2013年12月31日火曜日

大晦日 2013

今年も最後の一日となりました。
早起きしてお掃除を丁寧にしたり、
おつかいに行ったり、
酢の物の代わりの牛肉サラダを作ったり、
でもちゃんとお昼寝もしたりして、
締めは鴨鍋をいただきました。
23時ごろに年越しそばでしょうか。

年末に訃報がありました。
大滝詠一さんが亡くなられました。
日本のポピュラー音楽界においての重鎮。
でも、さりげない方だったように思っています。
私もポピュラー音楽に親しむようになったのは、
大滝さんの「ロング・バケーション」がきっかけです。
そこからどんどん世界が広がっていって、
多くの楽しみを受け取れるようになりました。
なんとも寂しく、惜しまれることではありますが、
心静かに受け止めたいと思います。
ご冥福をお祈りいたします。

今年のトピックスは人によって様々でしょうが、
私にとってはなんだったかな?
やっぱり久しぶりにお薬が減ったことでしょうか。
後は社会面では日中韓の関係悪化、
アベノミクスによる社会状況の行方、
言い出したらいくらでもありますね。
家族の状況にも変化がありましたし、
皆年齢を重ねてきており、
不安や心配することも多くなりました。
仕事については、
不安が大きくなってきたことはありますが、
これは自分のことだけではありませんので、
社会の問題として考えてよいでしょう。

十年くらいに一度ずつファイルを作っています。
人によってはアルバムだったりするかもしれません。
今では色々と手を加えたアルバム作りをする人も多いようです。
素敵なグッズもたくさんあります。
いえ、私の場合は単なるファイルです。

新聞の切り抜きや、
雑誌等の切り抜きを中心としたもので、
活字だけではなく、
ビジュアルで気に入ったものをファイリングしてあります。
ある程度溜まってきて、ひとまとまりになったら、
一冊作ってみて様子をみます。
それが偶然、約十年スパンなのです。

これまでのファイルをぱらぱらしてみて、
これから作ろうとしている切抜きをみていると、
年齢により傾向があることに気がつきました。

始めの一冊は若いころに教えられたことや、
思考や嗜好の基本になっていることがまとまっています。

二冊めは、気持がやすらぐような、
のびやかで美しいビジュアルが中心です。

三冊目にしようとしているものは、
これから考えていきたい、携わっていきたい方向のものが
多くなっています。

これらを見ていると、そのファイルを作ったときの気持ちが蘇るとともに、
その時はこれが大切だと思っていたことがはっきりと映し出されていて、
年輪のようなものであることに気がつきました。

あまり意識してしまうと、素直な気持をコントロールしてしまいそうなので、
ファイルの特性、傾向について考えることはやめておこうと思いますが、
自分の基本は変わっていないと思いながらも、
微妙に変化していることを悟った年末となりました。

2013年12月30日月曜日

年末らしい一日

寒いけれど、陽射しが届いた一日でした。
お休みだけど早起きしてみんなのお洗濯三昧。
気になっていたトレーナーの汚れを落とそうと、
ワイドハイターにつけておいて洗ったりなど。
日々履いているスニーカーたちもお日様にあてて、
汚れをぬぐって。
夏にお世話になった日傘もようやく汚れをふき取って、
乾燥させて、片付けて。

いつもよりも仕事をせっせとしているのは、
家の人が風邪で調子が悪いこともあって、
カイロを貼ってあげたり、
市販のお薬を用意したり、
ドリンク剤を飲んでもらったりしているのです。
もうお医者さんは基本的にはお休みですし。
お正月を乗り切ってもらうために、
風邪の程度を軽くしようとしています。
そういう自分自身も風邪っぽいですし。

明日は、掃除をいたします。
いつもより丁寧に、という程度ですが。
窓拭きやカーテンのお洗濯は秋に母が済ませています。

自分の机まわりも少し手をつけてみました。
紙類の整理です。
クリアファイルにあれこれ入れ込んであります。
それに、本も整理を。
これは定期的にしていますが、
しばらくは読まない本を片付けて、
これから読むつもりの本を手前に寄せたりして。

夜は「図書」と「波」の1月号。
読むところがたくさんあるので、
なんだか数冊の本を読んだような気がしてしまいます。
好きなものを読むのは楽しいですね。

2013年12月28日土曜日

仕事納め

今日は冷え込んでいますね。
雪もちらちらしていましたが、
空気がきーんと冷たい。

今日は通常50人ほどいる事務所に6人だけ。
事務仕事とお掃除、お片付けを交互にしました。
90Lのごみ袋が5個もできました。
水屋の床拭きもして、
シュレッダーを片付けて、
掃除機もぶんぶんかけました。
カレンダーもかけ替えて、
ホワイトボードを書き換えたり、
日程表を張り替えたり、
あれこれとやることありますね。
汗までかいてしまいました。

今年も終わった、とようやく思うことができました。
年賀状も無事書き上げて投函できました。

残りの3日間はお家の用事と、
自分の総ざらいをしなくては。

はりきりすぎると、
すぐ体調を崩すので、
注意しながら、ぼちぼちと。

年末は一区切りできるので、
気持も落ち着くような気がします。

2013年12月27日金曜日

野崎歓さんの論考を読んでみたい

先日の「ちくま」2014年1月号の野崎歓先生の
ウェルベック新刊評がとても興味深かったので、
あのような批評に近い文章を読んでみたいと思い、
「われわれはみな外国人である」と取り出してきました。

この本は1990年代から2000年代にかけて野崎先生がかかれた
本にかかわる文章を集めたものです。
が、冒頭のプルーストに関する章を読んでみると、
ほぼエッセイで、その滑らかな鋭さはきっちりとあるものの、
求めているものが見当たらない。

そもそも自分自身が何を求めているのか、
漠然としていることに気がつきました。

「赤ちゃん教育」でも感じていたのですが、
野崎先生は鋭い視線と思考をとても優しい言葉に置き換えておられるので、
すごく読みやすく、とても東大の先生が書かれたものとは思えないです。
この本はテーマがテーマだけに、当然かもしれませんが。

でも、その思考を話し言葉に置き換える寸前の表現で書かれたものが
読みたいのです。

自分は教養も学も無いので、
もちろん論文のようなものは読めません。
ところが、ふつうの文章では物足らなく、
欲しているのは、
もう少し明確に論考されているもの。

他の本では、谷崎に関する本や映画に関する本があるようですが、
ちと読みたいテーマが違います。
ほかにはカミュの異邦人を噛み砕いた本「よそもの」や、
フランス文学入門編「フランス小説の扉」を
読みましたが、親切この上なく、
自分にものんびり読める本でした。
もちろんその中にはエッセンスがあるわけで、
それで十分としたらいいのかもしれません。

歯が立たない本を読んでみたいが、
通読するまでに至らない。
現状はそんなところです。

まだまだ自分に会う本を求めて行脚が続きます。

2013年12月25日水曜日

「ちくま」 2014年1月号


「ちくま」 来年の表紙は酒井駒子さんの絵。
酒井さんの絵が好きなので、嬉しいです。

「ちくま」が届くとまず、
岸本佐知子さんのエッセイ“ネにもつタイプ”を読みます。
それから、
鹿島茂先生の“神田神保町書肆街考”の連載はもう43回目、
橋本治さんの“古典を読んでみましょう”をさらりと目を通し、
森村泰昌さんの“美術、応答せよ!”に刺激を受け、
斎藤美奈子さんの“世の中ラボ”を斜め目線で読み・・・
読むところがたくさんあります。

今月はその上に筑摩書房の新刊「領土と地図」ミシェル・ウェルベックについて、
訳者の野崎歓先生が書かれていました。

ウェルベックについてはよく知りません。
ただ、代表作の「素粒子」を読んだときに、
小説と美術は社会の一歩先を行くと強く思ったのでした。

批評は未来を予想するものではありません。
そういう意味では弱さもあります。
ポスト・モダンを乗り越えて久しい現在、
一体これから先何が待っているのか、起ころうとしているのか、
私たちは何を培っていくのだろうか、
批評の対象を見渡したとき、
あまり明るい材料は見当たらないように思っています。

少し先の未来をリアルに描いているように感じられるウェルベック。
野崎先生は“バルト的「作者の死」への強烈なアイロニーと、
それを乗り越えようとする大胆な小説家宣言が込められているのではないだろうか。”
と書いていますが、そうだとしたら、ウェルベックを読まなくては。

あまり生々しいので、実はウェルベックのような作風は好きではありません。
が、現実を見据えた上で小説の未来を提示できる作品となると、
興味深々です。

メリークリスマスです

クリスマスです。
いいことしましたか?
いいことありましたか?

今日は暖かい日差しの下、
チューリップの球根を植えました。
春が楽しみです。
毎年植えているのに、
昨年の球根はどこへ行った?
不思議です。
花を咲かすために、燃え尽きるのか?

夜のパスタはミートソース。
久々に作りました。
タマネギ、にんじん、セロリをみじん切り・・・
を断念してフードプロセッサーにお任せして、
しっかり炒めて、
塩コショウをしたミンチを合わせて炒めて、
赤ワインを1カップ。
強火でアルコールを飛ばして、
ほぐしたトマトホールを1缶加え、
くつくつと煮ました、20分ほど。
今は美味しそうな匂いがしています。

最近の食事時には、
サントリーのプレミアムかエビスを飲んでいます。
1杯だけです。
今日は琥珀のプレミアムにしようか。
※一番しぼりでした。え?

2013年12月23日月曜日

クリスマス・イブ・イブですが。

クリスマスといっても何もないですし、
子供のころを別にすれば、
これと言った思い出もないです。

誕生日が12月でもあるので、
自分への贈り物も誕生日用のことが多くて、
ついおろそかにしがちなクリスマスです。

一度欧州でクリスマスを迎えてみたいですね。
クリスチャンが多いところでは、どんな聖夜なのでしょう。
家族で迎える人が多いそうですが、
話を聞くだけで、想像は膨らむばかりです。
どこかに潜り込んでみたいな。

今日は2連休の2日目。
お天気もよく、風もなく、快適。
早めに起きて、お掃除、洗濯。
後はお昼寝。

夜になると机に向かいたくなる悪い癖が出てきます。
読書も夜がだんぜん好きです。
さぁ、これからプルーストでも読みましょうか。

2013年12月22日日曜日

ゆず湯

今日は冬至。
お庭の柚子をとってきて、初ゆず湯。
食卓で絞るときには、あまり香りを感じないのに、
湯船では甘い香りがしました。
ジャムにすると美味しいかも。
湯船の中でも食べることを考えておりました。

嬉しい2連休です。
右手がまた腱鞘炎でイタイタなので、
年賀状をしたためることもあきらめて、
ゆっくりと一日目を過ごしました。
明日はお掃除したいな。
できればガーゼの肌掛け布団も洗いたいし。
年末でも、のんびりマイペースであります。

2013年12月20日金曜日

風花

今朝はとても冷えていましたね。
午前中には奈良北部も風花が舞いました。
ふぇ~!
奈良中部の吉野の方は積もり始めていたようで、
そちらに出かける人は車を止めて、電車にしていました。
山の方から通勤している人は、
朝、目覚めたら、なんやら明るくて、どうしたんやろ・・・と思ったら、
雪が積もっとった、と話していました。
奈良市内は、まだ積もるほどにはなりませんが、
冬を実感する寒さですね。
雪国の人はどうやって生活しているのだろう?と不思議がいっぱいです。

もう来週は今年の仕事納めとなります。
くるくると日付が変わっていき、
あっというまに一年が終わろうとしています。
これから、さらに時間の流れを早く感じるようになると思うと、
日々を大切に過ごしていきたいと願うばかりです。

今夜は突風が吹き荒れています。
明日の朝は道路が凍っているでしょう。

2013年12月19日木曜日

フルートの音から

あいかわらず毎日キリンジを聴いています。
どのアルバムにも好きな曲が入っていますが、
何故か1stの「ペーパー・ドライヴァー・ミュージック」に
好きな曲が多いような気がします。

先日、兄弟そろってのアルバムとしては最後になる
「TEN」を購入しました。
まだ聴かずに、お正月の楽しみにおいてあります。

さて、その1stの最後に入っている「かどわかされて」が
とても気に入っていて、繰り返し聴いているのですが、
最後にフルートの音色が聴こえてきます。
それが、申し訳ないのですが、下手。

これが美しい音色だと、もっと曲が冴えるのに、と
少々残念に思うのでした。

そのフルート。
中学生の時に少しさわったことがあります。
なかなか面白く思った記憶が。
同じ頃にアコギをさわりましたが、
全くフィーリングが合わない。
相性ってあるんだな、と思いました。

ずっと後になって、エリック・ドルフィーのフルートを聴いて、
なんていい音なんだろうとうっとりしました。
エリック・ドルフィーは他の楽器も上手だと聞いています。

最も感動したのが、エマニュエル・パユの演奏です。
ベルリン・フィルの弦楽の演奏会を聴きに行ったとき、
まだベルリン・フィルに在籍していたパユがゲストとして登場したのでした。
素晴らしく美しく、楽しく、軽やかで、言葉もありませんでした。
聴衆の人々も溜息をついていたくらいです。
フルートの軽やかさ、品の良さ、優しさが溢れていました。
パユがほほえみながら、楽しげに吹いている姿が目に浮かんできます。

それ以来フルートはちょっと憧れの楽器です。
美しい冴えた音が聴こえてくるとドキドキしてしまいます。

だからといって、習ってみようとは思わないのですが。
たぶんあの音は出ないでしょう。

2013年12月18日水曜日

ドアラの契約更改

ドアラ、ご存じですか?
プロ野球に興味のない方には、なんのことだろうとお思いでしょう。
各球団にはほぼ、球団マスコットがいます。
どのように球団に所属しているのかは、球団によるのでしょうが、
面白いのが中日ドラゴンズのドアラとヤクルトスワローズのつば九郎。

今日はドアラの契約更改だったそうです。
今年の中日はBクラスに終わってしまったこともあり、
新しいGMに落合さん、新監督に谷繁選手が就任し、
大ナタが入ったそうです。
で、ドアラも他の選手と同じように、25%ダウンだそうで、
年俸ではなく、食パンというところが楽しい。
素直なドアラ、可愛いです。
   ↓
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20131218-1233047.html

カープのマスコットはええっと・・・
スラィリー、凝りすぎていて、微妙なマスコットです。
   ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%BC
単純にカープ坊やでいいと思うのですが。

師走の出会いと斜め読み

12月も後半となり、暮れが現実のものとなってきました。
街はまだクリスマス・ムードですが、
クリスマスに遊ぶことがない私としてはあまり関係ないですかね。
静かにクリスマスを真面目に迎えてみたいです。
ミサに行ってみるのがいいかもしれませんね。

昨日はお休みをとって、大阪のお医者さんへ。
減らしたお薬もコントロールできていて、順調とのお見立て。
大幅に人事異動があった会社の状況などもお話して、
どうにか乗り切ってくださいね、よいお年を。とお言葉をいただきました。

実用的なお買いもの等をして帰りがけ、
お夕飯を何食べようかと悩んでふらふらと歩いていたら、
知人に声をかけられました。
最近の状況などお話したいと思っていたところだったので、
びっくりしたと同時に、
やっぱり運命ってあるのかしら?と・・・

以前、知り合いの方と“運命はあるか”問答をしたことがありますが、
私は運命なんてありえん、すべては偶然である。と言い切ってしまいました。
実際、思いもかけないことがあって、
偶然とはいえ、出来過ぎだと思うことがあります。
いいことがあるときは、運命だと思うことにしましょう。

運命的に出会った知人と夕食を共にし、
3時間もみっちりおしゃべりをして、
遅い時間に別れました。
時間制限が無く、ゆったりとお話したのは始めてでもあったからか、
お互い率直に、色々と多岐にわたった話ができて、
とてもよい時間だったと思います。
と、思いつつ、私としてはおしゃべり過ぎたかな・・・とちと反省。
あまり自分をさらけ出すのも、ほどほどにしなくては。
とはいっても、もう失うものもないのですが。

さて、待ち時間の間に読んだ斜め読みは、
「私たちには物語がある」 角田光代著 小学館文庫

角田さんの本は初めて読みます。
文体も、内容も、想像していたのに近かったです。
とても素直にストレートに核心に近づくスタイルのように思えました。
ほぼ同年代の方なのでそれも感心のあったところですが、
タイプは違うとはいえ、核心をつく発言のできる人は重要だとも思え、
今後の言動等に注意を払っていくことにしましょう。
一見タフな人に感じられるのは、
ボクシングをされているから、というだけではないでしょうね。

2013年12月17日火曜日

三日坊主 2013

今年の三日坊主 ベスト3

3位 ダイエット!
    会社の同僚の女性としょっちゅう、
    “これはあかんなぁ、ちょっとがんばろか”
    と言いあっては、始めてみるのですが、
    二人とも2週間もすると忘れてしまう!
    なぜ、忘れてしまうのでしょうか・・・
    来年は、細々とでも継続できる方法を編み出したいです。

2位 読書!
    いい本を少しだけ読むことにしているつもりが、
    その本を読むこと自体が減少してしまいました。
    本に集中できていると、気持ちが安定することが
    かえってよくわかりましたが、
    来年はいくつかテーマを掲げて読んでみようと思っています。

1位 お勉強!
    あれだけ勉強しようと思っていたのに、
    見事に三日坊主でした。
    来年こそ仕上げて半人前になってみせるぞぅ!  

