2015年5月31日日曜日

オリックスvs広島in京セラドーム大阪

プロ野球交流戦のオリックスvs広島の試合を観戦してきました。
オリックス・西投手と広島・福井投手の投げ合いで試合は進み、
T-岡田選手のホームランが出て、
一時はあかんかなぁと思われましたが、
広島がどうにか追いつき、最後は松山選手のホームランで
勝ち越し1-2で広島の勝利!3連勝!オリックス、ごめんなさい。


プロ野球の試合を観るには、
阪神vs広島戦を甲子園で、というのが理想なのですが、
チケットをとるのが大変だし、
ナイターで甲子園から奈良まで帰るのが大変だし、
それに、3塁側でも阪神ファンが多いから圧倒されるし、
で、なかなか実行には移せません。


というわけで、チケットがとりやすく、
広島ファンも多い試合を観戦することになったわけです。


いつもは内野席を選ぶのですが、
なぜか父が内野でも上の方の座席でいい、というので、
初めて上段をとってみました。
すごく高いので、グラウンド全体を見渡すことができるし、
まわりはかなり濃いカープ・ファンで埋まっていて、
面白いやら、圧倒されるやら、おかしかったです。
熱烈なカープ・ファンがたくさんいらして、
頼もしかった。


集まった人々のユニフォーム・レプリカを眺めていると、
黒田投手に続いて人気が高いのは菊池選手でしたね。
前田投手もちらほら、レアな昔の選手のものを着ておられる方も。
なにせ、皆さん、熱いんです。
私も遠慮なく、叫び、手をはたいて、応援しておりました。
スクワットは遠慮しておきました。そこまで通ではありません。
ともかく、勝利することができてよかったです。
楽しさに嬉しさがプラスされて、喜び倍増でありました。

2015年5月28日木曜日

ニッカウヰスキーが見当たらない

先日からお世話になった方へのお餞別として、
ウィスキーを物色しておりました。


その方は以前にもTVで話題となったニッカウヰスキーの
“余市”や“竹鶴”に興味を示されていたので、
よし、これはニッカウヰスキーだ!と意気込んで、
某百貨店に出かけますと・・・
無い!売り切れなのか?
某百貨店の他店に行ってみても、
無い!やはり人気商品なのか?
う~ん。


私自身はアイラ島のシングルモルトを愛しています。
好みでいけば、その系統にしたいところですが、
差し上げる方は日本男児をモットーとする人なので、
やはり国産かと。


で、残された選択肢の中から、ウィスキーの世界でも定評のある
サントリー“山崎”のシングルモルトを選びました。
喜んでいただけますように。


それにしても、
メディアの威力を思い知らされた出来事でした。

2015年5月27日水曜日

短編小説を読むなら

今夜はたくさんお話することがあって、
忙しい・・・勝手につぶやいておれ。


前々から思っているのですが、
短編小説のアンソロジーって素晴らしいですね。
えりすぐりの作品ばかりが並んでいるのです。


たいていは海外小説のアンソロジーを読んでいるわけですが、
ここのところ日本の昭和の作品が気になっており、
いい作品を読んでみたいと思っていました。


であれば、講談社文芸文庫の登場です。
この文芸文庫はお値段が張るのが悩みの種ですが、
実に良い作品が並んでいます。
その文芸文庫のアンソロジーであれば、
なおさら楽しみが増すというもの。


昨日は「現代小説クロニクル 1990-1994」を読み始めたのですが、
冒頭から素晴らしい作品に出会えました。
大庭みな子「フィヨルドの鯨」。
この「現代小説クロニクル」は4冊になっていますので、
残り3冊の楽しみがあります。


それから「戦後短編小説再発見」を読みたいな、と。
短編小説であれば、脱線もあまりひどくならないだろうと踏み、
その上、上質な作品に出会えるのですから、
欲張りな私にぴったりです。

茶道具展

東洋陶磁美術館で催されている「茶道具展」。
室町時代からの茶道具の歴史に沿って、
中国や、韓国陶磁からの“唐物”を中心に、
逸品が並んでおりました。


東洋陶磁美術館所蔵の『油滴天目』も、
他の天目茶碗と並べられ、
天目茶碗の置台もおかれていました。


油滴天目は、とても焼き物とは思えない質感がありますね。
硬質な色、浮かび上がった青い油滴柄。
以前、藤田美術館で耀変天目を観たときにも感じましたが、
こういうものが人間の手によって、作られている不思議さが、
まず浮かびあがります。
とても謎な茶碗です。
魅惑的です。


