2009年9月9日水曜日

「魔法」

「魔法」 クリストファー・プリースト著 古沢嘉通訳 ハヤカワ文庫FT

大変奇妙な作品です。
途中までは普通の英文学だったのに、
どんどん迷宮に入り込んでいって、
ところどころがスリラーのように恐ろしく、
どういう展開になるのが予想がつきません。
最後になってようやく作者が終わらせてくれましたが、
読後感としては未だ宙ぶらりんです。
読書の醍醐味とはいえ、
精神上、少々危険な旅でありました。

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