2013年12月15日日曜日

寒い日曜日の斜め読み

昨日に引き続いて寒い一日となりました。
幸いなことに体調も落ち着いている過ごしやすい日曜日。

今週の火曜日には、頭痛と風邪とが一度に押し寄せて、
会社でダウン、昼間に内科のお医者さんに連れていってもらったのでした。
でも、すぐに回復し、週の後半には通常どおりに活動できました。
体調のコントロールが一番大切ですね。

今日の斜め読みは、
「とりあえず今日を生き、明日また今日を生きよう」 
なだいなだ著 青萠堂

今年、逝去されたなだいなださんのアンソロジー的な本です。
前半はうつ病に関する話、
後半は“常識”や“老い”などに関する話が収められています。

うつ病の話は、ははぁ・・・と思わせられる内容ですが、
エッセイなので、もう一息結論めいたところが聞きたかったです。

“老い”に関しては、「ちくま」でずっと連載されていたのを読んでいたので、
わかりやすく感じました。
若い世代が“老い”を経験しないで、“老い”の対応を考えるのは、
無理がありますか。
あまりなだいなださんの考えは新聞などで取り上げられることが少いように
思われます。
とても重要な意見がたくさんあるのですが。

共感できる部分が多かったと思うのは、
価値観がある程度共有できるからなのでしょうね。

なだいなださん、もっと長生きされていっぱい刺激的な発言をしてほしかったです。
人には反省するべき点がたくさんありますから。
ここで、ご冥福をお祈りいたします。

2013年12月13日金曜日

忘年会

今夜は職場の忘年会がありました。
地元の奈良でこじんまり。
年に一度はお邪魔するこじんまりとしたお好み焼き屋さんで、
またわいわいと騒いでしまいました。
お店のママのお好み焼きが大好きなので、
幹事の特権でお店選びです。
手作りのお料理を出してもらって、
美味しい日本酒をいただいて、
やっぱり優しい味のお好み焼きが美味しい。

という今日は、会社の人事異動の発令日でもあって、
とにかく慌ただしい一日でした。
おもいもかけない話もたくさん飛び交い、
多くの人とご挨拶したり、
このときとばかり本音の話が出たりして、
頭の中はぎゅーぎゅー詰めです。
きっと夢の中にその人たちが登場することでしょう。

会社にいる限り、仕事をする限り、
納得のいかないことはたくさんありますが、
そういったことについて考え、相談し、企画し、行動することで、
前に進むことができるともいえるでしょう。
つらいことについては、
理解できる人に話をすることが一番気が治まるように思います。

今日は会社のことで頭がぱんぱんなので、
読みかけのプルーストも「正弦曲線」もなだいなださんの本も
お休みです。

明日はさらに冷え込むらしく、
奈良の最高気温は一桁だそうです。
奈良公園の鹿さんも息が白いでしょうね。

2013年12月12日木曜日

勘違い

関西中部もだいぶ冷え込んできました。
澄み切った南の夜空にオリオン座がくっきりと見えます。
これからさらに寒くなり、本格的な冬の到来です。

そう、労働契約法改正について、勘違いしていました。
5年以上の有期契約を結んでいる労働者とありましたが、
25年4月1日以降の有期契約とあるのです。
ということは・・・平成30年にならないと5年経過したことになりません!
お気づきでしたか?え?知らなかったのは私たちだけ?
契約社員どうしで肩をがっくり落とした一日でした。

ま、仕方のないことです。
本田選手もACミランに行くことになりましたし、
もちろん彼は実力で行ったのですが、
コツコツとやっていくしかないってことですね。
といえど、平成30年まで持つでしょうかね。

あんまり自信ないですが。

やっぱり勉強しっかりしておかなくては。
道は多数あった方がいいですものね。

究極の道も考え中です。
それは秘密です。

2013年12月11日水曜日

プルースト再開

しばらく続けていた斜め読みを中断しまして、
ちょっと大切な日を節目にプルーストを再開しました。
「失われた時を求めて」第7巻“ソドムとゴモラⅠ”です。

読み始めてすぐに忘れかけていた反省の気持ちが蘇ってきました。
プルーストを読んでいると様々なことを教えられるわけですが、
そのうちの一つに、人は多面体であるということがあります。

あの屋敷ではたしかあのような態度だったのに、
こちらに夜会にくると親しくしてくる。
いったいこの人物は何を考えているのだろう・・・
ところから始まり、“私”は考えをめぐらします。

この“ソドムとゴモラ”では、公にはされない人間の持つ一面を、
こんこんと分析しています。
私は人並みのストレートなので、その心理はこの文章を読むだけですが、
分析に十分値するでしょう。
そして、それは人はただ一面を見るだけではわからないということです。

この作品では、“私”の考えることが大半を占めているので、
“私”=人がどのように思考をめぐらしているものかということも、
とても興味深いところです。
人間をひとつの例として取り上げることにより、
彫像を文章で作り上げているのです。

一度入り込むとなかなか出てくるのが困難な世界ですし、
長大なので、一年に二冊ずつのペースで読んでいますが、
ある意味とても退屈で、とても刺激的で、
進めていくのがもったいないような気持になる小説であります。

2013年12月10日火曜日

なかたに亭のケーキ

上本町にある“なかたに亭”は美味しいパティスリーです。
ケーキを主に、チョコレート、マカロン、焼き菓子、ジャムなどが揃っています。

もう、ここのケーキが大好きで、
チャンスがあれば、食べに行きますし、
お持ち帰りもよくしています。

先日、弟がたくさん買ってきてくれました。
へへへ、誕生日だったもので。
ありがとうね。



上はアリ・ババ。洋酒の効き方は並みのものではありません。
大人専用、お子様厳禁。
大好きです。

下はラベンダー風味のムース。
色々なフレーバーが一つにぎゅっと詰まっていて、
こんなケーキ食べたことない!と騒いでおりました。
すごくアーティスティックなケーキです。

どのケーキも大人向けのしっかりした味です。
テイクアウト用のパウンドケーキのようなプレーンなものも、
しっとりしていて、とても美味しいです。
クッキーも手土産などにはぴったり。

ショコラ系のケーキも美味しいので、
きっとチョコレート類も美味でしょうね。

上本町に行ったら、またふらふらと引き寄せられて行くことでしょう。

2013年12月8日日曜日

労働契約法改正!

有期労働契約を結んで働く人は全国で1,200万人もいるそうです。
そういった人の雇用に関する不安を解消するために、
労働契約法が改正されたそうです。

ポイントは3つ。
  ① 無期労働契約への転換
      通算5年以上の有期労働契約を結んで働いている人は、
      労働者の申し込みにより、期間の定めのない無期労働契約に転換できる。
  ② 「雇止め法理」の法定化
      使用者による雇止めが認めれられないことになる。
  ③ 不合理な労働条件の禁止
      有期契約労働者と無期契約労働者との間で、期間の定めがあることによる
      不合理が労働条件の相違を設けることを禁止する。

  ①と③については平成25年4月1日に施行されています。

詳しくは ↓
      http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/keiyaku/kaisei/


ということは、私は今の会社で7年働いていますので、
条件を満たすわけで、無期労働契約を結ぶことができるのです。
やった!
嬉しいです!

会社からはこの法律に関するアナウンスがありませんが、
労働者側から申し込めば、その権利は活かすことができるのですね。

ほっとするニュースでした。
日々、新聞には目をとおしてはいますが、
知らずにいました。
教えてくださったのはお世話になったT課長です。
ありがとうございました。

これで仕事や職場に対して、前向きにかかわっていくことができそうです。

2013年12月7日土曜日

土曜日も斜め読みはお休みです。

今日は忘年会明けで少々お疲れ気味でしたが、
しっかりとお仕事してきました。
(自慢してどーする!当たり前のことですね)

なので斜め読みもお休みをして、
早めに寝ることにします。
明日の休日で体力を取り戻さねば。

さて、気になるニュースがいくつかありました。
今年も多くの方が鬼籍に入られましたが、
このたびのマンデラ氏の訃報は最も重要なニュースの一つでしょう。
子供のころから聞かされていた南アフリカのアパルトヘイトは、
この地球上であってはならないことが堂々と行われていた事実として、
人間の恥ずべき歴史であり、
その事態を平和的に解決に導いた尊敬すべき人がマンデラ氏でした。
氏の実績については、メディアでも取り上げられているとおりで、
ここで記述できるのは、ただ、ご冥福をお祈りするということだけです。
人生にはいつか訪れる死。
マンデラ氏がその人生にふさわしい時を迎えられたのだと願っています。

そういう一方で、
世界最大のスポーツの祭典、サッカー・ワールド・カップのニュースです。
(オリンピックではない、のでした)
来年6月に行われるワールド・カップの組み合わせが決まりました。
日本はC組、コートジボワール、ギリシャ、コロンビアと当たります。
この組の試合を軸にして、観戦をすることになるのですが、
ああ、大変だ、忙しい、今から気持が急いています。
どの試合を観ても、楽しめる大イベントであります。
これからガイドブックも色々店頭に並びだすでしょう。
舞台となるブラジルでは、準備がなかなか大変のようですが、
無事に開催されることを、楽しみに待つことにいたします。

もう一つ気になるニュースは、
特定秘密保護法です。
これはいったい・・・どう理解すればいいのでしょうか。
内容がはっきり見えてこない、
つまり、説明が明快ではない状態のように思われます。
法の整備が先にきているように思われますが、
実態はどうなっているのか、勉強不足でよくわかりません。
賛成派、反対派、皆言っていることが、バラバラなので、
さらに混乱してしまっています。
国によって規制をかけられるような、不安な感じがしますが、
今後の動きが気になるところです。

2013年12月6日金曜日

今夜は宴会

今夜は忘年会がありましたので、
斜め読みはお休みです。

恒例の昔の部署の方々を中心に、
今はいろいろな会社に行かれている方々が、
大勢集まってくださいました。

それぞれの現在の状況や、
知人の様子など、
興味深い話が酔いが進むとともに盛り上がり、
昔話も交えて、盛況となりました。

今回は上役の方が多く参加されるとのことで、
立場上、準備段階ではかなり緊張したのですが、
心配は必要ありませんでした。
皆さんとっても優しい方ばかりです。

直接お世話になった方ともお話ができて、
嬉しいやら、懐かしいやら。

重要な情報も耳をダンボにしてキャッチ。
嬉しいアドバイスも頂きました。
ありがたいです。

こういった集まりを経験できるなんて、
かつては想像もしていませんでした。
それだけに貴重で、ありがたい体験です。

皆様お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

2013年12月5日木曜日

木曜日の斜め読み

今日の斜め読みは、
「冬の本」 夏葉社

84人の人が冬を思うことについて語っています。
主に本にまつわる話が多いです。
一人分が見開き2ページに収まっているのも、
片手で持てるくらい小さな本であることもお洒落な一冊です。

84人の中には、ちらほら知っている名もあります。
あまり知らない人なのに、
大好きな本を紹介されていて嬉しくなったり、
よく名前をきく人が、
なじみ深い本の名を挙げていたりしてまた嬉しくなったり。

文章そのものがとても上手な人ももちろん多くて、
味わい深い、素敵な本です。

冬の本というと、
私は真っ先にローラ・インガルス・ワイルダーの「長い冬」を思い出します。
次には、アーサー・ランサムの「長い冬休み」かな。
どちらもちゃんと気になる人が取り上げておりました。

エッセイとしては、
平田俊子さんの「危険な白」がとても気に入りました。
コクトーの「恐るべき子供たち」を観ていないとぴんとこないかもしれませんが、
あのくらいの子供の気持ちが痛いくらいよくわかるのです。

2013年12月4日水曜日

水曜日の斜め読み

今日は水曜日でお休みでありました。
いいお天気が続いて、気持ちの上でも快適ですね。

なのに、喉が痛くて熱っぽいのでした。
用心しているのですが、会社に行くと、
室内の中の暖かさと、陽が暮れた後の外の寒さの温度差などに、
感覚が狂ってきます。
お家の中は木造住宅なので、
結構寒く、返って寒さを感じ取ることができるように思えます。
うまく表現できませんが、
なんせかせ、自律神経のバランスがとりにくいですね、と
言おうとしているのであります。
風邪やら、体調を整えるのが難しいです。
と言い訳しながら、コンコンしてます。

そんな日の斜め読み本は、
「一陽来復」 井波律子著 岩波書店

中国文学の専門家の井波さんが定年退職をされてから
綴ったエッセイをまとめた本です。
唐詩などがたくさん出てきますので、
その道に詳しい人には、自然に楽しめることでしょう。

私は学生の頃から、
漢詩に感心があるので、
いつか勉強できたらいいなぁと思っています。
なんだか浪漫を感じるのです。
ゆったりとしていて、スケールが大きいですし。

そういうこととは何の関係もなく、
この本では、日本の慣習や古くから伝わることが、
中国に由来していることが多いことに気づかされます。
日常で、言葉や習慣のルーツにあたると、
面白いことがわかったりしますね。
そんな感じで、授業の延長のような雰囲気の本でした。

2013年12月3日火曜日

今日の斜め読み

本日の読書は、
「森のネズミの山荘便り」 岡野薫子著 求龍堂

昨日に続いて岡野さんの本です。
こちらはエッセイで、
岡野さんが毎年訪れる黒姫山の山荘が舞台です。

岡野さんはファンタジーを書かれる以前には、
映画のシナリオを書かれていたそうです。
それは、その後の作品にも影響があるようです。

昨日読んだ「都会の蜃気楼」に“白いハト”というファンタジーが
冒頭に置かれていました。
この作品は1967年に初めてのファンタジー作品として書かれたそうです。
そこには、視点の移り変わりや、クローズアップなど、
フィルム作品を思わせるようなテクニックが見られます。
短い作品ですが、あっと思わせる見事さです。

そういった作品に関する話もありますし、
山荘ならではの、自然に密着した話も飾らず書かれています。
とっても自然体な文章に落ち着いた雰囲気が漂います。

黒姫山はいつのころからか、文学者や学者が集う別荘地だったそうですが、
そういったことに関心のある方にも、
黒姫山の自然を味わうのに適しているかと思われました。

2013年12月2日月曜日

今日のひらい読み

今日読んでみたのは、
「都会の蜃気楼」 岡野薫子著 作品社

岡野さんは児童小説を長く手がけられてきた方で、
小学校の図書室ではその名をよく見ることができるようです。
私は初めて読むこととなりました。

この本では、ファンタジーとミステリータッチの小説の両方が
納められています。
ファンタジーは子供が馴染みやすい感じがしますし、
その展開はあっと言わせるものがあります。
大人向けとして書かれたミステリータッチの作品は、
少々遠回しで核心になかなか辿りつかないので、
ちょっとわかりにくく感じました。
あくまでも私の感想です。

言葉づかいもファンタジーの方が、
簡素でわかりやすいように思いました。
なので、二つのタイプの作品を並べているのは、
工夫があるとはいえ、読みにくさも否めません。
もともと発表された媒体も別々のものでもあるので、
大人の世界と子供の世界の共存の形なのかもしれません。

書き分けるというのは難しいことなのでしょうね。
私は子供向けのファンタジーはとても好きなので、
単純に、久しぶりに、楽しむことができました。

2013年12月1日日曜日

HM思い出話

さきほどFMCOCOLOの「PAIRATES ROCK」という番組で、
イングヴェイ・マルムスティーンがかかっていました。
今も活躍しているのですよね、速弾きギタリスト氏。

この番組、長年音楽業界で活躍していた方が週替わりでDJをつとめて、
好きな曲をいっぱいかけてくれるので、とっても面白いのです。
先日は2時間Status Quoがかかりっぱなし。
すごい番組です。

ラジオをかけていると、来日公演の宣伝なども聞こえてきます。
もうすぐBon Joviがくるそうですね。
数十年前、伊藤政則先生が一押しの新人と言われた彼らも、
今や大スターです。
先日はKISSが来日していましたね。
こちらも息の長いバンドですが、
クオリティが落ちないところが凄い。
一度生を観てみたいバンドの一つです。
PaulとJeanが生きている間に行かなくちゃ。

自然と昔伊藤政則先生がされていたラジオ番組「ROCK TODAY」を
思い出して、懐かしさがこみあげてきまして。

その番組のオープニングはMichael Schenkerでした。
Michaelも今度来日するらしいですが、
かつて“神”と呼ばれた彼は今はどんな風なのでしょうか。

80年代には、水を飲むように次々と洋楽を聴いていました。
当時3枚目のアルバム「WAR」を出したU2も大好きなバンドでしたが、
現在の彼らの活躍は想像できませんでした。
そのころはPOPな音楽の方が人気がありましたし、
今ほどROCK系は受け入れられていませんでした。
最近はJ-POPでもROCK系がかなりあり、
変わってきたことを感じています。

洋楽を聴いていて落ち着いた先はHMでしたが、
今もVan Halenなどが聞こえてくると、嬉しくなります。
私の好みはヨーロッパ系なので、
もう少し哀愁を帯びた感じが好みではあります。
一時ジャーマン・メタルACCEPTに入れ込みすぎて、その後は
何を聴こうか食傷気味になってしまいました。
(ACCEPTは「Restless&Wild」と「BallsToTheWall」が神髄を味わえます。
 古いですが、当時の良さは時代も反映しているので、今ではどうでしょうか。)

そこへMetallicaの名盤「・・・And Justice For All」が登場し、
あぁ、世紀末のHMだ!と納得。
収まるところへ収まったのでした。
そこで、私のHM時代は終了したのです。

HMはお笑いかと思うほど、おかしな表現をするバンドも多いですし、
見た目も妙です。
でも、歌がうまい人がたくさんおりますし、
技術もすばらしい腕を持った人がたくさんいます。
誤解を招いて、かえってさらにお笑いになっているような気がします。
今ではもっと進化した音楽を聴くことができます。
ジャンルを問わず、音楽の世界をもっと楽しもうではありませんか。

気持のよい日曜日


家の北側に大きめのさざんかの木が2本あります。
どちらも冬になるとこのような真っ白な花をつけます。
これは花びらが広がりすぎていますが、
咲き始めのときがとても綺麗です。
冬の花はこれくらいかな。

今日は陽射しが降りそそぐ冬にしては暖かな日曜日でしたね。
こういう日がしばらく続くと、
気持もおだやかになるような気がするのですが、いかがでしょう。

今日の斜め読みの本は
「スバらしきバス」 平田俊子著 幻戯書房

日常に使うバス、長距離バス、ちょっと見かけた景色、
乗り合わせたいろいろな人々。

私も毎日バスに乗っているので、
何かとチェックしていることが多いです。
あぁ、この人今日も乗ってきたぞ、
どこまで行くのかな?
どんな環境で仕事をしているのだろう?
今日はこのバッグを持っているぞ、
じろじろ見られている方からすれば迷惑この上ないでしょう。
ごめんなさい。