しかし、時代とともに、侘び茶が好まれるようになり、
井戸茶碗のような作品が現れます。
これらも味わいがあり、
きっと手に取った時の感触が暖かなものでしょう。


これらの茶碗が中心に配され、
青磁の花入れ、水差し、書、掛け軸等が
それぞれの由来とともに、展示されていました。
よく聞く武将や、大名の名もあり、
日本人にとっては、馴染やすいところもあり、
歴史も併せてお茶をたしなむ方には、
とても楽しい展示ではなかったでしょうか。


また平常展示物もありまして、
青磁も好きだし、白磁も好きだけど、
やっぱり藍を使った名品の多い景徳鎮窯のものに、
好きなものが多いなぁと思っておりました。
それも大きなものより、小さなものが好き。


それにしても13世紀などとてもとても古い焼き物が、
割れもせず、よく残っているものだと感心させられます。
それだけ、大切にされていたということですね。

充実した一日を過ごすことができました

昨日は、通院日でありました。
先生と有意義なお話ができました。
個人病院を経営するのも大変なご様子。
もちろん、私自身の体調の話もしまして、
かなりコントロールできるようになってきたことを、
喜んでいただけました。


低空飛行だった2週間前に、
達観?いたしまして?、
集中力をあげず、ゆっくり取り組むことにしたのです。
で、慌てないことにも注意して過ごしていると、
2、3日で頭痛が治まったのです。
自分でできることには限界がある、
だから自分のペースを守り、
じっくり仕事する。
できない状況におちいったら、上司に報告するべし。
なんて、自分で勝手に考えてみました。
それがよい展開になったようです。


昨日はその他、
カットにも行って、さらに短くしてもらい、
久しぶりの本屋さんへ行って、気になる本を買い込み、
東洋陶磁美術館へ行って、茶道具展を観てきました。


買ったばかりの「死を笑う」佐藤優・中村うさぎ対談も、
読み上げて、納得できる内容に、とても満足できました。


美術展でも茶道具、主に茶碗を中心とした鑑賞ができたことも、
有意義でした。


暑く長い一日ではありましたが、
久しぶりの一人お出かけを、
十分に堪能いたしまして、
満足、満足、です。

2015年5月25日月曜日

耳鼻科

昨夜、耳をお掃除しました。
確かに丁寧にしたとは思います。
その後はいつものように就寝。


それから数時間後、右耳激痛で目が覚めました。
顎のあたりまでズキズキします。
痛み止めを飲んでみたものの、
なかなか痛みは引かず、
う~んとうなりながら、しばらく起きていましたが、
そのうちどうやら眠れたようでした。


朝起きると、昨夜ほどの激痛は治まっていましたが、
痛みはあるし、顎が開かない。
とりあえず、出社しまして、一仕事して、
外出の用事の合間に耳鼻科に行かせてもらいました。
(課長の許しはちゃんと得ました。)


耳鼻科の先生はさわやかな女性の方でした。
ひどい炎症などは無いようなので、大丈夫ですよ、
これ以上ひどくならないように、お薬を出しておきましょう、と
言っていただいて、ほっとしました。


お昼に入手したお薬を一式飲んだら、
あっさりと痛みも引いて、
何事もなかったかのようです。
お風呂は長く浸からないように、と言われましたので、
そちらもさっぱりとしておきました。


お医者さんが無くては生きるどころか、
生活もしていけません。
お世話になるばかりです。


とりあえずは、めでたし、めでたし!?

