2016年2月4日木曜日

ひとりごと

昨日は通院日でありました。
禁煙状況をご報告すると、
意外やおほめの言葉をいただきました。
が、それで油断するわけにはいきません。
もうちょっと気を引き締めて、
non fumer!


合間にノートを広げて、
現在の課題を落とし込み。
こういうことは、手書きの方が素直に書きやすいですね。


それから「マインドフルネス最前線」という本に目を通し、
マインドフルネスとはなんぞや?
の解明に乗り出しました。
先日読んでいた
「はじめてのマインドフルネス」 クリストフ・アンドレ著 紀伊国屋書店
は、大変親しみやすく、押しつける部分があまり無い本でした。
普通の人にも、とっても良い本だと思います。
絵画が多用されているので、親しみやすいですし、
ゆっくりと落ち着いて本を広げられます。


ずいぶん以前からヨガにも関心があるのですが、
いつもひっかかるのは、宗教的な部分です。
マインドフルネスも、基本は仏教の考え方です。
これは、少々難しいところじゃのう、
というのが私個人の考えです。
よいところだけ、というわけにはなかなかいきません。


しかしながら、香山リカさんによる「マインドフルネス最前線」を
読んでいると、精神医学による処方にも困難な課題がたくさんあるとの
ことで、人の心の深さや複雑さに対応するものとして、
多様なアプローチを考える必要がありそうです。
心の平安とはいいますが、
マインドフルネスも一つの考え方でしょう。
私個人としては、記したとおり、もう少し様子をみながら、
つまり、関係本を読んだりしながら、考えていきたいところです。


いや、その前にメンタルヘルスの勉強やろ!と
つっこみが入るわけですが。


自分のためにメンタルヘルスのテキストくらいは読まないと
いけないのですが。
手が伸びない理由ははっきりとしているのです。
文章に親しみがわかないからです。
これが文学だったら、なぁ、と不可能を思うのでありました。


文学の方の話。
「現代小説クロニクル1975-1979」が難航しておりまして、
読むのがつらいところであります。
この時代の小説は、私の力では読めないかもしれません。
で、気分を変えて30年ぶりに読む「リトル・ドラマー・ガール」
ジョン・ル・カレです。
若い頃に読んだときには、わかっていたのかな?と思いつつ、
ゆっくりと読んでいます。


ジョン・ル・カレで思い出したのですが、
「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」の映画化作品、
「裏切りのサーカス」で気になっていたことが今頃になって判明。
もともと小説中でも、スマイリーの右腕として活動するギラムのことを、
とても不思議に思っていたのです。
重要な役割を果たしているのに、妙に影が薄い。
で、映画を観たときに、このギラム役の人、めっちゃうまい!と
配役の妙に関心していたのです。
微妙な役柄がぴったりとはまっていました。
その役者とは、今をときめくベネディクト・カンバーバッチだったのでした。
知らぬというのは、恐ろしい。

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