2017年12月30日土曜日

2017.12.30

きょうはお掃除などをしているうちに時間が経ってしまって、
自分の用事は何もできずに終わってしまいました。


HelloweenというドイツのHMバンドをかけながら、
ハイテンションでお掃除、拭き掃除、磨き掃除などをやっておりました。
大掃除というほどではなく、
家にはあまり物がないので、
あっさりと埃やカビをぬぐう程度ですが、
テンションを上げ過ぎた感ありでしょうか。


私の部屋はファイルと本ばかりあるので、
ファイルの整理を暇があればしているのですが、
いくらでも溜まりますし、時間が経って視点が変わると、
また整理をしたくなってくるのです。
おかしな趣味です。


夜ごはんの後には、おせちの定番となった牛肉サラダを作成。
これが結構手間がかかるので、
すっかり疲れてしまいました。
現在、夜11時、頭痛がきています。
明日こそは、PCの入れ替えをすべく、
さっさと寝ることにいたします。
おやすみなさい。

2017年12月29日金曜日

2017.12.29

今日から年末年始のお休みに入りました。
とりあえず、今日はカットに行ってきました。
お正月用の甘い物担当でもあるので、
百貨店もまわって、調達。
食料品売り場は凄い人ごみでした。
帰省用のお土産がメインでしょうか、お菓子売り場が凄いことに。
ご挨拶用に買われる方もいることでしょう。
お酒売り場が人気の阪神百貨店では、長蛇の列。
通り抜けるだけでも大変でありました。
我が家なぞはささやかなものです。


このお休みの間は、ゆっくりとすることがメインです。
楽しい本でも広げてみようかと考えました。
クリスティー「茶色の服の男」
これは、中学生の頃、まだ小学生だった弟がプレゼントしてくれた本。
とっくに手元には無く、好きな内容であったこと、
クリスティーを再読しようと思っているところだったので、
こちらを入手。
ジェイン・オースティン「エマ」
これはちくま文庫版を。
これで3回目か、4回目ですが、
エマの言動に苦笑しながらも、眼が見開かれていく過程は、
なかなか興味深いものです。
3冊目に考えているのは、
ディーネセンの短編集です。
少しだけでも読めれば良いかな、と思っています。
この作家の作品もいろいろと読んでみたいと常々願っておりました。


ジョン・ル・カレも無事に読了できたことですし、
この一週間は、明るめの本を読んで、
気楽に過ごすことにします。


後は、できるだけ規則正しい生活をすること。
きちんと眠ること。


おっと、まずその前にこのパソコンの入れ替えをせねばなりません。
これは、明日の仕事になりそうです。

2017年12月20日水曜日

ただいま、Mr.ギラムと歩いています

Mr.ギラム、ジョン・ル・カレがお好きな方なら、
すぐにおわかりいただけるかと思います。
スマイリーの片腕として活躍していたギラムのことです。


ジョン・ル・カレの新作「スパイたちの遺産」。
この本がスマイリーたちの後日談と知ったので、
文庫化を待てず、入手して、さっそく読み始めました。


ちょうど半分くらいまできました。
いつもながら、とても面白く、どこへ話が行くのか、
ハラハラしながら、でもじっくりと読んでいます。


ほんとは、体調が悪い時に、こういう暗く、重い小説はいけないですね。
すごくダークなんですもの。
かといって、明るい小説はあまり好きではありませんから、
困ったものです。
手元にある明るめの小説は、
オースティンの「エマ」の再読くらいでしょうか。
そうですね、
精神的に良いのは、個人的嗜好からいうと、
クリスティーくらいがいいのかもしれません。
節度があり、暗くなく、テンポも良く、結末も悲惨なものは少ないです。


ところが、今読みたいと思っているのは、
「ジェーン・エア」と「アンナ・カレーニナ」「白痴」とくるので、
元気になれない理由は嗜好にもあるかと。
モリエールやラブレーを読んで笑えるユーモアが欲しいです。


知らなかったことが一つ。
昨日、本屋さんでユルスナール「アレクシス/とどめの一撃」の
新装版が並んでいたのです。
エゴン・シーレの表紙でした。
もうすでに他の本を購入した後だったので、手が出ず、
ため息をつきました。
どうして、エゴン・シーレを使っているのかな?と思いながら、
再び歩いておりました。