休みの日に乗ると、
年配の方が多いことに驚かされます。
そして、お連れがある人はたいていとってもおしゃべりです。
はぁ・・・と思って聞いております。

そんな誰でも経験するバスの中での出来事や、
考えていることが、
丁寧な言葉でつづられた本なので、
エッセイが好きな人にはぴったりです。

著者は詩人で小説家で戯曲家。
言葉使いはとてもきれいで、
よみやすく、心地よい。

車酔いさえなければ、長距離バスに乗ってみたいです。

2013年11月30日土曜日

今日からしばらく

積んである本をどうにかせねばという思いと、
これだけの本のエッセンスを少しは知っておきたいという思いで、
少しずつでも広げてみることにしました。
今日から毎日一冊ずつ斜め読み開始です。
気になる本は手元において、
また読むことにします。

まず今日は、
「醤油と薔薇の日々」 小倉千加子著 いそっぷ舎

借りている本です。
小倉さんのことは以前からチェックはしていますが、
ほとんど読むことはありません。
この本はタイトルとなっている冒頭の章は攻めの姿勢ですが、
全体はエッセイとなっています。
いつも感じることなのですが、
小倉さんは頑固な自分というものを持っていらっしゃる。
社会をしっかり見据えて、現在の状況を把握されています。

起承転結の起承までは身近な話題から出発していて、
なじみやすいです。
が、展開の部分が弱く感じられます。
もう一ひねり欲しいところです。
一歩先に進んで、新味のある部分が必要でしょうか。

そして、エッセイとして書かれているからか、
少しソフトに、気持ちの部分で括られています。
それがちょっと歯がゆく感じられました。

どこか考え方が異なるからなのか、
世代の違いで視点が違うのか、
問題解決をわざと避けておられるのか、
なんとも落ち着かない読後感です。

2013年11月29日金曜日

初雪

まだ11月というのに、もう雪が降りました。
奈良旧市街の東側に広がる春日の奥山にも、
白い雲がどんよりとかかっていて、
あれはきっと雪だね、と話しておりました。

例年より早い冬の到来で、
完全防備の前に厳しい目の寒さを体験。
これはもしかするとヒートテック2枚重ねしなくても、
今年は大丈夫かも?
まだストールだけでマフラーも手袋もしていません。
むむむ、少しだけ寒さに強くなってきたかも?
後は風邪をひかないように気をつけるべし。

暦は明後日には12月を迎えますね。
何が気になっているかというと、
個人的には勉強の進行具合と読書。
読めていない本がさらに積み重なり、
すぐにでも読みたい本が数冊。
冬休みは結構忙しいので、
いつ読むか。
眺めているだけでは、いつまでたっても始まりません。
ちょっと整理して、
あきらめ本も抽出しなければならなくなりそうです。

2013年11月27日水曜日

「短編コレクションⅡ」


「短編コレクションⅡ」 池澤夏樹編集 河出書房新社

長い間ぽつりぽつり読んでいたこちらの短編集。
途中までご紹介していたかと思います。
ですが、あまり間隔が空いてしまったので、
紹介されている小説を一覧にしておきましょう。

おしゃべりな家の精 アレクサンドル・グリーン 
リゲーア ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサ
ギンプルのてんねん イツホク・バシェヴィス
トロイの馬 レーモン・クノー
ねずみ ヴィトルド・ゴブローヴィチ
鯨 ポール・ガデンヌ
自殺 チェーザレ・パヴェーゼ
X町での一夜 ハインリヒ・ベル
あずまや ロジェ・グルニエ
犬 フリードリヒ・デュレンマット
同時に インゲボルグ・バッハマン
ローズは泣いた ウィリアム・トレヴァー
略奪結婚、あるいはエンドゥール人の謎 ファジル・イスカンデル
希望の海、復讐の帆 J・G・バラード
そり返った断崖 A・S・バイアット
芝居小屋 アントニオ・タブッキ
無料のラジオ サルマン・ルシュディ
日の暮れた村 カズオ・イシグロ
ランサローテ ミシェル・ウェルベック

バイアットは「抱擁」の作者で、知っている方には納得のいく凝った内容です。
タブッキは期待どおりの素晴らしい内容です。
サルマン・ルシュディはかつて身を追われて有名になった作家ですが、
これも批判的な精神が表れていると読みました。
カズオ・イシグロは実はとても苦手な作家のひとりでして、
何を読んでもかみ合わないのです。
こちらも悲しい溜息をついてしまいました。
ウェルベックは話題になった「素粒子」を読まれた方なら、
すぐに想像できるかと思います。
現代社会に一矢。

全体に充実した作家活動を成している人の作品ばかりで、
納得のいくバランスのよい本だと思います。
「短編コレクションⅠ」も読んでみたくなってきました。

ゆっくり通院と読書

昨日は定例の通院日。

しばらく前から眠気がひどく、
夕方のお薬を調整していることをお話し、
その時間帯のワンセットのお薬を頓服にすることになりました。
やった、少し減りました。
これで体調が落ち着くまで、
再び様子をみることになります。

こちらのお医者さんは予約制ですが、
それでも待ち時間は平均2時間。
夜の10時に診ていただいたこともあります。
大阪に通勤していた頃は、
仕事の後に行っていました。
奈良で仕事を終わってから行くことは難しく、
今はお休みをとって、通院しています。
有休をとり過ぎという声もあります。
でも、仕方がないでしょ。
お医者さんが第一優先です。

前後の時間は、
ゆっくり本を読んだり、
お買いものをしたり、
お茶を飲んだり、
していました。

昨日は、堀江敏幸さんの「正弦曲線」が文庫化していたのを買いまして、
さっそく読んでおりました。
ささやかな日常の中から、
自分の関心のある部分にひっかけて、
どんどんと話を濃く、深く、広げていく感じがとても好きです。

2013年11月25日月曜日

マイ・スポーツ・ニュース

① FA宣言していた広島の大竹投手、巨人入りへ!
    やっぱり在京の球団へ行ってしまうのですか・・・
    巨人のユニフォームを着た大竹投手、想像できません。
    仕方のないことですが、寂しいです。

② 元中日の井端内野手、巨人入り!
    ええっ、井端選手は広島もラブコールしていたのですが。
    残念です、いい選手だけに期待していました。
   
③ FA宣言中の西武・片岡選手も巨人入りか?!
    どうなっているのでしょう、皆巨人ばかり。
    絶対、巨人は応援せえへん!

④ FIFAワールド・カップ ブラジル大会の出場国決定す!
 
    私が応援しているフランスが出ます!
    こちらも応援しているフォアランのウルグアイが出ます!
    この2チームが出てくれないとテンションが下がるところでした。
    で、実際始まると応援したくなってくる選手やチームが増えてくるのです。
    

ああ、スポーツ観戦だけが、私を熱くしてくれるのか。

それも少々むなしいものがありますな。     

2013年11月24日日曜日

2連休も瞬く間に過ぎて

今日はうららかなお天気で、のんびりしたいところでしたが、
散髪の予約を入れてあったので、
大阪へ出かけてきました。
こざっぱりと短くしていただいて、すっきり。
丸い顔になっているからか、これ以上の短さは無理のようです。
ただ、もっと無駄な部分を削り落としたい気分なので、
ひたすら短くとお願いしております。

お家に帰ると、旅に出ていた(?)弟が帰ってきていて、
夜は宴会でありました。
酔っ払いはしませんが、
よくしゃべる家族なのです。

その弟も再び旅に出て(?)、
お家の中もまたひっそり。

気が付けば、明日は会社。
2連休で、あれもこれもやりたい!は計画倒れとなりました。
まだまだ考える時間が必要で、
手探りもしながら、思考錯誤していこうと思っています。

2013年11月23日土曜日

ゆっくりとした祝日


今日はめずらしく土曜日の祝日。
お天気も安定していて、心地よかったですね。
おかげでゆっくりとまったりと一日を過ごせました。

これからどうしたらいいか、
あれこれ考えています。
会社をクビになったあかつきには、どうしたらいいか。
どういった選択ができるのか。
目指すところはどのような形が納得できるのか。
色々と想像もたくましく考えていると、
ほとんど妄想と化しています。

奈良で勤務するようになってから、
服装やお化粧のこともあまり気にならなくなってきて、
いいのか悪いのか、
とってもいい加減になってきました。
時々、女を捨ててはいかん、と言われたりしています。

以前はお洒落にとっても興味があったのですが、
今は情報としてキャッチするだけに終わってしまっていて、
それは、あまり面白く感じなくなっているのもあり、
テンションが上がらなくなってしまいました。

かといって、読書に励むほどのめり込んでいるわけでもない。
自分でも今の状態があまり客観視できていません。

仕事をして、疲れて帰って、
後は家族との交流。
それで一日はおしまい。

なんとか道筋をつけて、
前に進みたい。
鬱々と、悶々と悩んでいる近頃です。

2013年11月20日水曜日

「坂道のアポロン」

「坂道のアポロン」 小玉ユキ著 フラワーコミックスアルファ
というマンガを読みました。
全9巻です。

譲ってもらって、何の知識もなく読み始め、
ここ2、3日で楽しませてもらいました。

同じ高校に通う生徒3人の男女のお話です。
それぞれの事情の違う家庭環境や、
高校生活をベースにして、ジャズが一本の糸として、
彼らを結び付けています。
色々なことが起きて、
彼らの関係も複雑になったり、シンプルになったりしながら、
個性的な脇役も間に入って、
彼らの高校生活を彩りますが、
高校は3年で卒業です。

ラスト9巻で一気に話は展開し、
トンネルに入っていた彼らは最後には再び喜ばしい関係に戻り、
素敵なエンディングで終了します。

爽やかに話は書かれているのですが、
人は人間に支えられていると痛感させられる内容です。
そして人は多くのものにも支えられていると知らされます。

私が自分自身進みたい方向をも、
そのままではなく違った形ではありますが、
諭されたような気がします。

ずっと思ってきたこと。
人の手助けをしたい。
そのためにはどうすればいいか。
勉強はそのための一歩でもあります。
もしかしたら、別の方法もあるかもしれません。
色々と考えてきて、
まだ決まったことは何一つありませんが、
なんらかの形で、自分の願いは達成されなければ、
生きている意味がないようにさえ思います。
まだまだ模索する必要があると思いますし、
自分自身を鍛錬させるための読書も必要です。
すべてが勉強だと思って、
明日からまた、会社に行くことにいたします。

ベルギーに勝利!

サッカー日本代表が、世界ランク5位のベルギーに3-2で勝利!
すごいです!
赤い悪魔と呼ばれるベルギーを相手に堂々の逆転劇。

という私はぐーすか寝ておりまして、
観ておりません。
リアルタイムで観たかった。

嬉しいというか、感激というか、
やってくれるじゃん!さすがっ!というか、
私まで満足感を味わっています。

現在ベルギー・リーグのスタンダール所属の
GK川島選手も鼻高々でしょう。

ブラジル大会の出場国も揃いかけて、
ますますテンションは高まるばかりです。

2013年11月19日火曜日

アクションのその後

アクションというやつを起こしてから、
早々に回答を受け取りました。

そう、兼任の仕事に耐えられない、
給与の見直しが無いことに納得できない、
と訴えたのでした。

ですが、さすが会社は一枚上手。
型どおり
①業務が過剰とはみなせない
②給与は皆平等に評価されて決定しているもので、
 特別扱いはできない
③直属上司を通してください
とありました。

いずれも、実態を把握してもらうため、
また、理由があるからこそ、
思い切った行動に出たわけですが、
こちらの事情の説明を受け付けない回答です。

皆が皆、責任を回避する態度です。

さて、実際の仕事は毎日パニックですので、
どこかで要領よく進めるしかありません。

残業する体力もありませんし、
通院のためにお休みもとります。

でも健康でないと認識されてしまったら、
解雇されてしまいますよね。

綱渡りです。。。

2013年11月17日日曜日

眠りを調整中


またまたぼけた写真ですが、
これはホトトギス。
斑入りのお花は苦手だけど、
ホトトギスは秋を感じさせてくれる、しっとりとした色が好きです。

奇妙な眠さ、だるさと、集中力の無さを解消するべく、
オプションで飲んでいる薬を少し減らしてみています。
また頭が痛くなったり、調子が悪くなったら、
元に戻します。
自己判断で勝手に減らすのはほんとうはだめです。

仕事にやる気が起きないのはだるさのせい?眠気のせい?
それともマンネリだからでしょうか。
仕事中は集中力を上げているのですが、
その反動も大きいような気がしています。

兼任の仕事を受けてから一年が経ちました。
慣れてはきましたが、兼任の仕事をするときはとても気が重い。
それに重要な仕事が重なってしまうタイミングの悪いことも多くて、
頭がパニック、手も動かない、気がどーんと重くなる。

それをいくら直属の上司に相談しても解決に至らないので、
とうとうアクションを起こしてしまいました。
もしかしたら、とんでもないことになるかもしれません。
ドキドキ。
悪いことではないとは思いますが、
問題発言になるかもしれません。
今後の動きが仕事以上に気になるところです。

2013年11月16日土曜日

強豪オランダと対戦

サッカー日本代表は今ベルギーに滞在。
今夜はオランダ代表と試合がありました。

前回のWcupの対戦が思い出されます。
すっごく強かったオランダ。

そうです。あのオレンジ軍団と2-2で引き分けました。

終盤にも日本代表のスピードは落ちず、
ぐいぐいと攻めていました。
頼もしい。
どんどん上手く、強くなってゆく。
若い選手たちもどんどん伸びてくる。

来年のブラジル大会がとても楽しみです。

明日は日曜日

明日は日曜日でお休みです。
それだけで嬉しい。

この一か月ほど、
日中に眠くなることが多く、
デスクの椅子に座ったまま目を閉じると寝てしまう・・・
最初は寝不足かしら?とか、
体調不良かな?とか思っていたのですが、
寝ても寝ても常時眠気がとれないので、
もしかしたら、お薬の副作用かもしれません。
次の通院の時に相談してみましょう。
もしかしたら、お薬を減らすことができるかもしれません。
あんまり期待してもいけませんが。

うとうとしながら、読みかけの本を広げてみました。
「短編小説日和」 英国異色傑作選 西崎憲編訳 ちくま文庫
しかし、半分くらい読んでみて、
これまで読んだページも繰ってみて、
続きを読むことを中止いたしました。
どうも編者と好みが違うようです。
なんだかサイズの合わないコートを着ているような気分。
納得がいかないときの違和感あり。

こういう時は好きな書き手の文章を読まないと落ち着きません。
何を読もうかな。

2013年11月15日金曜日

2014年にバルテュス展が

今日のニュースで。

来年、東京と京都でバルテュス展が開催されるとのことです。
詳しくは ↓
http://www.asahi.com/articles/TKY201311140367.html

嬉しいです。
幸せです。
今から、その日のためにせっせと仕事をいたします。

2013年11月13日水曜日

「モンテ・クリスト伯」

 

「モンテ・クリスト伯」 アレクサンドル・デュマ著 山内義雄訳 岩波文庫

この作品はフランスで1845年ごろに書かれたものです。
よって至る所で古びた印象を受けることもあり、
冒頭でつまづいてしまう人もあるかもしれません。

内容は簡単に言ってしまえば、復讐劇です。
幸福の絶頂にあった主人公が奈落の底に落とされ、
辛苦をなめる十数年を送ります。
そこで奇跡のような出会いがあり、
主人公は再び力と神を信じる力を持って、
一般社会に復活するのです。
そこからがこの物語の主軸となる復讐劇です。
考えられないようなことが短期間に起こり、
こんなにうまくいくものかと思わないこともありませんが、
主人公は常に神を忘れることはありません。
自分との対話と神への言葉があり、
超人のような姿でありながら、人間としての自覚を持っています。

とはいっても悪人たちも常に神に祈っているのですが。

数人の悪事を働いた人物への復讐は、
様々な形を取り、周到で複雑な作戦を持って行われます。
もちろん、思いがけないことも起こったりします。

魅力的な人物も多数登場し、
主人公のみならず、その人物たちについてもしっかり書かれています。

どこを広げても、事件があり、懺悔があり、思念があり、感情が深く、
しっかり読ませる大作です。

ありえない話ではあるのですが、
人間って色んな人がいて、色々と考えるものだなぁと、感心したり、
登場人物のその後はどうなっただろうと想像してみたり、
当時一般社会に存在した神は今もいるのだろうか?と考えてみたり、
人間と神との関係とはどうなっているものか?と思ってみたり、
みたり、みたりの読書となりました。

単純にストーリーだけを追っても楽しい読書だと思います。
正義と神と人間のお話でありました。

2013年11月10日日曜日

寒くなってくる予報


これは柚子です。
これまでは、3個、4個多くても10個くらいだったのに、
今年は大豊作。
そして日に日に黄色く色づいていきます。
残念ながら、あまり香りはないのです。

実りのある樹ってなんだか豊かになった気分になります。
個人的には果実をもっと植えて欲しいなぁ。

今日届いたばかりの「モンテ・クリスト伯」を早速読んでしまっています。
メロドラマといえばそうではありますが、
こんな端正なエンタメっていうのもいいのではないでしょうか。

今週は半ばから冷え込んでくる予報です。
とうとう冬がやってくる。
寒いのが苦手な私にとっては、冷や冷やものです。
暖かいお風呂が一番好きな季節でもあります。

2013年11月7日木曜日

「モンテ・クリスト伯」に熱中です

先日は一か月ぶりの通院日。
ちょっとした発熱などはあったものの、
ひどい落ち込みはなかったので、
順調ということでOK。

自分としては、
特に休みの日などにモチベーションが下がって、
どんよりとなるのが気になるのですが、
あまり神経質になるのもいかがなものか。
時間は限られているけれど、
焦っても仕方ないので、
体調とはぼちぼちのお付き合いとします。

で、一か月ぶりの「モンテ・クリスト伯」3巻と4巻。
こんなに凝った内容だったかしら?と思うくらいですから、
過去の読書はなかったことにします。

1巻目を読んだときには、
この小説の醍醐味はまずここからだと思いました。
主人公の苦悩と努力を根底に置くからには、
このあたりをしっかり。

2巻目からは、あれよあれよとドラマが展開していきます。
まず、ここを入口にして、道筋を作り、
配役を巧みにあしらい、それらを絡ませていく。
とにかく莫大な財産を手にしているのですから、
頭のよい主人公は、どのように財産を利用して、
復讐を果たしていくのか。
はらはらどきどき、とはこのことでしょう。

残りは5,6,7巻ですが、
もう一か月先まで待てません。
早速、amazonの発注ボタンを押しました!