2015年5月24日日曜日

バイカウツギ

バイカウツギの白い花が満開です。
上品なお花で、香りも良い。


と、プルースト11巻でちょうどバイカウツギのところを
読んだばかりでした。


“私”がバイカウツギの枝を一本持って帰ったところ、
アルベルチーヌとアンドレは嘘をごまかすために、
バイカウツギの香りが嫌いであるふりをした。
というところ。
アンドレによる告白ですが、
アンドレもアルベルチーヌも本当のことを言わない人たち
という感じがしています。
“私”にとって女性は『謎』なのではないでしょうか。


アルベルチーヌもアンドレも好きになれない分、
この11巻も途中まで面白くありませんでしたが、
「ル・フィガロ」に“私”の書いた記事が掲載されたところから、
話が急に違うように動いてきました。
落とすところの無いように読んでいかねば。
いつのまにか大人になったジルベルトも現れて。


11冊も読んできて思っているのは、
私はこの本の読者にふさわしくないような気がするのです。
なんだか雲を握らされているような、
肝心要のところは逃げられているような。
一体“私”って誰なんだろう、何者なんだろう、
何を言おうとしているのだろう・・・
それは最後まで読まないと結論づけられませんね。

2015年5月22日金曜日

あいかわらず観たい映画は続々

気になっている映画。
「神々のたそがれ」
 凄い映画らしいです。
 観た人が素晴らしいと言っております。
「サンドラの週末」
 ダルデンヌ兄弟の映画は未だ観ておらず、
 興味津々です。
 女優では今一番輝いているマリオン・コティヤールですから、
 なおさら、観たいところ。
「ブラックハット」
 ハリウッド映画のアクション物で、本来ならばパスですが、
 なんといっても、クリス・ヘムズワースがかっこいい!


どうにかして映画を観る手段を考えねば。
映画館に行くのが難しいならば、
ネットで購入するしかないでしょうか。


年末にはスターウォーズも登場しますね。
それまでにエピソード・シリーズも観ておきたいし。


やりたいことがたくさんあるって幸せ☆
リストをたくさん作っておきましょう。

2015年5月20日水曜日

プルースト第11巻へ

とうとうプルーストも11巻まできました。
「逃げ去る女」。
アルベルチーヌが去って、
そして、アルベルチーヌの死を知ることになった“私”
この巻では、アルベルチーヌに対する気持だけでなく、
死による別れについても考えることになるのでしょう。


プルーストは簡単に「愛している」という言葉を使いません。
悶々と悩み、考えた末、「愛している」のかもしれない、
そんな感じです。
相手のことを想うあまり、意識に対する言葉を選び、
並び連ねている。
常に言葉に置き換えている、なんとも観念的なことでしょう。


感情というのは、とらえどころのないものでもあります。
自分で認めることができないこともあるでしょう。
言葉に置き換えるというのは、大変な冒険でもあるのです。


小説の面白さは、そこにあります。
言葉を操ることのできる魔術師にだけに許される作業。
プルーストは自分の才能すべてを注いで、
この作品に取り組んだのだと、読みながら痛感しています。

梅酒

自家製の2年物梅酒を飲んでみました。
甘すぎず、濃すぎず、ちょうどいい感じ。
色もとてもキレイ。
とても美味しいです。


梅酒はもともと好きですが、
母の作るものが口に合うようです。


昨年は梅の実が13キロも採れた分、
今年はお花もほとんど咲かず、実も生りそうにありません。


もちろんストレートで飲みます。
スコッチもストレートが好き。
ウォッカはリッキーが好き。
仕事が無かったら、
毎晩、飲んだくれていることでしょう。
でも、たくさんは飲めないのです。
へなちょこ酒飲みです。

