2014年4月26日土曜日

3週間後の診察

今月の通院は3週間様子見ということで、
少し早めの診察でありました。


お腹激痛はほとんど治まり、
少し痛くなるのが数回にとどまったので、
回復してきたかな、というところです。
すっかり抜け出すまでにはもうしばらくでしょうか。
という私の言葉を“うん、うん”と頷いてくださる先生です。


その後で、
少しお薬を減らすとこのように不安定になり、
まだまだ投薬によって体調の土台としているような状態であることに、
先生に質問をしてみました。
“15年かかって少しずつ良くはなってきましたが、膠着状態ですが?”
“現実的にまだお薬の力で支えているといったところでしょうか。”


そこから先生との長い会話が始まりました。
この病気になったきっかけ、そしてそれがトラウマとなっていること、
もともと持っている性格や気質、考え方や育ち方が影響することなど、
多岐にわたりました。


私自身、この状態からステップアップしたいが、
そのためにはその過去を清算する必要があると考えてきました。


“何か方法はないか模索中ですが、どうしたらいいのか・・・”と問う私に、
先生はこの15年間の診察の中で初めておっしゃいました。
「真実を客観的に見ること、判断し、そして反省すること」
その上で、
「過去を反省しない限り、前に進むことはできないでしょう」と。


過去を認識、肯定し、その上で反省すること。


それは私が最も避けてきたことでした。
そういう意味ではとても傲慢。
自己都合にいいように解釈して、蓋をして、逃げてきたのでした。


この山を越えるにはどうすればいいのでしょうか。
先生がおっしゃることをしようとすれば、
自分が崩壊してしまいそうな怖さがあるのです。


私は何を恐れているのでしょう。
過去にメスを入れるのに、方法などあるのでしょうか。
ゆっくりと階段を降りていくほかないのかもしれません。

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