2012年8月4日土曜日

夏の日



こんなに暑いというのに初夏の花のバイカウツギが咲いています。

今は、プルースト第4巻「花咲く乙女たちのかげにⅡ」を
少しずつ読んでいます。
言葉だけで豊穣なイメージがこんなに広がっているのが不思議なほどで、
ゆったりとした深く濃い世界に浸っています。
ヴィルパリジ侯爵夫人に続いてゲルマント一族が登場してきました。
サン=ルーです。
そう、映画「見出された時」では、サン=ルー役はパスカル・グレゴリーでした。
少しずつ映画の内容も思い出されたりして、
想像の世界が膨らんでいきます。
この「失われた時を求めて」の筋こそ知っていましたが、
一度映画を見ていることも効果的に作用しています。
また改めてこの映画「見出された時」のお話もいたしましょう。

今晩はオリンピック、男子サッカーのエジプト戦をしっかりライブで
観るつもりです。

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