下降気味

月曜日から頭がじわ~んと痛みます。
ここ数か月の業務多忙と、
4月に入ってから、いつも以上に集中力をUPして
仕事をしていたので、さすがに参ってきたようです。


仕事が早い、と言っていただくのはありがたいことですが、
その分集中力をとても上げているので、
とても疲れるのです。


ということは、集中力を落とせばいいのですね~。
仕事の仕上がりは遅くなり、
溜まっていくばかりになりますが、
頭痛に鬱状態がプラスされる事態は避けたいです。


対策として、
ダークな音楽は聞かない、
暗めの本は読まない、
ゆっくりするようにする、
良く寝る、
アロマ・オイルをぽたぽたする、
などあります。


ただ気になるのは、6月上旬まで予定がきっちり入っていて、
いろいろと忙しいのです。


しばらくは、何事も一つ一つペースを落としてじっくりと取り組んで、
23時には寝るようにしましょう。

2015年5月18日月曜日

クロナッツ食べてみたいです

偶然クロナッツの写真をネットでみることがありました。
ううっ、なんと美味しそうなこと。


本物を食べることはできませんので、
ミスター・ドーナツにてクロワッサン・ドーナツらしきものを
購入してみました。


ミスター・ドーナツのドーナツって、
あまり無理が無くて、その分お値段もお手頃、
美味しさも甘さ十分、適度なところですね。


件のクロワッサン・ドーナツは十分甘くて、
ボリュームがあり、サクサク感もあり、
いつもと違った美味しさに満足できました。


本家本物はもっと繊細でしっくりしたよいお味ではないかと
想像しています。
う~ん、食べてみたい。


ドーナツではフランスのベニエも本場で食べてみたいです。
粉ものが美味しい土地柄ですから、
出来立てはきっとほっぺたが落ちるくらい美味しいのでは。


そういう私はコンビニ・ドーナツではファミマのものが
好みです。
しっかりしたお味ですね。
ああ、ドーナツから逃れられない・・・。

2015年5月17日日曜日

服が無い!

このところお洋服を買っておりません。
お洋服を買う気持ちにならないのです。


街に出かけることも少なくなりましたし、
欲しい☆ とときめく服はとても高価だったり、
(今好きなのは、N.21とハイクです)
いい感じ!と思う服はサイズがなかったり。
で、ついに着ていく服が無くなってきました。


簡単、手頃なネット・ショッピングを試してみましたが、
たいていは、品質にがっくりしてしまいます。


このところショート丈のワンピースで
体型隠しをしているのですが、
これもいいのか悪いのか。


男性用の白いボタンダウンに、
黒いパンツ、スニーカー程度がいいので、
もう少しスリムになれるように努力すれば、
自分も納得できるスタイルができるのでしょうね。


自分のために、がんばらなくては。
ドーナツ食べてる場合じゃない!

平凡な一週間と読み込みの悩み

月曜日、忙しい。
火曜日、忙しい。夜お腹イタイタ。
水曜日、ゆっくり寝る。
木曜日、忙しい。
金曜日、いつにもまして忙しい。
土曜日、急ぎの仕事がようやくかたづいた。
日曜日、おつかい、掃除、窓拭き、昼寝。


こんなことをしていると、
単なる仕事マシンになってしまいそうです。
仕事も波乗りのように楽しんでやりたい。


丁寧な読書をする一つに須賀さんの本の再読があります。
どうやって読んでいくのがよいのか、
これまでずっと悩んできました。
読みだすと、ぐっと引き込まれてしまうので、
冷静に客観的に読むことができないのです。
それならば、いっそのこと、感想文的な手紙形式で、
自分の思うところを書きだしてみるのは、どうだろう?
と思いつきました。


もともと個人的な作業です。
本格的な読解は専門家がしてくれています。
ならば、気楽にお手紙にしてみよう。
で、いつやるのか、これが問題です。


頭を一息休めてから、読みながら作業する。
そのために有休でもとりたい気持ちです。

2015年5月13日水曜日

読書が進みません

先ほどUPしたカレンデュラのクレンザーの話。
以前にも書いたような気がしてきました。
同じ話を繰り返していたら、申し訳ありません。


さて、肝心な読書は迷走を続けています。
理由の一つは飛びついて読みたい本が無い、ということ。
もう一つは未だ仕事が忙しく、気楽に読める本がよいこと。
どうして飛びつきたくなる本が無いのでしょうか。
よくわかりません。
ただ、気持ちが読書モードになっていないようなのです。


というわけで、お気に入りとなったアナとクリスチャンの話を、
のんびり読み続けています。
今頃気がついたのですが、クリスチャンってとても私の好きなタイプ
のようです。
わかっています、アナしか無理ってことは。
登場人物が好きなタイプだと、より楽しめますね。


仕事が忙しいからでしょうか、
ここ数か月はリラックスした夜、それも寝る前に、
お腹イタイタが発生するようになりました。
いつやってくるか、わからないことも不安ですし、
とても苦しいし、イライラしてしまいます。


もう1か月以上本屋さんにも行っていません。
興味を引くような本を求めて、
出かけてみると、気分も晴れ晴れするかと思います。

カレンデュラのクレンザー

お休みの日はお化粧をしないのですが、
夜にはゆっくりとカレンデュラのクレンザーを使って、
ふき取りをします。
いつものニールズヤードのもので、敏感肌用です。
やさしい香りで、薄く顔に伸ばしてふき取ると、
すっきりします。


