2009年7月31日金曜日

はんこ集め

単調になりがちな手帳のページを
もっと楽しく、 見栄えがするようにと、
直径5mmくらいのはんこを買い集めてみました。
お日様やよつば、おサイフにカップ&ソーサーなど・・・

今はきれいな色のスタンプも揃っているので、
好きな色をあれこれ買って、
目的に合わせて、ぽちぽちと押しています。

意外と紙に押してみると、
色が濃かったり、
はんこの図柄と合わなかったり、
単純なことなのに、しっくりと思い通りにいきません。

センスが無いってことですね。

で、また違う色を探しに文具屋さんへ出かけるのでした。

今日はGaspard et Lisaのかわいいはんこを見つけたので、
凝りもせず、買ってみました。

一体、何に使うのでしょう?

手作り用の消しゴムはんこキットもあるそうなので、
いつか作ってみたいと思っています。

不器用なことをすっかり忘れて?

2009年7月30日木曜日

夏はパミス・フット・スクラブ

夏になると取り出すのは、
BODYSHOPのPumiceFootScrubです。

少量を手に取り、
足首から先をくるくるとマッサージすると
ペパーミントの爽やかな香りで、
足も気分もすっきりします。
少しひんやりとした感じが続いて、
気持ちがとてもいいのです。
疲れも和らぐような気がします。

暑い日を凌ぐためにも、
色々と楽しみを生活の中に取り入れて、
過ごしたいと思っています。

2009年7月29日水曜日

「文学的パリガイド」を買いに

鹿島茂さんの 「文学的パリガイド」 中公文庫 が出ていると知り、
本屋さんへ急ぎます。

この「文学的パリガイド」を調べてみると、
すでに親本を読んでいたことが判明しましたが、
すぐ内容を忘れるので、もう一度読むことにします。

鹿島先生の 「明日は舞踏会」 中公文庫 はまだ読んでいなかったので、
当時の状況を学習すべく、一緒に買うことにします。

さらに店内を新刊を中心にチェックします。

「ヨーロッパの中世美術」 浅野和生著 中公新書 は写真も多く、
初心者向けで読みやすそうなので、これも買うことにします。

前から欲しかった 宮下志朗訳のモンテーニュ 「エセー 1」 白水社も、
いずれ買うのだから、と言い訳しながら加えます。

今月の 「旅」 新潮社 はコルシカ島とサルデーニャ島の特集なので、
旅に出る代わりに眺めようと、買うことにします。

さいごに 「天才柳沢教授の生活」 山下和美著 講談社漫画文庫 の8、9巻を
乗っけて、レジへ進みます。

ふむふむ、今日も楽しいお買い物ができたとご満悦。

2009年7月28日火曜日

「海へ出るつもりじゃなかった」

「海へ出るつもりじゃなかった」 アーサー・ランサム著 神宮輝夫訳 岩波書店

ヨットはもちろんボートだってお船だって、ほとんど乗ったことがありません。
でも、乗った感覚はすごくよく知っているような気がします。
それは、アーサー・ランサムを読んだことがあるから。

子供のころの話です。
もともと家にあった始めの5冊を読み出して、すっかりはまりこみ、
少しずつ残りのシリーズを買い求めて、読んでいました。
中でもこの「海へ出るつもりじゃなかった」のリアルでスリリングな内容に魅了され、
拾い読みも含め、これまで何回読んだことでしょう。

大好きなシーンはシンバットの救出です。
思いもかけず、海に出てしまった子供たちは、
無事、嵐の夜を乗り越えて、遭難者まで助けあげる気持ちのゆとりを持っていました。
そしてご褒美が待っています。

ドラマチックな内容なのに、ランサムの淡々とした表現がとても清清しく、
簡素さが感情の移入を容易にしてくれます。
また、ランサムによるシンプルな挿絵がきれいに納まって素敵です。

