時期にさしかかりました。
カイロも常備です。
皆様、ご自愛くださいませ。

「エクソフォニー」

「エクソフォニー」 多和田葉子著 岩波現代文庫

この本には副題として“母語の外へ出る旅”とあります。
単行本が出たときには、その副題を見て、
難しそうな印象を受けたのですが、
読み始めてみると、言語や文学等に関しての素人でも十分楽しめる内容でした。
多和田さんはそのあたりも考慮されていたのだと思います。

第一部は“ダカール”に始まり、“ベルリン”、“ロサンジェルス”と、
世界中へ訪れたときの経験をもとに、言語について考えられた内容となっています。
出会った人から思いがけない言葉をかけられたり、
アイデアをもらったり、演劇やワークショップで経験されたことがきっかけとなり、
どんどんと考えが膨らんでいく様子は、
多和田さんの小説と似た様相です。
どこへ行くのかわからない、それは読み手次第といった風。

小説家としての活動が幅広いことにも驚かされます。
世界では様々なアイデアが実現しているのだと、頼もしく感じられます。
それは小説家以外にも、文学や芸術の世界に影響を与えるだけでなく、
ほんとうのグローバルな世界が広がっていく現実の姿があるのでした。

第二部では“ドイツ語の冒険”と題して、
ドイツ語と日本語両方で小説を書くことから発見される、
言葉の面白さが具体的に書かれています。
単純に言葉遊びとして読んでも面白いです。

ドイツ語の特徴として、言葉と言葉がくっついて、別の意味の言葉になるという話。
昔、知人のBちゃんがドイツ語を勉強していたとき、「おかしな言葉があるよ」と
話していたことを思い出しました。
そういえば、ケストナーやミヒャエル・エンデをよく読んでいたころ、固有名詞の音に
特徴があって、あまりロマンティックじゃないなぁなどと思ったものでした。

どの言語をとっても母語は初めに身に着けた言葉だから、身体に馴染んで離れない。
後に知った言語は人によって理由が様々で、どのように身に着けるか人によって
違うような気がします。その人自身の中でそれらの言葉が融合して、思いがけない
発想が生まれてきたりする。そういうケースが多和田さんのような気がするのでした。

新年会でした

先日新しく兼任配属になった部署で新年会がありました。

その部署の上司もお二人が新任で来られたばかりで、
少人数で顔合わせの飲み会をしましょうということだったのです。
ありがたくお声をかけていただいたので、
出席させていただきました。

まったく違う仕事に従事されている方々ばかりで、
仕事の深い話にはなかなかついていけません。
幸いにも興味のある分野ではあるので、
新鮮な気分で聞いておりました。

どの部署にも、どの人にも悩みはつきものですね。
それでも達成感を味わうことのできる仕事なので、
その分晴れ晴れとした気分があるのではないかと推測していました。

私のもともとの部署はなかなか厳しい仕事です。
達成感どころか、モチベーションを維持するのが難しい仕事。
そのあたりメンバーの体調や仕事の状況などを心配するのも、
私の仕事の一部のようなものなのです。

二つの部署を眺めながら、
世の中にはもっと厳しい状況、仕事があるという事実も踏まえ、
仕事で靴底で踏みにじまれるようなことだけは、
人間の尊厳だけは守られてほしいと願うのでした。

2013年1月16日水曜日

さて、勉強のほうは・・・と

昨年の末からテキストを読み始めたお勉強。
ある程度進んだところで、ノートを作り出したら、
なかなか進みません。
読むのは簡単なんですけど。
覚えることも大切だけど、理解を深めるためには、
何回も目を通す必要がありますね。

できれば朝に勉強時間をもってきたいのですが、
朝はとにかく腑抜けになっておりまして、
どうにか早起きはしているものの、
頭が回らず、ぼんやりしています。
で、仕方がなく夜に仕事で疲れた頭を動かしています。

二刀流の仕事の方は、
どうにか形だけやっているのですが、
新しい仕事については検討の余地がかなりあるとみています。
このままでいけば、慣れ次第でどうにかなりそうです。
が、業務担当としては、これでいいのか!?と思うことが多くて、
踏み込んだら泥沼でしょうが、ほっておくのも気になります。
まず上司に相談ですね。

前向きにやるべきことが多いので、
幸いにもテンションは下がらずにおります。
身体をこわしたら元も子もないですね。
仕事の方もあまり深入りせず、
マイペースで、
勉強の方もあまり焦らず進めたいと思うのでありました。
まずはおべんきょーしよー。

2013年1月15日火曜日

絵本をきっかけに

毎日聴いているFMの朗読番組にメッセージを送ったら、
抽選で図書カードが当たりました!