パスタを作るときに、オリーブオイルがはじけるので、
眼鏡がぺとぺとになります。
ということは、顔にもオイルが飛んでいるわけで、
それもキレイになるということです。


普段はさっさと化粧を落としたいので、
シートタイプでそそくさとふき取ってしまいます。
が、いつも丁寧にクリーム状のものを使うほうが、
肌にはやさしいのだろうと思います。


台風一過の明るい水曜日。
秋に刈り込んだ木々の枝がぐんぐんと伸びて、
葉っぱを茂らせています。
咲きだした薔薇たちがあまりにも綺麗なので、
写真を撮ってUPしたいのですが、
どうしたらいいのか、よくわかりません。


こんどipodで撮ってみましょうか。
そうすれば画素数がマッチするかもしれません。

2015年5月10日日曜日

5月の日曜日

5月の爽やかな風のそよぐ日曜日。
母の日とあって、子供さんたちは忙しかったことでしょう。
私も一応ワインカラーのカーネーションをプレゼントして、
お夕飯を作りました。
例によってパスタですが。


お庭はまだまだカモミールに覆われています。
花粉の匂いがぷわーんとします。
さつきも終わり、今は菖蒲が咲いています。
後はなでしこや、チェリーセイジ、バビアナ、
タイムも花をつけ始めました。
薔薇はどれも蕾はたくさんあるけれど、
まだ先始めくらいです。


一年の半分くらいこんな気候だと過ごしやすいのに、
と思っていたら、もう早々に台風が接近、注意です。


GWが明けたばかりなのに、
もうぐったりで今日もぐーすか寝てばかり。
幸いなことに痛み関係はすべて治まっています。
それだけでも嬉しいことです。
また、明日から通常に戻りますが、
ぼちぼちやろうと、ポテンシャルを上げないようにしたいです。
かつて、上役の人にキミはポテンシャルが高いから、と
どう受け止めていいのかわからないことを言われたことがありました。
一人だけ突っ走ってもよくないですよね。


GWからカラマーゾフを再読しようと思っていたのですが、
光文社古典新訳文庫の装丁が気に入らなくて、
気分が乗りませんでした。
あまりよいつくりの本とは言い難いです。
文庫でよいと思っているのは、
ちくま文庫。
岩波、新潮、中公は上々ですね。
ただ個人的には新潮文庫は読みにくいのです。
なぜか、文字とか行間とか、余白とか、間延びしてしまう。
装丁のよい本は心が豊かになりますね。
一押しは福音館の箱入りのシリーズですが、
児童書でしたか。
装丁が気に入らない本は読まないことも多いです。
カバーデザインが気に入らないときには、
はずしてしまいます。
装丁が気に入ったのに、中身が好きなれないことも、
もちろんありますが。
わがままな本読みです。

2015年5月9日土曜日

水?だろうか?

昨日は、ミーティングと称して、
職場の男性3人と飲んできました。



GWのおかげで4月の憂鬱も治まっていて、
愚痴だらけにならなくて、よかった。


以前は社内で、話し合いや議論をする場があったのですが、
もう今後はそういうことも無さそうで、
飲みに行って内輪で話しあうことになりそうです。
それくらい、新しい体制に馴染めない私たち。


GW前からの仕事の山は未だ崩れず、
少しずつ掘り下げていっています。
6月初旬には2つの荷が重い行事もあり、
それが終わるまでに、自分の仕事も見通しをつけたい。
コツコツがんばろー、と言い聞かせています。


さて、昨日は初めてハイボールというのを飲んでみました。
全国展開のチェーンの居酒屋さんに行ったのですが、
そういったお店に入るのも初めてで、
てきぱきとしたテンポも不思議な感じでした。
飲み物も日本酒というより、もう少し軽いものが
よさそうに思えて、よく聞くハイボールに挑戦。
飲んでびっくり、水みたいでした。
ああいうものなのでしょうか?
お酒というのは、コクのあるものだと思っているので、
とても不思議です。
ゴクゴクと2杯飲んでも酔わない私。
おかしな気がしました。

