2014年9月13日土曜日

「マイセン幻影」と「ウッツ男爵」

「マイセン幻影」はもう20年くらい前に公開された映画でした。
陶磁器が好きなので、(和洋問わずですが、好みは偏っています)
当時まだ存在した大阪の三越劇場へ観に行きました。
が、内容は通り一遍という感じを受け、あまり感心できず、
すぐに観たことさえ、忘れてしまいました。


と、昨日本屋さんで白水社uブックスの新刊「ウッツ男爵」を見かけました。
どこかで聞いたことがある・・・と記憶をたどると、
昔観た「マイセン幻影」の原作であったのでした。


さらによく見ると、作者はチャトウィンではありませんか。
「パタゴニア」で知られる作家ですね。


今月のみすず書房の新刊にもチャトウィンの名前がありました。
「黒ヶ丘の上で」、チャトウィンの長編小説だそうです。
これがまた良さそうな感じなので、読んでみたいと思っていたところに、
「ウッツ男爵」が目の前に現れたのでした。


チャトウィンにはこれまであまり感心が無かったのですが、
この偶然に、まず「ウッツ男爵」から読んでみようかな、と思い始めています。


未読の「パタゴニア」についても、調べてみましょう。
チャトウィン、いったいどういう作家だったのでしょうか。

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