とてもいいセレクションの絵本の朗読を毎日10分間続けている番組ですが、
聴いていると、なんだかほんわりと気分が和みます。
FM802 午後8時50分より “Reading For Your Heart”。
お勧めいたします。。。

知り合いの方に小さなお嬢さんがいらっしゃるのですが、
毎年クリスマスに、絵本を3冊選んでプレゼントしています。
少しずつ大きくなるにつれて、関心も広がっていくでしょうし、
そのあたりも考えて選ぶこともとっても楽しいです。
考えようによっては、押しつけがましいかもしれませんね。
自分の手を離れれば、受け取った方にお任せです。

そういえば、去年も毎日飲んでいるお水“サントリーの天然水”で、
パタゴニアの折り畳み傘が当たったり(なかなかお洒落な傘でした)
いいこともありますね。

お腹の痛みもだいぶやわらいできましたし、
楽しいことを考えて休むことにいたします。

2013年1月14日月曜日

風邪のようです

今朝起きてみると腹痛は少しおさまっていました。
集中的に痛む箇所もなく、
お腹全体がしくしく痛むという程度です。
どうやら冷えからきた風邪のようですね。
風邪薬を飲んで、しのぐことにします。
この程度でよかったです。
お騒がせいたしました。
ひと安心です。

少し痛みがましになると、げんきんなもので、
ちょっと気分も元気になりました。
借りてきたDVD「サルトルとボーヴォワール 哲学と愛」を観て、
同じく借りてきたCDアリシア・キーズの7thをインポートしたり、
お掃除をしたりちょこちょこと休みの用事をこなしました。

「サルトルと・・・」は伝説のカップルの歴史をざっくりとまとめた内容です。
細かい部分が丁寧な仕事で仕上がっています。
ストーリーはざっくり過ぎて、というより、
この二人の全体像を2時間でつかむことは不可能だということがよくわかります。
昔ボーヴォワールの自伝を読んでいたので筋はわかるのですが、
もうほとんどコラージュ状態です。
映画によってこの二人ないし、せめて一人の偉大さが伝われれば、
本当は良かったのではないかな、と思った次第です。

2013年1月13日日曜日

この腹痛はいったいなんだろう?

今朝、お腹があまりに痛いので目が覚めました。
下腹が全体に痛く、特に右下がずーんと痛い。
盲腸?冷えからきた腹痛?
思い当るふしはないのです。

確かに足元が冷えがちなので気をつけていますが、
毎年のことなので、
靴下3枚重ね、ヒートテックのパッチ(?!)2枚重ねと、
今年は用心に用心を重ね・・・

でも、痛む事実にはかわりないので、
幸いにも明日も祭日ですから、
様子をみようと思います。

ちょっと腰をかがめて、
よちよちと家の中をうろうろした一日でした。

その上美味しい物をたくさん食べて。
普段から、風邪をひいているときでも、食欲は落ちないのです。(だから太ります)
明日少しよくなったら、プルーストを読もう、
連休用に借りてきたDVDを観よう、と、
今夜も早く休むことにします。

2013年1月9日水曜日

「図書」1月号の表紙は


岩波書店の「図書」1月号の表紙は
「デカメロン」仏訳本15世紀後半の“訳者による献辞”です。
1348年ペストの襲来をきっかけに起筆されたボッカッチョの「デカメロン」は、
イタリアで多くの写本が作られ、フランス語訳はベリー公の注文で、
ラテン語に訳されたものをフランス語に訳す作業で3年もかかったそうです。

カラーでご覧いただきたい写真でこれほど美しいのですから、
実物はどれほどかと想像されます。
羊皮紙というものを見たことがないので、
ますます興味が湧いてきます。
この写真の本を収蔵しているコルベールを訪れてみたいもの。

当時非常に贅沢なものであった書物は、
大変豪華なものも多かったようですね。
「デカメロン」の仏訳挿絵入り写本は、いずれも美しいと、
宮下志朗さんは述べられています。

美しい細密画にうっとりとしています。
でも、実は「デカメロン」読んだことはありません。
いつか読んでみたい本の一冊です。

2013年1月7日月曜日

なぜか写真が添付できません

昨日のカモミールの写真をupしようと操作をしているのですが、
なぜか添付できません。

しばらく作業をしていなかったので、
やりかたを間違っているのかな?