2015年5月7日木曜日

神戸のおみやげ

神戸に行ったら、
異国情緒あふれるものや、
老舗のものなど、
おみやげには困ることが無いように思えますが、
手軽なものというと、少々迷います。


で、いつも決まったものにしています。
それは一番館のポム・ダムール。


リンゴにチョコレートがかかっている一口お菓子。
これは、大阪では阪神百貨店で手に入ります。


神戸では、元町のアーケード街に入ったところ、
右手の路地の横のビル3階にあり、
あまり目立ちませんが、
素朴で美味しいお菓子が手に入ります。


神戸のみならず、阪神間には美味しいものがたくさんあり、
知らないお店も数知れず。
でも旅行者向けというより、地元の人のご贔屓という感じが
ありますね。


いつも知人Uさんのブログで阪神間の情報を教えていただいて、
感心することしきりです。
一度は夙川か、芦屋か、岡本か・・・そのあたりの住んでみて、
のんびりとうろうろしてみたいです。

2015年5月6日水曜日

気になること

先日起こったネパールの大地震。
地形が地形だけに、救助、援助活動がとても困難の様子です。
その上、なかなか物資も運び入れにくいらしく、
手をこまねいている状態でもあるようです。


かたや日本ではGW、
中国や韓国の裕福層の人々は爆買。
アメリカのわずか1%の人々は富裕層。
イギリスではシャーロットちゃんのお誕生のお祝い。
社会は歪んでいる・・・とは言い過ぎですが、
カープの3連勝に喜んでいる自分が情けない。


心が平らかになるように、なってみたいです。
禅僧の方などは、どのような心持なのでしょうか。


河出書房新社のムック「須賀敦子 ふたたび」を読んでいて、
須賀さんの心の軸にあったのは、神への信仰であったのでは、
と日頃からの考えを強くしました。
須賀さんの本を読むようになって長くなりますが、
年譜と著作を読むと、須賀さんと信仰に関して、
自然と納得がいくようになりました。


軸を持っている人は強い、という印象があります。
それが信仰でなくてもよいとは思うのですが、
信仰を持てない人間は、何か変わりになるようなものが必要かも
しれないとも思います。
これはきっと永遠に自分を悩ませるのではないかと、
想像しています。

GW最終日とプルースト第10巻

良いお天気に恵まれたGWもとうとうおしまいです。
明日はほんとは水曜日と祭日が重なったので、
会社はお休みなのですが、
溜まった仕事も気になるし、GW中の対応も気になるので、
出社することにしました。


今日は久しぶりにプルースト第10巻“囚われの女Ⅱ”を
読むことができ、最後まで辿りつきました。
間隔が空きすぎてしまって、いきなりヴェルデュラン邸に
戻るのに必死でありました。
そうそう、シャルリュス氏がだんだんみっともなくなってゆくところでした。
主人公“私”はヴェルデュラン邸でのモレルの演奏会を聴き、
シャルリュス氏たちの話に加わっていますが、
それは、書き手が彼らに話させているという気配が感じられます。
それを“私”が聞いて、どきどき、どぎまぎするという設定。
そこを辞して、家に帰りつくと、今度は問題のアルベルチーヌ。
アルベルチーヌというより、女性の心理が全くつかめないのは、
“私”なのか、書き手なのか。
彼女に翻弄される時期は過ぎ、今度は自分が決心をする時期に
来ていることを悟っています。
行動に起こすべき朝、アルベルチーヌは去っていきます。


それにしても、不思議な小説です。
“私”の心の動きが中心なので、解釈するのが大変です。
この“囚われの女”はⅠもⅡもあまり楽しめませんでした。
とっても自分勝手なんですもん。


「失われた時を求めて」も残り3冊となりました。
どのようになっていくのかな。


最近は男性主眼の視点が前にもまして苦手です。
こういうジェンダー的バイアスがかかるのはよくないのですが、
女性主眼が強いのも苦手なので、
ますます読む本が限られてきそうです。