2013年11月6日水曜日

腱鞘炎の薬は

ここのところ痛み続けた両手の腱鞘炎が
ようやく治まってきました。
おかげさまで、とても楽になりました。

で、薬のはなし。
長い間、広告をすっかり信じてバンテリンをずっと使っていました。
だんだん、あんまり効かへんなぁと思うようになりましたが、
どれを選んでいいのかわからない。

お医者さんに行って出してもらうモーラス・テープ。
これはばっちり効果があります。
が、そのたびにお医者さんに行くのも躊躇してしまいます。

お医者さんで出してもらう薬の一つに塗り薬のインテバンもありますが、
これもあまり効いている感じがしません。
それにべたべたしますし、
膝などには塗りにくいです。

そこへ同僚だったYさんが家に山ほどあるから持ってきましたと、
お医者さんが出されたフェルビナクの湿布をくださいました。
恐る恐るためしてみると、翌日にはずいぶん楽になっていました。

バンテリン、インテバンとあまり効果がなかったところへ、救世主か!

それからフェルビナク系の湿布にすると、
一晩でとりあえず一度は落ち着きます。
もちろん日中にPCなどで酷使すると、元の木阿弥ですが、
のらくらと仕事をするようにして、いえ、無理をしないように、です。
後はフェルビナク。

お値段はバンテリン>インテバン>フェルビナク>モーラスですが、
それなりにするので、
両手、両ひざに使う身には、かかせないストック薬なので、
またお医者さんに行って、モーラスも頼んでみようと思っています。

一か月のお薬代、毎月のお医者さんのも加えると、
風邪などもひきますし、結構なものであります。
健康が一番ですね。
今年は風邪をこじらせないように気をつけたいです。

2013年11月4日月曜日

ピーター・ラビ三郎



知人宅にピーターが招かれたそうなので、
私も数年来の家族を紹介してみることにしました。

私には弟が二人いるので、ラビ三郎というわけです。
しもべたちもいます。
また追々しもべたちもご紹介しましょう。

ピーター・ラビットはとにかく絵本が素晴らしいですね。
欲しいと思いながら、いまだ未入手です。

職場の卓上カレンダーは2か所のデスクにそれぞれピーターです。
同僚の方が苦心して毎年手にいれてくださって、
送ってくださいます。
それで、毎日ぽーっと眺めて、このネズミの耳が可愛い、とか、
このリスの旅立ちのシーンが素敵などと思いながら、
一応仕事しています。

今日は左手の腱鞘炎の痛みはピークを過ぎ、
おかげさまでだいぶ楽になりました。
で、左手をかばっていた右手が痛くなってきたので、
明日の晩あたりつらくなりそうな予感です。
でも、昨日よりも気分がだいぶ楽になりまして、
今日は明るく過ごすことができました。
天気はあまり良くなかったですね。

毎日、数学者のH氏という人のブログを拝見しているのですが、
その方、とにかく本を読むペースが安定していて、
ほぼ2日に1冊は読まれている感じです。
それも固い本から数学の本、ミステリ、英語の原書をさらりと読み、
そのうえ、ラテン語のお勉強までされているという、
現在サラリーマンという人です。
いつもいい本を読まれていて、セレクトと読書量に感心しています。
で、その方が「丸谷才一が言うには、忙しいときこそ本を読め」と
書かれていたので、うなってしまいました。
時間があるときには考え事をしろ、ということだそうです。
まったくだなぁ。
不調だ、忙しい、気分が乗らない、なんて、
ほんとに言い訳ですね。

さぁて、寒くなってきましたが、読み始めますよ。
そして、勉強も第一部クリアに向けて再スタートです。

2013年11月3日日曜日

東北の皆さん、楽天イーグルス、おめでとう!

最後の9回に、田中投手が登場したときには、
うるうるっとしてしまいました。
昨日160球を、9回を、負けはしましたが、投げきった後です。
すごい精神力。
素晴らしい。

そして、今シーズン活躍したナインたち。
本当に最後まで一糸も乱れず、心を一つにがんばりましたね。
その成果がこの日本一という結果に繋がった。
おめでとうございます。

楽天がチームを立ち上げてからこれほど早く日本一になったことも、
興味深いところです。

東北のみなさん、ファンのみなさん、よかったですね。
明るいニュースがみなさんを支えていってくれることでしょう。

見応えのある日本シリーズ。
これだから、スポーツ観戦はやめられない。

なぜでしょう・・・雨空のようにしんどい一日

昨夜、左手の腱鞘炎の痛みがピークに達し、
つらい一夜を過ごしました。

今日は右手も少し痛く、
肩をこわばらせているからか、
両肩もこって、がたがた。

そのせいなのか、よくわかりませんが、
意識もぼぅっとしていて、
身体も動かず、
ものすごくしんどい。
どっと疲れが出ているような感じです。

先週は仕事もずいぶん楽だったし、
無理するようなこともなかっただけに、はてな?

幸い、明日も休日で、天気も回復するようですし、
私も回復したいものです。

2013年11月2日土曜日

日本シリーズがついに7戦目に

楽天・田中投手、熱投が報われず残念でありました。
いつもなら、打撃のバックアップがあるらしいのですが、
今日は巨人・菅野投手の前におとなしくなってしまっていました。

菅野投手も恐ろしい新人であります。
が、あまりほめることはいたしません。
アンチ巨人ですので。

明日はどんな試合になるのか。
楽しみであります。

2013年10月30日水曜日

未だ読めない作家~古井由吉など

「波」11月号をぱらぱらとしていたら、
河出書房新社の広告があり、
古井由吉自撰作品<全8巻>が紹介されていました。
6巻目の「仮往生伝試文」の解説は堀江敏幸さんとなっています。

少し前に古井さんと松浦寿輝さんの対談本を手にしたのですが、
この下流社会に生きる凡人にはさっぱりついていけなかったのです。
以来、いつか読むことができたら一人前と思っている作家が
古井さんというわけです。

堀江さんも関わってきているとなれば、
なおさらです。

堀江さんがこのところ関わりを公表しておられるのが幸田文。
ちょっと固く、すっきりとした文章ということくらいしか知識が無く、
偶然お孫さん(青木奈緒)の書くエッセイを読んだことがあるというくらいです。
「崩れ」にとてもこだわりを持っておられたらしいのですが、
その経緯もあまりよく知りません。
この線も辿ってみたいところです。

いくらがんばってみても読めない作家も数多くおり、
日本文学はかなりそれに該当しそうです。

夏目漱石の「草枕」はとても好きな作品ですが、
この今月の「波」の石原千秋さんによる読解を読むと、
どこまでわかっているのやら、怖い状態です。

なんだか好きな本だけを読んでほいほいと喜んでいる場合ではないような
気分になってきました。
それでも一生の間に読める本には限りがあります。
できるだけ精選して読んでいきたいものです。

2013年10月27日日曜日

本日は大阪へ行ってきたなり~

すっかり奈良にこもってしまって、
大阪が遠くなったような気がします。

行ってみれば、見慣れた街なのですけどね。

今日は月一の散髪day。
その後は色々と身の回りの実用品を買いに、
心斎橋をうろうろとしていました。

本屋さんへ行って、
白水社の新刊、イサク・ディーネセン「ピサの物語Ⅰ」が欲しいなと思いましたが、
次の機会にすることに。

カレン・ブリクセン名義の作品、
「バベットの晩餐会」が大好きです。
映画もとってもよかったです。
まだ「アフリカの日々」は読んだことがありませんが、
いつか読もうと楽しみにしています。

うむ~、芥川賞受賞作品の「爪と目」も筋書きを読んでみたら、
とても興味が湧いてきましたし、
太宰賞受賞の「さよなら、オレンジ」もとってもいいみたいです。
(小野正嗣さんの書評や、他の書評をもとに判断しています。)
小川洋子さんとクラフト・エヴィング商会のコラボ作品も出ているようですし、
目が回ってしまう。
というわけで、日本の作家の作品は文庫化されてから、と
一応決めております。

やっぱり好きな作家の本から読書再開としましょうか。

2013年10月24日木曜日

今秋第一号の風邪

昨日の休日は元気に過ごして、
たっぷり睡眠もとったはずなのに、
今朝になって発熱。
会社に出ても寒く感じられて、
一人作業服をはおっておりました。

そのうち頭も痛くなってきて・・・
仕事の段取りはついていたので、
早めに帰らせていただきました。
理解のある上司なので助かります。

帰ってからも少し寝ましたが、
夜も早めに休むことにします。

明日の朝が勝負。
熱が下がっていなかったらお医者さんに行こうと思います。
風邪薬がちっとも効いていないので。
お休みがとれない日ですから、
がんばって出社しなければ。

本が遠くなっていくぅ~。
読書の秋はどこへ行った?

2013年10月23日水曜日

台風連発

それにしても、今年の秋は台風が数多くやってきますね。
前回の台風では伊豆諸島で大きな被害が出ましたが、
いつ、どこで、どのような被害が新たに起こるか予測が難しい。

増水の可能性のある場所や山裾にお住まいの方は、
情報の収集と早めの準備が必要かと思われます。

都会にお住まいの方は、交通情報等をキャッチして、
対応が必要になってきますね。

私は幸いなことに今は近くの事務所までしか出かけないので、
カッパ(古い?)を出してくるくらいで済むのですが、
大雨等があると仕事が増えます。
電話対応に体力を残しておかねばなりません。

人命とは比較になりませんが、
洗濯物が乾かないのも悩みです。
乾燥機はあるのですが、
できれば、太陽の力を借りたいです。

まずは皆様ご用心なさってください。

サリンジャーのその後は

3年前に亡くなったサリンジャー。
「ライ麦畑でつかまえて」等の作品を読みこんだ方は多いことでしょう。
そして、これらの作品を発表した後、
隠遁生活に入り、作品が発表されることはありませんでした。

そのサリンジャーの隠遁生活や執筆活動について書かれた本が翻訳されました。
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013101300006.html

しばらく先には、その後に書かれた作品も発表されるそうです。
基本姿勢が変わっていなければ、
読者だった人々にとっては、朗報です。

そういう私も高校生のころは「フラニーとゾーイー」が宝物でした。
いまでも夕方のNYというと、
「ゾーイー」の浴室のシーンを思い浮かべます。

フラニーの苦しみというか、悩みとは似ているようで、異なりますが、
私も社会に出てから、この世の存在の秩序について悩まされました。
本屋さんを巡って、いろんなジャンルの本を見てまわったり、
ちょっとした年上の人に相談したりしましたが、
なかなか納得できる答えは得られず、
何を信頼して生きていけばいいのか、
とても困った・・・のでした。
そんなある時、ふとひらめいたのです。
この世はゼロだ。と。
問いの立て方が間違っていたのかもしれません。
何もかもわからないまま社会に出てしまったからでしょう。
それから、全力投球を求められる仕事に出会い、
無我夢中で仕事をしているうちに、
悩んだことなど忘れたかのように、
自然に社会の真ん中に立っていました。
生きていること、それが社会の中に生きることなのでした。

これで大丈夫と思ったのですが、
人生そんな甘くはありません。
それから先には、まだまだ山あり谷あり、地獄あり・・・
その話はまた今度いたしましょう。

フラニーがとてもお姉さんに思えたり、
友達のように感じたりした時が、
ずいぶん前のことになることに、
時の流れを痛感させるのでした。

サリンジャーがその後どんな作品を書きついでいったのか、
とても興味のあるところです。

2013年10月22日火曜日

そのうちに読みたいのは

そのうちに読みたいと思っているのは、
今年のノーベル文学賞を受賞したアリス・マンローの作品。

新潮クレスト・ブックスの「記憶に残っていること」を読んだときには、
いい作品がセレクトされていることに感心したのですが、
クレスト・ブックスとは相性が悪いので、
アリステア・マクラウド以外には手を出しませんでした。

でも「イラクサ」は何回も手に取った記憶があり、
このたびの受賞で増刷されるそうですし、
しっかりと読んでおきたいと考え直しました。

ノーベル文学賞を受賞する作家は、
ほぼ間違いなく読み応えのある作品ばかりという印象です。
せめて代表作は読みたいと思いつつ、
後回しになってしまっています。

空想図書館ならぬ読みたい図書室を考えるとしたら、
あっという間に満杯になってしまいそうです。

2013年10月21日月曜日

今読みたいのは

河出書房新社の「短編コレクションⅡ」でタブッキを読んでから、
久々にタブッキ熱が上がってきました。

「インド夜想曲」の時から好きなのですが、
(なのでこの映画もすごく観てみたいです)
「島と女とクジラめぐる断片」でちょっとつまづいてしまって、
また、ゆっくり読もうと横に置いてありました。
もちろん須賀敦子さんとの関わりも考慮すると、
読んでおきたいところではあります。

そんなおり、先日タブッキに関するシンポジウムが東京であり、
“堀江敏幸教授のレミントン”で、管理人の齋藤氏がレポートされていました。
http://purple.ap.teacup.com/auparavant/
(齋藤さん、参照させていただきます。)

おもいもかけず、いとうせいこうさんがタブッキがお好きで、
芥川賞候補になった作品はタブッキを意識して書かれたとのこと、
対談者の堀江さんのコメントはほとんど詩人のような言葉が連なっていることなど、
興味深い内容でありました。

河出から出ているタブッキの著作はまだ未入手。
これはやっぱり読んでおかないと。
まず岩波文庫の「夢の中の夢」から始めましょうか。
確か手元にはタブッキと須賀さんの対談が掲載されている「ユリイカ」も
あったはずです。

タブッキといえば、フェルナンド・ペソアも外せません。
文庫になっていた本を手に取って悩んでいましたが、
しばらく先には読むことになるでしょう。

大好きなカルヴィーノもぼちぼち読みたいですし、
パヴェーゼももう少し読んでいきたいです。

それにしても、いつからかイタリア文学も読むようになり、
読むべき本は増えるばかり。
喜ばしいことですね。

2013年10月20日日曜日

今日のつぶやき

もう長い期間、読んだ本のレポートもできていないし、
そのための本もほとんど読めていません。

なのでこのブログも役立たず。

先週あたりから仕事も少しずつ落ち着いてきているので、
しばらくは事件も起こらずに、のびのびとできれば嬉しいところです。

先日、実験中と題した内容は、なんてことはない、
タバコの本数を減らすことなのですが、
こちらも順調に減ってきております。
仕事でイラつかされたり、いくつもの山を越えることができたりすると、
本数が増えるのですが。
完全禁煙はまだ遠慮します。
喫煙の楽しみも残しておきたいのです。
といえど、くゆらす楽しみができる場所が減ってきているので、
それも時代の変化ですね。
いつか喫煙者は罰せられるようになるかもしれません。

しばらくは、もう少し元気がでるように注意しながら生活して、
本を読んで、勉強をして、今後に備える準備をしていきたいです。
それに、寒くなってくるので、風邪対策ですね。
暖かくして、ゆっくり本を読みたいです。

今積んであるのは、

「波打ち際に生きる」 松浦寿輝
「短編小説日和」 イギリス短編小説集(ちくま文庫)
「余りの風」 堀江敏幸
「醤油と薔薇の日々」 小倉千加子 (これは斜め読みの予定です)
「保守論壇亡国論」 山崎行太郎 (これも斜め読み)
「都会の蜃気楼」 岡野薫子
「一陽来復」 井波律子
「夢の中の夢」 タブッキ
「女たちのサバイバル作戦」 上野千鶴子
「誘惑者」 高橋たか子
「モンテ・クリスト伯」 デュマ
なだいなださんのエッセイ数冊
中井久夫さんの本数冊

作家様々、ジャンル様々、まだまだあるのでした。
全部すっ飛ばして、プルーストの7巻からにしようかしらん。

一日降り続いた雨

昨夜から降り出した雨は、
今日一日降り続けていました。
寒いし、暗いし、
ちょっと気分が鬱々としていました。

いつも履いているパトリックのダチア(黒)が、
ずいぶん古びてきたので、
同じくパトリックのシェリー(青)を発注していたのが、
今日届きました。
明日は快晴だといいますし、
新しいスニーカーでさっそうと出かけたいと思います。

足が平たく甲が薄いので、
スニーカーもメーカーを選びます。
誰でも足はそれぞれ違うのですから、
もっとオーダーメイドの靴があってもいいような。
いい革靴はかなり値も張りますね。
でもとっても履き心地がいいし、
メンテナンスをすれば長く持ちます。
今季はエンジニアブーツが気になりますが、
スニーカーに慣れてしまうと、
なかなか革靴を履くことができません。

雨だったけど、
スニーカーが届いたり、いいニュースもある。
しっかり寝ることもできましたし。
ただ、まだ本を読むモードになってきません。
いっぱい積んであるので、
ばりばり読めるようにもう一息元気になりたいところです。

2013年10月18日金曜日

セ・リーグのCSは終了です

お見事でした。
巨人が3連勝で、日本シリーズに進出です。

楽天と、特に田中投手とはどんな試合になるか、
楽しみです。
そして楽天の監督は打倒巨人に燃えた星野監督。
どういうことになるでしょうか。
(ロッテが出てくる可能性ももちろんありますが)

広島の今シーズンは終わりましたが、
来年につながる上々の一年だったのではないでしょうか。
広島のスタイルも仕上がりつつありますし、
今年ベンチを温めた選手も、2軍の選手も、
さらに上を目指す気持を湧き上がらせてくれたでしょう。
今から来年が楽しみです。

野球ファンにとっては、
オフシーズンも楽しみがたくさんあります。
秋季キャンプ、オフの選手たちの息抜き、
ドラフト、FA宣言した選手たちの動向など、
年明けにはトレーニングが始まりますし、
本番に向けて選手たちがどのように過ごしているか、
そのあたりも気になるところです。
そして心の中で来シーズンを占うのです。
さて、秋冬も楽しませていただきましょうか。

2013年10月17日木曜日

ぎゃぼ~ん

本日は完封負け。
それも前田健太が菅野に。
TVを見たら、もうすでにマエケンが降板していました。
ショックというか、唖然としてしまいました。
マエケン、もう一度登板できて、挽回できたらいいのですけどね。
それは難しいですかね。

試合後の原監督のコメントがさすがというところでしょうか。
菅野にも厳しい注文を付け、
明日に向けてさらに集中力を増していく、
そんな内容でした。

なんとゲスト解説には前田智徳さんが登場。
まだまだカープに愛情深しという発言でしたが、
さすが細かい勝負所は押さえていましたね。
こういう解説をしてくれるのなら、
来年も楽しみです。

と、いうわけで巨人が3勝で日本シリーズに大手をかけました。
明日も試合があります。
一つは勝利してほしい。
カープファンとして願いをこめた声援を送りたいと思います。

カープ、辛い一敗

昨夜はCSのファイナル、巨人との一戦目。
先発は巨人が内海、広島が大竹。

大竹はいい投球をしていたのですが、
不調で7番に下がっているとはいえ、坂本に一発をくらってしまいました。
これは思いがけず痛かった。

そして交代した横山に無理をさせたような気がする。

いや、投げる方より、打つ方です。

広島は小技を巧みに正確に決めてきたことが今年の特徴でしたが、
それだけでは、巨人相手に点はなかなか入れられない。

次々といいところに投げ込む投手陣に抑えられてしまいました。

これで巨人はアドバンテージの1勝を加えて2勝目となります。
4勝しなければいけませんから、
なかなか大変です。

もともと善戦してくれたら、それで満足だと思っています。
それくらい今年の巨人は強いですし、
結果が出ています。

今日は順当に野村かな。
マエケンの投入もあるかもしれません。
出来る限りがんばれ、カープ!