イギリスの子供たちは、豊かな自然の中で、
こんなに楽しい夏休みを過ごしているのかと、
とても信じられない気分になったことを覚えています。

2009年7月27日月曜日

「自分のなかに歴史をよむ」

「自分のなかに歴史をよむ」 阿部謹也著 ちくま文庫

子供の頃から外国の児童文学を好んで読んでいたので、、
のちにそちらの方面の翻訳物を中心に研究書などにも
目が行くようになりました。

中でも阿部謹也さんの名前は目にすることが多かったのですが、
ドイツの文献研究は難しすぎると考えていたのです。
そこに、学生向けのやさしい内容の本が現れたので、
読んでみることにしました。

やさしい言葉で表現されているとはいえ、
これはたいへん重要な内容の本でした。
阿部さんの生きる姿勢の基本が書かれていたのです。
そして、対象がヨーロッパの歴史のみならず、
学術に携わるときのアプローチ方法が明確にされています。

この本を読み、さらに具体的な事柄を知りたいと思い、
阿部さんの本を数冊読むことになりました。
どの本も丁寧に阿部さんの考え、手法、研究成果が表されており、
偏り勝ちな見方、考え方に刺激を与えてくれました。

それらの本についても、追々ご紹介できればと思います。

2009年7月26日日曜日

「精霊たちの家」

「精霊たちの家」 イザベル・アジェンデ著 木村榮一訳 河出書房新社

この本についても、作者についても全く知らず、
帯にプリントがあったレメディオス・バロの絵に惹かれて
手に取りました。
バロはとても好きな画家なので、
呼び止められたような気がしたのです。
パラリパラリとページを捲ってみて、
呼び声に間違いが無く、読まなければいけない本だとわかりました。
そして、この南米特有のゆらめく時間と空間を堪能することになったのです。

単に楽しむだけとしても、チリの歴史小説としても、
幻想文学としても、どこにポイントにおいても、読み応えのある作品でした。
種明かしをしてしまうのはもったいないので、止めておくとして、
精霊たちが存在した時代については、とてもファンタジックで、
甘いカクテルを飲んでいるような酩酊感を感じましたし、
より現代に近い話では、厳しい現実を突きつけられるような、
フィクションを読んでいるような感覚に陥りました。
終わりが来るのがもったいなくて、ゆっくりと進めたのですが、
大作にふさわしいエンディングにため息をつきながら、読了しました。

アジェンデについて詳しく書かれた解説を読むと、
この作品はあと2作続きがあり、大河小説となっているとのことです。
無事、民主化されたチリの様子もわかるのでしょうか、
続きが読みたくてうずうずしてしまいます。

レメディオス・バロの念力に感謝です。

2009年7月25日土曜日

クヌートがやって来た

クヌートがデスクの上を闊歩しています。
ご安心ください、体長5cmです。
ドイツ生まれなので、名前はもちろんクヌートです。

日本でも母熊が小熊の保育を放棄してしまい、
代わりに人が育てて立派に成長したという話題がありましたが、
クヌートも同じようなケースのようですね。
ホッキョクグマの赤ちゃんはぬいぐるみのように
コロコロとして可愛いですね。
白いふわふわとした毛がまた触りたくなるような感じです。

手元のクヌートはゴム細工ですが、
手足を踏ん張っている様子が猛獣らしく、頼もしいです。

2009年7月24日金曜日

「ふらんす」

ふらんす・・・? 中学生くらいのころでしょうか、
新聞広告で見かけるたびに目を留めてはみるものの、
内容の紹介を読んでも???意味不明な単語ばかり並んでいるので、
気にはなるものの、縁のない本だと思っていました。

いつの頃からか、この「ふらんす」を読むようになり、
届くたび封を開けるのに胸が高鳴ります。
今月は海辺の背景に美しい表紙の絵本が表紙で、
これだけでも夏らしさを感じられるので、
机の上の目につく所に置いています。