2015年5月5日火曜日

GW3日目

本日も快晴なり。
子供の日ですから、皆元気に遊べたかな?
そのようには過ごせない子供たちにとっても、大切な祝日です。


今日は母の日の前倒しで、神戸へ行ってきました。
母の行きたいところ・・・いつもと同じコースです。
にしむらで珈琲一杯、順徳でお昼、
ロロとロロ・ストックとワンウェイで宝さがし。
ブロカント・ティトが閉店していて、
リニュアルされたお店に行ってみましたが、
以前のようなブロカントの紙類が無く、
がっくりでした。
気分を取り直して、ディマンシュでパンを買い、
またまたにしむらで一杯、ケーキを買って、
今日はその後にもう一つの楽しみがありました。


大阪に暮らしている弟のお家にお邪魔したのです。
急に決まったことだったので、
イベントらしきことではなかったのですが、
初めて訪ねたので、どんなところか、興味しんしん。
古い賃貸物件をリノベーションしたマンションで、
だからか、部屋が広いし、天井も高い。
クロスなども手を入れてあるので、とてもきれいでした。
物はほとんどなく、シンプルに暮らしていたのが、印象的。
物件の選び方といい、暮らし方といい、勉強になりました。


皆それぞれの人生を生きていくのだな、と
家族でありながらも、共有することは一部分にすぎないことも、
身に染みた一日でありました。

読みたい本と3つのテーマ

読みたい本のジャンルはある程度わかっていても、
乱読状態では、情けないと思ってきました。
ジャンル分けをしっかりして、
読みたい本の優先順位をしっかりつけよう、と
いつごろからか、考えるようになりましたが、
なかなか軌道に乗せることができなかったのです。


これから先のことを考えたとき、
人生の生き方と読書と時間を兼ね備えた計画が
一番効率的ではないかと思いついたのです。


①最もしっかり読みたい本・・・須賀敦子、ユルスナール
②きちんと読みたい本・・・堀江敏幸
③新刊を読んでいきたい本・・・多和田葉子、小川洋子、小野正嗣
④古典をひととおり読んでおきたい本・・・パンセ、エセー、ラブレーの本
⑤その他気になる作家・・・ミランダ・ジュライ、アリス・マンロー、
                チャトウィン、ボルヘス、ミステリ他
⑥哲学分野で必ず読みたい・・・ミシェル・フーコー、シモーヌ・ヴェイユ、
                    ロラン・バルト
⑦心理学の分野で勉強していきたい内容
⑧フランス語の学習


これらの8つから最も自分の望みに近いものを3つ選び、
実現性も踏まえて、ハードルを低く設定し、
期間も具体的に考えてみました。


すると・・・意外とまとまったのです。
3つのテーマ、読みたい本、夢、社会に関すること


読みたい本は優先順位の高い位置に①を、
 ②③⑤はリラックスと興味の対象として、ランダムに
 ④は60歳以降、
 ⑥の哲学は50歳になってから、無理はしないことにします。さらうだけ。
社会に関することは、⑦。
 現在勉強中の延長で、ある程度資格等を絞って目指す。
 必要な勉強、読書はその後継続されることでしょう。
⑧は夢です。⑦の基本的な勉強を終えたら、復活します。
 そして、パリに行くのです。目標は65歳!


これなら、好きな本も読めるし、パリにも行ける。
フーコーも欲張らないで一度は読んでみよう。
ヴェイユも湯気をたてないで読んでみよう。


⑦の心理学に関してはあまりにも分野が広いので、
資格を中心に考えてきました。それから、必要な知識を
増やしていきたいと思っています。
大学・大学院に行くのが王道で、そうでなければ、仕事には
結びつきませんが、なんらかの形で、社会に貢献できれば、
嬉しいと思っています。


これも、今の会社に落ち着いていられたら、の話ではありますが、
今からすぐに何かできるわけでもないので、
仕事と両輪でやっていければ、と思っています。

2015年5月4日月曜日

GW2日目

人生のテーマを決めよう、という壮大な課題を掲げてみると、
本の整理までできてしまいました。


これと、これを見つめて生きてみようと考えてみたのです。
すると、この本は残しておく必要無しが、ばらばらと出てきました。


今後の読書が絞られるというほどではありません。
ただ、難易度の高い分野は、慎重に進めることにします。
哲学、思想、宗教などです。
これからも、興味のある本で小説などは、読んでいきたいです。
これは点滴みたいなものですから。