また、ギラムと歩いてみることにしましょう。

鼻風邪、通院、忘年会

体調がすぐれないところへ、この寒さだからでしょうか、
鼻風邪を引いてしまいました。
風邪であると、具合が悪いことが誰にでもわかってもらえるので、
そういう意味では、助かります。
月曜日には内科のお医者さんに診ていただいて、
お薬を処方していただきました。
これで乗り切れる~、とほっとしました。


さて、火曜日はまだ熱っぽかったのですが、
月一回の通院日でした。
日々の体調の記録を表にしてお渡ししていまして、
それをご覧になるなり、
今月は全滅やなぁ・・・とつぶやいておられた先生。
頭痛、腹痛、不眠(寝つきが悪いだけでなく、夜に目覚めてしまいます)
メンタルがフラットで低飛行、これ以上悪くなると、
薬、パキシルを増やすかしないと・・・と言われ、
お正月休みもあるので、お薬は現状ままで、
回復に努めたいです、とお願いしました。
原因となっている仕事については、
絶対に無理をしないこと、と約束をさせられた次第です。


仕事は無理をしてばかりではないのですが、
集中し出すと、ついついのめり込んでしまいますし、
気になることや、自分の担当には目配りは当然ですし、
達成感もありますね。
なので、ついついテンションを上げてしまいます。
で、ぐったり、朦朧、しんどい、の連発、悪循環です。
どうやって、仕事の量、質をコントロールするばいいのでしょう?


通院の後は、抜けられない職場の忘年会に出席です。
風邪がまだ治りきっていないので、と言い訳をして、
遠方へ帰る方と早めに切り上げさせていただきました。
宴会場所は私が以前連れていっていただいたお店で、
その関係からそちらを使わせてもらったので、
様子が気になっておりました。
幸いにも、メニューも充実、お酒もしっかりと濃く、
テンポよくサービスしていただいて、よかったかな、と。
この時期は、お店をチャージするのが大変ですね。


私の席は親しい人に囲まれていて、
安心感があったので、それにも救われました。
生ビールもいいですが、
飲み放題のときは、ハイボールが美味しい。
丁寧に仕込んだ宴会料理をいただいて、
美味しいハイボールをよばれて、ほっとしつつ、
早めにお店を出られて、さらにほっとして、
ようやく帰宅しました。
とても長い一日でありました。

2017年12月10日日曜日

しばらくは

普通に生活することはできるのですが、
本調子になりません。
頭がぼんやりとしています。


何もする気にならなくて、
昨日は映画「猫が教えてくれたこと」を観に行くつもりだったのに、
手前まで行って、止めてしまいました。
もう一息が足りません。


で、よくよく考えてみましたが、
やはりここ半年のオーバーワークがたたっているのかと。
忙しいので、さらに今のうちにこれもやって、あれもやって、などと、
次から次へとデスクワークの嵐に自ら巻き込まれています。


せっかくお薬も増やしているので、
しばらくはしっかりペースダウンして、
仕事は最低限度に抑えて、
体調を整えて、
来年に備えたいと思います。


睡眠時間をきちんと取ることも必要ですね。
ぼんやりしているのではなくて、
ちゃんと寝ること。
とはいえ、かなり寝ているんですが、足りていないようですので。


後は音楽と本とLoveに頼りたいと思います。
それが頼みの綱でございます。

2017年12月8日金曜日

50歳最後の日

今日でとうとう節目と思っていた50歳が終わります。


Happy♪Enjoy♪Love♪ のつもりでしたが、
どうでしょうか。


心持ちは、いつもそうありたいと思っていたのに、
ついつい好きなことにすがりついてばかりで、
よたよたと歩いていたような気がします。


助けを求めてばかり。
仕事では、そんな状況がずっと続きました。
これは自分ではどうにもならない部分が多いため、
仕方が無いかもしれません。
自分としては、求められていることに応えられるように、
努めたつもりですが、果たしてどうでしょうか。
現状はこれ以上業務が増える(職場の人数が増えるなど)と
もうギブアップかと思います。
それにペイは下がりました。
これは、会社の判断ですから、そういう社員でしかないのでしょう。
仕事に関しては、納得できないことが続いています。