もちろん見るだけではもったいない、
さっと読めるところから、ページを繰り出します。

親しみやすい映画の話題もあれば、
初級文法のレッスンに取り組めるようになっていたり、
フランス語圏の話題や、特集記事、
高度な文法を分かりやすく説いてあったり、
フランスに関心のある人にはとてもありがたい存在です。

こうして、いつしか意味不明の単語も少しずつ減り、
フランス語を理解できなくても、
「ふらんす」を楽しめるようになりました。
本来の学習にはなかなか結びつきませんが。

2009年7月23日木曜日

スターバックス

ほぼ毎日スターバックスでホットコーヒーを買うのが習慣になっています。
ポットを持っていって、本日のコーヒーをショートサイズで。
日々、豆の種類が変わるので、嬉しい時もあれば、うなってしまうこともあります。
一番好きなのはシェイドグロウンメキシコ。が、滅多に登場しません。

便利なところにあるお店では、
チャイティーラテやキャラメルマキアートなど甘いものを
ついつい頼んでしまいます。
夕方が多いでしょうか。

街が休みの日は、オフィス街のお店が空いているので、
時々のんびりするために出かけたりします。
静かにお茶を飲みながら、本を読んだり、手帳を整理したり。
おだやかに時間が過ぎていくのが心地よいのでした。

意識しているわけではないのですが、
すっかりスタバ愛好家になってしまっています。

2009年7月22日水曜日

「エマ」

「エマ」 ジェイン・オースティン著 中野康司訳 ちくま文庫

以前違う訳で読んだことがありましたが、印象はいま一つだったのです。
今回新訳が出たとのことで、再度トライしてみました。
面白いことに再読してみると意外なことがあったりします。
今度もこんなに面白い作品だったのかと、驚くとともに、
自分の読書の程度に恥じ入ったのでした。

エマ、タイトルのとおり、オースティンの他の作品以上に主人公が
クローズアップされています。
彼女は大変賢く、感受性も豊かで、社会的立場にふさわしい女性です。
それでも若さゆえか、勘違いを続出させ、周りの人々にも影響を与えてしまいます。
が、聡明な男性が舵取りをし、並行して起こる数々の事件も
無事に集約されていくのです。
エマ自身もそういった出来事の中で感じ取ったり、学習したりしながら、
一回り豊かな人間になってゆく、そんなお話です。

オースティンの筆に掛かると、
彼女の所属する社会の人々も大変個性豊かに面白くおかしく描かれ、
起こる事件も身近に感じられることばかりです。
聡明な人こそなかなかいないものですが、
なぜか滑稽な人の様子は現代社会にも通じるものがあります。
小さな人間関係や、家族を中心とする小さな社会の関わりなどは、
全く現代と変わりません。
そういった普遍的な人間関係を小説の中に見事に収め、
そして幸福感まで与えてくれる、
オースティンに感謝です。

これまで、素敵な男性といえば、
ダーシーとアダム・ダルグリッシュでしたが、
ここへナイトリーも加えたいと思います。

2009年7月21日火曜日

NEAL'S YARDのRemedies to roll

なんだか読みにくいタイトルですが、
アロマに興味のある方ならピンとくると思います。

先日、ニールズ・ヤードへ立ち寄ったとき、
このアロマ・パルスを何気なく手にとってみたのです。
青い小さなスティックタイプのガラスの容器が可愛いいのです。

試しに蓋をとり、ボール状の先を手の甲に押し合て、くるくると回します。
次第にふんわりとした優しい香りが漂い始めます。

リラックス作用のある香りと、エネルギーを与えてくれる香りなど3種類があり、
外出先などで、気軽に使える形状になっています。

目的は考慮せず、好きな香りを選んでみると、
Energyになりました。

これで、集中力がUPするか、
それとも、リラックスしすぎて寝てしまいそうになるか、
ともかく、とても洗練された香りで、気分は上々です。

2009年7月20日月曜日

Au Temps Perdu にて

ある雨の降る日、
Au Temps Perduのテラス席でランチをいただきました。

焼きたてのキッシュは滑らかで、コクがあり、
パテは手作りの肌理の荒い口ざわりとスパイシーな香りが合わさり、
にんじんのサラダとラタトゥィユはさっぱりとして、
グリーンサラダにはもちろん手作りのドレッシングがかかっていて、
とても美味しく、満足させてくれました。

