2018年3月28日水曜日

とうとう診断書・・・

昨日は月一の診察日でありました。
今月はさらに病状が悪化していたこともあり、
一週間の療養を進められ、診断書が発令されました。


ずっと仕事や会社の状況、人間関係についても、お話していたので、
この状態では、環境を変えるのが望ましいけれども、
そういうことは、意見することはできませんから、とも言われました。


ということで、所属部署の部長に連絡し、
面談、産業医との面談を経て、
最終的には二週間の療養、ということになりました。


この時期は、決算で、年度始めの素晴らしく忙しいシーズンでもあります。
二週間も休むなんて、考えられない!
と主張したのですが、これ以上悪化すると個人も会社も困る、
とのことですので、仕方がありません。


それと、少々の無理をすることに慣れていて、
感覚が麻痺していると思う、とも言われてしまいました。


二週間後、私の席は残っているのでしょうか・・・。
不安の方が先んじて、ほっとするという感じにはなりません。


どうしようもないので、
明日はこっそりと皆のいない時間に行って、
机や書類を整理したいと、内緒で考えています。

2018年3月22日木曜日

体調がさらに・・・

昨年の秋ごろから具合が悪くなって、
せっかく減らしたお薬を元に戻していますが、
まだまだ坂道を下っております。


前頭葉に石が乗っているような重い痛みが一日中続いていて、
身体も動くのがおっくうです。
遠方に出かけることはできなくなってしまいました。


この状態で、一番忙しい4月を迎えるのは、大変厳しいです。


とはいえ、私のような精神的な病気の方ももちろんお仕事をされていて、
皆、お薬で底上げをしながら、仕事に従事し、体調が少しでもよくなるように、努力されているのわけですから、
私もこの状態ではお薬を増量して、対応していくしかありません。


悩みは、周りの人々にはまったく理解できない、ということです。
とてもしんどいのに、元気だと思ってくださっていて。


原因が、仕事量と職場の人間関係とはっきりしているので、
対処できればよいのですが、
なかなか良いアイデアがありません。
この半年悩みに悩んでおりますが、打開策無し。


手探りで次のステップを考えてはいるのですが、
今の体調では、それさえも難しいです。


ので、まずは今の不調を少しでも良くすること、から始めたいと思います。


そういうこともあり、
ブログの更新が滞っており、申し訳ありません。


お話したいことは、たくさんあるのですが、
ぎゅーっと根を詰めることができません。
ん?そんな難しいお話はしておりませんが、
一応考えながらキーを叩いております。


春らしい季節になってきましたが、
安定するまではもう一息ですね。
爽やかな季節が待ち遠しいです。

2018年3月12日月曜日

タブッキの文庫と須賀さんのコレクション

アントニオ・タブッキの「島とクジラと女をめぐる断片」が
河出文庫に入りました。


この本は単行本で読んでみたのですが、
これまで読んだことのあるタブッキの小説と違いがあるような感じで、
あまりしっくりこなかったのです。
タブッキの作品で好きなのは、
「インド夜想曲」
「遠い水平線」
「夢のなかの夢」。
どちらかというと幻想的な作風のものが好ましく感じていましたが、
このクジラは、構成も、内容も、なぜか親しめなくて。


今回の文庫版には堀江敏幸さんが解説を寄せておられることもあり、
再読してみることにしました。
内容がよく理解できない私には、
須賀さんによる訳者あとがきと解説をきちんと読んで、
本の趣旨を理解した上で読んだ方がよさそうです。


と、本をぱらりとしていると、一枚の広告が落ちてきました。


「須賀敦子の本棚」全9巻が6月から刊行されるということです。


第一回は、ダンテ「神曲・地獄篇」。
須賀さんに師事された藤谷道夫さんの手によるものです。
第二回は、キャザー「大司教に死来る」。
これは須賀さんの卒業論文。


監修は池澤夏樹さん。
ついていけるか否かは別として、
まずは手にとってみたいですし、
目を通す必要があるでしょう。


とはいえ、
仕事に追われ、体調不良にくらくらしている今の私に、
この本たちは値があるでしょうか。


須賀さんの本が自分にふさわしいか、
私自身、判断がつきません。


眼と心を洗うために、
与えられたものでしょうか。


そう考えると、
迷いに迷う今の私に大切なのは、
須賀さんのエッセイを再読すること、なのかも
と思ったのでした。