体調はひどく落ち込むことが無かったことが、
これまでにないことだったでしょう。
追い詰められたときには、
助けて下さる方もいて、
励ましてくださる方もいて、
好きなことに逃げ込むこともできて、
かろうじて凌げたような感じでもあります。
ただ、心の不安定さはかなり消え去り、
落ち着いていられたかもしれません。


読書は、ほんとにすっきりとしてしまいました。
読まなくては、と思うこともほぼなくなり、
時間のあるとき、好きな本だけを読むようになりました。
無理な読書は所詮無理、とあきらめも出てきました。
その分、荷が軽くなったようにも感じています。
自分にとっての基本の本、作家がいる、ということが、
心の支えにもなっていて、
それは自分から去ってしまうことはないという確信も
落ち着いていられる理由かと思います。


ツィッターのおかげで、
色々な出会いや、未知のミュージシャンを知ることや、
知らない場所を覗く楽しみ、写真の魅力、
猫の知らなかった様子など、楽しみが大きく増えました。
それは本当に嬉しいことです。
一気に世界が広がったと言えるでしょう。


悪いことばかりではなかった50歳でしょうか。
半ばで、やりたいことが新たに出てきましたが、
それが中途半端であることが、自分への今の不満です。


人間関係については、
家族を始め、職場でも、様々な出来事があり、
一口では言い表すことができません。
いいこともあれば、悪いこともあり。
これは一生続くことは、皆に共通したことですね。


もっと楽しく過ごしたいと願ってはいたのですが、
そういう気楽さはまったくありませんでした。
性分もあるでしょうか。
もう少し気楽に生きてみたいです。
気持ちが軽くなるような感じ、です。
そうすれば、もっとフットワークもよくなるような気もします。


年齢的には、落ち着きがあって、人生のキャリアを積み、
身体的には下降線となるにともない、
じっくりと人生を味わうように、という方向性かと思いますが、
社会の高齢化もありますし、
まだまだ生きることに、こだわっていきたいというところです。


そういうわけで、テーマは51歳も続行です。
心と身体が健康になるように、強くなれるように、
この社会を生き抜いていけるように、
努めたいと思います。

2017年12月5日火曜日

「ミンネのかけら」

「図書」11月号から、冨原眞弓さんの連載が始まりました。


「ミンネのかけら」というタイトル。
1980年代にフランスに留学されていたころを
振り返っておられます。


冨原さんは、ここしばらくトーベ・ヤンソン、ムーミンに関する書物や、
翻訳でお目にかかることが多いですが、
本来はシモーヌ・ヴェイユ研究の専門家でいらっしゃいます。


そういう私も、かつてトーベ・ヤンソンの島暮らしに関するエッセイを読んで、
同じ人だろうか?と不思議に思ったのでした。


ムーミンを愛するシモーヌ・ヴェイユの専門家、と聞くと、
興味を持たれる方も多いのではないでしょうか。


そういう人でいらっしゃるので、
留学時代のエピソードそのものも、
理知的で、楽し気な気配を映し出す微細な文章にも、
早々に引き込まれてしまいます。


誰しもがもっている出会いやエピソード。
それらを織りなす人間性と流れる時間。
実体験と意識を表現するだけの能力。


こちらのエッセイを2回読んだだけで、
再び、ムーミンやシモーヌの文章に触れたくなってくる、
そういう気持ちです。


でも、「ミンネ」とは、どうしてでしょう?

2017年12月3日日曜日

バースデー・カード

会員となったばかりの国立国際美術館。
ときどき会報が送られてきて、
現代アートの難解な解説に頭を悩ませたり、
催しの内容をチェックしたり、と楽しませていただいています。


昨日は、いつもと違って長3の封筒がポストに入っておりました。
開けてみると、綺麗なクリーム色のカードが。
誕生日月なので、バースデー・カードだったのです。


その上、その中には招待券が。
いつでも使えるチケットです。
凄い。


とても綺麗な美術館らしいデザインのカードがあまりにも嬉しくて、
家族に報告(ほとんど自慢ですね)をしました。


美術館にお礼を伝えたいくらいです。
ありがとうございます。
大切に使わせていただきましょう。