2009年10月12日月曜日

お世話になります

よく覗く古本屋さんとは別に、
自分の本を引き取ってもらう古本屋さんがあります。

出会いは「ミシェル・フーコー伝」 ディディエ・エリボン著 田村俶訳 新潮社。
ずっと探し求めていたこの本を見つけたのが、
この伏見屋書林さん。
児童文学の良書なども置いてあり、
印象に残ったのです。

それまで大量の本を引き取ってもらうのは某書店で、
扱いのまずさに辟易していました。
伏見屋さんに出会ってからは、
大切にとってあった本も、
思い切って手放すことができるようになりました。
訪ねると古書だけでなくさすがに本にお詳しく、
いろいろと伺えることができます。

今回は思い切ってロラン・バルトを手放すことにしました。
張り切って購入したものの、
目をこらして読みたい本のリストを眺めてみると、
とても読むことは不可能だと、
たとえ読んでも理解不能なことを考えて、
諦めることにしたのです。
悲しいことですが。

そのほかにも、読み終えてまずまずだったもの、
どうして買うに至ったのかわからないもの、
「ガンダム・オリジン」もそろそろいいか、
などと一まとめにしました。

さすがに伏見屋さんも「漫画は・・・」と言われていましたが、
無理を言って引き取ってもらいます。
「いつもお世話になります。」

0 件のコメント:

コメントを投稿