ファンって恐ろしいですね。

2013年10月16日水曜日

回復してきました

9月中旬から下降気味だった体調ですが、
おかげさまでだいぶ回復してきました。

先週は仕事も比較的順調で、
おまけに2連休もありましたし、
しんどくなってからは、
早く寝ることに徹していたからか、
今日は頭もよく回るし、
身体も楽です。

その間はストレッチもせず、
家ではほとんど本も読まず、
ベッドに寝っころがっていました。
休息というと聞こえはいいですが、
ちょっとだらしない感じです。

それにしても今回の台風の被害は大変なものです。
伊豆大島は遠く離れてもいますし、
早くしっかりした手を打たないといけません。
関東でも被害に遭われた方や、
困難な立場に立たれた方がいらっしゃると思います。
少しでも早く普段の生活の戻れますように。

明日は朝気温がぐーんと下がるようです。
そちらも体調に注意ですね。

2013年10月15日火曜日

台風ウィパー接近中、要注意!

今日は奈良も朝から雨で、
黒と灰色の雲が混ざり合いながら流れていました。
夜は大雨です。

明朝は関東地方に接近する模様です。
学校等は早めに休校になると思われますが、
お勤めの人はそうそうお休みにはならないと思われます。
電車も止まる可能性が高いので、
色々な状況を予想して、対処が必要ですね。
なんといっても東京は首都。
中枢部なので、人も多いし、行事も様々でしょう。
皆様ご用心ください。

私も身内が関東に居るので、
少々気になります。
皆々、ご安全に。

2013年10月14日月曜日

実験中


このフェリシアは最近よく花をつけてくれます。
私は枯れた感じも好きなので、
咲いたままにしておいて眺めるのもいいと思っているのですが、
母は散る前に切って、テーブルの上に飾る方が好みのようです。
だから庭にはあまり咲いている状態のフェリシアが見当たらない。

後はアイスバーグくらいで、
他の薔薇はさっぱりです。
どこが問題なのかな?
でもこれらは母の花なので、
様子を眺めているだけの方がいいのです。

さて、昨日から実験中。
何でしょう?
人体実験です。
ぼちぼち経過を見ていくつもりです。
いきなりは拒絶反応を起こしそうですもん。

先日会社で契約更新の用紙を受け取りました。
よく見てみると、これまでは一年更新だったのですが、
今回は半年になっています。
これはいかん。
私だけではなく、所属している部署の契約社員が対象だそうで、
部署の業務の見直しに伴って・・・と説明を受けましたが、
ううん、いつクビになってもおかしくないですね。
さて、どうしよう。
まず、なにしよう。

こういう体験はこれまで何回も数社でありましたから、
慌てることはないのですが、
今回はどう動くべきか、悩むことには変わりはありません。
今の希望は、もう少し時間が欲しい。
時間を自分で作るか。
とりあえずは、会社の動きを観察しつつ、
粘れる間に、
自分もできる準備をしておくことにしましょうか。

2013年10月13日日曜日

秋らしくなってきました

朝晩は少し気温が下がって涼しくなり、
日の暮れも早まって、
秋らしい雰囲気になってきました。

来週は台風がやってくるらしいので、
そちらも気になりますが、
少しずつ暮れの行事に向けての用意も始めたり、
長袖を出して来たり、
季節の変わり目の用事を少しずつしています。

明日はお掃除と庭の草ぬきかな。
本も読みたいですね。

今読みかけなのは、
小倉千加子さんのエッセイ、
イギリスの短編集、
堀井和子さんのエッセイ。
そして借りている本が数冊。
でも、違う本が読みたい気分。
ちょっと静かな感じのものを。

今日の阪神vs広島の試合で、
広島が2勝目を上げ、
次のステージで巨人と戦うことになりました。
広島らしい試合ができているので、
実に強い巨人を相手にも健闘できるのではないかと、
期待しています。

そうやって色々なことが起きて、
過ぎ去って、
時間が経っていくのですね。
そのたびに私たちの気持ちも動き、
また、心を静め、
自分の仕事にまい進する、
そんな日々がありがたくもあり、
悩ましくもあり、
不思議な気もするのでありました。

2013年10月12日土曜日

カープ1勝!

プロ野球のクライマックス・シリーズが始まりました。
野球に興味の無い人には、なんのことやらという感じでしょうね。

第2位の阪神の先発は急成長を見せてくれた藤波投手。
第3位の広島の方は泣く子もだまる(?)エース前田健太投手。

立ち上がりはどこか窮屈そうな感じが全体に見られましたが、
中盤、広島のキラが一発ホームランで一気に流れを作ってくれました。
このキラ選手はシーズン途中から大活躍ですね。

終盤にはダメ押しで、ホームラン2本が出て、勝負あり。
8-1で広島勝利となりました。

明日は日曜日ですから、
しっかりと応援いたします。

明日が勝負です。
楽しみであります。

2013年10月9日水曜日

台風が去って

午前中は嵐のような天気でした。
やっぱし台風だ。

午後になると陽射しが出てきて、
さっそくお洗濯を干しました。

それにしても10月というのに30℃近い気温で、
せっかく秋がやってきたと喜んだのもつかの間でした。
今週末には少しはましになるとの予報です。

新しいダイアリーを用意したり、
今年のダイアリーを点検したりしていると、
もっと活用したい気持ちがむくむくとしてきました。
で、手帳特集の「日経WOMAN」を立ち読み。
仕事で手帳を使わないので、
プライベートでどこまで活用し、遊べるか。
夢をかなえる手帳などというものありますね。
お金を貯める手帳、ダイエットの手帳、
整理整頓の手帳、皆悩みが多いのは一緒ですね。

ポイントはマメに書き込むということのようです。
見やすく色を変えたり、付箋を使ったり、
最近ではマスキングテープや、
デコシールにも手帳用のいいものがあるので、
そういうものも使って情報満載にしてみたいです。

ペンは仕事ではボールペンがいいのでジェットストリーム、
手帳には0.4mmのシャープペンシルにしていますが、
このたび手帳用に目立つ部分に使おうとフリクション(紺)を
購入してみました。

家用の大き目のダイアリーにたいていのことは書き込んでいるのですが、
悩みはお出かけしたときに、
しっかり書き込める態勢を整えられないことです。
小さな手帳でもいいのかもしれませんが、
これまで続いたことがありません。
やっぱり日付が入っているのがいいようです。

若いころに読んだ梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」。
それ以来ずっとメモについて自分のスタイルを模索し続け、
未だに形が取れないでいます。

2013年10月8日火曜日

通院と「モンテ・クリスト伯」

今日は通院日でした。
この一か月は低調気味で鬱っぽい日もあったので、
そのあたりの対処方法を改めて確認しました。
もうお薬を強くしたり、増やしたりすることは避けておく時期に入っているので、
なるべく身体を休めて、リラックスするようにとのことでした。
つまり寝ることなのですぅ。

会社を休めればいいのですが、
仕事の事情とか、契約の立場の事情などを考慮すると、
これ以上は休みにくいので、
完全にダウンしたときには、診断書を書いていただくことに。
診断書を出していただいても、病欠などはありませんから、
あまり関係はないのですが。

今日の待ち時間には、
数十年ぶりデュマ「モンテ・クリスト伯」を。
岩波文庫のワイド版が出ているそうで、
タイトルを見ているうちに、デュマ好きだし、と思い、
読みだしたらこれまた止まりません。
久しぶりに広げてみると、
細かいところが明るくなったような気分で、
隅々まで楽しんで読んでいます。
今のところ1,2巻だけ。
続きは来月のお楽しみです。

2013年10月6日日曜日

10月6日の体調

低空飛行中なので、
体調のお話をしておかないと、
もしかして、おなじような悩みをお持ちの方にも参考になったら・・・
と思いつつ、記しておきます。

先週は前頭葉の痛みは無事おさまり、
身体の疲れを癒すべく、相変わらず早寝の日々でした。
10時半過ぎくらいに寝ると、
とても楽になります。
11時過ぎになると、
朝はなかなか起きることができません。

が、金曜日、土曜日はちょっと冷えていましたね。
すると、ちゃんと?!風邪になりました。
熱っぽく、だるく、喉が痛く、眠い・・・
ビタミン剤を飲んで、
風邪薬を飲んで、
飲む点滴といわれるポカリスエットを飲んで、
今日はよく眠れたからか、
だいぶ楽になりました。

心身のバランスが崩れると、
他の病気に襲われるので、
要注意です。

無事に仕事の山も越えることができたので、
落ち着いて仕事や勉強、
読書をしたいと思っています。

エシレのトート


何かと話題が多い阪急百貨店にフランスの有名なバター屋さんエシレが入ったそうです。
いつもは帰りの遅い弟がお土産にエシレのガレットとブリオッシュのパン、
おまけに私にはトートバッグまで買ってきてくれました。

お洒落だけど、ちょっと恥ずかしいような。
だってエシレって高級なんですもん。
その美味しさは知ってはいるものの、
しょっちゅう食べるわけではありません。
破産してしまいます。

そのエシレの美味しさを教えてくれたのは、
戸塚真弓さんのエッセイでした。
食べ物の味が変わるとあって、
パンとバター好きの人間にとっては憧れの品でした。

こんど阪急に行ったときには、他の品ぞろえもチェックしたいな、と思ったのでした。

2013年10月4日金曜日

さようなら、背番号1

昨日10月3日、カープの前田智徳選手の引退試合がありました。
対中日戦。試合は負けてしまったのが残念。

前田選手のファンになって17年。
子供のころから野球は大好きだったけれど、
これほど入れ込んだ選手は前田選手だけでしょう。
ミーハーですから、好きな選手はたくさんいるのですが。

17年前には前田選手もまだ25歳。
ずっと苦しむ前田選手ばかり見ていたような気がします。
試合に出れれば、喜び、
ケガや故障となれば、悲しみ、
一喜一憂の日々。

一時には関西であるカープの試合を全て見て回ったこともありました。
打撃練習する前田選手を近くで見ることもできました。
試合前でもプロの選手は比較的、余裕を感じさせますが、
前田選手はすごい気迫と緊張感がありました。
野球に生きる、そのものです。

言動にも独特の言い回しなどがあり、
どういう人なのかわからないなぁと思ったりしましたが、
結婚されたころから、自然な雰囲気を感じるようになったのは気のせいではないでしょう。

今回、引退に際して流れるニュースを見たり、
様々な発言を新聞やネットで読んだりして、
改めて、まじめで真摯な人なのだと知りました。

結局、私も何故前田選手に入れ込んでいたのかと考えれば、
その野球に対する厳しい態度と生き方だったのでしょう。
あの打席に入ったときの集中力と緊張感と気迫は、鬼気迫るものがありました。
その姿に見入ったファンはどれだけいたでしょうか。
その無駄のないスイングから放たれる打球の鋭さは、
前田選手にとっては結果でしかなかったかもしれませんが、
ファンにとっては、一つの贈り物でもありました。

男の人は後ろ姿に生きざまが現れると勝手に思っていますが、
前田選手の背中もかっこよかった。
背番号1が輝いていました。

これまでファンを喜ばせてくれて、ありがとう。
背番号1とはお別れです、お疲れ様でした。
今後も活躍されることを期待しています。

2013年10月2日水曜日

気持ちが晴れないときには

色々と事件が起こった酷暑を乗り越え、
ようやく秋にたどり着いたけれど、
身体の調子も低飛行だし、
気持も鬱っぽいままです。

今日もゆっくり寝ていました。
が、気持ちのどこかでは焦りがあります。
焦りはいつものことですが。

会社も兼任の方の仕事が山積みになっていて、
明日は残業してやる予定です。

基本的には残業が無いのはありがたいことですが、
日中だけで業務に翻弄される部署なので、
それ以上耐えられないというのが私の現状なのです。
元気だったらもっとバリバリとやりたいですね。
兼任の仕事もサクサクっとやりたい。
でも、それはできないから、段取り魔に化けています。

会社の未来に夢を抱くことができないし、
自分の未来もどんより暗い。
そんな時はどうしたらいいのでしょう。

いつもは、
よく寝て、美味しいものを食べて、好きな本を読む。
が、その元気も無い。
いつか晴れる日もあるだろうと思いながらも、
解決方法が見いだせないでいます。

2013年9月29日日曜日

心が動いていない感じです

ようやく秋らしい日曜日を満喫することができました。
といっても、ほとんど寝ていたのですが。
爽やかで気持ちがいいですね。
とくに夜になると静かで心地よい。

ですが、疲れ切った心身はまだ動きがありません。
ネットや新聞を見たり読んだりしてもピンとこないし、
好きな作家の名前を思い浮かべても読む気にならない。

右ひざは一週間以上痛み続けているし、
太った身体はムーミンのごとく膨れています。

書き込むことがたくさんあるはずの手帳も空白多し。

庭の写真も撮ればいいのに、カメラを覗く気にならない。

会社では栄養ドリンク(チョコラBBローヤル2)でテンションを上げています。
これが意外と効くので、驚きです。

今週は事件など起こらないことを祈り、
静かな一週間を過ごしたいところです。

2013年9月27日金曜日

引退

広島カープで24年間プレーした前田智徳選手が引退。

今日その記者会見があったそうです。

絶句。

春に死球を受けた手首の腫れと痛みが引かず、
8月に球団に申し入れをしていたとのこと。

もうあの姿を見ることはできない。

お疲れ様でした。
ファンを喜ばせてくれた日々に感謝しています。
ありがとう。

そして、今日、会社でよく面倒をみてくれていたYちゃんが退職。

Yちゃん、ありがとう。
寂しくなります。
これからもよろしくね。

別れの重なった一日でした。

2013年9月25日水曜日

万歳!カープ!

嬉しいですね~、広島カープ、CS進出を決めてくれました。
15年ぶりBクラス脱出、めでたい!

10月12日から阪神との対決。
がんばりますよ~、広島カープ一丸です。

なんて、ファンって恥ずかしいものですね・・・

本格的な秋がやってくる?