しばしば、メールに総合図書hontoおすすめメールが届きます。
これまでの履歴から新作情報を流してくれるわけですが、
うぬ、フィリップ・ソレルスの「ドラマ」。
これは、面白そうではありませんか。
そして、ジュリアン・グラック「陰鬱な美青年」。
グラックの「シルトの岸辺」の岩波文庫版を用意して、
再読を試みようとしている者としては、惹かれてしまいます。
佐藤優さんの本もちょこちょこと情報が入ります。
多作な方ですから、冊数も凄い。
そのたびに、この人を追いかけていたら、大変なことになる、と
ストップをかけています。
感心はとてもあるのですが。


というわけで、読みたい本は次から次へとやってくる。
読んでは、古本屋さんに送り、の繰り返しをしているのでした。


お庭はカモミールの畑みたいになっています。
和みます。
薔薇の第一弾はスパニッシュ・ビューティ。
薄いピンクの大きな花を咲かせてくれています。
とても美しいです。

2015年5月3日日曜日

テーマを決めよう

若い20代くらいには、
人生はまだまだ長く、先は見えないと
何も考えておりませんでした。
小さい頃から目先の楽しみだけを頼りに、
生きていたので、
その延長といえるでしょう。
学生の時にでもじっくり考える機会があればよかったですか。
あいにく短大生の時代もひねくれていたままだったので、
自分の疑問に答えてくれる本にも、人にも出会えませんでした。


30代は体調不良との戦いで、
仕事を渡り歩くだけが精いっぱいでした。
なので、その頃も何も考えず。


40代になって、ようやく体調不良との付き合い方も
どうにかわかるようになり、
自分が求めているものが何なのか、
ぼんやりと見えるようになってきた気がします。


さて、人生の後半戦。
基本は読書ですが、
今後何を基本軸にして生きていくか、
何に関心を持って考えていくか、
それを中心に読書計画を立ててみることにしました。


テーマと呼んでみましたが、
3つくらい言葉を定めて、
そこから派生する事柄に結びつくものを選んでみようかと
考えています。


さて、その3つの言葉は、何だろう?
一つは夢に関することがよいでしょう。
一つは現実に即したことがよいでしょう。
残る一つは社会における義務である必要があるように思っています。


などなど、考えても実行に移すことができるか、
それも可能な現実的路線を選ばねば意味がありません。


いきなり自分の人生の大きなテーマを考えてみることにしてみて、
どうしよう~?とのんきに悩んでいます。

2015年5月2日土曜日

未だ山積み

1,2日とお仕事してきました。
せっせと励んだつもりですが、
まだまだ山積み状態です。


12日の先方との打ち合わせに間に合うように、
ミーティング資料作成、
現段階での問題の洗い出しと、
今後の対策についての具体案を
こねこねと考えて、ぽちぽちとPCをさわっています。
新しいK課長に理解していただくために、
これまでの経緯と現状況を説明して、
その上で、今後の方針を打ち出していく必要があると、
考えています。


私のような端っこ契約社員でも、
このような仕事をさせてもらえるのは、
ありがたいとも言えますし、
うまくいけば、力にもなるかもしれません。


その他、お掃除をしたり、
ルーティン作業を少しずつ進めたりしていますが、
なにより、入力の作業が2か月分も溜まっている!
これはピンチです。


今日一番困ったことに、
私には、ウィンドウズ7のグラフを作れないことが判明しました。
前はサクサクと作れたのに、
7になって、ちんぷんかんぷんで。
素人にはやっぱり難しい。
コンパスもって、手書きでもしましょうか。

2015年5月1日金曜日

春は宵

“春はあけぼの・・・”と始まりますが、
現代の和洋入り混じった花々、木々をみていると、
宵の入口のあたりが一番きれいに、見えるような気がします。
そして心地よい風が気持よく、
柔らかな紺色の空気が幽玄の世界に連れて行ってくれるのです。


今は藤、つつじ、さつきが満開ですね。
薔薇も少しずつ咲き始めました。
青や紫の花も好きだけど、やっぱり白が一番綺麗な気がします。
鮮烈な白や、甘やかな白、優しげな白、多彩な色加減と、質感と、
形状で私たちを魅了します。
これらを宵に眺めると、緑の中にぼんやりと浮かんで見えて、
それはそれは綺麗です。
というわけで、私の場合は、“春は宵”。