大好きなバゲットも外はこんがり、中は気泡がふわっとできていて、
もっちりと重みのある美味しさでした。

飲み物はベルベーヌティー、小さなポットで柔らかな香りが漂い、
幸せ気分でした。

2009年7月19日日曜日

「不滅」

「不滅」 ミラン・クンデラ著 菅野昭正訳 集英社文庫

初めて読もうとしたとき、わけがわからなくなってすぐに本を閉じた。
2度目に読みだしたとき、感激して虜のようになった。
3度目に読んだとき、冷静な気分で読了した。

それから、クンデラの作品に一通り目を通した後に
再度この本を広げてみて、
登場人物たちが遠くへ行ってしまったように感じている。
アニェスにはあんなに共感できたというのに、
物語としても面白く、興味深い人物形成といい、
意味深げな会話といい、挿話の挟み方といい、
リズム感もあり、リアルで、
ああ、この小説は私たちの人間世界を描いている、と痛感したというのに。


そういった感想に間違いはないと思うのだけれど、
どうやら今の自分が求めているのは、
このような現実的な小説ではないらしいのです。

とはいえ、クンデラの作品群、評論をこのままほっておくのも惜しく、
誰か、クンデラの魅力の謎を解き明かしてくれないものかと、
クンデラに関する評論を紐解いてみようかと思っているところです。

2009年7月18日土曜日

「随時見学可」などを購入

家には未読の本が山積みです。
これ以上買うまいと心に誓ったはずなのに・・・
ジュンク堂のそばを通りかかったら、つい、ふらふらと入ってしまいました。
いずれ手に入れるのだからと言い訳しつつ、

「随時見学可」 大竹昭子著 みすず書房
「恋人たち 幸せな恋人たち」 ヴァレリー・ラルボー著 ちくま文庫
「根をもつこと」 シモーヌ・ヴェイユ著  春秋社
「自由と社会的抑圧」 シモーヌ・ヴェイユ著 岩波文庫 
以上お買い上げ。

これに加え
「ZUCCA」のbag付ムックを買おうかと欲望はムラムラとしましたが、無事セーフ。

本屋さんに行くととにかく欲しい本がたくさんあるので、
思いのままに買うとしたらどんなに楽しいか・・・と思ってしまいます。

中学生の時、図書委員をしていましたが、
一年に一度、町で一番大きな本屋さんを借り切って
自分の好きな本を選ばせていただいていました。
なんと贅沢なことだったでしょう。
懐かしい思い出です。

2009年7月17日金曜日

ルーブル展へ

日本ではなかなか観る事のできない17世紀頃の作品が展示されているとあって、
人ごみを覚悟で「ルーブル展」へ出かけました。

重厚で精密さ、神秘さを湛えた作品群に引き込まれるように、
見入りながら、足を進めました。

特に関心があったのは、ジョルジュ・ラ・トゥール「大工の聖ヨセフ」。
以前の展覧会を見逃していたので、ラ・トゥールを観るのは初めてでした。

暗闇の中に蝋燭の光が、世俗の苦しみに救いとして灯されていると想像していました。
目にしたのは、そんな勝手な想像を超える静謐さでした。
画面の中の彼らは世俗には属していません。
リアリティに描かれたヨセフは、イエスに全てを託した眼差しをしており、
イエスは幼子でありながら、この世を照らす役目を果たしています。
蝋燭の光はしっかりとした炎となって、苦しみの中の喜びを表しているようにも見えます。