明日は秋らしい天気と気温になるという予報です。
ようやく訪れようとしている秋の気配。

庭の薔薇たちも少しずつ咲きだしました。
生き物たちの動きが一番正直だと思わされる現象ですね。
もっとも一度も咲いたことのない薔薇もあるのですが。

今日は伸びっぱなしだった髪を切りにいってきました。
大好きな散髪です。
ざっくり3センチは切ってもらってさっぱりとしました。
もう一息でスポーツ刈りです。

そして大好きな上本町のなかたに亭で、
ラム酒たっぷりのアリババをいただいてきました。
至福の時であります。
リニュアルした窓の外は、
以前は荒れ果てた庭のようになっていて、
猫が散歩していたりしていたのですが、
今日見るとありふれた駐車場に変わっていました。
ちょっとがっかり。

それから来年の手帳を購入。
今年使っていた持ち歩き用の紺色の手帳は紙が薄くて
少々使いにくく感じていたので、
またまたムーミンにカムバックです。
色々な手帳をめくってみたのですが、
何故か私はこの手帳が使いやすい。
楽しい絵柄が気分をなごませてくれることでしょう。

2013年9月23日月曜日

ひと休み、ひと休み

くたびれた身体と精神には、
今日のような明るい秋の日はぴったりです。
ゆっくりと寝ていました。

夕方には少しだけ掃除など用事をして。

夜にはアントニオ・タブッキを一遍。
タブッキはとても好きです。
いいですね。

明日は連休明けだから、
きっと仕事も忙しい。
電話がたくさんありそうです。

今晩も早く休むことにします。

2013年9月22日日曜日

体調下降気味

先週の日曜日も朝から前頭葉が痛くて、
お薬をちょっと調整していましたが、
夏の疲れが出ているのだな、
とあまり気にしていなかったのです。

が、昨日は会社で朝から頭イタ。
前頭葉が痛いと目が重くなってきて、
集中力も落ちてくるのです。
仕方なくお薬を調整して少し増やして飲み、
できるところまでがんばろうと、
とりあえず夕方までしのぎました。

早めに寝ましたがやはり今日も頭イタ。
身体も頭も重く、
ぐったりとしていました。
散髪の予定でしたが、それもキャンセル。

会社では、
頭を痛める悩みが続出していますから、
ある程度は仕方がありません。
もちろん家庭においても、
人間関係には配慮が必要です。

何も考えないでいられる環境があったら、
夢のようだなぁと思ってしまうのでした。

今週は読書はまったくできませんでした。
明日は少しは読めるといいな。

2013年9月19日木曜日

中秋の名月

今夜の満月はとても綺麗ですね。
夜空も澄み切っていて、光って見えます。

月見という言葉を調べてみると、
色々と考え方があるらしく、
ややこしくなってきたので、
途中でやめてしまいました。

足元まで届くほどの月の光を、
仰いで、
願い事でもしましょうか。

2013年9月18日水曜日

「ひとりの午後に」


「ひとりの午後に」 上野千鶴子著 文春文庫

上野さんのお仕事については、
「おひとりさまの老後」以降多くの読者がおられ、
“おひとりさま”や“老後”について書かれた著書で、
一気に一般に広がったことと思います。

このエッセイは“おひとりさまの老後”を目の前にされた
上野さんの個人的な思いが綴られた本で、
著者がどういった人かということが、
伝わってきます。

もともと上野さんはジェンダー研究の専門家でいらっしゃいます。
高校生のころから女性と社会と結婚制度について疑問をもっていた私。
上野さんのことは京都にいらした時から気にかけておりました。
ただ、ジェンダー研究というか、フェミニズムについて考えると、
あまりの不公平さに憤ってしまうため、
そのジャンルの本には逆に触れないようにしてきました。
その道を行くと、自分をとりまく社会では生きにくいようにも思えました。

それから数十年経ちましたが、
根本的には私の考えは変わらずにいます。
なので、時々上野さんの本を読むことがあります。
自分がもっと賢く、教養があり、知恵があり、体力があったら、
ジェンダー研究に進んでいたかもしれません。
それほど、共感することが多いのです。

ずっと上野さんは、私にとって遠い存在の先生。
先生というより、気持ちの上では先輩とお呼びしたいくらいです。

これまでのエッセイ「ミッドナイト・コール」、「うわの空」も
読み返して、その生き方をまたなぞってみたいですし、
本格的な著書についても落ち着いて広げてみたいと思っています。

遙洋子さんの「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」も、
学問をすることの困難さを知らしめるよい本だと思います。

で、この「ひとりの午後に」の感想は、
“やはり上野さんは賢い”の一言につきます。
エッセイがエッセイで終わらずに、声掛けの内容になっているのです。
研究者で行動派の人が積極的に社会に関わる姿は近年増えてきましたが、
このようにソフトな切り口というのも大切だと思われました。

※そんな私が何故家族と同居を続けているのか?
と疑問を持たれる方が多いと思いますが、
色々と事情があるのでありまして、
大きな声を出すわけにはいかないのです。
実は複雑な心境であります。

2013年9月17日火曜日

Aクラスへもう一息だ!


広島カープがついに7連勝です!
悲願のAクラス入りが見えてきました。

毎年9月には、情けない負け試合を重ねることが多かったのです。
今年は違うぞ、強いぞカープ!

外国人勢が打撃に力を入れてくれています。
キラ、エルドレッド。
頼もしい。
後はみんなで日替わりヒーロー。
小粒でもこつこつ自分の仕事をやってくれています。

投手陣は言わずと知れた面々が揃っています。
前田健、大竹、野村、バリントン、其々の役割を担うリリーフ陣!
打ってくれたら、勝てるのです。

優勝はなくても、
今年は新聞やネットニュースを見るのが楽しいのでありました。

後は前田智徳選手の復帰を待つのみであります。
カムバックTシャツ、欲しいです。

2013年9月16日月曜日

「裏切りのサーカス」


「裏切りのサーカス」 詳しくはこちらを・・・http://uragiri.gaga.ne.jp/

ジョン・ル・カレの「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」の映画化作品です。
作家自身が作成に参加しているとあって、
とても観たかったのでした。

本を読んだことのある人にとっては、
視覚化されてわかりやすく、
俳優によって演じられることで人物像に肉付けされた感があります。
画面もシンプルだし、ロンドンの本場の雰囲気がリアルですし、
筋もシンプルにされていて、めりはりのあるストーリー。

脚本もシンプルで、気配と表情をよく観ながら進んでいくのを楽しめました。
とても仕上がりのよい、ある意味上品な映画です。

原作とはちょっとだけ違う部分もありますが、問題なし。

シンプルと言う言葉を繰り返したのは、
原作は理解しながら読むのがなかなか難しい小説ですから、
映画を観ることで、わかりにくい微妙なところがすっきりとした感じがしたことを
明確にしたかったのです。

スマイリー役のゲイリー・オールドマンってこんな人だったっけ。
と思うほどぴったりはまっていました。上手なのですね。
他のキャストもぴったりです。
コントロールは少し線が細いような気がしますが。

具体的にこの映画のよかったところをお伝えしたいのは山々なのですが、
まずは本をご一読いただくと、
その言わんとするところをご理解いただけると思います。

全体を振り返っても、魅力的な映画ですので、
もう一度本を読みなおしてみたくなってきました。

カーラとの対決まで原作では後2作あります。
続編も撮影されると嬉しいのですが、
内容を考えると難しいかな。

2013年9月15日日曜日

「マルコヴァルドさんの四季」


「マルコヴァルドさんの四季」 イタロ・カルヴィーノ著 関口英子訳 岩波少年文庫

マルコヴァルドさんはイタリアのある都市に住んでいます。
街中で奥さんと子供たちと暮らしています。
仕事は会社の倉庫でのいろんな雑用をすること。
 

街中には自然があまり見られません。
自然の移ろいに敏感なマルコヴァルドさんは、
何かを見つけるとついそちらが気になって仕方がありません。
そこから起こるゆかいな事件。

そんなお話を中心に、
イタリアの労働者の暮らしが描かれています。
マルコヴァルドさんはユニークな人なので、
それが楽しいというか、哀れというか、
なんともいえない味わい深さとなっています。

でも私たちも生活の中で、
自然と触れ合ったり、空を見上げたりすると、
気持が豊かになった気持になりますよね。
この作品は1963年に完成したそうですが、
イタリアでも、少々昔の話でも、
同じ市民としての喜怒哀楽に共感できるのでした。

ちょっとユニークな楽しいお話としても、
ちょっぴり社会に対する厳しい目を向けたお話としても読めます。

子供向けの本ですから、
手軽ですし、大きな字でゆっくりと楽しめる本です。

台風18号マンニィ接近中

大型の台風が日本列島に接近しています。
明日には東海地方に上陸の模様。

奈良も朝から波打った雨風にさらされています。
台風独特の強くなったり、弱くなったりの風雨。

先週一週間も会社では色々なことがありました。
夏の疲れも、ムシムシした暑さも加わってか、
ひどく疲れていて、今日もずっと頭が痛く、
起きていられないほど眠く、
薬を追加して寝て過ごしました。

天気が悪いとわかっていたので、
読書とDVDを観ようと企んでいましたが、
明日に延期です。
明日が祝日でよかったです。
今夜も早く休むことにします。

台風の被害があまり大きくないことを願います。

2013年9月14日土曜日

天使カシエルの死去

「ベルリン・天使の詩」で主人公ダミエルの親友カシエル役を演じた
オットー・ザンダーが逝去されました。

この映画が公開され話題になったのは、
もう20数年以上前のこと。

世界情勢も変わり、時代の移り変わりによって、
人間の慾するところも変化があるでしょう。
今この映画を観て当時の興奮を同じように味わえるかどうか、
なんともいいがたいところがあります。

ただ、映画としては、時代遅れになるかもしれませんが、
素晴らしい映像と脚本は古びることはないと思います。
とても格調高い作品です。

その中で地味ながら味わいのある天使カシエルが、
自分の理想に近いところにあったので、とても好ましく思っていました。
苦悩するカシエル。

続編の作品ではカシエルが主人公となりますが、
目も当てられない映画でありまして、
ときどき、ヴィム・ヴェンダースはこのような駄作を撮ってしまうことに、
残念でありました。

だから私の中のオットー・ザンダーは第一作の中のカシエルのままに
モノクロの天使の状態です。

実際のオットー・ザンダーは朗らかな明るい方だったと聞いています。
あちらの世で、多くの天使たちと再会しているでしょうか。

ご冥福をお祈りいたします。

2013年9月11日水曜日

「百年の孤独」補足②

先日ガルシア=マルケスの「百年の孤独」について、
少しだけ内容に触れましたが、
とてもはっきりとした特徴に触れることを忘れておりました。

南米の歴史を読み取ることができることは記しましたが、
その南米というのがキーポイントなのです。

とくにその風土。
他に南米の作家の作品を読んだことがないので、
それは当たり前のことかもしれませんが、
「百年の孤独」は南米の陽射しの元に書かれたと言っていいでしょう。

それに加え、マコンドは摩訶不思議な天候にも見舞われます。
理屈上ではファンタジー的なのでしょうが、
そうとも言い切れない魔力のようなものが感じられるのです。

そういった土台の上に物語は語られ、
さらには一体化していくのです。

小説の最後まで到達したときには、
自分の身体まで宙に浮いたような感覚に陥りました。
そうなのです、すぐには現実社会に戻ってくることができませんでした。
どーんと、遊離した状態になって、
早く現実に戻りたいと願うほどに、
この小説の世界はスケールが大きくて、
人間の原点を見せられたような恐ろしさを感じました。

このような感覚に陥ることは滅多とありません。
読書ではドストエフスキーと、
トーマス・マンを読んだ時くらい・・・でしょうか。
あまり覚えがありません。

それならば、バルガス=リョサやボルヘスなども読んでみると
いいのかもしれませんが、
「百年の孤独」の打撃が大きかっただけに、
返って他の南米の作家の本を読むことができずにいます。

秋の入口


グリーンカーテンの内側をのぞいてみると、こんな感じです。
ふうせんかずらがもしゃもしゃと伸びて、
まるで温室の中みたいです。

庭は雑草たちも少しずつ秋のものが伸びてきて、
猫じゃらしはもうおしまい。
穂が出るタイプのものが中心です。
もう少し涼しくなったら、
庭仕事のシーズンですね。

昨日はちょっと早めの通院日でした。
用事をすませて、
後は読書。
勉強道具も一式持っていたのですが、
未だ手つかず。

以前から気になっていた川上未映子さん。
このたび川端康成賞を受賞されましたね。
それをきっかけに文庫になっていた「乳と卵」を。
思っていたよりもノーマルだったので一気読みできました。
とってもいい小説。
流れるような思考と行動を一緒くたにした、
関西弁まじりの文章もすごく読み手に近づくことができると、
好意的に感じました。
女性ならではの感覚も現代的な生々しさがあって、
他のテーマの作品があるのなら読んでみたいと思いました。

続いて読んだのは上野千鶴子さんの「ひとりの午後に」という
エッセイ。単行本でも読んでいるので、2回目ですが、
今回の読後感はまったく違うものになりました。
私も歳をとったからかもしれません、とても共感できる部分が多かったし、
わからないところはそれなりに受け取ることができました。
「ミッドナイト・コール」から20年以上たち、
ようやく上野さんの姿が見えるようになった気がします。
すごくいいアイデアもキャッチ。
これは一事業にできる!、
さすが、おっしゃることが一歩先に進んでいます。

そして今とても気になっている作家の本を入手しました。
その作家のことはほとんど知らないので、
手元にある本を読んでからお話しいたしましょう。
とっても楽しみです。

2013年9月9日月曜日

告白

ああ、私はここに告白いたします。
このGoogleのブログがありながら、
実は浮気をし、その上ピグライフまでしていることを。

アメブロは大変利用されている方が多く、
知人にも数名の利用者がいます。
一緒にコメントを入れるなど、
楽しく参加しようと思ったところで、
仲間となりました。

自分のブログはこちらがメインと考えているので、
アメーバの方はほとんど更新していません。
ちょっともったいないので、
何かいい方法はないかと考え中です。

そしてピグライフ。
自分で好きなお庭を作るというゲームなのですが、
無料範囲内でステップをクリアするところが、
ハラハラどきどき。
お庭友達との交流もあってとても楽しいのです。
洒落た料理やお菓子などを作ることもできて、
人それぞれのスタイルがあり、
お友達のお庭に行くとその様子がよくわかって面白い。
活動するには、エネルギーに限界があるので、
エンドレスにならないのも、都合がいいのです。
毎日少しずつ、仮想お庭ライフを楽しんでいます。

ピグをお持ちなら、遊びに来てください。
http://life.pigg.ameba.jp/main


今日の告白でした。

2013年9月8日日曜日

貴婦人と一角獣展



念願のタペストリーを観に、
中之島の国立国際美術館へ行ってきました。

貴婦人と一角獣のタペストリーは全部で6枚。
1500年ごろフランスで作成されたそうです。

この6枚は推測するに其々テーマがあるそうです。
“触覚”
  貴婦人が立ち、旗を掲げ一角獣の角に触れています。
“味覚”
  貴婦人は右手でお菓子らしきものをつまみ、
  左手にとまった小鳥がそれをついばんでいます。
“嗅覚”
  貴婦人が花を編んでいます。
“聴覚”
  貴婦人はオルガンらしきものを弾いています。
  
“視覚”
  貴婦人は座り、鏡を一角獣に見せています。
  鏡に映った自分を見入る一角獣。
“我が唯一の望み”
  青い天幕が背後におかれ、
  侍女が持つ宝石箱に手をおいている貴婦人。
  これはテーマがまだはっきりと解読されていません。

いずれも右にライオン、左に白い一角獣。
濃い赤い地に様々な花々や草木が描かれ、
ところどころに動物たちが描かれています。
そして当時の所有者を示す旗が掲げられています。

補修はされているでしょうが、
想像以上に状態が良く、500年もの時を感じさせません。
隅々までとても細やかにできており、
色の鮮やかさにも感心させられます。

主人公の貴婦人がたおやかで美しく、
一角獣は漫画のように可愛らしい。
其々の生き物たちの表情も個性的です。

構図も隙が無く、
完璧な仕上がりです。
美しい。

他にもその当時の作品があり、
かなりの技術が存在したことを知らしめます。

歴史的な観点や美術品としての見方など、
鑑賞するにも色々とあるでしょうが、
単に美しいものを観るというだけで、
心が浮き立つ、
そんな美術展でした。

もう一度観ておきたい。
そう思わされます。

一山越えたかな?

先週は社内監査2連発に、
月一の重要書類提出2連発を
どうにかクリアしました。

土曜日は半休をとろうかと企んでいたのですが、
土壇場になって都合がつかず、断念。

そんな週を越えた休みの日は、
当然ながら爆睡です。

今後のことについてアドバイスがあったり、
周りの同じ立場の事務の人と話をしたりして、
これから先の計画について練り直すことにしました。

もっと早く足を洗って、
独り立ちしたいと希望していたのですが、
会社の今後の動きも気になりますし、
(すごく興味本位で、です)
出来る限り会社に腰を据えて、
もっと知識を高める努力をすることに、
方向転換しようかと考えています。

思考がスローペースなので、
一人でゆっくり考える時間が欲しいです。

自分に力をつけて、
社会に飛び出していけるように、
準備をしなくては。

いい年になって、
そんなことを考えているのですか?
と思われそうですが、
これからの時代はそう簡単にリタイアすることは
できないと想像しています。
いくつになっても遅いことはないと思いますし、
学ぶことも、
いくつになっても自分のためになると思います。

最近気になっているのは、
英語です。
フランス語は初歩程度はわかり、
勉強するのも楽しいので、
フランス語を勉強するのが第一希望なのですが、
英語がわからないと困ることが、
多々出てきました。
アホはアホなりに、
恥をしのんで、やってみようかしら。
とても迷っています。

2013年9月4日水曜日

秋雨前線と温帯低気圧

今日の天気はさんざんでしたね。
奈良では午後風雨が強くなり、その後は雷と雨。
学校帰りの子供たちは大丈夫だろうかと気になりました。
警報が出ていて、早く帰れたのならよいのですが。

猛暑、気象庁いわく異常気象の後は、
低気圧が猛威をふるっています。
これが過ぎたら、秋らしい穏やかで爽やかな天気がやってくるのかな。

急に気温も下がってきたので、
着るものも考えなければいけません。
何があったっけ?
去年は何を着ていたのかな?

そういえば、去年は何をしていたのだろう?
ごそごそとダイアリーを抜きだしてきて、
2,3年前からの秋の時期を振り返ってみました。

いや、なんてつまらないダイアリーなんでしょう。
面白いことなど、何一つ書いていない。
ということは、あまり充実していなかったのでしょうね。
風邪と頭イタイと腱鞘炎と関節炎の繰り返しだったようです。
そこから考えれば、
今年はまだ元気な方です。

ついでに、この宛名のない手紙のようなブログを繰ってみましょうか。
きっと同じようなことしか書いていないのでしょうね。
最近は撮る対象もないので、写真もUPしていませんが、
なるべく何かを載せておくほうがいいように思えてきました。

もうしばらくしたら、上野千鶴子さんの言う“峠を越す”歳になります。
納得できる峠越えをしたいものです。

2013年9月3日火曜日

ダース・ヴェイダーって・・・


ここのところ小さな本屋さんでの楽しみといえば、
これ。


姉妹本のこれも。


ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア
 
 
立ち読みを始めると、
面白くてやめられないです。

2013年9月2日月曜日

次から次へと

今日は関東で大きな竜巻が発生して、
大変な被害を被りました。

真夏は日照り続きで、
農作物が被害を受け、

中国地方では大雨で洪水が起こり、

天災はとどまるところを知りません。

人の間でも、エジプトは混乱が治まらず、
シリアでは化学兵器まで使用されて、
目を覆うばかりです。

足元では会社で大きな事件が続けて起こり、
通常の業務にも打撃を受けています。
今後私個人にも影響があるやもしれんと、
内心覚悟をしています。
でも逃げ出したりしないで、
人はどのように判断し、動くのか、
しっかりと見届けたいと思っています。

そんな折、風邪をひいてしまいました。
気管支炎。ゴホッ。
ほとんど長袖を着ていますし、
冷房の効きすぎるところは避けていますし、
冷たいものを飲んだり、食べたりということもほとんどないので、
風邪だとなかなかわかりませんでしたが、
この十日ほどの体調を振り返ってみて、
お医者さんにかかってみると、
案の定、晩夏でも風邪。

明日はキリキリ舞いする一日とわかっているので、
終了したら、一区切りとして、風邪でもビールを飲みます!