2013年1月6日日曜日

カモミール


昨日のどよ~んから少しずつ抜け出しております。
ここは言いたい放題できるからといっても、
ほどほどにしなければ。
申し訳ありません。
しかしながら、状況は改善するとは言い難く、
時々爆発してしまいそうです。
先にお詫びいたします。
申し訳ありません。

さて、明日は七草。
寒さは厳しいものの、少しだけ陽射しが明るいように思えるのは、
気のせいでしょうか。

庭のカモミールたちはどんどんと葉を伸ばしてきています。
あちらこちらに飛び散って、
ふわふわとあの可愛い若草色が増殖中。
早く春が来ないかな。
いや、その前にやることがありました。

「エクソフォニー」が終盤に来ました。
第2部がとっても面白いです。
またレポートいたします。

その他の本はほんのぽっちりだけ。

今日は毎日新聞に毎日書評賞の発表が掲載されていて、
堀江敏幸さんの「振り子で言葉を探るように」が選ばれていました。
選考委員の池澤夏樹さんの選評“水脈を探り当てた「祝祭」”が
素晴らしい内容で、この実のある本のことを見事に評価されていました。
この本を楽しく読んだ者として、とてもうれしかったのでした。

2013年1月5日土曜日

ナンセンス

ううっ、やっぱり全く違く業務の兼任なんてできませんよ・・・

島はもちろん、席も離れているし、

システムも違うから、似たような業務も微妙に違う。

それでいて、どちらにも責任は求められる。

今日は早速ケンケンガクガクもめてしまいました。

毎日文房具一式かかえて、移動して数時間兼任業務をしていますが、

それだけでもストレス。

もともとの業務がストレスのかかる部署なので、猶更です。

で、皆勝手なことを言ってくる。

これくらいのことはしてもらわないと困るとか、

会社のルールなので守ってください、とか。

そもそも兼任することが、ナンセンスだと思っていますが、

それにしてもどうやって乗り切ればよいのだろうか・・・

前向きどころか、うんざりしてしまうのでありました。

後ろ向きな内容で申し訳ありません。。。

2013年1月3日木曜日

明日は初出

明日は本当はお休みですが、
毎年のことながら、出社。
一年の始動となります。

冬休みはもっと勉強をする予定が、
すぐ居眠りをしてしまいまして zzz
いけない、いけない。

読書は少しずつ読み齧っていました。
多和田葉子さんの「エクソフォニー」は第2部に入り、
堀江敏幸さんの「余りの風」を読み始め、
ラブレー「ガルガンチュア」をゆっくり、ゆっくりと齧り、
「失われた時を求めて」5巻をしゅるしゅると読み、
松浦弥太郎さんの「100の基本」を毎日20項目ずつ読んでいます。
どれもそれぞれの良さがあり、
積み上げながら、楽しく読んでおりました。
ひととおり目を通したら、また居眠り zzz
幸せなひとときでありました。

仕事があるからこそ、なお更読書の時間が生きてくるのですよね・・・

幸いにも今のところは、ひどい風邪にかからないでいます。
このお正月、腱鞘炎にも関節炎にもならず、
無事に過ごすことができました。
幸先の良いスタートであります。
油断しないで、体調にも留意しなければ。

皆様まだまだこれからが冬本番です。
お身体にお気をつけてください。

2013年1月1日火曜日

2013 元旦

あけましておめでとうございます。
陽が差し、少々冷たい空気が新鮮なお正月となりました。


早速、今年の抱負を。

Ⅰ.始めたばかりの勉強を第一に励む

Ⅱ.マイペースで仕事し、仕事に振り回されないようにする

Ⅲ.体調管理はもちろんのこと

Ⅳ.好きな本をぽちぽちと読む

昨年も読書冊数は39冊ととても少なく、
身になる本はあまり読めていません。

リラックス志向の作品が多くなりがちではありますが、
せめて軸にはプルーストなど、
絶対に読んでおきたい本を優先に読んでいきたいものです。

最後に、
皆様にとっても、よい一年でありますよう、
お祈りいたします。