絵画についても何の知識もないのですが、
絵を観る喜びは、心に訴えるものとの邂逅だと考えているので、
数少ない出会いを素直に受け止められれば、と思っています。
それが、理解への弊害になるのはいけないことですが。

他にも興味深い作品たちが並んでいましたが、
それらについてはまたの機会に。

2009年7月16日木曜日

「太平洋の防波堤」

「太平洋の防波堤」 マルグリット・デュラス著 田中倫郎訳 河出書房新社

アーノンクール指揮の「音楽の捧げ物」を聴きながら、
この本を読んでいました。
いつまでもこのバッハの悲愴感に満ちた響きと、
容赦なく照りつける太陽光を浴び、
東南アジアの湿った重い空気の中にゆらめく太平洋の波打ち際が、
まるで映画のワンシーンのように脳裏に残っています。
これは、デュラスの特徴である映画的視覚にうったえる作風のせいでしょう。
どのシーンもワンショットとして目に浮かんできます。

防波堤の倒壊に致命的打撃を受けて精神をまいらせてしまった母、
粗野ながらも、男性的魅力を発散させている兄、
女性へと変わりつつある時期にあって、冷静な娘。
彼女たちを取り巻く厳しい環境とそこに生きる人々。
そこへ娘にほれ込んだ男性が現れることによってドラマが動き出すのだけど、
基本的に人間も世界観も何一つ変わることがない。
この根幹の揺らがない部分から作者の声が聞こえてくるような気がします。

2009年7月15日水曜日

「もののはずみ」

「もののはずみ」 堀江敏幸著 角川文庫

毎日様々なものに囲まれて暮らしているのは同じはずなのに、
堀江さんの手に掛かると、
ものたちの表情がこれほど豊かに見えてくるのは、
何故でしょうか。
手に入れる時には試行錯誤して、選びとって、
我が家の一員になってもらっているのに、
いつの間にか、生活の中に溶け込んでしまって、
余程のことが無い限り、
記憶のかなたに消えてしまっています。

人との出会いだけでなく、
ものとの出会いも、このように大切に振り返ることができればと思います。

2009年7月14日火曜日

「須賀敦子を読む」

「須賀敦子を読む」 湯川豊著 新潮社

「考える人」に連載中も読んでいましたが、
改めてじっくり目を通してみました。

須賀さんの読者として、
そして担当編集者としてのお付き合いも重なって、
著者の湯川氏の思いは深く、
丁寧な読みに、読者は心を沿わせるように
須賀さんの跡を追っていくことになるでしょう。

須賀さんの読者としては、
須賀さん自身にしかわからないこと、
もしかしたら、あえて明確にされていなかったことなどにも、
知りたいことが多く潜んでいるように思われ、
湯川氏の本の中だけでは、
まだ物足りなく感じる部分もありますが、
ここから先は、読者自身が読み解くべきなのでしょう。

そこが読書の愉しみなのだと、
須賀さんと自分との対話なのだと思うこのごろです。

2009年7月13日月曜日

浜辺で本を読もうとすると、
波音とともに潮風が吹き付けて、
ページに砂が降りかかり、
本を持つ手もページを押さえるのに懸命だったりして、
文字を追いかける余裕は無かったりします。

なのに、海と本がどこかで結びつくような気がするのは、
ずいぶん前に読んだ
「海からの贈り物」 アン・モロウ・リンドバーグ著 新潮文庫
の印象が残像となって脳裏に刻まれているからかもしれません。

海が教えてくれるものとは一体なにか。
人生を丁寧に深く考えさせるこの本を
もう一度読む時期が来たようです。

パソコンの知識も無く、
文章を書くのも苦手というのに、
無謀にもブログの世界に参入しようとしているのは、
読んだ本のことや、
身の回りの楽しい出来事を、
どこかに残しておきたいという素直な気持ちからなのか、
さてはて、単に人様の真似をして一人前の振りをしたいだけなのか。

理由はさておき、
一体この船はどこに向かってゆくのか、
見守っていただければ幸いです。