そうやって一日一日を乗り越えて、
明日に向かって進む所存でございます。

2013年9月1日日曜日

曇天

せっかくの日曜日だというのに、
降ったりやんだりの曇りの天気。

よく寝たはずなのに、
汗が流れるし、なんだか頭も重いし、お腹も痛い。
気分も低迷。
このところ寝汗がひどいのも、
気温のせいだけでなく、
更年期なのかもしれません。
ちょっと先生に相談してみましょう。

昨日ははりきって、
前向きな気分だっただけに、
今日のグレーは自分でもちょっと意外でした。

今週は仕事がとってもヘビーなので、
気合入れて、チョコラBBのドリンク剤も飲んでおこうかな。

2013年8月31日土曜日

「笑う警官」

ここしばらく北欧のミステリを読んでいましたが、
そこで“北欧のミステリといえば「笑う警官」・・・”とありました。

「笑う警官」といえば、確か角川文庫にあったようなと思いだし、
書店に行くと、どんぴしゃ、ありました。

ページをめくると古い活字。
ということは版を重ねている定評のあるミステリということ。

というわけで早速読んでみました。

とてもじっくりと練られた内容です。
事件の解決に向けてはなかなか進展を見せず、
どうなっていくのかと心配になりましたが、
主人公のマルティン・ベックが注意を払っていた最初の疑問が、
ぴたりと当てはまると、
後はずんずんと展開して、ほっとしました。

最後にはちょっとしたオチもあったりして。
最近の波乱が多い内容のミステリが多い中、
オーソドックスなじっくりと読ませてくれる作品でした。

ベックを中心に、警察のチームで動いているのも、
懐かしさを感じさせます。
古いといえば、古いのですが、
その点さえ、気にしなければ、問題なしです。

タイトルの「笑う警官」。
どこで種明かしがあるのかと思いきや、
これも心温まる部分でありました。
でもベックは笑わなかったのですよ。

作者はマイ・シューヴァルとペール・ヴァールー。
スウェーデンが舞台です。

2013年8月28日水曜日

「百年の孤独」補足①

ガルシア=マルケスの作品はほとんどが邦訳されており、
現在では、そのスケールの大きさがよく知られています。

昔読んだときに感激して、作品を探しまわりましたが、
「エバは猫の中」サンリオ文庫、
「ママ・グランデの葬儀」集英社文庫
「戒厳令下チリ潜入記」岩波新書など、2,3点しか見つけることが
できませんでした。

基本的に作風は統一感があり、
南米の風土が生かされた作品ばかりで、
短編ではスケールの大きさまでは、堪能できませんでした。

現在では「族長の秋」が「百年の孤独」と並ぶ代表作とされていますが、
あらすじを読む限りでは、私が読むことはないと思います。

「物語の作り方」は一度読んでみたいと思っています。

「百年の孤独」


「百年の孤独」 ガブリエル・ガルシア=マルケス著 鼓直訳 新潮社

コロンビア出身の作家による1967年に書かれた南米のマコンドという村を舞台とした、
この小説、本好きの人で知らぬ人は無いかと思います。

ノーベル賞の受賞や、
少し前に新潮社から全集が出ているのも、
南米作家のブームを決定づけるものであったでしょう。

20数年前に読んだのは改訳前のものでしたが、
あまり覚えていないので、
ほとんど初読といっていい状態でした。

この改訳版がでたときには、
表紙のレメディオス・バロに惹かれて買っておいたのです。
内容とはちょっと違いますが。

さて、どこからお話をしていいのやら、
さっぱりわからないというのが実情です。

ストーリーを知っていても、
この本の力強さは伝わらない。
登場人物がわかれば、
少しはマコンドの歴史が少しはわかり、
百年の時の流れを知ることができるかもしれない。

でもそれだけではないのです。
物語として存在するその不思議な力も大きく働いているのです。
 

舞台が南米であるということも、
地理的なことや、歴史や文化などにも、大きな影響が見られます。

百年の間に様々なことが起こります。
マコンドが作られてからしばらくののち、
内戦が起こり、マコンドも巻き込まれていきます。
内戦が落ち着いたら、次は西洋主体の資本主義がマコンドを襲います。
マコンドは大変な歴史の渦に巻き込まれていくのです。
それが、どういうことを指しているのかは、
本文の中であきらかにされていきます。
そういった歴史的観点から読むのもよいかとおもいます。

でも単なる物語として読んでもとても面白い。
そして面白いだけでなく、
人間という生き物の不思議さも書き込まれていて、
一族という流れも含め、
人間ってこういう生き物なのだなって思い知らされるところがあります。
そういう意味では、他の地を舞台にした「百年の孤独」がありえるかもしれない。
そう思わせる、誠に不思議な作品です。

登場人物それぞれに、
はっきりとした役割が与えられていて、
その個性がまた豊かで興味深いのです。

マコンドの創設者ホセ・アルカディオ・ブエンディア、
一族に影響を与えたメルキアデス、
100歳以上生きたウルスラ、
世界中を旅したホセ・アルカディオ、
アウレリャノ・ブエンディア大佐、
トランプ占い師ピラル・テルネラ、
悲しいと土を食べるレベーカ、
薄幸の少女レメディオス、
影は薄いが、家庭を支えるサンタ・ソフィア、
またしてもアルカディオ、アウレリャノ・ホセ
アウレリャノが17人・・・これで半分くらい。

マコンドで何が起こっているのか、知りたくなってきませんか?

寝て過ごした定休日

一日のほとんどの空いた時間を寝てしまいました。
さすがに罪悪感が。
やっぱり夏の暑さの疲れもあるのでしょうか。
すぐ眠ってしまうときの、気持ちよさは何ともいえません。

本を広げてみたのですが、
それも2ページくらいで、まあいいか・・・

この水曜日と日曜日が休みという形態は、
賛否両論ありまして、
やはり連休でないと疲れがとれないという人もいますし、
飛び飛びに休みがあるので、身体が楽と言う人もいます。
どちらも言えていますが、
一日休んだところで、また明日からフル回転というのも、
結構疲れるように思います。

夏の暑さのピーク、38℃などという気温は通り越したようですが、
まだまだ陽射しは強く、日中は暑いですね。
庭に出ると蚊が多くて、すぐやられてしまいます。
日の暮れも早くなってきたことですし、
そろそろ秋らしくなってきてほしい、8月の下旬です。

2013年8月25日日曜日

久しぶりの雨

奈良では金曜日の夜から雨と雷がやってきました。
久しぶりの雨とあって、
きっと喜んでいるのは人だけではないと思います。

気温もだいぶ下がって、
一息つけましたね。

当方、夏の行事がほぼ終わり、
9月の恐ろしい仕事を前にして、
今週はその準備を始めるちょっと気が楽な週。
いや、そうであってほしいです。
夏場もいろいろと事件がありましたから、
何もない週があってもよいでしょう。

読み終えた本の感想を記する必要があるのですが、
なんだか、気が乗りません。
頭がぼんやりしています。
読書自体はぼちぼちしています。
勉強はまだ手つかずのまま。

一時のイベントでテンションがあがるのも楽しいけれど、
落ち着いた日々もなければ、
コンディションが整いませんね。
今年の秋は残暑が厳しいといいますが、
少しずつでも自分のペースを取り戻していきたいところです。

今読みたいのは、先日も書いたエリオット・ポールの
「最後に見たパリ」。
ああ、読みたい。
それから、先日の芥川賞を受賞した「爪と目」も気になります。
それに文庫になった「きことわ」も読みたいです。

今日毎日新聞の書評に上がっていた「スバらしきバス」平田俊子著を
偶然借りて読んだばかりです。
バスが好きな人には、質の良いエッセイで楽しめるでしょう。
バスの行き先は気になる地名が多いので、
誘惑が多いような気がします。
そのあたりはよくわかるのですが、
バス酔いしてしまうので、実はバス、苦手なのでした。
どちらかというと、電車に乗って遠くへ行きたいと思うことが多いです。
ただ、行き先が地方の田舎は、ちょっと。
都会にいると安心するのです。

2013年8月23日金曜日

オリックスvs日本ハム in 京セラ大阪ドーム


偶然手に入った内野席のチケット3枚で、
両親とナイターを観に行ってきました。

野球観戦は大好きなので、
どのチームでも楽しめてしまいます。

キャッチボール一つでもボールの速さに驚き、
ファイル一つでも打球の勢いに驚き、
本当に一つのボールを追いかけることで、
ゲームが進んでいく面白さと不思議な感覚が、
共存しています。

今日の先発は、オリックスが前田投手、
日本ハムが話題の大谷投手。

大谷投手に負けず、前田投手も若手です。

結果的には、
ピンチをしのぎ、点をもらった大谷投手の勝利でしたが、
前田投手もなかなかよかったです。

今日の収穫は、
前田投手の発見と糸井選手が想像以上にかっこよかったこと。

最下位争いともいえる順位どうしのゲームだったからか、
気迫が少々足りなかったように思います。
首脳陣にとってもファンにとっても難しいところですね。

大谷選手は写真で見るより、
背が高く、足が長く、そして落ち着いていました。
これからの成長が楽しみですね。

2013年8月22日木曜日

猫は音楽を奏でる・・・らしい

本物の猫と出会う前に知り合ったのは、
中学生の時に読んだ「綿の国星」のチビ猫です。

それ以来、猫が気になって仕方がない。

実物の猫とは10年以上前に出会いました。
膝の上に乗っかるほどの仲良しだったのに、
残念なことに縁がありませんでした。

今は写真集やネットで見かける猫に、
“にゃーん”とときめいています。

最近本屋さんで手にしたエッセイ集「猫は音楽を奏でる」は、
著名な人々が猫にまつわる文章をまとめた本。

冒頭の角田光代さんの「猫は語る」を読んで、
気分は猫日和になってしまいました。

ちょっと手元に置きたい・・・と思いつつ、
他にも欲しい本があることを思い出し、
ぐっと保留しました。

いえ、わんこも好きです。
とくに散歩中のコーギーは、
あちらの方から駆け寄ってくるのです。
何故だろう?
好きですオーラが出ているのでしょうか。

昨夜はブルームーン

昨夜の満月はブルームーンという、
めったに観ることのできないお月様だったそうです。

そんなこと知らずに、
お祈りだけした人ってだあれ?

2013年8月21日水曜日

定休日

昨日も通院のためお休みをしていたのですが、
暑い中、一日中出かけていたので、
今日はぐったりしておりました。
反動で鬱っぽい一日です。

ぐったりしている理由は、
「百年の孤独」を読了したこともあります。
これほどエネルギーを秘めた生と死をめぐる小説だと、
わかっていなかったようです。
その話はのちにさせていただくとして、
読み終えた後は頭がくらくらして、
半日ほどショックでぼんやりしていました。

もうひとつぐったりすることがありました。
今日会社に出社している方が体調不良で倒れられたと、
連絡がありました。
暑さが原因だとのことですが、
仲間の一人がそういう状態になってしまったことで、
慌てるとともに、ショックでもありました。
幸いにも大事には至らなかったようで、
しばらく休養をとっていただくことになりそうです。
よかったです。

そんなこんなで、
休みの日のノルマをすることで、
身体を動かして、頭は空っぽになるようにしていました。
古いタオルを切ってお雑巾にしたり、
枯れる寸前のラベンダーをカットして水につけてみたり、
お洗濯をせっせとして、乾くとせっせと畳んだり、
恒例のパスタ(今日はズッキーニ入り)を作ったりしているうちに、
ようやく夜がやってきました。

今夜は満月だというのに、
雲がかかっています。

後は備忘録をつけたり、手帳の書き込みをしたり、
紙を積んである机の上を片付けようと思います。

2013年8月20日火曜日

今日は通院日でした

今日はお医者さんにお目にかかる日。
体調については、
今のところ夏バテしてませんということでOK。
この一か月は頭痛にも悩まされることなく過ごせましたし、
上々です。

精神的部分の話をする際には、
どうしても仕事のことになってしまいます。
ポテンシャルがこれ以上上がらなくなりました。
と話すと、倦怠期ですね、とのこと。

性格的にある程度のことをこなすようになると、
それ以上の質を求めればよいのですが、
そこまでいかずに、ついもっと本質的に満足させてくれるものを
求めてしまう傾向がある・・・という話になりました。

が、会社というものは、個人の満足を満たしてくれるところではない。
というところで、今日のお話は終わりました。

先生にはもう10年以上お世話になっています。
私自身より、家族より、私のことを客観的に理解してくださっています。

伺うたびに、色々と考えさせられることが多いのでした。

2013年8月19日月曜日

虫の音

コオロギが鳴きだしました。
懐かしい響きです。

さっきまでキリギリスの声だったのに。

どこかでチッチッと鳴いているのは、何だろう?

後聴きたいのは、スイーッチョンです。

今週末には奈良も雨になるそうです。
恵みの雨となるでしょうか。

その前に瀕死のラベンダーをちょっと刈って、
水につけてみようと思います。

前にしていたローズマリーの水耕栽培はうまくいきませんでしたが。
鉢植えのローズマリーは思い切ってばっさりカットしたら、
生き返りました。
新しい芽がたくさん伸びています。
ああ、よかった、助かった。
植物も言葉の変わりに色々とメッセージをおくってきているようです。

2013年8月18日日曜日

本日は散髪DAY

ベリーのショートカットなので、
毎月のカットがかかせません。
が、大阪へ行く機会がなかなか作れません。
なので、今日は嬉しい散髪DAY。

いつも、誰それさん風にしてほしい、とか、
前髪が重いです、とか、
なんとなくボブっぽくしたい、とか、
勝手なことを口走っているのですが、
担当の衣笠さんはポイントを掴んで、
うまい具合に仕上げてくださいます。
伸びても形が崩れないのがすごいです。

綺麗でお洒落な衣笠さんとのお話も楽しいし、
スタッフの皆さんもとっても優しくて、
気持よくなれるお店です。
関西在住で気になる方はいらっしゃいませんか?
男性は杉野さんというお洒落なお兄さんがカットしてくれますよ。
 ↓
PARADISO Premium
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衣笠さんとのお付き合いももう9年くらい経つでしょうか。
あの頃はロングに伸ばしていたのでした。

これほど長く担当していただけるのも、
衣笠さんのテクニックとお人柄のおかげだと、
感謝しております。

炎暑の庭・・・

半月ぶりにお庭の水遣りをしてみたら、
(日々は母がしてくれています)
自分の部屋からは見えないところまで、
すごい状態になっています。

枯れるものはすべて枯れ、
空いたスペースには雑草が生い茂り、
全体が薄茶色になってしまっています。

鉢物はどうにか助かっています。
弱いものはすっかり全滅。

植え替えたラベンダーも2株とも枯れてしまって。
これまで過保護に育てていたからか、
地植えに耐えられなかったようです。
可哀そうです。
その他のフレンチラベンダーたちはしっかりしているのですが。

水を撒いていると、
草むらから虫が次々と飛び出してきます。
細い体のめずらしいトンボまでやってきました。

とにかく、一時的とはわかっていますが、
出来る限りいっぱい水を撒いてまわったのでした。

2013年8月17日土曜日

休み明けの出勤

ゆったりと休みをとった後の出勤日。
一日の過ぎるのがとても長かったです。

夕方にはぐったり。

皆さんはいかがでしたか?
仕事場が懐かしかったでしょうか。

2013年8月16日金曜日

夜中に一息

お家で採れたラズベリーのジャムとシロップ。
素晴らしく美味しいと思うのですが、
家族は皆ちょっと苦手らしい。

で、シロップをソーダ水で割ってさわやかドリンク。

これにウォッカなどを入れたら、
最高だろうな。

ジャムもシロップも一人独占なので、
しばらく楽しめそうです。

夏休み 二日目

静かな夜、「百年の孤独」を半分ほど読んだところで、
ふとページに指を挟んで考え込んでしまいました。

この物語のように孤独が永遠に続いている。
十分休んだのに、とても心身ともに疲れている。
今、何をしても自分のためにならないような気がする。
つまり自分の存在そのものに不安が募ってくる。

この倦怠感に似た不安はどこから来るのだろう。
毎日精いっぱいしているつもりなのに、
何故達成感のかけらも無いのだろう。

本来はこの不安を打ち消すために始めた勉強。
これが2か月もつまづいたまま。
それもこの倦怠感につながっている。

勉強がそれほどの期間止まっているのは、
次のステップの内容に納得がいかないから、
どうしていいのかわからない。
通信教育なので、その機関に相談するのも一つかもしれない。

でもたぶんこれは自分にとっての関所なのだろう。
これを乗り越えないと、次は無い。

世の中納得しないと進めないでは、
生きていけないのだ。
納得しないでも、理解して乗り越える必要がある。

これは努力が足りないということなのだなぁと、
今さらながら思ったのでした。

それでも明日はやってくる。
明日の仕事のための準備をして、
もう少し、勉強に取り組むための工夫してみようと、
考えてみることにしました。

2013年8月15日木曜日

夏休み 一日目

たっぷり寝て、
身体はずいぶん楽になりました。

今日のお仕事はパスタ作り。
ちょっとオイルがしつこい感じになってしまいました。
4種類の野菜の調理にオイルを使ってしていると、
足し算で過剰になってしまったようです。
残念。

それから山ほどある洗濯。
時間がある時に、普段積み上げている服を
せっせと洗濯しました。
すぐ乾くから気持ちがいいですね。

後は「百年の孤独」を少し進んで。

明日はお掃除とお片付け。
午前中に少しお勉強をしておきたいと思っています。

気が付くとセミの鳴き声が止まっています。
夏ゼミはもう終わりなのでしょうか。
庭ではキリギリスがのんびりと鳴いています。

暑さはまだまだ続くそうですが、
少しずつ季節は変わっていっているのでしょうか。

2013年8月14日水曜日

明日から2連休です。

今日は水曜日で定休日なのですが、
緊急の仕事が入り、出社していました。
なので、3連休の予定が2連休に。

でも一息つけられると思うと嬉しいです。

ゆっくり寝て、
「百年の孤独」を読んで、
勉強を詰めてしこんで、
高校野球を観て・・・

この夏の高校野球をほとんどチェックできていません。
とくにどこを応援するわけでもなく、
ただ一試合でも興味深い熱戦を観れれば、それで満足します。
とくに終盤に入るとさらに熱戦が繰り広げられるので、
できればずっと観ていたいところです。

