2017年2月24日金曜日

“芸術は何処へ”第二回講演会つづき

第二回の講演者は青柳正規さんと山本容子さんでしたが、
シモダ館長がお二人に、
「一番好きな作品を挙げていただくとすれば、何になりますか?」
と、質問されました。

青柳さんのお返事は、
イタリア、ミラノのスフォルツア城にある
ミケランジェロのピエタ、だそうです。

ミケランジェロのピエタで有名なのは、
バチカンにある若きミケランジェロが手掛けた作品でしょう。
では、なぜ、この“ロンダニーニのピエタ”なのでしょう。
お話しでは、大変心が打たれる、とのことでした。
気になるので、調べてみました。
お話しで、立像であることはわかりましたが、
未完成というところで、どういった作品であるのか、
不思議に思えたのです。
写真で観て、自分の心で観てみましょう。



山本さんのお返事は、
フランス南部のニースに近いヴァンスにある、
マティスが設計・デザインしたロザリオ教会、だそうです。
こちらも、写真で観てみましょう。
細部に至るまで、すべてマティスのデザインによるそうです。


今年はマティスの絵画を観る機会もありますし、
私の眼の前には、マティスのカレンダーが飾ってあります。
マティス、最近身近になってきました。
すがすがしさを感じるくらい、美しい色合い、モティーフ。




さて、ピエタですが、
簡単に話すことができないテーマですから、
ここでは、差し控えたいと思います。
カトリックではなくても、
心打たれる作品であることは、共通した感想でないかと思われます。

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