とっても短い夏休みを堪能したいと思います。

日本vsウルグアイ 宮城スタジアム

今終了しました、サッカー日本代表とウルグアイ代表との試合。
結果、2-4で負けました。

日本は後半かなり攻め込みましたが、
ウルグアイのディフェンスも固く、
コンビネーションがもう一息苦しい状態で、
差を詰められませんでした。

全体的にウルグアイ人とは身体が違う。デカイ。
それにスピードが断然早い。
パスが正確。
タイプが違うのですね。

ワールドカップではそういった違いを乗り越えて、
頑張ってもらわなければ。

それにしても、
ほれぼれする。

フォルランのフリーキック。
本田のワンタッチパスとフリーキック。

やっぱりフォルランはかっこよかったです。えへへ。

2013年8月11日日曜日

猛暑が続きます

この暑さに、感覚が麻痺してしまいそうな日々です。

気温に関係があるのかどうかわかりませんが、
このところの夕陽が素晴らしく綺麗です。
西の空が真っ赤に染まっています。

夜になっても気温が下がらず、
寝苦しく思われている方も多いと思います。
私はお風呂の後、少し部屋を冷やして、
軽くストレッチをして、
いつものラベンダーのハンドクリームの香りに癒されてから、
ベッドに入りますが、
睡眠導入剤を飲んでいることもあり、
寝付きが早く、助かっています。

(睡眠導入剤は必ず効果があるとは限りません。
2錠飲んでも効かなかった時期もありました。
リラックスしていないとなかなか効かないように思います。)

今は毎日「百年の孤独」を数ページずつ読んでいます。
最初から面白くて、なかなか止められませんが。
そうやって少し自分の時間とペースを作ってから、
就寝の準備を始めることにしています。
ほんとは少しでも早く寝たいのです。

食欲が落ちることは無く、(たぶん絶対にありえないです)
水を1リットル以上飲んでいます。
そして最近は珈琲を1、2杯控えています。
かわりにポカリスエットのノンカロリータイプを1本飲んでいます。
このとおりですので、全く痩せません。

鬱っぽさも無く、
体調も冬よりはましのような気がします。

とりあえず、後1か月この暑さを乗り切りたいですね。
皆様、ご自愛ください。

2013年8月8日木曜日

マコンドへ出発!

夏に読むのにぴったりの本・・・と考えていましたが、
ようやく決定しました。
ガルシア=マルケス「百年の孤独」です。

20数年前に読み、感激した本なのですが、
改訳版が出たときに買っておいて、そのままにしてあったのです。

インパクトがとても強かったので、
ポツリポツリと覚えていたりします。

さて、これだけの時が経って読む本は、
どんな風に感じられるでしょうか。
それも楽しみの一つであります。

2013年8月7日水曜日

気になるエリオット・ポール

エリオット・ポールという人の「最後に見たパリ」という本が出ていて、
かつては吉田健一が激賞した作家ということなどは一応知っていました。
が、パリと言う固有名刺にそのたびに引っかかっていては、
きりがないと思っていました。

が、じつはその人実際にシルヴィアのシェイクスピア・アンド・カンパニー書店に
出入りしていた可能性が高く、当時のパリを詳細に書いている本だということが
最近になってわかってきました。

ううむ、これは気になる。
もう一冊あったと思います、なんとかのミッキー・フィンでしたか・・・

堀江敏幸さんも一言寄せていたこともあるし、
「最後に見たパリ」は要チェックでしょうか。

トマト缶なら・・・


トマト缶は色々な銘柄がありますが、
おすすめはこのスピガドーロ!

しっかり熟した小ぶりのトマトがぎっしり。
見た目も美味しそうです。
実際味も濃く、
このトマトソースだけでパスタ完成です。

今日のパスタはスピガドーロとにんにくでソースを作り、
タマネギを20分ほど歯触りを残してソテーし、
茄子を軽く揚げ、インゲンを彩りとして加えたものにしました。
タンパク質にはいつも豚バラの薄切りを軽くソテーします。
他の食材に馴染むように思います。
本日も美味しくできました。(自画自賛に過ぎません。)
お家ごはんは手軽で美味しくがいいですね。

2013年8月6日火曜日

あら川の桃

今年もいただきました、
和歌山県桃山町のあら川の白桃。

果物は神様のお恵みかとおもうほど、
甘く美味しい食べ物ですね。
好きな果物はたくさんありますが、
このあら川の白桃は絶品です。

きめ細かく、上品な甘みがぎゅっと詰まった果実。
滴り落ちる汁までが美味しく、
一つ食べるだけでありがたく思われるほどです。

キウィも好きだし、バナナも好き。
イチジクも大好き。
苺の季節には苺が一番好きと思ってしまう。
果物のコンポートなどには目がありません。
自然の豊かな恵みに感謝です。

2013年8月5日月曜日

夏のある一日

暑い暑いと言いながら、流れる汗をぬぐい、
成城石井までおつかい。
水曜日のパスタ用のオリーブオイルとトマトホール缶が切れていたため。
そして誕生日を迎えようとしている父のためにワインをセレクト。
自分の好みでフランスはメドックの物にしました。

仕事では、手に負えない電話を受けつけてしまい、
四苦八苦した挙句、Y嬢に巧みなトークで処理をしてもらいました。
ああ、窓口だけとはいえ、もう少し柔軟性を持った話ができないと、
大人じゃないなぁと、反省。

周りではもっと大変なお客様からの電話で、
巻き込まれたメンバーもぐったりしてしまいました。

ダークな気分でしたが、
帰り着いたら、美味しい夕食をいただけて、
ほっとするとともに、感謝であります。
シーツも洗ってもらっていました。
さらに感謝。

最近読書は進んでいませんが、
今月の「図書」と「波」と「ちくま」に目をとおして、
刺激をちょっぴり受けました。
読む本のジャンルや作家をあまり手を広げないようにしようと思っていますが、
この世界にいる限り、つまり生きている限り、
知識を得たい願望や、好奇心を失うことはないのですね。
少しだけ貪欲になってきました。
もう少しでいいから知性を得られて、
知的な生活ができるといいなぁ・・・
宝くじが当たるのとどちらがいいでしょうか?

2013年8月4日日曜日

夏の日にどこかへ

夏らしい日にどこかへ逃避したくなってきました。
2か月に一度はそういった逃避癖がうずうずしてきます。

でも考えてみれば、この時期どこへ行っても人が多いし、
のんびりすることって難しいし、
長期休暇があるわけでもないし、
結局、街中のスタバくらいになりそうです。

勉強道具を携えて、少しは目を通すなり、努力をしてみましょうか。

海を見たいのはいつものことですが、
夏場に海を見に行って失敗した経験ありなので、
季節が変わって秋になったら、
ゆっくりと出かけたいと思います。

お盆には2日くらい休めそうなので、
お参りの後には、
お庭の草取りでもしましょうか。
雑草たちの勢いが止まらないのです。

夏休みという言葉が懐かしく、
避暑という言葉にひたすら憧れるのであります。

2013年8月3日土曜日

8月に入りました

もう8月も3日を過ぎました。
真夏モード真っ盛りですね。

奈良は昨日、今日は湿度が低めで暑くても比較的過ごしやすかったです。
でもときどき雷&大雨のゲリラがやってきますから、
要注意。

毎日が暑さと仕事との戦いで、
帰り着くとぐったりしてしまい、
食事の後は知らぬ間に寝てしまっていることもたびたびです。

ああ、いつになったら進展するのか、
このぐうたらな私の日々は。

今年は仕事は適度に力を抜いてやることにしていたはず。
なのに、つい仕事に重点を置いてしまっています。
仕事を一生懸命することで、言い逃れをしているようなものです。
もう一度リセットして、
方向転換を図らなければなりません。
やるべきタイミングは一生の内に何回もあるわけではないのですから。

2013年7月31日水曜日

7月も終わりです

今日で7月も終わりですが、夏は真っ盛り。
毎日の暑さに皆さんばてていませんか?
しっかり食べて、きちんと寝ましょうね。
(私の自慢は食べることと寝ることだけですが。)

昨日は転職をしたばかりという知り合いの方が、
大変苦労されているということで、
自分の戦歴を長々と書いてしまいました。
皆それぞれ事情や条件が異なっているので、
簡単には言えませんが、
あまり頑張り過ぎないで、
水に慣れていくように、仕事にも環境にも馴染めればいいですね。
経験からいうと、やはりポイントは人。
気持の優しい人々に恵まれると、
仕事もやりやすいし、気持ちもいいですね。

昨夜は「とどめの一撃」を何度目かの読了をいたしました。
この本を読み始めたら、いつもどきどきします。
ユルスナールが少々傲慢であることは、
彼女の特徴でもあるので、好みが分かれるでしょうが、
私はとても共感して読んでいます。
このように書ければ、人間を理解していれば、
どのように人生が変わるだろうと想像します。
ユルスナールのそういった傾向は性格面や育ちだけでなく、
古典の教養にも影響を受けているように思われます。
続いて岩崎力さんの解説を読む予定です。

2013年7月30日火曜日

お仕事流浪人

昨今では一つの会社にずっと在籍する人は、
めずらしくなったように思います。
もちろん、都会や地方などの地域によっても違いはあるでしょうし、
世代や職種等によっても違いが見られるでしょう。

そんな私は・・・。
初めてお世話になった会社は老舗で各地に支店のあるところでした。
縁が無く、あっさり辞めてしまいましたが。

次には急成長著しく、今でも興味深い動きを見せている大きな会社に、
しばらくお世話になりました。
後になって、この会社で教わったことが自分の仕事に対する考え方に
大きく影響を及ぼしていることがわかってきました。
それだけでもありがたいことです。

3社目では腰を据えてさせていただくつもりでしたが、
その前の会社とのギャップに耐えられず、辞めてしまいました。
個人的な事情も重なっていたので、周りもあっさりとしていたものです。

4社目は短期契約で業務終了で終わってしまいました。

5社目は体調不良で退職。このころに現在も抱えている病気に遭遇したのでした。

6社目は体調第一ということで、短時間の事務パートをしていました。
ここも大きな会社でしたが、古風で、馴染めず、息苦しい日々を過ごしました。

7社目は学校の事務。これまでと全く違った環境で、
実にめずらしい体験ができたと思うとともに、
会社や団体の在り方に時代の変化も感じるようになってきたころでした。

8社目は短期間契約でしたが、気持ちのよい方ばかりで、
とても快適な日々を過ごすことができました。

9社目が現在の会社。一番長くお世話になっています。

気がつくと、どれだけ転職してるんでしょ。
そのたびに事情があって、転職をしてきましたが、
ハローワークや、職安に通ったり、様々な派遣会社に登録したり、
金銭的にも、心理的にも、大変でありました。

そして、そのたびに新しい職場に飛び込み、
新しい仕事を覚え、新しい人間関係を作り、と、
頭の先っちょから、つま先まで全身で、取り組んできたつもりです。

もちろん出来不出来や、ミスマッチもあり、
うまくいかなかったことの方がたくさんあったように思いますが、
それも経験となるのですよね。

転職の多い人生、これが私の人生の一部分。
そのたびに神経もすり減らすけれど、
トライする気持ちはずっと持ち続けていたいと思います。

2013年7月29日月曜日

六花亭のうちわ


半年に一度くらい北海道・帯広の六花亭のお菓子を取り寄せします。
親戚がいる関係から、子供のころから食べ慣れた味の数々。
やっぱりマルセイバターサンドは外せません。
それからバター風味のクッキー、
チーズ風味の軽いサブレ、
クリームを挟んだチョコレートクッキー、
十勝のお豆がたくさん入ったおこわ(冷凍です)などなど。

一度注文すると、
毎月「お菓子屋さん」というPR誌が届きます。
これをみるのもまた楽しい。
セット物やら、季節物など迷います。

これらほとんどが画家・坂本直行さんの画で飾られています。
包装紙で有名なので、たいていの方がご存知だと思います。

愛用の風呂敷はどれだけ使っていることか。
そのほかにも傘などがあります。
今年はこのうちわが入っていました。
木の柄になっているし、大判なので使いやすそうだと、
いただいてしまいました。

でも、使うのはちょっともったいないのですよね。
せっかく綺麗なのだから、もう少し眺めて・・・いるうちに夏が終わるかも。

2013年7月28日日曜日

しぼんだ魔法


傘と一言でいっても星の数ほど種類があって、
自分の好みにぴったりのものを選ぶのは難しいですね。

この傘をネットで見つけたとき、大喜びして発注したものです。
大好きなドット柄、地色は紺色、バンブーの柄。
どんぴしゃ・・・とはしゃいで使っていたのですが、
このほど、芯が折れてしまって修理に出していました。

母の知っている傘屋さんということで、
わざわざ修理に持っていってもらい、
お願いしていたのですが、
めでたく出来上がり、
先日受け取りに行ってきました。

すると・・・
芯をまるごと変えなくてはいけなかったそうで、
とても軽い国産の芯をつけてくださっていました。
そして特徴だったバンブーの柄は、
普通の丸い木のものになっていたのです。

柄はまた取り替えられるからと、
慰められたのですが、
重量感といい、手触りといい、
なんだか全く別のものになってしまった感じがするのです。

重くてもあのバンブーの大きな柄がよかったのです。
あーん、あれが無いと、別のものになってしまう。

お家に帰ってきたドットの傘は、
魔法が解けて、ふつうの傘に変わってしまったのでした。

バスソルト


今日から3日間お風呂独占です。
いつもは入れられないバスソルトを用意しました。
ニールズヤードのリラクゼイション。
ラベンダーがベースの香りです。
これを使うのは初めてなので、どんな香りか楽しみです。

バスソルトを入れてまったりお風呂に浸かっていると、
気持ちがのび~っとしてとても気持ちがいいですよね。

今日はこのお風呂で再読中の「とどめの一撃」の続きを読むつもりです。
何度読んでも読み落としを見つけて慌てたり、
やっぱりこの部分わからない、とあきらめたり、
舞台のエストニア近辺に行ってみたいと思ったりの、
胸をときめかせながらの読書です。

2013年7月27日土曜日

バカンス提案

今日も奈良は暑うございました。
子供たちはプールとか行って、遊んでいるのかな?
こんがり焼けているでしょうね。

昨夜は遅い時間に奈良北部が大雨でした。
雷も鳴って。
それくらいなら、困りませんが、
日本各地で集中的な豪雨のようです。
降る時は容赦なく降っているようで、
実に大変、困っている方も多いと思われます。

私が子供のころには、真夏でも一日中外にいて平気でした。
大人はそのほうが健康的だといったりしましたし、
子供の方はお昼寝なんてまっぴらごめんと走り回っていましたが。
現在では、熱中症の心配があります。
30℃以上になれば当然。
日本もついに熱帯化?
沖縄などの暑くて湿気の多い夏を過ごす方法をもっと
取り入れていかなければならないでしょうね。

関東で20年過ごされた方が奈良に引っ越してこられて、
こちらの高い湿度に耐えられず、寝ていても目がさめてしまう、と
こぼしておられました。

やっぱりバカンスをとることにしましょうよ!
2週間ほど身体と頭を休めることができれば、
仕事にもめりはりができますし、
心も休まります。
短い休みを急いで出かけるより、
ゆっくりするのも大切かと思います。
気持ちにゆとりを持つことができれば、
真夏対策もいいアイデアがもっと浮かぶかもしれません。
いかが?

2013年7月26日金曜日

外のお掃除

毎月一度やってくる外回りのお掃除当番。
冬は簡単に済むのですが、
この夏場が大変です。

ポーチやテラスを掃き、
植木の間に生い茂る雑草を抜くのが中心です。
炎天下、約10名で軍手をはめて始めます。

農家のおじさんがかぶる麦わら帽子をかぶり、
軍手に首にはタオルを巻き、
せっせとしゃがんで作業をしていると、
感覚がマヒしてくるような気がします。
いつまでやっても終わらないような。

30分後、そろそろええやろ・・・
腕や腰が悲鳴を上げ始めると終わりの合図。

顔や首だけでなく、全身が汗まみれです。
これだけで今日の仕事終了!とか言ってます。

汗を拭き拭き、腕や手を洗い、
冷房の入った部屋へ引き上げて、
ほっとしたと思ったら、
もう通常モードで電話がガンガンとかかってきます。
それは仕方がないこととして。

お掃除の日は着替えを一式用意していきます。
しばらく時間が経って汗がひいてきたら、
お着替えタイム。
それからお化粧タイム。
男性、女性がそれぞれに身支度を整えて、
ようやく終わりになります。

こういう日はポカリスエットが美味しいです。

2013年7月25日木曜日

早く寝ようとするわけ

毎晩早く寝て、疲れを取りたいと思うのは皆一緒だと思います。

頭の中もどよ~んとしていて、身体も重くって、
その他にも身体のどこかが痛いとか、
ただひたすら眠いとか・・・
そのうちに眠りを誘う時間がやってきます。

最近は暑さもあって、夏バテになりそうと呟いたりしますね。

いつもは眠りたいというのはそういうものだと、
それだけだと思っていたのですが、
ここのところ、一日をリセットしたいという気持ちが強くなってきました。

今日一日あった出来事から早く抜け出て、
整理するのは脳にまかせて、
眠ったらすっきりと新しい朝がやってくると、
期待している自分がいます。

一日の出来事が自分のキャパを越えているのでしょうか。

眠りの中で見る夢では話すこともはばかられるほど、
恐ろしいことばかり起きます。
だから寝起きが快適というわけでもないのですが。

とりあえず、背中に乗っかった重い荷物を降ろすべく、
今日も早めに寝ようと思います。